【ハラスメント】カテゴリーの22番目です(⇒前回の投稿)。2021年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。
■長田育恵氏「これから来る人たちには、私たちよりもずっと風通しのいい気持ちのいい道を」
本当に。ニュースに触れるたび、今なお現在進行形で起こっていることに具合が悪くなるほどに胸が詰まってしまいます。同世代の友人たちと集うたび、これから来る人たちには、私たちよりもずっと風通しのいい気持ちのいい道を開いてあげたいと話しているのですが切なくなるばかりです。頑張らないとな。
— 長田育恵 / Ikue Osada (@tegamiza) May 8, 2022
目にするだけでも大きなダメージを受けますよね…暴力ってそういうパワーでもあるんだなと日々実感しています。私は自分の被害にも加害にも鈍感過ぎました。猛省しています。負の遺産を絶対に遺したくないです。自分の心身の面倒も見つつ、粘り強く、めげずに頑張る!
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) May 8, 2022
以下に、だいたい2022年5月以降の関連ツイートを転載します。閲覧注意です。フラッシュバックが起こることもありますので、ご了承の上、お気をつけてご覧ください。
※重複もあるかもしれませんが、記録と速報性重視のためそのままにしています。
※網羅性はありません。基本的に私自身の備忘録として残しています(2022/05/23時点)。
■主な事例の見出しを箇条書きで並べて、その下に関連ツイートを転載します。
・松崎悠希氏「我々の世代でハラスメント及び性的/金銭的搾取を、何としてでも終わらせる」
・北村紗衣氏「告発をする人みんなを応援しなければならない」「告発できないことを自分に勇気がないからだとか思わないで」
・演出家の大村未童氏のパワハラと性加害(性暴力)
・西村壮悟氏「マイズナーテクニックは必ず第三者が見ている状態でやってください」
・西岡未央氏「私は声をあげた方の、被害を減らす為という思いに感謝と連帯の意を表明します」
・デシルバ安奈氏「演劇界でセクハラ、パワハラを受けたら、まず演劇関係者以外の人に相談するほうがいい」
・黒澤世莉氏「ひろえるかさんをサポートします」
・谷口礼子氏「青年団(劇団)では、厳しいパワハラ・セクハラ規定がある」
・二次加害をやめましょう
・野坂弘氏「あたかも“中立”に見える言動がどんな構造に加担し、助長し、どんなメッセージになるか」
・高羽彩氏「正義のアドバイス…のつもりがトーンポリシングになっているということはよくよくある」
・植松侑子氏「今、目の前で起きることに声を上げないと」
・山田カイル氏「日々、自分がかつてしていたような振る舞いのことを読み、反省を新たにし続けています」
・山口茜氏「指摘されたならちゃんと謝罪してください」「失敗したら、きちんと謝って、許してもらえなくても、反省していく」
山口茜氏「それが加害だったと気が付かない」=「その関係性において権力を持っていた」
・石原燃氏「依頼を受ける条件として、座組全体でのハラスメント講習の実施と、ハラスメントを行わないと宣誓してくださる演出家の採用をお願いする」
・神田真直氏(劇団なかゆび)が「ハラスメントポリシー作成のためのメモ」を公開し、スペース(ツイッター上でのおしゃべり)を実施
■松崎悠希氏「我々の世代でハラスメント及び性的/金銭的搾取を、何としてでも終わらせる」
次世代の「俳優」を夢見る若者たちのため、我々の世代でハラスメント及び性的/金銭的搾取を、何としてでも終わらせる。
「どうやって?」という方法論はともかく、この「大前提の決意」に同意する「業界人/非業界人」の方はぜひリツイートを。マジで、何としてでも終わらせましょう、僕たちの世代で。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) April 29, 2022
■北村紗衣氏「告発をする人みんなを応援しなければならない」「告発できないことを自分に勇気がないからだとか思わないで」
舞台関係のセクハラ告発、本当にどんどん出てきてショックだけど、この際まずいところは全部出し切ったほうがいいと思うし、告発をする人みんなを応援しなければならないと思う。
— saebou (@Cristoforou) May 8, 2022
あと、告発をしたいという人は全力で応援すべきだけど、どうしても人に話したくない、思い出したくないという人は、告発できないことを自分に勇気がないからだとか思わないでほしい。
— saebou (@Cristoforou) May 8, 2022
■ひろえるか氏がENGISYA THEATER COMPANY『Mercy Duology』を降板/理由は演出家の大村未童氏のパワハラと性加害(性暴力)
