2021年夏ごろから年末にかけて、差別や暴力、ハラスメントに関係する事例を集めてきました。公開するタイミングを逸し続けて年の瀬になってしまいましたので、ごっそりまとめて公開します(⇒前回投稿)。
この投稿【提案/ハラスメント6~9】には、女性に対する差別・暴力に関するツイートをまとめて転載します。私個人のための備忘録ですが、ざっと眺めるだけでもご覧いただけると嬉しいです。
■「私の足を踏んでいるので退けてください」とお願いしても「踏んでいるとは思わない」と拒否/踏まれている側の痛みは続く
世の中には「すみませんあなた私の足踏んでるんですけど退けてもらえませんか?」とお願いしても「私は踏んでいるとは思わない」と退けてくれない人がいる。思考停止しているので、こちらの骨が折れているかも?後遺症が残るかも?それを見ている周りの人がどう思うか?など考えられない。痛みは続く。
— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) November 20, 2021
■スガナミユウ「誰が踏みつけられているか。」
「警備にあたり、“女性を守る”的なメンタリティは不要」「女性は守るべき対象、という認識が、結局は構図を作ってしまっている」
「おじさん(大人のシスジェンダー男性)は、自分達がこの社会で特権的な立場にいることを自覚して、まずその立場から飛び降りなければいけません」「私と同じ、おじさんたち、一緒に変わりませんか」
渾身のnoteを書きました。
これまでで一番時間をかけて書きました。
知り合いのすべての男性に読んで頂きたいです。 https://t.co/q6JcWKVW2F— yu suganami (@YuSuganami) November 11, 2021
選挙を通して思ったのは、『おじさん』は本当にダメだなということ。
これまで女性から「おじさんは〜」と言われる度に胸がキューってなっていましたが(自分がおじさんなので)、
活動を共にする女性たちへのマンスプやミソジニーを目の当たりにして、本当におじさんがこの国を悪くしていると痛感した。— yu suganami (@YuSuganami) October 28, 2021
■岡崎体育さんの新曲「おっさん」Music Video
僕がこの曲を作った理由は、人の大切なもの勝手に齧るような格好悪いおっさんのニュースを最近たくさん見たから。
パワハラセクハラモラハラ。
失言失態。軽視蔑視。自分はそういうおっさんにならないように、いつでも時代を学ぶ努力ができるように、この曲を作りました。https://t.co/SIkr6eV0es pic.twitter.com/8101AXGNQX
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) October 7, 2021
■女性と人権全国ネットワーク主催「女性のためのオンライン居場所」
毎月第一土曜日と日曜日開催/匿名で画像オフで相談もできます
信頼できる相談場所です。「相談」とかまえなくても、困っていること、少し心配なこと、だれにも言えない辛い気持ち、匿名でも画面オフでも大丈夫。これまでよりも変化のスピードが速く、複雑化した社会。自分が悪いと思わないで、ひとことでも、お話ししてみてください。 https://t.co/IVRJ7ELZNj pic.twitter.com/PrZeu48vMY
— 東小雪 (@koyuki_higashi) August 3, 2021
■11月12日から25日までは「女性に対する性暴力をなくす運動」期間
川崎市男女共同参画センター:https://www.scrum21.or.jp/project/pribbon
内閣府「女性に対する暴力の根絶」:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/index.html
#女性に対する性暴力をなくす運動 として世界中でパープルライトアップなども実施されています。詳しい内容は内閣府のHPでも確認できます。https://t.co/M4EoFPvAUI
身近に困っている人がいたら、相談先としてCuretimeを紹介してあげてください。#性暴力をなくそう #パープルリボン pic.twitter.com/P16Rf7aQLv
— curetime (@curetime1) November 12, 2021
■スコットランド警察の性暴力防止キャンペーンの動画
【拡散希望】「すべての男がそうではない」#NotAllMen とスルーせずに、「ああいうやつになるな」#dontbethatguy と介入を。女性に注意を促すのではなく、男同士で嗜め合う抑止力を。スコットランド警察の性暴力防止キャンペーンの動画、@kanrooom に字幕をつけてもらいました。日本でもやってほしい。 https://t.co/XbkmPQN8SU pic.twitter.com/42LxZr6fTi
— 長田杏奈 (@osadanna) November 12, 2021
■ホワイトリボンキャンペーンは暴力撲滅を目指す国際的キャンペーン/男性向けの相談窓口も
【フェアメンになろう】
「フェアメン」とは、
身近な人々に対して、
常にフェア(対等)な態度で接し、
暴力を決して「振るわない」
「許さない」ことを誓い、
社会にある暴力に「沈黙しない」、
ポジティブな生き方を次世代に示し、
