【ハラスメント】カテゴリーの14番目で、「ハラスメント講習やリスペクト・トレーニングなど」の続きです(⇒前回の投稿)。
■荻野達也氏「2021年に発行された最も注目すべき演劇専門書『ケイティ・ミッチェルの演出術 舞台俳優と仕事するための14段階式クラフト』」
本書に書かれた「俳優と仕事する際の黄金ルール12か条」は、ハラスメント防止のためにも演劇関係者全員が目を通すとよい。訳者の亘理裕子氏は「ダメ出し」を「ノート」に変えるよう提唱し、「共同作業をする演出家と俳優・スタッフの成熟した関係性の一部として、日本でも浸透してほしい」としている。 https://t.co/AyoF3i0t0V
— fringe (@fringejp) December 20, 2021
私もこの本は演劇関係者の必読書だと思います。
kindle版も出ました。
【白水社の電子書籍】『ケイティ・ミッチェルの演出術 舞台俳優と仕事するための14段階式クラフト』(ケイティ・ミッチェル著 亘理裕子訳)の電子版が各電子書籍販売サイトにて配信開始になりました。白水社サイトから試し読みもできます。 https://t.co/Anx98uUcwh
— 白水社 (@hakusuisha) December 2, 2021
以下に主な事例の見出しを箇条書きで並べて、その下に関連ツイートを転載します。
・唐津絵理氏「ハラスメントを受けても弱者は声も出せない」「抑圧や不条理に向き合い、我慢するのではなく次世代の為に現状を変える」
・末原拓馬氏「日本の演劇の世界は、俳優の人権を守るルールを儲けるべき」
・河野桃子氏「どんなに良い舞台でも、創作される過程や、背景や、作ることによる影響が良くないものはやっぱりダメ」
・和田華子氏「俳優やパフォーマーは就労環境の基本的な権利を軽んじられてきた」
・坂本もも氏が多摩美術大学「演劇制作論」に和田華子氏を迎え「LGBTQ勉強会」の講義を実施
・平野暁人氏「フランス演劇界のMeTooThéâtre」
・竹中香子氏「俳優の身体はどこまでも俳優のものである」
・インティマシーコーディネーターのももさんのワークショップ
・Black Lives Matter運動がブロードウェイで上演される舞台のキャスティングに変化をもたらした
・深田晃司監督「ある種のマイノリティに対しキャスティングのチャンスが十分に「開かれていない」」「演技論とかを語る時期ではない」
■唐津絵理氏「ハラスメントを受けても弱者は声も出せない」「抑圧や不条理に向き合い、我慢するのではなく次世代の為に現状を変える」
残念ながら映画界だけではなく舞台業界も似たような感じです。作品のため、芸術のためならどんな犠牲をも厭わないとする抑圧は、強くなるため結果を残すためとされる体育界系の部活などの精神性とも近いです。 https://t.co/l6uWrjepJF
— 唐津絵理 (@eri_karatsu) September 6, 2021
最近よく身近な人からハラスメントの事例を聞く。実は強くてかっこいいと思っていたあの女性もこの女性も😭女性である程度の地位までたどりついた人の多数が酷く辛いハラスメント経験をしながら、その事実をしまい込み蓋をするしかない。父権主義的日本社会の闇に暗たんたる気持ちになる。
— 唐津絵理 (@eri_karatsu) September 6, 2021
弱者は声も出せないんですよ。ハラスメントを受けても、わきまえた女性になろうとして声を出すことを恐れていたように思います。なぜハラスメントを受ける側が我慢しなければならないのか。その抑圧や不条理に向き合い、我慢するのではなく次世代の為に現状を変える努力しなければならないと思ってます https://t.co/CMKtaPDz38
— 唐津絵理 (@eri_karatsu) September 6, 2021
意見を言うのも闘うのも気力や勇気がいる。もうそれすらできないほどに抑圧されていたり、洗脳されて思考停止になってることも多いのではないかな。
そしてそれを知る周囲も、自分が標的になるのを恐れて黙り込む。空気を読むのに特に長けた日本特有のイジメの構造とも近いような。 https://t.co/Onm5Qla9Gd— 唐津絵理 (@eri_karatsu) September 7, 2021
いやー、まさに私も心当たりが😅どんなに辛い思いをしても、素晴らしい作品ができ、その1部となったりそれをサポートする1人になれば、苦労が報われたと思ってしまう。
唯一無二の素晴らしい舞台を作れるのであればクズでも仕方ないと思っていたんですよね〜。洗脳が解ける結構つい最近まで🙀 https://t.co/Ot7eiaY9xz— 唐津絵理 (@eri_karatsu) September 7, 2021
■末原拓馬氏「日本の演劇の世界は、俳優の人権を守るルールを儲けるべき」