⇒大村未童氏togetterまとめ:https://togetter.com/li/1884056
応援してくださった皆さま、本当に本当に申し訳ございません。 https://t.co/xKwOJXg05R
— ひろえるか Ruka (@rukahiroe) April 19, 2022
先日お知らせした舞台降板に関する、大まかな経緯です。 pic.twitter.com/tkYRcERrg0
— ひろえるか Ruka (@rukahiroe) May 7, 2022
私はこの件に関して詳細を話すことを恐れていません。なにか私が力になれることがありましたら、遠慮なく連絡をしてほしいと思っています。苦しければ、逃げてください。
— ひろえるか Ruka (@rukahiroe) May 7, 2022
沢山の反応をいただき本当にありがとうございます。考えたことや感じたことをきちんとお伝えしたく、気持ちの整理のために詳細を記していたものを少し編集し公開します。
自分の話が多くて恐縮ですが、必要な人に届いてほしいです。
舞台降板に至った経緯詳細|るか #note https://t.co/dWXqVRp8Tu
— ひろえるか Ruka (@rukahiroe) May 7, 2022
■性被害者はショックに脳が対応できず、普段通り行動してしまうことがよくある
私も上司に加害された後「ごちそうさまでした」などとメールを返してしまいました。
ショックに脳が対応できず、普段通り行動しました。
性被害者によくある反応だと後に知りました。
混乱からそういう反応をすることがあること、同意ではないこと、どうか広まりますように。https://t.co/Ix1rU8iHph pic.twitter.com/MFU6Enitkg— 🍀 (@222Minette) May 6, 2022
■西村壮悟氏「マイズナーテクニックは必ず第三者が見ている状態でやってください」
【拡散希望・注意喚起】マイズナーテクニックは必ず第三者が見ている状態でやってください。自主練でリピテション(「リピテーション」「レペテション」呼び方は何でもいい)でやりたいときも誰か見ている環境でやること。僕は「自主練したい」という人には必ずそうするよう言っています。(続く)
— 西村壮悟 Sogo Nishimura (@sogonishimura) May 8, 2022
理由は演技トレーニングとしての健全性を保つためです。
リピテションエクサイズは「そのとき相手から受けて生じた衝動のままに反応する」ので即興性があります。流れにのって何が起きるか予測できません。最悪な例が、今回表沙汰になったような例(悪用しているので著しく悪質だが)。(続く)— 西村壮悟 Sogo Nishimura (@sogonishimura) May 8, 2022
危険性も含めテクニックを熟知し正しく指導できる人のもとで学ぶのがベストです。
自主練したい、自分の劇団の稽古で試したい、コーチを呼ぶ予算はない、という人は、指導者じゃなくてもいい、逸脱したときに止められる人を第三者を立ててください(できればマイズナー経験者がいい)。
(続く)— 西村壮悟 Sogo Nishimura (@sogonishimura) May 8, 2022
マイズナーは何のためにやるかって言ったら、演技トレーニングのためにです。健全じゃなくなったらもはや演技トレーニングや演技指導ではありません。己のエゴや欲望を叶えるためにやってると仲間に対する敬意を忘れます。演技も同様。
— 西村壮悟 Sogo Nishimura (@sogonishimura) May 8, 2022
僕は研修所などでボディコンタクトを伴うエクササイズを散々やってきた。俳優としてそれは幾つかの点で強みになってるし、そういうエクササイズの効果も知ってる。でも同時にそれによって鈍くなってるものがあることに自覚的でいなきゃと思う。これは一般的ではないと。
— 西村壮悟 Sogo Nishimura (@sogonishimura) May 8, 2022
■松崎悠希氏「「マイズナー法」を「性搾取」の為に歪めてる」
あまりにも酷い。こんなのは「演技指導」でも何でも無く「性加害」でしか無い。そもそも何で「マイズナー法」の演技指導で性的な事してんの?俺ハリウッドで「マイズナー法」も複数の先生から学んだけど、そんなん一度たりとも無かったぞ?誰だ「マイズナー法」を「性搾取」の為に歪めてる奴は。 https://t.co/EFZAkjkUHM pic.twitter.com/MmogbRZxxH
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) May 7, 2022
