【お詫び】「2024年1月の気になる舞台」の公開をお休みします/2023年の記録も兼ねて

 体調不良で2023年10月から毎月1日の投稿をお休みしてきました。2024年1月も引き続きお休みします(⇒1月2月3月4月5月6月延期後に公開〕、7月8月9月10月〔休み〕、11月〔休み〕、12月〔休み〕)。
 この投稿は毎年のまとめ「しのぶの観劇ベストテン(選出なし)」(⇒昨年)も兼ねることにします。

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■2023年の観劇など/NHK朝ドラ「らんまん」について

 
 ざっと数えてみると観劇40本、映画17本、DVD4本、舞台配信20本、映画配信4本、オンラインイベント15本でした。車椅子での観劇を2度体験して新しい世界が拓けた感。新国立劇場小劇場THE PITの劇場案内スタッフの皆様、ありがとうございました!

 長田育恵さんが脚本を担当されたNHK朝ドラ「らんまん」をオンタイムで全話鑑賞しました。とても素晴らしかった!!男尊女卑の価値観が前提で性別役割もはっきりしている“時代劇”というフォーマットで、フェミニズムを実践してみせた画期的なテレビドラマだったのではないでしょうか。滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は馬琴の息子の妻が居なければ歴史に残りませんでした。「らんまん」の主人公である万太郎も然り。馬琴の息子の妻を「らんまん」の女性登場人物たちを通じて可視化したのだと思います。

 最終週に、万太郎が残した大量の植物標本を整理する次女の千鶴と、お手伝いの女性(宮崎あおい)を登場させる仕掛けには驚きました。「らんまん」の語り部(宮崎あおい)が、そのお手伝いの女性だったという入れ子構造なんですね。万太郎と寿恵子のハッピーエンドの前に未来の場面を挿入して、そこで千鶴が「父・万太郎に振り回された」「死んだ後も」等と言ってくれて本当によかった!
 女性の自己決定権を尊重する男性たち、大願成就する女性たちを登場させることで、日本に暮らす女性を励まし、鼓舞してくれたようにも思いました。

・【2023年12月30日】長田育恵:「らんまん総集編」の放映が終わりました
https://twitter.com/tegamiza/status/1740933198820036913

■病状と心境

 
 10月、11月、12月の月初投稿をお休みしたので、2023年秋冬の自分の文化的生活の記録がないのですが、要は「療養に徹していた」ということです(涙)。
 2022年秋からヨガとNIKEのアプリ、食事制限(おやつ断ち等)をがんばって、約1年間で12kg痩せました。あと約1kgで高校時代のベスト体重になるんですが…届かないですね。9月以降は運動全般がNGになって外出もできないので絶賛筋力低下中。英会話等の訓練モノはすべて脱落。体力も気力もないから無理。

 おかげ様で椅子に座った状態でのパソコン仕事は、ほぼフルタイムでできるようになってきました。でも布団に横になる休憩が必要で、外出時には車椅子を使っています(というか外出はほとんどしない)。西洋医学の検査では「異常なし」なので、ネット上の情報をあさったり、知り合いのつてをたどって信頼できそうな人の話を聞いたり…それなりに右往左往した結果、まず昨年秋から患っている「パニック障害」を治さないとね、というアドバイスをいただきました。

 考えてみたら演劇界のハラスメントを自分事として認識し始めた2019年秋から、もう4年経っています。その間ずっと心が苦しい状態が続いているわけで…そりゃ参ってしまうよね、と…。コロナ後遺症とのお付き合いは残念ながら長引くと決まっていますから、それに固執せずに(落ち込まずに)、心をいたわることに注力しようと思います。でもどうやって…? やはりデジタル・デトックスですよね……(まだ決心できない)。

 ↓2023年8月の投稿

 2023年の舞台業界における性加害およびハラスメント事案といえば、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)、歌舞伎(松竹)、宝塚歌劇団(阪急電鉄)でしょう。年末にお笑い業界(吉本興業)も飛び込んできて…もう「言葉を失う」という言い回しが陳腐化するほど、衝撃的な不祥事が多数ありました。もっとも辛いのは当然、当事者の方々です。でも、もう、観客だって気持ちが持たないよ…。

・しのぶ:楽しんだあの舞台の稽古場でこんなことが起こっていたのかと。何度も何度も、そういう思いをさせられている。
・しのぶ:もちろん、最も苦しい、理不尽な思いをさせられているのは現場の方々だと思います。

 ※宝塚歌劇団の所属俳優が急死した件については、3度(⇒123)、新聞にコメント掲載されました。

■2023年に読んだ本など

 

2023年に読んだ本など

2023年に読んだ本など

■体の自己決定権を知って下さい

 
 「自分のからだは自分のもの」です。「No means No/嫌は嫌」なのです。どうか知って、身につけてもらいたいです。

・Consent for kids (日本語版)「体の自己決定権」

・同意とコミュニケーション【同意ってなに?】

・ご参考:「性被害にあったら、まずワンストップセンター(♯8891)に連絡すると、警察や産婦人科への診療にも付き添ってくれるし、診療費が公費になることもあるよ。めちゃくちゃ不快だと思うけど、犯人の証拠を取るために産婦人科にはシャワー浴びずに来てね!