かつて俳優を引退した仲間と話した。日本の演劇の世界は、俳優の人権を守るルールを儲けるべき。肉体や精神を痛めつけることが「よりよい演劇を創る方法だ」と信じて疑わない演出家もまだまだたくさんいて、演出のオーダーには応えたい俳優たちが真剣に向き合い、壊れてく。危険すぎる。
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
アートの創り方は自由だし、何を創るのも自由だけど、仮に、刺すシーンで「ほんとに刺してください」という創り方があったとしたら、頼むからには怪我しない刺し方を指導しないとだし、怪我をしろ、というなら、医者を用意しろ。そして、そこで俳優の血を見せるのが作品。ていうなら、それは、犯罪。
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
演出家のいうことは絶対で、俳優は断れないことが多い。だからこそ現場は俳優を守ることを第一優先にしないといけない。危険を感じたら断ってよくて、通報したりするシステム作れないものか。日本は演劇に免許がいらないから、倫理観があってもなくても人に命令できてしまう。怖い。
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
ちなみに、演出を受けた俳優本人は断りにくい。若手は尚更。僕の場合、自分が現場で年上の方になってからは、演出家が俳優を傷つけ始めたら止めにいくようにしてる。演出に意見を言える先輩などの皆さん、すぐに公的なルールはできないと思うので、座組の弱い立場の仲間を守ってあげてください。 https://t.co/SAGK95BBoU
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
最後に。俳優のみなさん、もしも心や身体の危険を感じたら、ちゃんと逃げてください。降板もありです。声をあげて大丈夫です。仲間にも相談してください。喧嘩になっても嫌われてもいいです。芝居は、心を傷つけてやるものじゃない。表現活動は、あなたを豊かに幸せにするためにやればいいのです。
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
それで演劇界から干されたり、ファンに愛されなくなったりしません。少なくとも僕は自分を守る勇気を持ったあなたを愛するし、僕の演劇はあなたを干さないので、相談しに、逃げ込んでください。ほんとに言ってます。僕と僕らがあなたを護ります。
— 末原拓馬 (@takumaobonro) September 6, 2021
■河野桃子氏「どんなに良い舞台でも、創作される過程や、背景や、作ることによる影響が良くないものはやっぱりダメ」※プロデュース公演についての発言
どんなに良い舞台でも、創作される過程や、背景や、作ることによる影響が良くないものはやっぱりダメだと思う、特にプロデュース公演は。そういうことが一人ひとりの人や、業界や、巡り巡って結局は作品の質を悪くしてきた。プロデュース公演は、ひとつの理念に基づく劇団じゃないからそれはダメだ。
— Momoko Kawano * 河野桃子 (@momo_com) September 12, 2021
頑張ってるとか、信念があるとか、悪意はないとかは、関係ないよ
— Momoko Kawano * 河野桃子 (@momo_com) September 12, 2021
劇団になると、互いに責任や未来を共有し合う共同体だからまた状況は違うけど……(契約にもよるし、あてはまらない場合も多いけど)
— Momoko Kawano * 河野桃子 (@momo_com) September 12, 2021
■和田華子氏「俳優やパフォーマーは就労環境の基本的な権利を軽んじられてきた」「パフォーマーみずからが避けてきた」「話し合うテーブルから体よく遠ざけている構造」
「パフォーマーは、観た人に笑顔を届けるお仕事です。夢を与える仕事です。だから、観た人の夢を醒めさせてしまう、現実感のある話はしません。感動!共感!多様性!☺」
みたいなのを目にすると、だからそれで俳優やパフォーマーは就労環境の基本的な権利を軽んじられてきたのじゃない?って思う。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) July 24, 2021
お金の話も、ハラスメントの話も、色々、それらを話すと現実感が出て仕事に支障が出るから。ってパフォーマーみずからが避けてきたから、足元見られて色んな交渉のテーブルから外されてきたんじゃないの?って思ってしまった。
自業が自得ってる。
でもこの連鎖は変だと思う。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) July 24, 2021
実際にそういう事を口にする事がパフォーマーのマイナスになるのではなくて、そうパフォーマーに思わせて、仕事の具体的な要望を話し合うテーブルから体よく遠ざけている構造もあると思っていて、凄く、とても良くないなと思っています。
— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) July 24, 2021
■坂本もも氏が多摩美術大学「演劇制作論」に和田華子氏を迎え「LGBTQ勉強会」の講義を実施
多摩美で今年度から新設された「演劇制作論」3回の授業終了。
最終日の今日は和田華子さん@tsubaki_tsubomi に「LGBTQ勉強会」の講義をしていただきました。
より良い創作環境を目指して、正しい知識を身につけ知らないことを学ぶ大切さを、充実な内容でお話しいただきました。— さかもともも-Momo Sakamoto (@mmoommoos) September 28, 2021
講義の依頼を受け、和田さんをお招きするのは念願でした。
パフォーマーとスタッフ2コースに分かれた多摩美の1年生全員が合同で今日の講義を聞いたことが、演劇の豊かさに繋がることを期待します。
おそらく大変な努力で得られた和田さんの貴重な知識や経験を、しっかり現場に還元させていきたいです。— さかもともも-Momo Sakamoto (@mmoommoos) September 28, 2021
多摩美に限らず演劇教育の場で、今後も同じような機会が生まれたらと思います。
そのためには権限を持つ側の人間が、まずは意識的に学ばなければいけないと強く思いました。
私も学びますので、まわりの大人たち、頼むぜ、の気持ちです。
和田華子さん、本当にありがとうございました。— さかもともも-Momo Sakamoto (@mmoommoos) September 28, 2021
そして本日は坂本ももさんの御尽力のお陰で、多摩美の「演劇制作論」の授業の一コマとして、勉強会をさせて頂くことが出来ました。
本日の時間が少しでも、学生の皆様の今後のお役に立てたら幸いです。
坂本さん、本当にありがとうございました! https://t.co/ois8yyYfSP— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 28, 2021
勉強会を始めてからなんと丸2年が経ちました。
早くこういう勉強会をやらなくても良くなる事が目標ですと、始めた時に言いました。
3年、少なくとも5年以内には「華子、それ皆知ってるから🙆」状態な就労環境にしたいと言葉にしました。
なので少なくともあと3年以内には終わらせる勢いで頑張ります。 pic.twitter.com/gyCFm5ECAH— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 28, 2021
【ホームページが出来ました。】
沢山の方々にお力添え頂き、この度ホームページを開設しました。
俳優の仕事・勉強会の仕事、こちらからご依頼下さい。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。https://t.co/dx3CeRAtkY— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) June 24, 2021
■平野暁人氏「フランス演劇界のMeTooThéâtre」
フランス演劇界が #MeTooThéâtre で揺れている。ナンシーの国立演劇センター前芸術監督が俳優から強姦で告訴された件を背景に、ある劇評家が「私はコメディ・フランセーズの俳優に強姦された。声を上げよう」と呼びかけるや、同趣の告発が瞬く間に数千件も投稿される事態に。https://t.co/16kGj72qzx
— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
とりわけ女性が演劇学校時代から叩き込まれる現実(上記記事より抜粋のうえ意訳):
・自分達は替えの利くモノであり
・ミューズたるもの主体として在ろうと試みてはならず
・演出は男性の領分であり
・自らの身体は男性の支配の対象であり
・限られた役割しか与えられず
・加齢と共にお払い箱になる— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
無理やりキスしようとしてきた演出家を拒んだら「それで女優のつもりか」とキレられた、なんて昔の漫画みたいな話も見かけたけど、最大の衝撃は「演劇学校の先生から性暴力を受けていた」という証言の多さ。教育者による未成年者の性的搾取が成年間の暴力に輪をかけて凶悪な行為なのは言うまでもない。
— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
(※演劇学校の学生といっても年齢層は幅広いので、年齢はいったん措いて:教育者が立場を利用して生徒を性的に搾取するのはこの世で最も汚らわしく罪深い構図のひとつ、と言い換えておきます)
— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
【お詫びと訂正】上記tweet内の「同趣の告発が数千件」という記述は、正確には「瞬く間に5千件の反響が寄せられた」の間違いでした。本件で仏演劇界に激震が走り、引き続き様々な告発や体験談がシェアされ続けていることは事実ですが、不正確な数字を発信してしまった点をお詫びして訂正いたします。
— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
— 平野暁人/HIRANO Akihito (@aki_traducteur) October 24, 2021
■竹中香子氏「今フランスでは舞台芸術界のmetoo運動が勃発していて、16日には大規模な集会も起こりました。訴えられた人の中には、有名な演出家や演劇学校に通っていたときの講師も含まれていました。今、勇気を出して声をあげている演劇人(主に女優)を心から支持します。そして、若い世代が演劇に夢を持ち続けられるように行動していくことが、私たち大人の使命だと思う」
記事のgoogle翻訳より:外から見ると、社会問題に細心の注意を払って非常にオープンに見える職業ですが、実際には非常に過酷な環境であり、女性に対して非常に暴力的です。
■竹中香子氏「(フランスの国立演劇学校で)自分の身に起こったことについて」
■竹中香子氏「俳優の身体はどこまでも俳優のものである。作品のものでも、演出家のものでもない。稽古で勇気なんかださなくていい。稽古は本番じゃない。」
【全演出家、全俳優に読んでほしい】
竹中香子さんの文章。
『俳優の身体は誰のもの?』
俳優の身体はどこまでも俳優のものである。https://t.co/l0MxMxW65c— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) October 29, 2021
■インティマシーコーディネーターのももさんのワークショップ
『役者としてのあなたの境界線はどこですか』の1回目ワークショップをさせて頂きました
時間が足りなかったけど、このタイムフレームで少人数でまた行いたいと思います。もしご興味ある方いらしたらご連絡ください
*第一①、②、③回は締め切りました
毎回3名を定員とさせていただきます— もも she/her (@Intimacy_Japan) October 20, 2021
報告遅くなりましたが、ヌードやキスなど性的なシーンに取り組む際に俳優をサポートする『インティマシーコーディネーター』のももさんのWSに参加させていただきました。
自分は演出という立場になることが多く、俳優への配慮について今後参考になる話がたくさん。
また、役者の皆も https://t.co/CPwUlS7smO
— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
『自分は何がOKで何がNGか知っておく必要がある』というのを聞いて確かになと。
自分のNGを理解していないと、いざというときに『この行為はNO』と言えない。そうしてずるずると実は嫌なことをしてしまい、あとあと問題になることも。
また、主宰としても、性的なシーンがある作品の場合
— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
オーディションの募集要項の時点できちんと記載しておく、もしくはキャスティング前に意思確認をせねばならないなと考えを改めました。
私の場合ヌードなどはなくともキスシーンは何度も扱っていて、キスくらいなら18歳以上は大丈夫かなと思ってたところがあるのですが、そりゃ無理な人もいるよなと。— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
役者が子どもでない限り、キスはリアルに行ってほしいという考えがあるので、演出上必要不可欠ならば、それはきちんと明示すべきだなと。あまりその辺の配慮を今までしていませんでした。キス以外にも、異性が身体に触れるなど、一見小さなことでもトラウマのトリガーになることもある。
— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
また「男性は性的なシーンをやることに抵抗がない」という先入観があったのですが、他の参加者さんの話を聞いて、男性こそかなり気を遣い、時には主導権を握る側に立たされて傷つくこともあると初めて知り、目から鱗。
性別関係なくもっと配慮していかなくてはと考えを改めました。
いい時間でした!— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
私は女性であるが故の嫌な目にあうことも多かったですが、男性も理想の男性像を押しつけられて日々プレッシャーの中で生きてるんだなと思います。
違う立場に立って考えることって大事ですねー!