もしも↑みたいに「マイズナー法」を理由に性的な事をしてくる「指導者」がいたら、そいつは「マイズナー法の指導」を理由に性搾取を行ってるクズ野郎だからな。絶対に洗脳されんなよ。・・・もしももう「手遅れ」だったら、未来の「俳優を目指す若者」の為に、そのクズ野郎を晒しちまえ。 #MeTooJapan
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) May 7, 2022
ホント何百回読んでも吐き気がするほど酷すぎる。このクズ野郎の性加害行為を拒んだら「演技法への献身が足りない」とか言われるんでしょ?どうすんのよ?「合宿」という孤立した場所で。「性加害を受け入れるのが正解」と洗脳されるしか普通の俳優には選択肢が無くない?生き地獄だ。#MeTooJapan
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) May 7, 2022
■西岡未央氏「私は声をあげた方の、被害を減らす為という思いに感謝と連帯の意を表明します」
演出家が演劇を利用して若い俳優に性加害。それぞれの村で時が過ぎるまで黙っていることが今後の演劇界の為なのでしょうか。
1日中考えてみましたが、私は声をあげた方の、被害を減らす為という思いに感謝と連帯の意を表明します。
↓舞台降板に至った経緯詳細|るか #note https://t.co/cd5sM2HINh
— 西岡未央 (@mionishioka) May 8, 2022
■デシルバ安奈氏「演劇界でセクハラ、パワハラを受けたら、まず演劇関係者以外の人に相談するほうがいい」
この体験は辛い…。
演劇界でセクハラ、パワハラを受けたら、まず演劇関係者以外の人に相談するほうがいい。中の人はセクハラ、パワハラに慣れてしまって、相談しても、「あの人そうだよね、でもいい演出家だから」で終わってしまう。
でも、それ以外の方(一般会社員など)だと、 https://t.co/ER5pAGgCJm— デシルバ安奈 (@AnnaDeSilva9) May 8, 2022
「え?!なにそれ、信じられない!犯罪じゃない?最低だよ」って、本当に本当に怒ってくれる。
そこではじめて、あ、私、このハラスメントに対して怒っていいんだ、怒る権利があるんだって分かったりする。
どうしたら業界内でもそれはおかしい!って気付ける雰囲気になっていけるのだろう。— デシルバ安奈 (@AnnaDeSilva9) May 8, 2022
■黒澤世莉氏「ひろえるかさんをサポートします」
私は、知人であり、被害の直後に傷ついた姿を実際に見ている、ひろえるかさんをサポートします。
被害者が声を上げる難しさを想像すれば、その勇気を尊重されることがあっても、非難されるいわれはありません。
演劇のすべての現場からあらゆる人権侵害が根絶されるよう、上の世代も行動しましょう。 https://t.co/V7yRA7rNiF— Seri Kurosawa🍛旅する演出家 (@serikurosawa) May 8, 2022
■大村未童氏および所属団体が声明を公開/劇団は解散し、結成した新団体において大村氏は作・演出をすると宣言
被害者をサポートすると明言した立場で、課題を共有させていただきます。
・この文章には表題がありませんが、謝罪文なのであれば明記したほうがよいと思います。
・謝罪文と仮定して、被害者が読んだ場合、謝罪よりも非難されている含意を読み取る文章です。二次加害につながるおそれがあります。→ https://t.co/eTbkatHKIc— Seri Kurosawa🍛旅する演出家 (@serikurosawa) May 13, 2022
■大村未童氏が作・演出するENGISYA THEATER COMPANYの公演を観た人
この方々の舞台を観に行きました。
ひろえるかさんが投稿した次の日でした。このような行動は褒められたものでないことは承知しつつも、せめて観客として観ないことには私はこの知らない団体及び演出家について何も言えないなと思って観ました。
“舞台を通して”見せていただいた答えについて書きます→ https://t.co/aM8E1r2viD— 山崎安 (@anko_yasura) May 14, 2022
長々と書きます。
客席で目の当たりにした事実と、それに対するいち観客としての私の感想を記しました。
あくまで感想です。糾弾や断罪ではありません。当該演出家に対する良い・悪いはまた別だと思っています。
もちろん二度と見に行きませんし、この演出家に関わりたくありません。
→— 山崎安 (@anko_yasura) May 16, 2022
■谷口礼子氏、まついゆか氏が被害を告白
