「女性への差別・暴力/男女不平等の事例(2)」の続きです(⇒前回の投稿)。
主なニュースの見出しを箇条書きにして、その下にツイートを転載します。閲覧注意です。
・米国体操協会の元チームドクター、ラリー・ナサル受刑者の女子選手に対する性的虐待事件
・順天堂大「医学部の入試で女性や浪人生を不当に不利に扱った」
・美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎教授を元教え子の女性が提訴
・「NPO「soar」元理事の性加害で大揺れ」
・猪谷千香氏「山口元一弁護士「カオスラウンジによる名誉毀損の訴訟自体がハラスメントの延長」」
・信田さよ子氏「何より必要なことは、被害を受けたひとたちの言葉を聞くことである」
・お笑いコンビ・見取り図の冠番組『東京スケッチ』/女性宅侵入で下着をポケットに…
・女性は男性に比べて職業選択の幅が狭められている
・日本男性が家事育児に従事する時間が極端に少なく、既得権を手放さない件
・「育児の始まりは創作の終わり?」「多くの女性アーティストが出産を機に創作をやめている」
・安東量子氏「若いうちは男女差はそこまではない/実際に40になってみると、男女差は歴然」
■米国体操選手のシモーン・バイルス氏が、元チーム医師の性的虐待を黙認したとして米体操協会、米五輪委員会、そしてFBIを厳しく非難
【性的虐待の黙認を批判 シモーン・バイルス 】
「性的虐待を許したシステム全体を非難する」。米女子体操のシモーン・バイルス選手が、ラリー・ナサール元チーム医師の自身や他の女性選手に対する性的虐待を黙認したとして、米体操協会、米五輪委員会、そしてFBIを厳しく非難した。 pic.twitter.com/gi5JkKWW7o— Brut Japan (@brutjapan) September 16, 2021
■米国体操協会の元チームドクター、ラリー・ナサル受刑者の女子選手に対する性的虐待事件を巡り、同協会と米国オリンピック・パラリンピック委員会が被害者に3億8千万ドル(約433億円)を支払うことで和解が成立/ナサル受刑者は最長で禁錮175年の判決
性的虐待、433億円で和解 - 米体操、加害者は元ドクターhttps://t.co/tMy1N35FXl
— 共同通信公式 (@kyodo_official) December 14, 2021
■ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)でセクハラ/選手たちが試合中に円陣を組み意思表示
現在、NWSLでセクハラ問題が起きています。それに対し、選手たちが一丸となって立ち向かうことを今日の試合中に意思表示しました。問題が封印されていた“6”年間にちなみ、前半“6”分に両チーム選手が集まり円陣を組みました。
被害者をサポートし、二度とこんな事がないリーグに。 https://t.co/abXzUorima— 川澄奈穂美 Nahomi Kawasumi (@NahoKawasumi_9) October 7, 2021
■米国女子サッカー選手会、団交により男子チームと同一の報酬を勝ち取る
#女子サッカー 代表チームの契約 男子代表チームと同内容に変更へ
これまで女子代表チームと男子代表チームの報酬の格差の是正が訴えられてきましたが、アメリカサッカー連盟は、男女共に同じ契約を提示すると発表しました。https://t.co/FtxgWuzzze— TBS NEWS アメリカ (@TBSNEWS_US) September 15, 2021
米国女子サッカー選手会、団交により男子チームと同一の報酬を勝ち取る。みんなで揃って声を出すことの大切さを噛みしめる https://t.co/JrTUoGz8kY
— ガイチ (@gaitifuji) September 19, 2021
■強姦罪に問われた男の上告を棄却/求刑通り懲役7年
・2019年3月、性被害を巡る一審での無罪判決がこの事件を含め計4件続いたのをきっかけに、抗議の「フラワーデモ」が広がった
長女強姦、逆転有罪確定へ - 「フラワーデモ」きっかけhttps://t.co/Q3LTjLHt83
— 共同通信公式 (@kyodo_official) September 17, 2021
■順天堂大「医学部の入試で女性や浪人生を不当に不利に扱った」「受験料を返還」「1人当たり約4万~6万円が返還され、対象者は約3000人」