行動する男性のこと。https://t.co/Hml0zZrXzs#WRCJ pic.twitter.com/3NMqowZrE2— ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン(WRCJ) (@WRC_Japan) November 9, 2021
男の生きづらさに応える男性相談窓口一覧 https://t.co/qsIgcfQD25 #WRCJ 多くの男性は「弱音を吐いてはならない」とする価値観から、悩みを独りで抱え込みがち。WRCJでは男性向けの相談窓口を情報まとめページを公開しています
— ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン(WRCJ) (@WRC_Japan) November 3, 2021
■ベネディクト・カンバーバッチ氏「男性たちの振る舞いを正していく必要がある」
カンバッチ先輩…😭🙏
「男性たちは反論し否定し『すべての男が悪いわけではない』というような幼稚な言い訳を口にする。しかしそれは違う。私たちはただ口を閉じ、聞かなくてはならない」「男性は人を圧迫するような行動をとる理由を見つめる必要がある」 https://t.co/x07nQM8huB— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) November 27, 2021
ベネディクト・カンバーバッチ「男性たちの振る舞いを正していく必要がある」「『すべての男性たちが悪いわけじゃない』みたいな子供じみた弁解のような反発や否定がくることになるけど、そうじゃない。僕らはただ黙って、耳を傾ける必要がある」https://t.co/a3sbtKAtQq
— LChannel 🌈 (@lchannel_) November 27, 2021
これは圧倒的に男優位の世の中においてどうあるべきかという話で、構造に目を向け弁えよということ言ってんだよ。「僕ちゃんだって意見いうもん、対等だもん」て話じゃないんだよ。そういう振る舞いを止めろってことなんだよ。
— LChannel 🌈 (@lchannel_) November 28, 2021
●アルテイシア氏「ノットオールメンはもう聞き飽きた」
「性犯罪の加害者の95%以上が男性、被害者の90%以上が女性である」
「これは被害者じゃなく加害者の問題なのだ」「気にせずにいられること、鈍感でいられることが特権なのだ」
「男性が「NotAllMen」と女性に言うんじゃなく、「DontBeThatGuy」と男性に言うようになれば、世界は変わる」
「痴漢に遭った」じゃなく「強盗に襲われた」だったら「そんな男ばかりじゃない」なんて返さないだろう。性暴力の話になると、なぜ目の前の相手に寄り添わないのか?黙って相手の話に耳を傾けないのか?なぜ「俺はそんなことしない」と自己弁護に走るのか?→ https://t.co/QqgBg7dF8z
— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) December 18, 2021
なぜ自分が責められているように感じるのか?そうした言葉や態度で「そんな話は聞きたくない」と女性の口をふさぐのは、なぜなのか?それを男性自身に考えてほしいけど、尺もないのでさっさと答えを言うと「男性だから」である。
— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) December 18, 2021
■動画「Active-Bystander=行動する傍観者」
■長田杏奈「スコットランドの性暴力防止キャンペーン #DontBeThatGuy 「あんなやつになるな」」
「「守ってあげる」というパターナリズムは支配の感覚に近く、期待された「守ってあげたくなるような像」を逸脱した瞬間に憎悪に転換することがある。だから、「女性は守るべき対象」という感覚には警戒心がある」
長田杏奈さんのニュースレター、今回のテーマは長田さんたちが日本語字幕を付けたスコットランドの性暴力防止キャンペーン #DontBeThatGuy 「あんなやつになるな」 について。https://t.co/qfJGcEbAOb #theletter
— エトセトラブックス (@__etcbooks) November 30, 2021
■女性差別 わたしの視点③ 社会心理学の立場から~東洋大学教授・北村英哉さんに聞く~
「女性が意見を言ったときに、男性がそれを「大したことがない」「大げさだ」というふうに押しとどめるのは、男性が有利なままの今の社会のシステムをそのまま維持したい、そのまま享受していたいという防衛のあらわれ」
「現在では政策を決定するのに、社会調査でデータをとってデータに基づいて政策を進めるのが先進国では主流」
「現在不利な状況に置かれている人ほど、幸せに感じるために、現状の格差を認めてしまうという研究結果があります」
その他、なんとクリアでわかりやすいご説明…社会心理学すごいな。
https://t.co/DpajTZioxv— おきさやか(Sayaka OKI) (@okisayaka) December 15, 2021
■関口メンディー氏(GENERATIONS、EXILEのメンバー)がフェミニズム関連の書籍を推薦
ビックリした!!LDHがフェミニズムと出会ってた!!