10年以上前だと思います、ほとんど同じ経験をして、夜中、この男の部屋から逃げて走って帰ったことがあります。当時の私は誰にも言えなかったし、その後、忘れることに成功していました。思い出した今もこれを書くことにとても躊躇があり、知ってから一週間近く悩みましたが、やはり書きます。(長い) https://t.co/iQK4bfXCKC
— 谷口礼子🦒Taniguchi Reiko (@manekijako) May 16, 2022
一週間ずっと考えていた事があります。
どの選択をしても自分の中で正解はなく、大なり小なりの矛盾は生まれるのですが、今の自分がまだ一番後悔しないと思うことを選びました。文章には皆様がご不快に感じる可能性のある内容を含みますのでご注意下さい。https://t.co/bkcAOzGWbR
— まついゆか (@yuka19900528) May 17, 2022
いやぁー、これはつらい辛い、辛すぎる。こんなの演劇じゃない、というかこれは犯罪だー!
この10年ちょっとですごいエスカレートしてたんだと思う!
私が間違ってました!
結論は出ました!
これは、ダメだ!完全にアウトだ!※つらい人は読まないで#ENGISYA https://t.co/O2p0p0dnoJ
— 谷口礼子🦒Taniguchi Reiko (@manekijako) May 17, 2022
1/x
【ENGISYA大村未童による性加害事件まとめ】
5月7日、4月公演へ向けた稽古合宿に参加していた俳優が、劇団主催者の大村未童によるハラスメント及びわいせつ行為で降板に至った経緯を公表。大村未童による性加害行為が明らかになる。※画像は加害行為の例 全文はこちら👇https://t.co/2JDJWtauZs pic.twitter.com/4LXncFKnDX
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) May 16, 2022
演劇はとても楽しくて、本当に素敵な人がいっぱいいるし、演出家さんも主宰さんも殆どはとても腰が低くて優しい素敵な人で、たまたまその役職の人があげられやすいのは、それ以外の人で誰かに危害を与えそうな人は、演出家さん主宰さんが盾となって座組に入れないようにしてくれてるからだと思うんだ。
— まついゆか (@yuka19900528) May 8, 2022
演劇界は怖くないよ。
単純に、どんな職種であろうと、
閉鎖されて中がみえないところが怖いんだよ。
閉じたそこだけでまわる歪んだ常識の生まれる空間が怖いんだよ。
どんな職種であろうと一緒だよ。
演劇界の闇ではなくて、閉鎖された社会の闇だよ。— まついゆか (@yuka19900528) May 8, 2022
■谷口礼子氏「青年団(劇団)では、厳しいパワハラ・セクハラ規定がある」
演劇を批判している方へ。青年団(劇団)では、厳しいパワハラ・セクハラ規定があると聞いています。
この記事がわかりやすかったので、ご存じない方は読んでみてください。https://t.co/dbxsbOcExn演劇をやっている方でご存じない方がいれば、ぜひ、読んでください。#ENGISYA
— 谷口礼子🦒Taniguchi Reiko (@manekijako) May 18, 2022
■髙橋陸生氏「(大村未童氏への告発について)noteに記載されている内容について疑いはありません」
https://twitter.com/yuka19900528/status/1526490808651681792
山ほどある言いたいことが形になりません。
取り急ぎ、
二次加害の防止の為、告発内容の信憑性について議論する必要はないということを強調させて下さい。団体に関わった一役者の見解としては、noteに記載されている内容について疑いはありません。
— 髙橋陸生 (@rt_7012) May 17, 2022
私も、被害に遭われた方を知っています。
あの稽古場の異常な空気感にどうすることもできず、ただひたすらに目を背け、半ば受け入れてしまっていた私は加害者でした。被害に遭われた皆様、本当にごめんなさい。
私は、以後いかなるハラスメントからも、必ず仲間を守る為に行動することを誓います。
— 髙橋陸生 (@rt_7012) May 17, 2022
■夏井孝裕氏「「本当かどうかわからないよ」という意味の発言をした瞬間、もうあなたは中立ではないんです」
映画、演劇のハラスメントに対する第三者の反応について心配なことを書いておきます。
告発のほとんどは、「つらく理不尽な思いをする被害者がこれ以上出ないように」という目的で行われます。そのため、「この人の危険性を認識してください」という名指しにならざるを得ない。 続
— 夏井孝裕 NATSUI Takahiro 🐠 (@futodoki) May 16, 2022
■シネマプランナーズが「大村未童 主催 ワークショップ」を掲載停止
