【意見/地点12】「表現者の権利と危機管理を考える会」発足/地点の元劇団員A氏の支援のため

 合同会社地点(以下、地点という)の元劇団員A氏を支援する「表現者の権利と危機管理を考える会」が発足しました(⇒前回投稿)。公式サイトには2017年からの経緯、A氏の思い等が掲載されており、裁判費用等の寄付や賛同人の募集も行っています(2021年6月付で地点がAさんを提訴)。

 館長人事問題を受け、ロームシアター京都は「ハラスメント防止ガイドライン」を策定中です(関連投稿⇒12)。2021年5月公開予定でしたが、5月にはシンポジウム「劇場におけるハラスメントを考える」の抄録公開があったものの、ガイドラインは見当たらないですね(私の確認ミスかもしれませんが)。

 地点は2022年1月にKAAT神奈川芸術劇場京都芸術センターで公演を実施します。KAAT公演は11月~12月の吉祥寺シアター公演と同様、主催は合同会社地点です。1月13日に三浦基氏と長塚圭史氏(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)によるアフタートークあり。A氏は記者会見で「公共劇場のあり方として、ハラスメントに対して先進的なコンプライアンスを持ってほしい(コンプライアンスとは法令遵守の意味)」という発言をされています。

■「表現者の権利と危機管理を考える会」発足/劇団地点のハラスメントと解雇強要に端を発した問題の被害者の方を支援する取組

↓2023/04/05加筆

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