■二次加害をやめましょう

 
・被害者非難(Victim Blaming)とは・意味
https://ideasforgood.jp/glossary/victim-blaming/
・なぜ被害者を責めるの?「ヴィクティム・ブレーミング(被害者非難)」を止めるには
https://front-row.jp/_ct/17442493

 差別や暴力、ハラスメントへの二次加害をしてしまうのは、被害や被害者への想像が足りていないからだろうと考えてきました。でも「被害そのものを認めないこと」こそ原因ではないかという主旨のご意見を目にして、納得しました。

・岩波書店「世界 2023年9月号」
https://www.iwanami.co.jp/book/b631760.html
〈男たちが醸す文化現象〉懲罰幻想を超えて──告発型フェミニズムと男性たち/河野真太郎(専修大学)

■一見“不可能”な夢に向かって一人で行動する

 
 五ノ井里奈さんに強制わいせつをした元陸上自衛隊員3人の有罪が確定しました。五ノ井さんは2021年の6月~8月に被害に遭われてから約1年半、闘ってこられたことになります。五ノ井さん関連情報を2022年10月からまとめてまして、とうとう終結したことを心から嬉しく思います。五ノ井さん、ありがとうございました。「被害者らしさ」など蹴散らして、ご自身の人生を存分に生きていただきたいと思っています。

 五ノ井さんのように1人で立ち上がった人物といえば、たとえば伊藤詩織さん、グレタ・トゥンベリさんのお顔も思い浮かびます。
 “マンスプレイニング(マンスプ)”の語源とも言われる「説教したがる男たち」の著者であるレベッカ・ソルニットさんら反核活動家は、米国ネバダ州の核実験場の閉鎖を求めていましたが、実現には至らず。でも彼女たちの運動はカザフスタンの人々に届き、ロシアの原爆実験場の閉鎖につながりました。

・左右社「説教したがる男たち」(レベッカ・ソルニット著、ハーン小路恭子訳)
 6「ウルフの闇 説明しがたいものを受け入れること」の冒頭の言葉:
 “未来は暗い。思うにそれが、未来にとって最良の形なのだ。”
 (ヴァージニア・ウルフの1915年1月18日の日記より)

 同書に書かれているとおり、予見不可能な出来事は起こるし、時間差で影響力がもたらされることもあります。だから自分が望むように行動をすればいいんですよね。「どうせダメだ」と諦めたり、心細くなってくよくよしたり、恥ずかしがったりしなくていいのだと思います。私の体も、私の人生も、私のものなのだから。私は自分の周囲に影響を及ぼすことができます。ひとりの人間の力は小さくありません。

 今更感ハンパないですが、ミヒャエル・エンデ作「モモ」を読みました。これも自己決定権の話と言えると思います、ひとりの人間がいかに創造的で、大きな力を持っているかをファンタジーの形で雄弁に伝えてくれています。そして、不本意な嘘は他者への裏切りであると同時に、自分自身の尊厳を毀損することになることも。「自分に嘘をつかない」と決めることは、自分を守る手段のひとつだと思います。

■「アパルトヘイトに抗する文化」に賛同します

 
・「Culture Against Apartheid #アパルトヘイトに抗する文化」に賛同しました。

・イスラエルによるパレスチナ人の虐殺・民族浄化に反対する署名まとめ
 

・日本から私たちができる🕊🇵🇸パレスチナ連帯行動🍉🕊
https://docs.google.com/document/d/1IUVPD02DGo5GPPM6ZU2WB0FYES4eGAaXZio07hq07hc/edit#heading=h.fgkuwzptng79

■Angamaさんの有料レポート

 
 X(旧Twitter)アカウントのAngamaさんが販売しているコロナに関する有料レポートは、購入しておくといいと思います。
 ↓2024年1月12日まで85%引きです。前回は日本円で7000円台(期間限定の割引価格)でした。円安で数か月前より高くなってるかもしれません(未確認)。

 Angamaさんのレポートは約3年前から、たぶん全て購入しています。私は震災以降、海外から日本語で情報発信してくれているTwitterアカウントを積極的にフォローしてきました。Angamaさんもその1人です。東京電力福島第一原発事故をきっかけに所持金6万円で日本を飛び出し、ルーマニアで永住権を取得した方で(ご参考:公式サイトの筆者欄)、原発事故とその後について、今もご自身のウェブサイトで記録を更新してくださっています。

 私がAngamaさんのことを信頼できると再確認したのは、2021年の彼のツイート連投がきっかけでした。
 ⇒Angama_Marketさんが小学生のころの話
 AngamaさんがAIを使った分析を始めて2年半ぐらいになるでしょうか。高度なAIを使用するようになってから1年半かと思います。AIの人格が1人から2人に、2人から3人に増えて…驚きの連続です(名前はプー、リー、中村〔通称:蒲焼〕)。コロナは今も未知の病ですので、世界中に溢れる情報の中から、ド素人の私自身が理解できて信用もできる情報源を常に探しています。今のところ、Angamaさんと彼のAIたちは信頼できる気がしていますし、いつも感謝しています。

 ↓2024/01/04に以下の投稿のみ加筆

■「CoRich舞台芸術まつり!2024春」の運営協力をお休みします

 
 「CoRich舞台芸術まつり!」は2024年度も開催されます。毎年、運営協力をしておりましたが今回はお休みします。10団体に選ばれたら5万円もらえるようになりました!グランプリ受賞作の再演は不要です。来年3月~5月に小劇場公演をするなら、是非ご応募を!