順天堂大が医学部の入試で女性や浪人生を不当に不利に扱ったと、東京地裁が認めました。東京医科大に続き2例目で、2017、18年度入試で不合格となった受験生への受験料返還命じています。#医学部不正入試問題
https://t.co/F7byJZnuuf— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) September 17, 2021
■中国で大学に進学したばかりの学生が女性のスカートのなかを盗撮して即退学
中国で大学に進学したばかりの学生がたった1日で学校を去ることになった話 pic.twitter.com/MoN4C0qLwC
— よねはらうさこ (@yoneharausako) September 18, 2021
■美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎教授(62歳)が元教え子の女性と10年にわたり関係/林氏の妻が女性を提訴して女性は敗訴/女性が林氏を提訴
>相手の心のドアを少しずつ開けて入り込む手口は「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」と呼ばれ、「グルーミング(手なづけ)」と合わせてハラスメントに多く見られる
美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎、元教え子の女性がセクハラで提訴。10年にわたり関係 https://t.co/NZKwjuEuIv
— 吉川慧 YOSHIKAWA,Kei (@dong_po_rou) September 20, 2021
美術手帖で取材しました。十年以上にわたる被害を記した訴状はあまりに分厚く、胸を抉られる内容でした。告発は心にご負担がかかることですのに、ご本人が異常を自覚できた今、ハラスメントの横行を止めたいと冷静かつ詳細に事実を共有いただきました。https://t.co/ZxKgTTeGk1
— mamihidaka (@mami_hidaka) September 21, 2021
美術手帖編集部員である以前に、一人の女性としてその勇気を尊敬し、感謝しています。上智大学は教育機関として学生を守る気はないのでしょうか?この回答はあんまり過ぎましたhttps://t.co/ZxKgTTeGk1
— mamihidaka (@mami_hidaka) September 21, 2021
論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていたhttps://t.co/06H7eNOfYY
林道郎教授(62歳)
「林氏の妻からSさんは「不貞行為」で損害賠償請求裁判を起こされて敗訴。2021年4月にはSさんが林氏に対し、約2200万円の損害賠償請求を求めて現在」— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 20, 2021
Sさんは大学3年生の時(2006年)から林氏の仕事を手伝い、卒業後は彼の研究室へ。2007年に林氏と性的関係を持ちラブホで修士論文の指導を受け…。Sさんは関係が終わった2018年以降に、林氏の妻から裁判を起こされ敗訴。林氏は10年以上“自由恋愛”関係にあったSさんを守らなかったのか。
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 20, 2021
教員と学生は当然「対等」ではない。大学院の指導教官になったならなおさら。林氏はSさんと出会った時も今も妻帯者。大学3年生は現役入学だと20歳か21歳かな。出会いは約15年前だから林氏は47歳ぐらいか。25歳以上離れてるよ…。他の報道や続報を待ちますが…現時点の情報だと…ひどい。
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 20, 2021
修論をラブホで指導して「たまたま」はもうギャグじゃん。「自由な恋愛」ハァ?もう、勇気を出して言いますね。大学教員、そんなモテるわけないです!すみませんけど(自分も入れてるから許して)!既婚ならなおさらです!!あなたがモテだ恋愛だと思ってるソレ、9割方セクハラパワハラアカハラです!