こちらの件につきまして、ユーザーの通報を受けまして掲載を停止いたしました。 https://t.co/fB5LeACZoF
— シネマプランナーズ (@cinepu) May 7, 2022
■三原やつは氏「shelfの時と構造が酷似」
shelfの時と構造が酷似してて気持ち悪くなった。求める演技ができていないと罵倒。たまに褒める。ストレッチと称して痛みで叫ぶほど密着してきて圧をかけられたり。
稽古場で脱げと言われたり。
降板までの葛藤も、した自分を責めるところまでも、本当に似てて泣きたくなる。 https://t.co/EIvFNYk5af— やつは (@yatsuha828) May 7, 2022
文中にマイズナーの演技訓練のひとつリピテーションについての記述があるけど、私が学んだマイズナーWSでは役者の心身の安全と役者への説明をしっかりし、見守る人も必ずついていた。性加害を訓練と称して役者としての向上心と責任感を踏み躙るなんて。
— やつは (@yatsuha828) May 7, 2022
■三原やつは氏「稽古場で「今ここで裸になれ」と言われ(勿論拒否)ダメ出しという名の人格否定を繰り返し、病んで降板した」
⇒矢野靖人氏togetterまとめ:https://togetter.com/li/1884648
稽古場で「今ここで裸になれ」と言われ(勿論拒否)ダメ出しという名の人格否定を繰り返し、病んで降板した。そして降板した役者は私だけじゃなく前回公演にもいた。でも誰も庇わなかった。そういうことをかわせるか、要求に応えられる役者が生き残れるんだって感覚がまかり通ってたから。 https://t.co/AFPV07DrNy
— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
証拠も何も残ってないし、もう関わりたくないからごく限られた知り合いにしか話してません。友達の参加してる神戸のイベントにいて鳥肌立った。
同じ目に遭う人がいないとも限らないので名前を出しておきます。shelf矢野靖人
二次加害が正直こわいです。謝罪もいらない、もう二度と関わりたくない。
— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
関わりたくないと書きながらもこれを書いたのは、恐れから声を上げなかったことで、過去の私のような目に遭う人間を増やしたくないのと、黙ることでそれが止まらないことは悪事を黙認していることと同じだということ。
でも、本音を言うと、現場の人たちに助けてもらいたかった。— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
現場の人たちも自分の身を庇うことと要求に応えることで精一杯だったのだろうと思う
でも当事者が言うしかないのはやはりつらい
「何で嫌だと言わなかったの?」「言わなかった人も悪い」「だからそれが蔓延る」辛かった人間が1人証拠もなく話の通じない人間の所業を伝えるしかないのは地獄— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
それのまかり通る世界はかなしい。
なにより演劇が大好きなので、どうか、この忌まわしいパターンが繰り返されず役者が守られる仕組みができますよう。— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
こういう話を書けるのも、ある種わたしが東京の小劇場演劇にもう関わることはないだろうという諦めがあるからだろうと思います。
私自身「リアルでここだけの話」としてパワハラ・セクハラたくさんきいてる。だけど自分の名前と顔を公表してる役者本人からSNS等で発信されることは本当に少ない。— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
降板の多い公演の裏の話聞くと、たいていすごいハラスメントがまかり通ってたりする。本当になくなってほしいと思う。みんなで話を集めて集団で声明文として公にできる仕組みができて映画・演劇の垣根なく役者が守られてほしいと心から思います。
— やつは (@yatsuha828) April 17, 2022
実はshelfはもう何年も前だが、役者仲間が作品に関わっていて結局降板したのだけれど、その際その理由と内情を聞いていたのもあってか、やっぱりか………という気持ちしかない。 https://t.co/jYMZivdjBh
— 植松 俊 (@ShunUematsu) May 8, 2022
■和田華子氏が2021年8月に同様の稽古場のエピソードをツイートしていた
追い込む(引き出す)手段として
ある演出家が女優さんに
「君は俳優として殻が破れていない。駄目だ。乗り越えろ。その為に必要な事を今からするから僕を信じて。良い?
