【観劇】トランスレーション・マターズ『月は夜をゆく子のために』10/08-10/19すみだパークシアター倉

 木内宏昌さん翻訳・演出のストレート・プレイをベニサン・ピットの客席が並ぶプロセニアムの空間で拝見。一瞬ですが、TPTの公演を観に来たような感覚になりました。上演時間は約2時間40分(途中15分の休憩を含む)。

 私はトランスレーション・マターズの支援会員です。上質の翻訳劇が観たいという私の願いは、トランスレーション・マターズが叶えてくれると期待しています。

 エントランスまでのウッドデッキと階段、隣りのカフェなど、訪れたことが嬉しくなる劇場です。開放的で快適でした。70代の母が「換気ができているからか、劇場内の空気もきれいでとても気持ちよかった」と言っていました。途中休憩で外に出られるのもありがたいです。

すみだパークシアター倉(そう)にて

【オーディション】劇団印象「2023年7月公演『犬と独裁者(仮)』出演者募集」11/02、11/05、11/06、01/19実施※10/24〆切(メールまたは専用フォーム)

 鈴木アツトさんが作・演出される劇団印象-indian elephant-が、2023年7月の新作公演『犬と独裁者(仮)』の出演者を募集します(⇒前回の告知情報)。詳細はCoRich舞台芸術!の掲示板でご確認ください。ハラスメント防止対策はロームシアター京都のガイドラインを参考にするとのこと。

 ただいま東京芸術劇場シアターウエストで新作『カレル・チャペック~水の足音~』が上演中。オーディションを受ける前に観ておくといいと思います。

【提案/ハラスメント28】「大道芸W杯」プロデューサーが差別発言/SPACの迅速な対応【演劇界のmetoo運動(7)】

 【ハラスメント】カテゴリーの28番目です(⇒前回の投稿)。2021年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 【演劇界のmetoo運動】(1)(2)(3)(4)(5)(6)の7番目です。

 「大道芸ワールドカップin静岡2022」のプロデューサーに就任したSPAC関係者が同催事の講習会で差別発言をした件について、SPAC芸術総監督の宮城聰さんは、SNS上で批判意見が出て半日も経たないうちに個人アカウントを新設し、動画で「「排外的」と言える内容の発言は公的事業のプロデューサーとしては決して許容されない」と表明されました。

 差別発言をした関係者も同じタイミングで謝罪し、その翌日には記者会見が行われ、正式な謝罪とプロデューサーの解任、実行委員長の引責辞任などが発表されました。

【オーディション】日韓演劇交流センター「韓国現代戯曲ドラマリーディング2023年1月公演」10/27実施※10/13(木)18時必着(専用フォームまたはメール)

 日韓演劇交流センター韓国現代戯曲ドラマリーディング」は、韓国の日本未紹介戯曲をリーディング上演する隔年の企画です。2023年1月公演の出演者を募集しています。詳細は公式サイトでご確認ください(⇒前回)。ハラスメント防止対策あり。

【映画】ナショナル・シアター・ライヴ2022「ロミオとジュリエット」09/30-10/06シネ・リーブル池袋

 「ヘンリー五世」に続き、NTlive「ロミオとジュリエット」を再びシネ・リーブル池袋で見てきました。この作品は舞台の記録映像ではなく映画です。コロナ禍の劇場で40日間の稽古後、17日間で撮影したとのこと(パンフより)。サイモン・ゴドウィンさん(「人と超人」「アントニーとクレオパトラ」)はやっぱり凄いわ~…「十二夜」を見逃したのが悔やまれます(涙)!

 以下は記録のみ。