【ブログ更新】
男社会がしんどい | You Know Whaaaaaaat!!!
https://t.co/QfYo1V7cNI #関口メンディー #メンディーブログ— しずしづ (@lifeas7x9x) September 6, 2021
メンディー氏おすすめ書籍(書名一部略)
①『男社会がしんどい』https://t.co/eTzPAyjohA
②『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』https://t.co/2wRhBoHtrw
③『しんどい母から逃げる!!』https://t.co/XkUsShcyg1 pic.twitter.com/hpMNFzcXap
— しずしづ (@lifeas7x9x) September 6, 2021
■武田砂鉄氏「セクハラも女性活躍も「男性が解決すべき問題」」
【社会🗣】小田急線刺傷事件、痴漢、セクハラ問題…なぜ「男だって大変」説が支持されるのか
社会の深層を鋭い視線で見つめ、問題提起をしている武田砂鉄さん(@takedasatetsu)。日本社会にしぶとくはこびる「マチズモ=男性優位主義」について考察しています。 https://t.co/AOO0GPXnrg
— PRESIDENT Online / プレジデントオンライン (@Pre_Online) September 16, 2021
■濱口竜介監督「男性を描いていても社会的な問題にたどり着かない。当人の内面の問題に終始しがちです。それは、男性が社会構造に保護されているからです」
「これからの時代、男女平等が進んでいくとすれば、男性は生まれた時から無自覚に得てきた特権をどんどん奪われていくことになります。それは個人の視点からすると単に抑圧され、奪われるようなつらい体験なのかもしれないけれど、自分にその特権が与えられた歴史を学びつつ、それはむしろ起こるべきこととして、その痛みを受容しなくてはいけない」
【「男性の弱さ」を認めるという意味での強さ】カンヌ国際映画祭で4つの賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』。村上春樹作品への思い、男性が泣く姿を撮る理由…濱口竜介監督に熊野雅恵さんが話を聞いた。#ドライブマイカー #西島秀俊 #濱口竜介 #村上春樹 @poohhima https://t.co/3IdV2MG2Sn
— FRaU(フラウ) (@frau_tw) August 23, 2021
■竹下郁子氏「コムアイ×辻愛沙子がNHKドラマでタッグ、「生理をトイレの個室の問題にしない」ために」/ドラマ「雨の日」が11月3日放送
🔔NEW:NHKが「PMS(月経前症候群)」と「生理」をテーマにしたドラマを放送します。
主演のコムアイさんと企画・広報アドバイザーを担当した辻愛沙子さんが、生理×エンタメ論から生理の貧困、衆院選まで、日本の生理を取り巻く現状について語り尽くしました。https://t.co/LsoJAMb5KP
— Business Insider Japan (@BIJapan) October 28, 2021
ここからは、2021年夏ごろから年末にかけて、私が個人的に収集してきた女性差別等の事例を貼り付けます。数の多さにゾっとしますし、見出しを読んだだけで胸が痛くなるほどひどい事件もあります。主なニュースの見出しを箇条書きにして、その下にツイートを転載します。閲覧注意です。
・岡崎明子氏「性交同意年齢 いまだ13歳というホラー」
・立憲民主党の本多平直議員が辞職/14歳と性交”発言 本多議員が辞職表明
・伊藤詩織さんに性的暴行を加えた山口敬之氏の逮捕中止を命じた中村格氏が警察庁長官に昇進
・伊藤詩織さんが中傷ツイート訴訟で勝訴
・北海道新聞の女性記者(22)が取材の際、国立大学法人旭川医科大(北海道旭川市)の建物内に無断で侵入したとして建造物侵入容疑で現行犯逮捕された事件
■性交同意年齢「15歳まであげるべき」
性犯罪、フランスの手厚い被害者保護 「日本も変わろうという意識を」島岡まな教授|弁護士ドットコムニュース https://t.co/4TaRUQENZz @bengo4topicsより
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) August 7, 2021
■(多事奏論)岡崎明子氏「性交同意年齢 いまだ13歳というホラー」
・刑法が制定された1907年(明治40年)。義務教育が尋常小学校4年から6年に伸びた年だ。この時代、多くの子供が13歳で社会に出ていた。時代がまったく違うのに、性交同意年齢だけは13歳のままゾンビのように生き残っているとは。
<圧倒的な力や年齢の差が背景にある関係は、恋愛ではなく性搾取だというものさしは、いつになったら日本でも当たり前になるだろう>
>>(多事奏論)性交同意年齢 いまだ13歳というホラー 岡崎明子:朝日新聞デジタル https://t.co/hoaux2ou1w