じゃあ服を脱いで。
下着姿になって。?脱いで。」結局その女優さんは脱がずに済んだけどトラウマ怖かった。
— 和田華子 Hanako Wada (@tsubaki_tsubomi) February 8, 2021
■三原やつは氏「私は謝罪も対話も望んでいない」「助け守り、二度と起こらないよう抑止とサポートのできる体制や繋がりが欲しい」
告発は色んな意味できつい。似たような経験があると、体験談に触れるだけでフラッシュバックが来ます。ハラスメントとして相談すべきか、誰に言えばいいか悩んで一人抱えてる人は相当きついと思う。「法廷を通せばいい」って発言も見ましたけど、それただの二次加害ですから。なんの地獄かな。
— やつは (@yatsuha828) May 9, 2022
私は謝罪も対話も望んでいないんです。ただ、起きたことと自分の痛みを書き、痛みを無いことにせず黙っていないことで「いつかの私のような痛みを、誰も負うことのない世界が当たり前になりますように」と願っています。対立したいんじゃない。寄り添い助け合い変えていこうよ、という気持ちです。
— やつは (@yatsuha828) May 9, 2022
本当なら加害当事者が公の場で謝罪して、その後の活動を第三者が抑止力として見ていてくれるほうがいいのでしょうが、謝られても許す気にもならないし…
なんていうか、例え話ですけど
レイプ犯から「公には出さないで個人的に謝りたい」って言われても、いや二度と目の前に現れないでくださいって話。— やつは (@yatsuha828) May 9, 2022
戦って勝って謝らせてって話じゃなくて
「傷ついた、怖かったって言っていい」し
「助け守り、二度と起こらないよう抑止とサポートのできる体制や繋がりが欲しい」って呼びかけていいし
「安心して創作に集中したい」と願うのってごく当たり前のはずなので— やつは (@yatsuha828) May 9, 2022
■矢野靖人氏(shelf)が経緯を説明/「記憶にない」に反論
shelfの代表の矢野と申します。初めまして。矢野について、現在、Twitter上で告発がなされていることは、ちょうど一昨日、世田谷パブリックシアターにも匿名で通報があったとの報告を受けて確認したところでした。1/8
— shelf@6/9(木‐12(日)シアタートラム新作「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」 (@Theatre_shelf) May 12, 2022
この件について「言ったことは無い」と劇団アカウントから発表があったと教えてもらいました。思い出せる様追記します。
服を脱ぐよう指示してきてそれを止めたのがその指示を出してきた矢野靖人のパートナー川渕優子氏でした。現場に居た俳優さんの方が詳しく覚えていてくれました。 https://t.co/T2felqOFQ7
— やつは (@yatsuha828) May 13, 2022
shelf 矢野靖人の件について「言ったことは無い」と劇団アカウントから発表があったと教えてもらいました。思い出せる様追記します。
服を脱ぐよう指示してきてそれを止めたのがその指示を出してきた矢野靖人のパートナー川渕優子氏でした。現場に居た俳優さんの方が詳しく覚えていてくれました。
— やつは (@yatsuha828) May 13, 2022
記憶にないって、すごくびっくりしました。 https://t.co/h1sWnuqGid
— 和田華子 Hanako Wada (@tsubaki_tsubomi) May 14, 2022
■二次加害をやめましょう
改めてシェアします #MeTooJapan
憶測などによる情報はインターネット上に一度公表されてしまうと、デジタルタトゥーとして残り続け、情報を正すことが困難になります。被害者の心理状態を想像せず、被害者に責任があるような考えを投稿することは二次加害にあたります。https://t.co/E10a62yKAb— 千尋 Chihiro (@ChihiroKOMMA) May 8, 2022
■野坂弘氏「あたかも“中立”に見える言動がどんな構造に加担し、助長し、どんなメッセージになるか」
「それ本当にあったの?」「私はされてないし」「された側にも原因があったのでは?」等と口にしてしまうのは、尊敬し慕う人の加害の可能性に傷つく自分の心を防衛しているからなのかもしれない
「信じたくない」とでもそんな板挟みのような葛藤を生み出してるのは、被害の声を上げた人ではない
→— 野坂弘 💙💛he/him (@very_big_eyes) May 5, 2022
→
もしかしたら真偽はわからないのかもしれない
でも構造的な差別やハラスメントについて言及する時、あたかも"中立"に見えるその言動がどんな構造に加担し、助長し、どんなメッセージになるか?
