【ハラスメント】カテゴリーの13番目です(⇒前回の投稿)。
2021年6月から秋にかけて開催された「東京芸術祭ファーム」では、参加者向けに「ガイドライン」が提示されました。「差別やハラスメントの禁止」を謳うもので、一般に公開されています。A4用紙で3ページという短くて簡潔なものですので、これを土台にして各公演の「ガイドライン」を作るのも良いのではないかと思います。
■対談:未来の舞台芸術を育てるために(2021.09.15)
多田淳之介(東京芸術祭ファーム ディレクター)
長島 確(同共同ディレクター)
https://tokyo-festival.jp/2021/openfarm_1
【「Open Farm」ディレクターズ対談公開!】#東京芸術祭ファーム の活動の様子を発信していく「Open Farm」。
第1回目はファームディレクター・多田淳之介×共同ディレクター・長島 確による対談をお送りします!<対談:未来の舞台芸術を育てるために>
▼全文はこちらからhttps://t.co/DtNRKBAEXO pic.twitter.com/xDWaYbGJoV— 東京芸術祭ファーム – TOKYO FESTIVAL FARM (@tf_farm) September 15, 2021
■東京芸術祭ファーム2021 Young Farmers Forum 最終レポート(2021年11月)
五島真澄氏「プログラム参加者全員の「共通認識」として、これ(ガイドラインとコミュニケーションデザイン)を冒頭で時間をとりシェアするのは画期的」
以下に主な事例の見出しを箇条書きで並べて、その下に関連ツイートを転載します。
・東京芸術祭ファームがハラスメントガイドラインを公開
・EGSA JAPAN「ハラスメント防止ガイドライン」冊子作成
・小栗旬主演のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』徹底したハラスメント対策
・白石和彌監督「Netflixはリスペクトトレーニングもやる。週に1回、まったく働いてはいけない日を必ず作ったり」
・ハリウッド映画制作スタッフ組合がスタジオと条件合意(ストライキ回避)
・「斉藤由貴「頭もおかしくなりますよ」デビュー映画で浴びた相米監督の洗礼」
・草笛光子氏「日本も役者のユニオンをつくるべきです」
・相馬千秋氏「「パブリックな場や関係性において不機嫌/非協力的でいられるオヤジ特権」は死滅するはず」
・馬奈木厳太郎弁護士が劇団でハラスメント講習
■東京芸術祭ファーム/「応募書類で性別を尋ねずに自分に使って欲しい代名詞を尋ねる」
今回東京芸術祭ファームでは多くのプログラムで応募書類で性別を尋ねずに自分に使って欲しい代名詞を尋ねることにしました。書類を読んでいてもそうしてとても良かったと思うし、そうじゃなかったこれまでの環境は無くしていかないとと改めて思いました。これからを作っていかねば。
— JunnosukeTada@JPN (@TDLTJ) July 3, 2021
2018年の東京芸術祭APAFで生まれて初めて、演出家から
「華子はHeが良い?Sheが良い?教えて☺」
って言ってもらえて、ええ?!私が決めて良いのっ?!聞いてくれるの?!そんな事が起こりうって良いの?!なにその世界!!って感じて、とても嬉しかったです。
これからが作られていくの、良いですね。 https://t.co/pn9HPj2cg2— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) July 3, 2021
— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) July 4, 2021
■松崎悠希氏「”What is your pronouns?”(あなたの代名詞は?)を挨拶の一例として教え始めた方が良い気がする」
そろそろ日本の英語教育でも、相手に失礼の無いよう、
"What is your pronouns?"
(あなたの代名詞は?)