— 森 薫 | Kaoru MORI💉🦖💉 (@mori_irom) September 20, 2021
こちらは半導体大手インテルが2018年6月21日に発行したCEO辞任を伝えるプレスリリース。
理由は過去に"consensual relationship(合意に基づく関係)"を従業員と持っていたことが判明したため。
これは同社全ての管理職に適用されるポリシーに違反している、という。https://t.co/OUXwmpQaQZ
— 治部れんげ/ Renge Jibu (@rengejibu) September 20, 2021
ここで、重要なのは「合意に基づく関係」を社内規定で禁じていること。合意がなければ性犯罪だから警察案件。
管理職に適用するのは、部下との間に権力関係が生じるからです。
日本の大学も企業も、グローバルを云々するなら、この辺も取り入れたらどうか。
— 治部れんげ/ Renge Jibu (@rengejibu) September 20, 2021
美術業界のセクハラやアカハラの話なんて正直言って空気のようなもので、僕が知っているだけでも公表されていない悪質な事例はたくさんある。あまりにもポストや仕事が少なすぎて、それこそ権力勾配というやつが異常に強いので、みんな知ってて知らないふりをしているだけ。
— 松下哲也 (@pinetree1981) September 20, 2021
僕は教員や上司に性的関係を強要されて大学や仕事を辞めたり病気になったり裁判させられたりしている人を何人も知っているのでこういう話が耳に入ること自体が単純に嫌だし、「対等な恋愛関係」とか言い出す奴は一律気色が悪いと思います。
— 松下哲也 (@pinetree1981) September 20, 2021
上智大の対応は酷すぎる。権力関係による性的搾取と労働搾取。カリスマと教え子、アシスタント。カオス・ラウンジのケースと類似してる。
美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎、元教え子の女性がセクハラで提訴。10年にわたり関係|美術手帖 https://t.co/f5DQj1Fudl
— 🌈白石草 (@hamemen) September 20, 2021
いま話題の方ではありませんが、大学院進学を考え始めた頃、他大学の美術批評家の教授に大学院進学を考えていると伝えたら「うちの研究室にくるなら肉体関係があるのが前提」みたいに言われてドン引きした。(退職済)
もちろんその研究室には進学しなかった。そして美術系じゃない専攻に進学した。— Ayako Kimishima (@kimi_aya_) September 20, 2021
美術業界のセクハラ問題が話題になっていますね。ハッキリ言いますが、これめちゃくちゃあります。セクハラ、モラハラ、パワハラ…。
同期や後輩からセクハラ被害の相談を受けたことが何度もあります。中には絵を教えるから男女の関係にならないかと迫る内容のメールを見せられたことも…。→— 山本 周 (画家) (@amane_painter) September 21, 2021
通常イギリスの大学では既婚・未婚に関わらず指導教官が学生と恋愛関係になった際には、上司に報告して指導を離れます。公平な指導・評価が出来ない、他の学生たちが不公平感を持つなどが理由です。上司に隠れて付き合った場合、処分の対象になる可能性大です。→
— 池亀彩_AyaIkegame (@ayaikegame) September 20, 2021
■上智大学の学生が大学に抗議声明
昨日の美術手帖の報道を受け、GESとして、上智大学の対応に強く抗議し、適切な処分と再発防止を求める声明文を上智大学に先ほど送らせて頂きました。
学生が安心して勉学や研究に取り組むことができる環境を提供する、教育機関としての責任を果たして頂きたいと強く願います。https://t.co/rjrKnoLMqw pic.twitter.com/4KBtfgxXJi— GES (@ges_0424) September 21, 2021
■林道郎氏が美術評論家連盟の会長を辞任
10年にわたりセクハラを受けていたとして、元学生から提訴されている上智大学国際教養学部教授の林道郎氏が、美術経論家連盟の会長を辞任していたことがわかりました。https://t.co/4cfbth2GXF
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) September 27, 2021
上記ツイートですが、「美術評論家連盟」の誤りでした。訂正して謝罪いたします。
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) September 27, 2021
■林道郎氏は上智大学を退職の意向/元学生の女性は被害者だと気づくのに時間がかかった
美術評論家で上智大学の林道郎教授から、10年にわたりセクハラを受けていたとして、元学生の女性が提訴しています。
女性は上智大学にもハラスメントの調査を申し立てていますが、林教授は退職の意向を大学に伝えているとのことです。https://t.co/3E6W4eHAuD