— 高田朋恵☀️リアリズム演劇講師・ボイストレーナー (@Tomoe_theatre) October 30, 2021
■「多様性高めるには意識的な努力が必要」「主役級や主要スタッフは白人が依然大半」
・『マイ・フェア・レディ』は中東系の女性が主役
・休演期間中のブラック・ライブズ・マター運動などが、白人中心だった業界に一石を投じた
・演目によっては「アンコンシャス・バイアス」と言われる、人種などに関する無意識の偏見に気付くための研修をしたり、出演者の半数を有色人種にする努力目標を設けたりするなど、抜本的な変革に
NY ブロードウェイ 出演者などに多様な人種を起用する動き #nhk_news https://t.co/eteiMmJya8
— NHKニュース (@nhk_news) October 17, 2021
■Black Lives Matter運動がブロードウェイで上演される舞台のキャスティングに変化をもたらした
昨年夏のBlack Lives Matterの抗議活動を経て、先月のBW再開後、作品の演出や台詞、振付けに変更、見直しを行ったロングラン作品が多数あるというNYTの記事。大小に関わらずそれらの変更は(特に黒人の)出演者にとって重要な意味があると。 https://t.co/JtwGwlGFSR
— DK:D (@dboku) October 23, 2021
■ブロードウェイ・ミュージカル『オペラ座の怪人』のヒロイン役に初の黒人俳優
一昨日、ブロードウェイの「オペラ座の怪人」初の黒人のクリスティーヌが誕生してた!コメントにもある通り30年もかかるなんて、ここまでの礎を築いてきた過去の人たちを思うと、本当に長い道のりだなぁ、と思う。でもちゃんと実現したことが素晴らしい! pic.twitter.com/jubVHtufkI
— Kana (@kanana4848) October 29, 2021
■トランスジェンダーの役は当事者が演じたほうがいいのか。「エンタメと多様性」を深田晃司監督らと考えた
こちら、ハフポストに記事が配信されました。
私の発言も掲載されていますが、一番大切な大前提はそもそも演者としてある種のマイノリティに対しキャスティングのチャンスが十分に「開かれていない」状況だと思います。多くの場合はオーディションさえ開かれないのは大問題。https://t.co/7eDdqvNU4p— 深田晃司 (@fukada80) May 19, 2021
確かに難しいですが、一番の問題はそもそも現状において十分に雇用の機会が開かれてなくまたそれだけの環境が整えられていないにも関わらず、それには触れず、キャスティングのクリエイティブな成果や演技論(私も言いました。反省です)を語ることは差別構造を隠し維持する事に繋がることだと思います。 https://t.co/pIUtC94kG8
— 深田晃司 (@fukada80) May 20, 2021
つまり、まだそんな演技論とかを語る時期ではなく、目の前にある差別構造をしつこいぐらいに指摘して、是正されてきた先にやっとそれは話せることなのだと思いました。
— 深田晃司 (@fukada80) May 20, 2021
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