を挨拶の一例として教え始めた方が良い気がする。theyの単数形も。でないとこれから国際社会の大舞台で、前時代の文化圏の住人だと大恥をかくケースが出て来るはず。— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) December 27, 2021
・・・でも、日本の学校教育の現場だと、この質問の練習の過程で、生徒のアウティング(本人が公にしていない性自認を他の生徒や先生が勝手にバラすこと)が起こる可能性も恐ろしかったりもする、、、
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) December 27, 2021
■性別選択欄は「男性」「女性」の2択ではダメ/3つ目は「その他/回答しない」等が考えられる
オニツカタイガー、アマプラの『シンデレラ』とのコラボスニーカーが「ガラスの靴をイメージしつつも性別や年齢にこだわらない」と説明にあって、すごく良いなと思ったのに、メルマガの会員登録の項目が男女の二択しか無くて非常に残念。根本からアップデートしてください。 pic.twitter.com/M1VFfxWuGX
— 徳永京子 (@k_tokunaga) September 17, 2021
■EGSA JAPAN「ハラスメント防止ガイドライン」冊子作成
EGSA JAPANでは、ハラスメント防止ガイドラインの冊子を作成いたしました。ハラスメントが起きやすい構造についてなど、学術的な読み物としてもお楽しみいただけますとともに、手に取りやすいデザインを心がけました。1月中旬を目処に配布予定です🌈🌈 pic.twitter.com/5mFm9f1r9H
— EGSA JAPAN@芸術におけるジェンダー&セクシュアリティ教育 (@egsajapan) December 26, 2021
『美術手帖』2021年2月号に掲載いただいたガイドラインを改稿しており、吉良智子さんのご論考も加えております。ご協力くださったみなさまに深く感謝申し上げます。
— EGSA JAPAN@芸術におけるジェンダー&セクシュアリティ教育 (@egsajapan) December 26, 2021
⇒美術手帖 2021年 02月号「芸術分野におけるハラスメント防止ガイドライン」(116~124ページ)
ハラスメントの実例が紹介されており、二次被害や相談先についても簡潔にまとまっていると思います。
■アルテイシア氏「芸能事務所はタレントを守るために、ジェンダー教育や人権教育を徹底してほしい」
推しがセクハラや雑なイジリとかされたら泣いちゃうから。あと万一、推しが不適切発言とかで炎上したら死んじゃうと思う。我が推しに限ってそんなことはないと信じている…が、しかし。ほとんどの日本人はまともなジェンダー教育や人権教育を受けずに育っている。https://t.co/HvsV2PuamT
— アルテイシア新刊「フェミニズムに出会って長生きしたくなった」 (@artesia59) October 18, 2021
”ジェンダー教育や性教育を受ける機会がなかったことは、本人のせいじゃない。……一番の問題は「あなたには学びが必要だよ」と言ってくれる人がいない環境だろう。芸能事務所はタレントを守るために、ジェンダー教育や人権教育を徹底してほしい。”https://t.co/SvFJczMfvu
— Momoko Kawano * 河野桃子 (@momo_com) October 19, 2021
■ファンにできる二次加害の防止/まずは声をあげた被害者の側につく
母が性暴力を告発された俳優に対して「せっかくいい作品に出てたのに残念」「本当なのかな」と漏らすので、私は常に推しと呼ぶ人が誰かを傷つけた時に振る舞うべき言動について考えていて、もし疑惑の段階だとしても、二次加害が蔓延る社会でまずは告発した側につきたいと思っている、という話をした
— まどり (@naratauni_charm) October 20, 2021
名声のある人物が告発された時、その人物のファンの存在は被害者にとっては脅威の一つだと思う。「信じている」「待っています」という言葉は、一見すると事件や被害者を直接的に非難していないように思えるが、実際は加害者にパワーを与えている。二次加害に加担することになる
— まどり (@naratauni_charm) October 20, 2021
■鈴木みのりさん「無料の相談窓口リスト」(連続ツイートの部分転載です)
4年前に舞台芸術界でのハラスメントに関する勉強会を有志で始めて、個別に相談がくるもののカウンセリングや法的な対応など、非専門家では対応できない、へたに関わってむしろ被害訴えをした人をさらに傷つける可能性があるということを考慮して、ひとまず既存の窓口につなげようと以下のリストを
— 鈴木 みのり (@chang_minori) September 9, 2021
作ったんですが、舞台芸術の世界に限らず、そして自身が直接被害を受けてなくて「どうにかしてあげなきゃ」と義憤に駆られている人も、自分の認識する事実や感情と、具体的ななにができるか? という現実の対応の限界含めて、整理のためにも、無料枠もあるのでサポートをhttps://t.co/KMtzwEq0Cn こ