— shiho, TOMIOKA (@tomioka_shiho) August 3, 2021
■立憲民主党の本多平直衆院議員/立憲は13日、次期衆院選での本多氏の公認内定を取り消す方針
「刑法で性行為が一律禁止される年齢(性交同意年齢)を現行の「13歳未満」から引き上げることを議論する党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)」に出席。外部から招いた有識者に対し、「例えば50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言」
立憲、本多氏の公認取り消しへ 性交同意巡る発言で https://t.co/cqXBY35aIr
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 13, 2021
■立憲民主党の本多平直議員が辞職
「WTの勉強会は30分程の短時間。そのうちの15分間を島岡教授の発言時間として割り当てられていた。残り15分間の質疑応答時間は、ほとんどが本多議員の主張に費やされたという」オジサンが専門家の女性を言い負かしたくて恫喝口調で責め立てる、あるあるすぎる……。 https://t.co/sWi24BL69t
— はなびら葵 (@hollyhockpetal) June 14, 2021
“14歳と性交”発言 本多議員が辞職表明 #日テレNEWS https://t.co/TU82UekIEu
— 日テレNEWS (@news24ntv) July 27, 2021
寺田議員の意見書自身は手元にありませんが本多議員が性被害を受けた団体に対しての誹謗中傷ともいえる発言が明らかになりました。性被害を受けた当事者団体への二次被害ともいえる発言であり看過できるものではありません。本多議員擁護ツイートを撤回し、関係団体の皆様に改めてお詫び申し上げます。
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) July 27, 2021
性暴力の被害者団体を「インチキ」「狂信的」? 立憲民主党・本多平直議員は説明を(小川たまか)https://t.co/6hDIAcUqgY
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) July 27, 2021
昨日の記者会見を下記「YouTube本多平直チャンネル」にアップしました。ぜひご覧ください。https://t.co/NI06QKnKgt
— 本多平直 (@pontapiranao) July 28, 2021
人を処罰する法律の議論はあり得ないような事例も含めて検討することが重要であり必要なもの、と。→辞職表明の立民・本多平直衆院議員記者会見要旨 https://t.co/YpX70LoTyK @Sankei_newsより
— Hiroshi Yamaguchi (@HYamaguchi) July 29, 2021
記事より>被害者や、支援団体の皆さんなどを著しく傷つける表現があります。正確な表現や、前後の文脈は覚えていませんが、こうした発言があったとすれば、行き過ぎた極めて失礼な表現であり、心からおわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ありません。https://t.co/xwONBciuxC https://t.co/qClTUahlT7
— 一般社団法人Spring@8月オンラインお茶会実施 (@harukoi2020) July 28, 2021
性行為への同意を判断できるとみなす年齢の引き上げに関する発言をめぐり、本多議員が離党、議員辞職したことについて。
枝野代表は、4点の抜本的改革案を示し、これら取り組みを精力的に進め、失われた信頼の回復に全力をあげると表明しました。詳細は記事から📝https://t.co/KkNd9IIkCl
— 立憲民主党 (@CDP2017) July 30, 2021
引用《「真摯な恋愛」を隠れみのに性的搾取がなされていることが社会問題化している。そうした問題に無自覚な発言が、刑法改正を議論する国会議員からなされたことに、私は驚きました。》
性交同意年齢めぐる発言 タブー化させてはいけない議論https://t.co/d8KEelORzM
— 郡司真子Masako GUNJI (@bewizyou1) July 30, 2021
■「伊藤詩織さんを「偽名」とツイート、元東大特任准教授・大澤昇平さんに賠償命令」
伊藤詩織さん中傷 元東大准教授に33万円支払い命令https://t.co/zcxB8N1liR
ツイッターに虚偽投稿をされて名誉を傷つけられたとして、伊藤詩織さんが大沢昇平・元東京大大学院特任准教授に110万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は33万円の支払いを命じました。— 毎日新聞 (@mainichi) July 6, 2021
