三鷹市芸術文化センターのMITAKA “Next” Selectionに選ばれた風琴工房の新作です。上演時間は約2時間10分。
テーマはずばり“女性の生理”。なぜか涙がポロポロと、何度も流れて落ちました。男性にぜひご覧になっていただきたいと思いました。きっと知らないことがいっぱいだろうと思うんですよね。もちろん女性にもお薦めです。
三鷹市芸術文化センターのMITAKA “Next” Selectionに選ばれた風琴工房の新作です。上演時間は約2時間10分。
テーマはずばり“女性の生理”。なぜか涙がポロポロと、何度も流れて落ちました。男性にぜひご覧になっていただきたいと思いました。きっと知らないことがいっぱいだろうと思うんですよね。もちろん女性にもお薦めです。
『毛美子不毛話』で岸田國士戯曲賞にノミネートされ、同作品で韓国公演も果たした市原佐都子さんの新作です。私は6月のこq『地底妖精』(⇒片山幹生さんの劇評)を残念ながら見逃したので、久しぶりのQ(キュー)。
毎月ブログをお薦めしている、パリ在住の俳優である竹中香子さんの一人芝居で、上演時間はたっぷりと約1時間45分。初日を拝見しました(この後、千秋楽も拝見)。
私好みのキワキワな市原ワールドでしたが、いつものがっちり固める方向性ではなく、竹中さんの自由度が高かったですね。お二人と音楽の額田大志さん(⇒過去レビュー)とのコラボレーションと言っていい作品だと思いました。
市原さんの作品に竹中さんが出演された『虫虫Q』から約7年が経とうとしているんですね…継続は力なり、そして若者の伸びしろは無限大で予測不可能。
市原佐都子がレパートリー化目指す竹中香子の一人芝居、Q「妖精の問題」 https://t.co/ERAMcC8U3p pic.twitter.com/3KCF3D3I0t
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2017年7月16日
※友人からの噂で、翌日から演技がガラリと変わったと耳にしました。なんと…もう一度観に行こうと思います。
20~30代の作・演出家の演劇がどれも面白かった!すべて9/12まで。
Q「妖精の問題」https://t.co/zdP96fTlEh
ゆうめい「弟兄」https://t.co/dnrVjrSmq5
小田尚稔の演劇「悪について」https://t.co/Q0xBQqImw2— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月9日
高校演劇を観たり若い人と話したりすることで、“今の若者”が(私と違って)いかに聡明かを思い知らされてきた。昨日と今日もそう。“大人”になって発見した「見えないように隠されてきたこと」を検証し、自分の言葉や表現にしてくれている。正直(赤裸々)で誠実、そして優しい。学びが多い。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月9日
※レビューは2018/03/02に公開しました。
文学座が80周年を迎えたその日に、歴史ある文学座アトリエに伺うことができました。三好十郎戯曲が文学座で上演されるのが初めてだなんて、意外でした! 演出は上村聡史さん。今月のメルマガでお薦めしておりました。
1952年に発表された『冒した者』は『浮標』の続編にあたる三好十郎さんらしい私戯曲ですが、『浮標』よりも虚構性、娯楽性が高い気がします。戦争、人間について鋭くえぐるようなセリフがどんどこ出てくる社会派作品であり、エロティックな犯罪サスペンスとも言えます♪ ※青空文庫で全文読めます。
アトリエの構造を活かし、劇場入り口も変更するほどの作り込まれた抽象美術です。客席はほぼL字型で約150席。角度違いで形状は『野鴨』と同じかも。一般前売り4,300円は安い!
10分休憩2回を含む3時間50分という大作。めちゃくちゃ面白かった。三好十郎戯曲を隅々まで読み込んだ上で、独自の解釈や遊びを加える上村聡史さんの演出に感服。終戦直後の話なのに、ヒリヒリするほど…https://t.co/fJ0fhrYPp0 #文学座 #冒した者 #舞台 #演劇
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月6日
『クライムス・オブ・ザ・ハート』も『冒した者』も人間が本音をぶちまけて行動に移した時に事件が起こり、それが周囲に影響を与え別の問題が派生する。自分に嘘をついて生きるしかない社会じゃダメだよね、と思うと同時に、現代のヘイト・スピーチ、ヘイト・クライムも思い当たる。ふぅ…。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月7日
冒した者、昨日初日をあけまして。本日ご予約の電話をたくさんいただいております!
9/21.22が残り10席以下という状況で近日中に全ステージ完売になりそうです。お早めにお電話ください! https://t.co/7bdZkQKRYX— 鈴木美幸@『冒した者』アトリエ (@suzukimi_LT) 2017年9月7日
今月のお薦め舞台としてご紹介しておりました、小川絵梨子さん演出『CRIMES OF THE HEART―心の罪―』を拝見しました。素晴らしかった!無理がたたって腱鞘炎っぽくなってしまいまして(汗)、長いレビューは書けなさそうです、すみません。お薦めですので、ぜひご覧になってください!!
シーエイティプロデュース『CRIMES OF THE HEART―心の罪―』①三姉妹とその周囲のごく平凡な人々が、必死で怒って笑って泣いて、食べて飲んで化粧して。俳優はころころ、くるくると気分も態度も変化させ、一瞬でどん底と絶頂を行き来する。私はこういうストレートプレイが好き!
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月4日
『CRIMES OF THE HEART―心の罪―』②客席でドっと笑いが起きた時に自分は泣いていたり、舞台上で那須佐代子さんが怒り狂うのを観て大笑いしたり。舞台でも客席でもそれぞれの心が動き続ける。映画を含めこの物語を観るのは4度目。やはり素晴らしい戯曲。抜け感のある美術が新鮮。
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月4日
『CRIMES OF THE HEART―心の罪―』③。出演者は小川絵梨子さんと組んだことがある方々ばかり。『今は亡きヘンリー・モス』から約7年。舞台に中嶋しゅうさんがいらしたことが、最後にわかりました♪ 19日まで。神奈川公演あり。https://t.co/3Vhp05PFf0
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月4日
【上演時間のご案内】
『CRIMES OF THE HEARTー心の罪ー』
上演時間は約2時間45分(途中15分含む)となります。
客席ですが、お座りの位置に寄っては冷えますので、羽織るものをお持ち頂くことをおススメ致します。温かくしてご観劇くださいませ。— 舞台『クライムズ・オブ・ザ・ハート』 (@kokoro_no_tsumi) 2017年9月2日
『クライムス・オブ・ザ・ハート』は米国の女性劇作家べス・ヘンリーさんの戯曲で、初演は1979年。1981年にピューリッツァー賞とニューヨーク劇評家サークル賞を授賞。1986年には映画化↓されました(邦題は「ロンリー・ハート」)。映画もすっごくいいですよ~♪ 7月27日に亡くなったサム・シェパードさんも出演されています。