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) September 29, 2021
よくセクハラとかパワハラとか、なんですぐに訴えなかったんだという声があるけど、実際に被害を受けている時は、生きのびることで精一杯で、反撃しようなんて思えないんですよね…。私もかなりきついパワハラ受けたことがあるけど、訴訟しようなんて当時は思わなかった。自分を守るのに精一杯だった。
— 猪谷千香🍋 (@sisiodoc) September 29, 2021
色々と広まってるので、昨日出した記事でも。学部時代から25歳年上の指導教授にセクハラを受けていたとして、訴訟になっている件です。元学生の方は自分が被害者だと気づくのに時間がかかったとのことです。https://t.co/tX9W0BEgsk
— 猪谷千香🍋 (@sisiodoc) September 30, 2021
■上智大学の学生団体Gender Equality for Sophia(GES)が大学に声明文を提出/上智大学だけの問題に留まらない
上智大学教授で美術評論家の林道郎氏からハラスメントを受けたとして、元学生の女性が林氏を提訴。これに対し大学側は「個人間のこと」とコメントしていた。大学側の姿勢に疑問を投げかけ、「社会の問題として考えたい」と署名活動を始めた学生さんたちを取材しました。https://t.co/8ydJ2rTdfT
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) October 18, 2021
■美術系の大学では学生の7割を女性が占める一方、教授は8割が男性と、指導される側と指導する側に偏りがある
美術界 “学びの場 作品など男女比率に偏り” 団体調査 #nhk_news https://t.co/3U1lq73dBf
— NHKニュース (@nhk_news) November 11, 2021
■ヒーローショーの舞台上で女性出演者にセクハラ
私がヒーローショーに携わっていたとき、ステージ上でも裏でもこういった「おふざけ」は沢山ありました。
その頃は難しかったけど、やめて下さい、不快ですって先輩や上司にきちんと言えるようになるといいな。
すごく時間がかかることだと思います。 https://t.co/2vrVDEP2X3— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) September 20, 2021
■純烈リーダー・酒井一圭の痴漢行為に猛批判/大人も「プライベートゾーン」から学ぶ必要がある
書きました。
大人に性教育が必要なのではという思いです。
純烈リーダー・酒井一圭の痴漢行為に猛批判 「触られたくらい」ではない性被害の実態と性教育の重要性 https://t.co/0BSHHfh9QP @wezzy_comより
— 雪代すみれ❄️ライター (@yukishiro7946) September 22, 2021
【取材記事公開📝】
著者の遠見才希子さん@emmi__chan に伺いました!
初めての性教育絵本としてオススメしたいです✨
性について楽しく学ぶ 性教育絵本『だいじ だいじ どーこだ?』遠見才希子さんインタビュー https://t.co/yPlRi3JS18 @wezzy_comより
— 雪代すみれ❄️ライター (@yukishiro7946) August 19, 2021
■京都大学のハラスメント相談室は同大学の教員
2004年頃、下級生の女子院生が、指導教員でもある京大経済研究科のとある助教授に二人きりの食事に誘われて行って、うーん…となったのを私と女性の先輩が相談された。私はそれはちょっとあかんからハラスメント相談室に行った方がいいよ、といって調べたらなんと当該助教授がハラスメント相談員だった
— Aki Tonami (@atonton28) September 21, 2021
ちょっと気になって見に行ってみたら、今の今も教員をハラスメント相談員にしているようで、「相談員はハラスメントしないはずだ」あるいは「教員の片手間対応で良い」「第三者は必要ない(あるいは第三者は不都合)」という認識の甘さに驚愕しています。https://t.co/K3cWTAVCYr pic.twitter.com/I035dRvDw9
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) September 21, 2021
■「NPO「soar」元理事の性加害で大揺れ」
【NPO「soar」元理事の性加害で大揺れ】
DaysJapan元編集長による女性スタッフへの性暴力が起きたり、障害者支援の福祉法人グロー理事長による性被害で、裁判が起きたりしています。なぜ、社会的弱者の支援や人権の重視を掲げてきた団体で、加害行為が相次ぐのでしょうか。https://t.co/Ug9RqYrxCu— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) May 30, 2021
■アサダワタル氏「本当にそれを今やることが必要なのか」
・産経新聞の朝刊の地域ニュース欄「『係争中』口閉ざす関係者」と見出し