伊藤詩織さんを「偽名」とツイート、元東大特任准教授・大澤昇平さんに賠償命令
ツイートで名誉を毀損されたとして、伊藤さんが大澤さんに対し、損害賠償を求めていた民事訴訟の判決。
東京地裁は、大澤さんに慰謝料など33万円の支払いと投稿の削除を命じた。https://t.co/IawAVRMaPu
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) July 6, 2021
「少しでも前を向き、生きようと日々、歩みを進めています。誹謗中傷はそんな私の足を止め、先に進むことを、存在することを否定するようなものばかりでした。この暴力的、否定的な言葉は私個人だけではなく、同じような経験をした人も同様に傷つけ、声を奪います」https://t.co/8Ni8PH0cEM
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) July 6, 2021
↓慰謝料などの支払いと該当ツイートの削除を命じられた大澤昇平氏が「勝訴しました」とツイート。しかしこの裁判で重要なのは金額ではありません。SNS上での虚偽発言が名誉棄損と認められました。
伊藤詩織の裁判、ゲームの勝利条件を復習するぞ。
原告側の請求額「110 万円」なので、
①【勝訴】
賠償金 < 55 万円 未満②敗訴
賠償金 > 55 万円 超メディアで「一部勝訴」と報道されるのは実質的な引き分けだ。各社偏向報道をされぬよう留意してくれ。
— 大澤昇平🇺🇳 (@Ohsaworks) July 1, 2021
残る名誉毀損損害賠償訴訟は杉田水脈とはすみとしこ
—–
伊藤詩織さんを「偽名」とツイート、元東大特任准教授・大澤昇平さんに賠償命令https://t.co/TYTNd06QM4
請求棄却を求めてたんだから0:100で完敗じゃん。
性的暴行だけでも辛いのこんな連中まで相手にしなきゃいけない心情、想像できない… pic.twitter.com/qiLWfqwpMc— ホネホネ🍷 No 酒 No Life (@banixxxxxxtw) July 6, 2021
大澤氏の「勝訴」ツイートとそれに煽られ賛同するアカウントを見て、トランプ政権発足直後の大統領顧問が発した「オルタナティブ・ファクト(もう一つの事実)」という言葉を思い出した。
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) July 6, 2021
■伊藤詩織さんに性的暴行を加えた山口敬之氏の逮捕中止を命じた中村格氏が警察庁長官に昇進
伊藤詩織さんに性的暴行を加えた山口敬之は安倍晋三首相のお友達だった。警視庁刑事部長だった中村格は、官邸からの指示を受けて、山口の逮捕を中止するよう命令した。中村は菅義偉官房長官の秘書官だった。中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ。 https://t.co/GCREt4Zjs2
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) September 14, 2021
伊藤詩織氏への性的暴行をした山口敬之氏の逮捕を揉み消した中村格氏。そこから4年半後に警察庁次長に出世。それが今度は警察庁長官。誰が自民党総裁になっても「アベスガ政治」を引き継げばこの流れは変わらない。
これも政権交代を求める理由の一つ。#中村格氏の警察庁長官就任に抗議します pic.twitter.com/bGXoRZgVno— 凡人エリック (@No_Zey_2020) September 14, 2021
山口敬之氏の逮捕を止めた中村格氏(当時刑事部長)が警察庁長官に就任する。安倍さんの友人が山口氏、菅さんの秘書が中村氏という間柄、官邸への忖度がそうなると噂され、どこかで歯止めがかかるだろうと期待したが、その思いは粉砕された。やはりそうなったのだ。現場刑事と伊藤詩織さんの無念を思う。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) September 14, 2021
昏睡レイプをやった山口敬之の逮捕状を握り潰させた中村格警視庁刑事部長(当時)に被害者である伊藤詩織さんが取材を試みたところ、何と全力疾走で彼女から逃亡。
こんな中村格さんが警察庁長官になるなんて絶対におかしい。#中村格氏の警察庁長官就任に抗議しますpic.twitter.com/DnqrOlEzBd
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) September 14, 2021
■伊藤詩織さん中傷ツイート訴訟 勝訴判決に寄せて
断片的に4本書いたコメントを1本の記事に書きなおして出しました。まだ判決文は入手していないので、報道から読み取れる範囲で書いています。
伊藤詩織さん中傷ツイート訴訟 勝訴判決に寄せて(志田陽子)#Yahooニュースhttps://t.co/P0LdCaCq1P