知っていたい— 野坂弘 💙💛he/him (@very_big_eyes) May 5, 2022
■高羽彩氏「正義のアドバイス…のつもりがトーンポリシングになっているということはよくよくある」
正義のアドバイス…のつもりがトーンポリシングになっているということはよくよくあるので、重々気をつけたいと思います。
傷つき痛めた心を抱えながらも勇気を持って立ち上がった人に対して(また立ちあがろうとしてる人に対して)ああすべきこうすべきと指示するのはとても傲慢な行為のように思う。— 高羽彩 (@ayatakaha) May 11, 2022
今はとにかく、勇気を持って沈黙を破った人たちが孤立しさらに傷つくことがないよう、連帯と共闘の意思を表したいと思います。#metoo
— 高羽彩 (@ayatakaha) May 11, 2022
■植松侑子氏「今、目の前で起きることに声を上げないと」
自覚的にしろ、無自覚にしろ、自分も過去に誰かを傷付けたかもと思うと、目の前で起こっていることに「自分が言える立場では…」と声を上げられなくなってしまう。
過去の連続での「今」じゃなく、過去は過去で真摯に反省し、未来につながる「今」として、目の前で起きることに声を上げないと。
— 植松侑子◆舞台芸術制作 (@maticcco) May 8, 2022
■山田カイル氏「僕は学生の頃、演劇サークルの友人らに対して酷いパワハラ/セクハラをしていました」「日々、自分がかつてしていたような振る舞いのことを読み、反省を新たにし続けています」
これまでも言葉をぼかして何度か書いてきましたが、僕は学生の頃、演劇サークルの友人らに対して酷いパワハラ/セクハラをしていました。本当に自分の振る舞いが恥ずかしいし、申し訳なかったと思っています。
— 山田カイル (Kyle Yamada) (@yamada_allergen) May 9, 2022
今でも友人でいてくれている人たちには折を見て、できるだけ謝罪してきましたが、僕とはもう話したくないという人もいるだろうし、僕の満足のために、一方的に連絡を取って謝罪するということは良くないと思って、連絡を控えている人もいます。
— 山田カイル (Kyle Yamada) (@yamada_allergen) May 9, 2022
そういう僕がハラスメントの問題について声高に話すこと自体、不快に思う人もいると思います。ただ、僕は自分の過去の振る舞いをなかった事にできるとは思っていない、という事はちゃんと明言しておきます。日々、自分がかつてしていたような振る舞いのことを読み、反省を新たにし続けています。
— 山田カイル (Kyle Yamada) (@yamada_allergen) May 9, 2022
自分が酷いことをした相手にきちんと謝罪をするということの他に、かつての僕のような馬鹿が好き勝手できない環境をちゃんと作ることに少しでも貢献する、というのが、僕なりの反省のし方だと思っています。
— 山田カイル (Kyle Yamada) (@yamada_allergen) May 9, 2022
■山口茜氏「指摘されたならちゃんと謝罪してください」「失敗したら、きちんと謝って、許してもらえなくても、反省していく」「「演出家と俳優」というだけで演出家に権力が発生し「無自覚」にパワーを持ってしまう」
加害側って「それ加害ですよ」って言われるまで、隠してるつもりない、つまりそれが加害であることに気がついてない場合が往々にしてあるので、指摘されてからきちんと謝罪して反省する、という順序もありなんだよ。ありなんだから、指摘されたならちゃんと謝罪してください。
— 山口茜 (@punainenpenkoa) May 9, 2022
やられた方は忘れないけど(忘れても奥深くに傷として残ってる)、やった方は忘れる。ある。ある。隠してたわけじゃない。わかる。わかるから、とりあえず事実関係をはっきりさせて、謝る勇気を持つんだ。謝って、今後そうならないためにどうしていったらいいか、具体的に考えようよ。
— 山口茜 (@punainenpenkoa) May 9, 2022
私も、会社でアンガーマネージメント講座受ける。
ハラスメント規定を揉んでる。自分の権力性をしっかり自覚していく。演出家、プロデューサー、代表社員である限り、いつでも簡単に加害者側に回る。失敗したら、きちんと謝って、許してもらえなくても、反省していく。それしかないと思ってる。