・ハラスメントの事案に何も決着が付いていない状況で、しかも北岡氏(グローの元理事長の北岡賢剛氏)やグローからのまともな見解が示されないなか形式的にはグローの主催イベントでないにせよ、実質北岡氏やグローによる企画・運営力が色濃いこのフォーラムを再開することは端的に残念
社会福祉法人グローと愛成会に長く関わってきた文化活動家のアサダワタルさん(@WataruAsada )
のnoteに、来年2月に予定しているアメニティフォーラムについて想いが綴られています。◆本当にそれを今やることが必要なのかhttps://t.co/7zzC9Dfzm7
— Dignity for All -社会福祉法人役員による性暴力・ハラスメント裁判の原告を支える会- (@info_fnht) December 17, 2021
■猪谷千香氏「山口元一弁護士「カオスラウンジによる名誉毀損の訴訟自体がハラスメントの延長」」
※カオスラが公表した「安西彩乃さんによる「不法行為になりうる複数の問題行為」」は明らかになっていない。
カオスラウンジによるハラスメントを告発した女性が、逆に名誉毀損で訴えられました。現在、女性はカオスラを提訴していますが、女性の代理人である山口元一弁護士は、「名誉毀損の訴訟自体がハラスメントの延長」と厳しく批判しています。https://t.co/1GQ9FPRIqV
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) October 30, 2021
■信田さよ子氏「クハラをめぐる加害・被害対立の二極化を越え、真に当事者をサポートするための考察」
「加害者=悪といった正邪論が優勢となれば、それと反比例して、反フェミバッシングや「被害捏造論」も大きくなる」
「何より必要なことは、被害を受けたひとたちの言葉を聞くことである」
信田さよ子さんの新連載「『よきことをなす人』たちのセクハラ」がはじまりました。セクハラの仕組みについて、そして「よきことをなす」ことがしばしば加害につながることについて、被害者たちの声を真摯に聞くことから考える連載です。#晶文社スクラップブックhttps://t.co/6XfG2dkfhb
— 晶文社 (@shobunsha) November 4, 2021
■大阪府警察本部「夜の街にはキケンがいっぱい/被害者のほとんどは10~20歳の女性」/女性への加害を容認してきた社会の問題
大阪府警察本部はいつまで女性の行動を制限する方向で「防犯」を続けるつもりだろう。若い女性の被害を防ぐためにもっと教育すべきはこの手の加害を容認してきた男性中心・女性蔑視社会でしょう。なぜそこに向けたメッセージをこのくらい気合入れて出さない? pic.twitter.com/e8h2ZrOk1Y
— S.Itani (@ikeitani) November 11, 2021
■女性宅侵入で下着をポケットに…見取り図の冠番組に非難轟々
・ABEMA SPECIALチャンネルで放送されている、お笑いコンビ・見取り図の冠番組『東京スケッチ』
『盛山は《今日の東京スケッチは一般女性の留守宅へガチ侵入をする、ほぼ空き巣企画です。是非!》と紹介』
「ガチ児童虐待企画です。是非!」とかはありえないのに、女性宅に侵入してパンツを盗む行為はギャグにする。いい加減、性暴力やジェンダーについて学ぶべき🐚🐚https://t.co/CHFLeKYpJ7
— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) September 24, 2021
なんかもう絶句しますよね……こういう恐怖が人生を左右するトラウマになる可能性だってあるのに。本当にやめてほしいです。
— Miho Morioka 森岡実穂 (@MoriokaM) September 22, 2021
される側の気持ちや人生への想像力ゼロですよね…。「やんちゃしても女性は許してくれる」という甘えが前提で、怒ったら「空気読めない」「心が狭い」とか言いそう。他人にされて嫌なことを「嫌だ」と言ってるだけなのに、聞く気は最初からなく強引に押し付ける…。暴力の野放し状態を変えたいですね。
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 23, 2021
「やんちゃしても女性は許してくれる」という甘え、本当にあると思います。見知らぬ男、自分より強い男ではなくて、ひとり暮らしの女性を狙うわけですから……都合が悪くなると「冗談がわからない」と言う流れもよく見ますね。TVは社会の公器として最低限のラインは守ってほしいものです。
— Miho Morioka 森岡実穂 (@MoriokaM) September 23, 2021
■此花わか氏「30歳前後で人が辞めていく…日本映画界の労働環境とジェンダーギャップの是正のために必要なこと」
・「Japanese Film Project(JFP)」が、映画監督の歌川達人氏、ジャーナリストの伊藤恵里奈氏、SAVE the CINEMAなどの活動でも知られる映画監督の西原孝至氏の3人によって立ち上がった。
【JFPメディア掲載】
Q、なぜ、ダイバーシティ&インクルージョンが進まないのか?