— 志田陽子YokoShida (@YyYySinger) November 30, 2021
・「人権」というものはすべて、それがなくて苦しんだ人々の歴史があったおかげでできあがってきた結晶
・伊藤さんは、SNSの言論環境問題についてそれに匹敵する作業の門戸を開いた人の一人
・傷つく経験をした女性は、低く見られること(価値低落)を恐れて、自分の被害を言葉にすることができない
・「表現の自由」を守る、という言葉は、誹謗中傷に苦しんで発言不能になっている人々のためにも使われる言葉
・「表現の自由」を確保するために適切な限界ルールの見定めが必要
伊藤詩織さんに感謝
「今も伊藤さんはネットを見るのが怖く、メールを開くこともできないため、アシスタントに対応してもらっている」
「誹謗(ひぼう)中傷の話になると、表現の自由という声も聞こえてきます。だけど、私の表現の自由も奪われてしまっています」
活動できなくされている方々を思う。 https://t.co/OIw6engEvW— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) December 1, 2021
このイラストを見ながらゲラゲラ笑っていた国会議員や「論客」がいた。
「小田正二裁判長は、はすみさんに88万円の支払いを命じた。はすみさんのツイートをリツイートした他2人に対しては、それぞれ11万円の支払いを命じた」 https://t.co/TprRJFWwJ1
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) November 30, 2021
■「北海道新聞の女性記者(22)が取材の際、国立大学法人旭川医科大(北海道旭川市)の建物内に無断で侵入したとして建造物侵入容疑で現行犯逮捕された事件」
色々考えたけど、入社したばかりの新人記者を、十分な情報共有と細かい指導なく現場に放って、彼女一人が不利益を被る結果になってる時に「これからもひるむことなく」みたいな言葉で締めくくってるの、やっぱり一般的な感覚とはかけ離れていると思う。異常なことだと思う。 https://t.co/27PH2EUtbM
— 池上 桃子 Momoko Ikegami (@motopiakm) July 7, 2021
これでは逮捕された記者がかわいそう
・入社1年目
・立ち入り禁止要請を社から知らされず
・会議のあった階へ行くよう(誰かに)指示された
・校舎内で身分を聞かれたら、はぐらかすように言われていた
・録音がばれ、指示通りに身分を明かさず、常人逮捕https://t.co/4MjEJKwBnQ— 谷津憲郎 (@yatsu_n) July 7, 2021
「入社1年目の新人」(22歳の女性記者)に対し「キャップは大学の文書にあった入構禁止の要請を見逃しており、「これまでも入構禁止だったが、慣例的に立ち入っていたため入らせた」「経験を積ませたかった」と説明」
身分を明かさなかったのも、キャップ等からの指示ゆえ。これパワハラだよね。 https://t.co/CIz6QCXEtd
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) July 8, 2021
■高田昌幸・東京都市大教授(調査報道論)「調査報告の体をなしていない。市民の支持を得る気がない」「一種のパワハラだ」「教育が必要なのは幹部」
あっち飛び、こっち飛びの話を、毎日新聞の記者さんが上手にまとめてくれました。→
北海道新聞は「調査報告の体をなしていない」元記者の識者が批判 | 毎日新聞 https://t.co/c5IgYW5K3X
— 高田昌幸 masayuki takada (@masayukitakada) July 7, 2021
元道新記者の高田昌幸氏『取材経緯も説明になっていません。例えば、現場となった4階に記者を行かせる指示を誰がしたのか「はっきりしません」と。その程度の社内取材もできないなら、報道機関を名乗る資格などない。もはやお笑いです。』https://t.co/WPr2I9mqZ2
— 望月優大 (@hirokim21) July 7, 2021
『調査報告には「キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていた」と記されています。こんな指示を現場で受けたら、新人は普通言い返せません。それを分かっていながら「経験を積ませたかった」と言って行かせたと。一種のパワハラだと思います。』
— 望月優大 (@hirokim21) July 7, 2021
■北海道新聞のウェブ記事は会員限定で検索も避ける仕様
新時代の検索避けテクニック「ログインしないと1文字も読めない」 pic.twitter.com/fHWFjlsqNn
— やす⋈Asuka.Net (尾鷲市移住) (@hirayasu) July 7, 2021
⇒(2)に続く。
~・~・~・~・~・~・~・~
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