— 鈴木 みのり (@chang_minori) September 9, 2021
活用してほしいなと思います。あと、もしかしたら状況次第で難しいかもだけど、一般論ですけど、とにかく「あ、やばい」と思ったらスマホを使うなどして録音をする、記録をつけてほしいです。記憶を頼りにすると、複数の証言に依拠せざるをえないし、集団の人間関係も影響したりするから、「言った・
— 鈴木 みのり (@chang_minori) September 9, 2021
言わない」「あなたがこうした・嘘だ」とかの水かけ論になることもあるし、それで別の関係性が悪化する場合だってある……。第三者のプロが入ることで、その方向にいかずに済む可能性を守れると思います。
— 鈴木 みのり (@chang_minori) September 9, 2021
■「(オーディションで)俳優の演技力よりも、その人間性に注目する」ケースが増え始めている
俳優の演技力よりも、その人間性に注目するー製作予算が小さい日本の映画作りではそういう思考の監督は今後必ず増えます。特に世界に目が向いている作り手ほどそうなるでしょう。当然オーディションのスタイルは変化するし、既に対応できている俳優が選ばれ始めています。
https://t.co/EiovM202TZ— 三谷一夫 (@mitani_kazuo) November 5, 2021
■キャスティング会社「カイジュウ」は多様性に富むキャスティングを目指す
この「史上最高のセルフテープの撮り方」を制作した、ハリウッド作品などのオーディションを手がけるキャスティング会社「カイジュウ」さんのオーディション募集案内には、このような「多様性宣言」が掲げられています。はやく日本国内の全てのキャスティングがこうなれば良いのに。 https://t.co/k0SxgQajsj pic.twitter.com/sxkbYDu1WG
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) November 18, 2021
■大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん
「演者、スタッフ向けにネットフリックスが採り入れている「リスペクト・トレーニング」というハラスメント講習をした」
8/2朝日新聞
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん
「演者、スタッフ向けにネットフリックスが採り入れている「リスペクト・トレーニング」というハラスメント講習をした。大河として初めてで、同社からノウハウを教わった。「誰もがノビノビと働けることが一番良い。他の現場でも広まれば」」 pic.twitter.com/L2QIKBlDzr— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) August 3, 2021
■小栗旬氏「たとえば舞台のアンサンブルのダンサーは手術で半年間休むと生活ができないから無理をしてでもやる」「やっぱり何かしらの保証がないと命を懸けていけない」「好きなことが仕事になってるけど、好きだけでは限界がある」「最低でも自分の現場だけは変えていきたい」
俳優の小栗旬さんが、舞台人の労働環境について語られていました。
ミュージカルが大好きな僕も、かなり前から気になっていたこともお話しされています。舞台のアンサンブルの方達の"過酷な現状"にも触れていました。
『好きだけでは限界がある』
という言葉を聞いて、胸が本当に痛みます(涙) pic.twitter.com/uvYWwVfzef— ゆうま@ミュージカル観劇 (@k7_dh) October 14, 2021
私もこれを見て同意しかなかった。食事すらまともに取れない現場も。本番はマイクが付くのに怒鳴るレベルで出させて声を壊してしまう役者も沢山見てきた。でも何の保証もない。
せめて私が指導する現場は誰に何を言われても声を守る事を優先させる。ミュージカルをやるなら声の健康あってこそだから。 https://t.co/08QwJlyR70— 平岡由香 (@yukayuka210) October 14, 2021
■小栗旬主演の次期大河 徹底したハラスメント対策で良好な撮影現場に
・2022年1月9日にスタートするNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
・クランクイン直前、「リスペクト・トレーニング」なる講習が行われた。
・オンラインで約1時間行われた講習には、出演者やスタッフなど60人以上が参加
小栗旬主演のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
徹底したハラスメント対策働き方として、「週1日は必ず休日にする」「撮影時間は1日12時間まで」「終了から次の日の撮影開始までは10時間空ける」、といった細かい項目が決められているという。#NEWSポストセブン #芸能記事https://t.co/4sbm6TBmZL