”第一に、映画業界の意思決定層が中年以上の男性で占められていること。ジェンダーや年齢などの観点で、多様性が乏しい人々だけで議論し意思決定をしていることが問題(続く)https://t.co/suiz1hF0Zm @wezzy_com— Japanese Film Project (@JpFilm_Project) September 20, 2021
■ふくだももこ監督/女性映画監督が増加/女性の労働環境などについて記録が必要
今年のPFFの受賞者、ほとんどが女性の監督だったらしい
今、映画監督の男女比はおそらく9:1くらいだけど、これからの10年で7:3にはなると思うだから女性の映画監督のこと、セクハラやパワハラ、生活や身体の変化、妊娠出産育児と仕事をどう両立するかを記録として残しておく必要が絶対にある
— ふくだももこ (@fukuda_29) September 25, 2021
■2020年7月10日のツイート/「女性は妊娠・出産でキャリアを中断するため資格があった方がいい」/女性は男性に比べて職業選択の幅が狭められている
私長い間専業主婦してたんだけど、ある資格を持っていて再就職ができたの。で夫が「やっぱり女の子は資格があった方がいいよね。娘にも資格を取らした方がいいかも」って言った瞬間、自分でもびっくりする程涙が出た。夫もいきなり泣き出した私にびっくり。
— 柾 (@masa2468asam) July 10, 2020
なんで息子は自由に職業が選べて、娘には資格のある職業?夫は夫なりに娘の将来を想っての事はわかってる。でも、娘だけ職業選択の幅が狭められる現実に涙が止まらなかった。私夫の前で泣いたの初めてで、夫はなんでそこで泣く!?って驚いてたけど、私はずっとこの理不尽さが悔しかったんだよ。
— 柾 (@masa2468asam) July 10, 2020
■小泉なつみ氏「漫画家・ペス山ポピーさんインタビュー」/#MeTooをはじめとしたセクハラ被害をNOとする《社会通念》の変化
めっちゃ良い記事、ぜひ🐚✨
『「小学館では金輪際、漫画を描かない」と言ってくる可能性もある。そうしたらお前は責任を取れるのか?』と。もちろん、責任なんて取れません。ただ責任は取れないけど、それとセクハラ被害は関係ないことです、と話しました→ https://t.co/EPuVDnLZBW
— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) October 2, 2021
■マレーシア政府「国内上場企業の取締役役に少なくとも1人の女性を選任するよう義務付ける」/上場企業のおよそ4分の1に当たる約250社にはいまだに女性の取締役がいない
マレーシア、上場企業に女性取締役の選任義務化へhttps://t.co/ec55TomINH
— AFPBB News (@afpbbcom) October 30, 2021
■日本人の男女比と衆議院議員の男女比
人口ピラミッドの比較はパーセンテージで見ないとわかりにくいですよ。
衆院議員と日本人の人口ピラミッド https://t.co/eIyCQkIoTW pic.twitter.com/YxqRowt7Pk
— 菅原 琢(SUGAWARA, Taku) (@sugawarataku) September 7, 2021
リンク先にある意見投稿募集記事にいただいた読者コメントをまとめたのが下記記事になります。
「おじさん支配」脱却こそ政治不信克服の鍵 女性議員増加なぜ必要なのか https://t.co/Dr0acyoqiV pic.twitter.com/1UtVUrkAb3
— 菅原 琢(SUGAWARA, Taku) (@sugawarataku) September 8, 2021
■「参議院 文教科学委員会 理事会」の全理事が女性に
本日の「参議院 文教科学委員会 理事会」前の様子です。
なんと 全理事が女性!! pic.twitter.com/iTr1ediSgT
