【提案/ハラスメント42】千葉美裸氏が自死されていました(2022年12月上旬)【映画界のmetoo運動(11)】

 【ハラスメント】カテゴリーの42番目です(⇒前回の投稿)。2021年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の11個目です(⇒12345678910)。

 2023年1月、映画界の性加害を告発していた千葉美裸氏が自死されていたことが報道されました。2ヶ月半ほど遅くなってしまいましたが、記録のための投稿をしておきます。

・「園子温監督の“性加害”告発女優が自殺していた」(2023/01/26)
【特集】芸能界の“性加害” 被害者たちが声を上げた(2022/05/30)

【提案/ハラスメント41】芸術文化観光専門職大学の男性助教がセクハラ・アカハラ行為をして停職処分ののち自主退職【演劇界のmetoo運動(11)】

 【ハラスメント】カテゴリーの41番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 【演劇界のmetoo運動】(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)の11番目です。

 平田オリザ氏が学長をつとめる芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の男性助教が、女子学生にセクハラ・アカハラをして停職3カ月の懲戒処分を受けました。男性は事実関係を認めており、3月31日付で自主退職します。

 女子学生が被害に遭ったのは2022年9月末ごろから11月までの間で、本人が12月に相談員に被害を訴え、大学側が調査したことで発覚しました。

 2023年3月31日までの3ヵ月間が停職期間だったのであれば、大学側は昨年末には処分を決めていたことになります。比較的迅速な対応だったのではないでしょうか。まずはハラスメント行為者を大学に来させない、去らせることが重要だと思います。

 以下、関連報道などの記録です。

【提案/ハラスメント40】2023年4月1日から「映適」認定制度開始【映画界のmetoo運動(10)】

 【ハラスメント】カテゴリーの40番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の10個目です(⇒123456789)。

 2023年4月1日から「映像制作の持続的な発展に向けた取引ガイドライン」に則って、適正な制作が行われた映画に「映適」マークを付与する制度が開始されます。詳細は「一般社団法人日本映画制作適正化機構」のホームページで確認できます。

 2019年の映画制作現場の実態調査をもとに、映画産業関係者が検討、準備されてきたんですね。舞台芸術業界も続きましょう!

詳報】適正な制作が行われた映画に「映適」マークを付与 立場の異なる三者が調印
詳報】適正な映画制作環境を、撮影時間の上限など定めた「映適」認定制度が4月に開始

 以下は関連リンクなどです。

【提案/ハラスメント39】東京藝大の関係者がTwitterに不適切な投稿/東京藝大は迅速に対応

 【ハラスメント】カテゴリーの39番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 東京藝大の関係者がTwitterに不適切な投稿をした件について、同大は批判の声を受け止め、迅速に対応しました。

【意見/地点15】京都地方裁判所が合同会社地点(劇団地点)の請求を却下・棄却する判決

 京都地方裁判所が、元劇団員A氏に対する合同会社地点(劇団地点)の請求を却下・棄却しました(⇒前回投稿)。判決については「表現者の権利と危機管理を考える会」の公式サイトでご確認ください。判決の確定にはあと2週間程度を要するとのこと。

 ⇒【詳報(これまでの経緯あり)】Tokyo Art Beat「演出家の三浦基の劇団・地点が敗訴。元劇団員との和解契約の成立を京都地裁は認めず」(2023/03/31加筆)

 地点は元劇団員A氏に対し、主に、和解契約の締結およびその内容が有効であることの確認を求めていました。それが裁判所により退けられた形です。