【提案/ハラスメント56】国連人権委員会の記者会見と声明(ジャニー喜多川氏による性加害)【映画界のmetoo運動(20)】

 【ハラスメント】カテゴリーの56番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の20個目(⇒12345678910111213141516171819)で、ジャニー喜多川氏に関するまとめの続きです(⇒123456)。

 8月4日に国連人権委員会「ビジネスと人権」作業部会が記者会見を開きました。その前後の関連情報まとめです。

【提案/ハラスメント55】金子遊氏が活動中止を発表【映画界のmetoo運動(19)】

 【ハラスメント】カテゴリーの55番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の19個目(⇒123456789101112131415161718)です。

 故水井真希氏に勝訴した記録を公開した金子遊氏が、自身のサイトで活動中止を報告し、多摩美術大学が金子氏の休職と今年度末の退職を公表しました。

・金子遊氏:故人へのお詫びと活動中止のご報告(2023年8月8日)
https://kinema.hateblo.jp/entry/20230808/1691471164

【提案/ハラスメント54】映画関係者による性加害を告発していた水井真希氏が死去【映画界のmetoo運動(18)】

 【ハラスメント】カテゴリーの54番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の18個目(⇒1234567891011121314151617)です。

 俳優・映画監督の水井真希氏が死去されました。水井氏は自身の性被害について発信されており、加害者の氏名もツイートされていました。水井氏の訃報の後に、彼女の2022年12月の一連のツイートに書かれていた人物「K」が金子遊氏であることを、川上拓也氏がツイートします。それを受け、金子氏は水井氏に勝訴した訴訟の記録を自身のウェブサイトに公開しました。※私がまだ「X」に慣れていないため「ツイート(Tweet)」としています。

・水井真希さんが32歳で死去 生前は性被害を告発
https://www.sanspo.com/article/20230728-GYDXVO5UKRCANOKVBQ4Y2NCVBE/
・俳優・映画監督の水井真希さんが32歳で急逝 姉が報告「見送りは済ませております」
https://encount.press/archives/492069/
・水井真希氏の仕事についての記事まとめ
https://twitter.com/waka__chang/status/1684802511377690624
・ありがとう!水井真希さんを追悼する記事
https://note.com/ashitashoujotai/n/n82c8c091ab2c
・急逝した水井真希さん、出演作の映画監督が哀悼 関係者の投稿に苦言も「彼女の死を利用してるようにしか見えない」
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2307/30/news057.html
・<相談窓口一覧>
https://twitter.com/JpFilm_Project/status/1685513530701946880

 「東京ドキュメンタリー映画祭」事務局は金子氏が同映画祭のプログラムディレクターを降板したこと等を発表し、同映画祭に出資している「アジアンドキュメンタリーズ」も声明を公開しました。

 映画祭事務局スタッフ一同は「例え過去のことであっても道義的責任を取る必要がある」という結論に至ったとのこと。そして「これまで性加害問題への認識が甘いまま運営を続けてきてしまったことは、ドキュメンタリー映画祭への信頼を大きく損なうものであり、社会的責任を痛感し、深く反省しております」と表明しています。

 アジアンドキュメンタリーズの伴野智社長は「結果的に加害を黙認するような形になってしまったことは、被害を受けた方をさらに傷つけ、また社会へ誤ったメッセージを発信することにつながってしまった」と二次加害を認めた上で、「性加害の黙認につながるような考えとは決別し、加害行為を断じて許さない姿勢を堅持する」「弊社と関係する法人や個人にも、契約などを通してご同意いただくよう求めてまいります」と、性加害撲滅のための具体的な指針も明記されました。

 以下は関連ツイートの転載です。主な出来事に目次をつけましたが、ざっくりとしたものであり、時系列も完全に正確とはいえません。ご了承の上ご覧ください。

【意見/地点17】元劇団員A氏が第一審判決後の思いを綴る(2023年8月1日)

 合同会社地点(劇団地点)が原告で、地点の元劇団員A氏が被告の裁判は、2023年3月29日に第一審判決が出て、地点の訴えを退けました。同年4月に地点は控訴を発表しています(⇒前回投稿)。元劇団員A氏の今の気持ちを綴った文章が公開されましたので、それについての反応などを転載しておきます。どういう裁判なのかを知るには、wakako mitsuhashiさんのツイートがおすすめです。