— 太田房江 (@fusaeoota) November 12, 2021
■日本男性が家事育児に従事する時間が極端に少なく、既得権を手放さない件
日本男性が家事育児に従事する時間が極端に少なく、既得権を手放さない件、諸外国と比べると異様な状況なのはもっと知られた方がいいと思っています。https://t.co/8pzLFWStB7 https://t.co/l5EdcJ4E2P pic.twitter.com/IH1xPOPsAG
— Atsuko TAMADA (春日井市EWとしてモデルナ2回接種済み) (@atsukotamada) November 28, 2021
■全国市長会長を務める福島県相馬市の立谷秀清市長(70)「女性に悪いけど、男性の所得を上げていかないと人口問題は解消しない」
こっちも最低。元自民党県議の医師だそう。
「労働分配率を上げて、男性の所得、女性に悪いけど、男性の所得を上げていかないと人口問題は解消しない」と少子化対策の持論を述べた。」https://t.co/vKu1o1mkks
— 弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」10刷 (@katepanda2) October 29, 2021
「今度の美人会長も楽しみ」「男性の年収と婚姻率は比例する。女の人ってそうなんだと思うような結果が出る」「女性に悪いけど、男性の所得を上げていかないと人口問題は解消しない」
↓
「男女を蔑視する意図があるものではありません」#差別はたいてい悪意のない人がするhttps://t.co/DFBD6wJdrr— 長田杏奈 (@osadanna) October 29, 2021
*日本では、女性に無償のケアを担わせ、非正規で働かせるモデルが続いている。
*非正規労働者の役7割が女性
*コロナ禍で「シフトが5割以上減少」かつ「休業手当を受け取っていない」パート・アルバイト女性=「実質的失業者」女性は103.1万人。 https://t.co/grZgGikqIc pic.twitter.com/dA8mU76g8I— 長田杏奈 (@osadanna) October 29, 2021
■「育児の始まりは創作の終わり?」「多くの女性アーティストが出産を機に創作をやめている」
・モンデンエミコ氏「卒業し、結婚して名字が変わり、子どもが生まれてからも、創作に打ち込んでいる時だけは、『モンデンエミコ』という1人の個人でいられた」
・子どもを保育園に預けるため金沢市に提出する就労証明書の職業欄。そこに私は『アーティスト』ではなく、『大学の事務職員』と記載している。子どもを預け始めた当時、私が住んでいる金沢市では自営業の「点数」が低く設定され、勤務の実績も表しにくい『アーティスト』という肩書だけでは希望の保育園に預けることが難しかった。ほかに仕事を持たなくてはならない事情があったのだ。
これすごい良い視点。子どもが生まれる前は若い女性作家さんの作品を細々と買ってたけど、多くの人が出産後に消えていったのは本当に残念でした。
育児の始まりは創作の終わり? | NHKニュース https://t.co/ZsaTUuyzfm
— 猪谷千香🍋 (@sisiodoc) December 27, 2021
■安東量子氏「若いうちは男女差はそこまではない/実際に40になってみると、男女差は歴然」
研究の世界に限りませんが、若いうちは男女差はそこまではないのですよね。まわりの男性もリテラシーがあるし、だから、自分たちが40くらいになる頃は、きっと男女差は自然になくなってるはずだ、と私も思っていましたが、実際に40になってみると、男女差は歴然としていました。
— 安東量子 (@ando_ryoko) October 30, 2021
⇒(4)に続く。
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