— 山口茜 (@punainenpenkoa) May 9, 2022
そうか。自分で書いてて気がついたけど、「それが加害だったと気が付かない」ということ自体が逆説的に「その関係性において権力を持っていた」ということそのものなんだな。
— 山口茜 (@punainenpenkoa) May 9, 2022
私以前、地点の三浦基さんの件で、すぐに彼を批判するのはどうかと躊躇してしまったことについて「演出家と俳優」というだけで演出家に権力が発生し「無自覚」にパワーを持ってしまうことへの視点が欠如していました。ここ2、3日で気がついた。遅いけど、被害を受けた方、ごめんなさい。
— 山口茜 (@punainenpenkoa) May 9, 2022
■石原燃氏「依頼を受ける条件として、座組全体でのハラスメント講習の実施と、ハラスメントを行わないと宣誓してくださる演出家の採用をお願いする」
本日、50歳になりました。
これまで、フリーの劇作家として、依頼されたら多少不安があっても、無条件に受けてきましたが、これからは、依頼を受ける条件として、座組全体でのハラスメント講習の実施と、ハラスメントを行わないと宣誓してくださる演出家の採用をお願いすることにします。続— 石原 燃 (@nenishihara) May 9, 2022
もちろん、私も一緒に講習を受け、ハラスメントをしないという宣誓もします。
それをお願いすることで仕事なくなるかも…という不安をずっと持ってましたが、そんな仕事はなくなってもいいんじゃないか、と思えるようになりました。(成長)続— 石原 燃 (@nenishihara) May 9, 2022
50代は、フェミニズムやジェンダーについて、同じ問題意識を持った作り手と、より多く出会っていけたらいいなと願っています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。— 石原 燃 (@nenishihara) May 9, 2022
ちなみに、上記の決断は、演劇界でハラスメントの告発が続いていることを受けてのものです。私がこれまで関わってきた現場でのできごとを受けて決断したものではありません。
— 石原 燃 (@nenishihara) May 9, 2022
また、今年はこの先、小説の執筆を予定していて、2年くらいは新作戯曲の上演はなさそうです。私の名前を見なくなっても、このツイートのせいで干されたわけではありませんので、誤解なきようお願い申し上げます。
— 石原 燃 (@nenishihara) May 9, 2022
■神田真直氏(劇団なかゆび)が「ハラスメントポリシー作成のためのメモ」を公開し、スペース(ツイッター上でのおしゃべり)を実施
来週は去年中止になった作品の本番で、今年は東京での公演が控えていて、これからまさに意気揚々と広い世界へ乗り出そうとしていたところに、絶望的な業界の体たらくを突きつけられて、何をどう頑張ったらいいのかわからなくなりそうだった。けれども、いつまでもくよくよしているわけにもいかない。
— 神田真直 (@masugu_jp) May 8, 2022
ハラスメントポリシー作成のためのメモ|神田真直(Masugu Kanda) #note https://t.co/NhtQxvcpwJ
— 神田真直 (@masugu_jp) May 8, 2022
「個人的な関係」とは「作品創作過程外のすべての交友」のことを指します。ですから、「個人的な関係を持つ」とは、ネガティブなことに限定されるわけではなく、楽しく食事に行ったりするだけの友人関係まで含みます。 https://t.co/hrTsDwOUzY
— 神田真直 (@masugu_jp) May 8, 2022
先程はありがとうございました!
この辺り参考にできそうだなと思いました…。
自分も目下WSがあるのでガイドライン考えていきたいです、、https://t.co/X4RXG91KWdhttps://t.co/9KKYODtffb— 林揚羽|5/15(日)リーディング短編集 B (@numbbump) May 8, 2022
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