— NEWSポストセブン (@news_postseven) December 20, 2021
クランクイン直前「リスペクト・トレーニング」なる講習が行われた
もともとは『Netflix』が自社のオリジナルコンテンツを制作する際にキャストやスタッフ向けに実施しているもので
相互への尊敬・尊重を深め、職場でのハラスメントを防止するのが目的。
画像:ナレーションは長澤まさみが務める pic.twitter.com/BjePTZDa1f
— NEWSポストセブン (@news_postseven) December 22, 2021
「台本にないセリフやシーンの強要や、拒否できないようなハラスメント防止はもちろんのこと、ハラスメントを報告した人への仕返しは許されないといった認識を全員で確認しました」#NEWSポストセブン #芸能記事 #ハラスメント
画像:脚本は三谷幸喜 pic.twitter.com/MrUWGAT2W7— NEWSポストセブン (@news_postseven) December 22, 2021
■白石和彌監督「Netflixはリスペクトトレーニングもやる。週に1回、まったく働いてはいけない日を必ず作ったり」
日本映画界の「孤狼」が示した未来 白石和彌監督インタビュー(前編)https://t.co/rWmQpQ8VDX
「製作費もあるし、Netflixはリスペクトトレーニングもやる。週に1回、まったく働いてはいけない日を必ず作ったり。日本映画界はみんな真面目だから休みでも働くけど、それを仕組みとして抑止する」— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) August 11, 2021
■「日本映画の労働環境の貧しさを変えるために 入江悠監督インタビュー(前編)」
入江「ぼくが韓国で撮った映画の場合、週休二日制で一日労働時間は13時間まで、という労働面での制限があり、時間を10分でもオーバーすると怒られる」
入江悠監督インタビュー。まず前編です。「映画の興行成績とは関係なく「この映画の監督料はいくらです」とあらかじめ決まっています。ただ、さらに問題なのは、そもそも最初に金額が提示されていない場合もあり、映画を作り始めてから後出しで金額を言われることもあります」 https://t.co/Vcb0vGJjCa
— 中井 圭 (@nakaikei) August 18, 2021
■撮影監督や照明家も「時代も変わってるから色々教えて欲しい」「自分たちも安心してちゃんと撮りたい」
長年“濡れ場”の撮影をしてきた撮影監督や照明さんから「女性に入ってもらえると安心」「時代も変わってるから色々教えて欲しい」「自分たちも安心してちゃんと撮りたい」という声を聞き、自分は「撮影ー男社会ー理解してもらうの大変」というバイアスかけて挑んでたなと気づいた
— もも she/her (@Intimacy_Japan) October 4, 2021
■ハリウッド映画制作スタッフ組合がスタジオと条件合意(ストライキ回避)
ハリウッド映画制作スタッフ組合がスタジオと条件合意に達しました!ストライキ回避です。
・最低保障賃金UP
・前の日の撮影終わりから次の日の集合時間まで最低10時間空けること(例外は認めない)
・週末は最低でも54時間与えること
・多様性を受け入れ平等な労働環境を保障するよう取り組むこと
など https://t.co/ylxnAF5Jey pic.twitter.com/2r1KGlB6bB— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) October 17, 2021
主張するからこそ得れるもの。私たちは「仕事があるだけもありがたい」と思うように刷り込まれてるし、下手するとギャラ知らないまま発車するなんてザラだもんね、、、もっとお金や労働環境について話す、伝える、時には正しく怒るが必要だ https://t.co/RGTLhe7OID
— もも she/her (@Intimacy_Japan) October 17, 2021
■昔のパワハラ的なやり方は通用しない
役者って雇われる側の人間だから立場が弱いんだよね。だからこそお互いに守り合わないといけない。もう2022年になろうとしているんだから、昔のパワハラ的なやり方は通用しないんだよ。
— Akihiro Kitamura 北村昭博 (@akihirokitamura) December 21, 2021
■「斉藤由貴「頭もおかしくなりますよ」デビュー映画で浴びた相米監督の洗礼」
・85年の映画デビュー作「雪の断章-情熱-」(相米慎二監督)の撮影当時
・「リハーサルから『もう1回』『もう1回』と何十回も繰り返す。理由も『違う』という言葉ぐらいで、どうすればいいのか分からない。そのまま夜になって、いざ撮影が始まると、相変わらず『もう1回』と繰り返す」
・「“ずぶの素人”に相米監督は容赦ない試練を与え続けた。真冬の北海道の川で泳がされ、疾走するバイクにアクロバティックな姿勢で座るように求められ、荒れる波打ち際に並んだテトラポット(消波ブロック)を飛び移らされたりした」
「斉藤由貴「頭もおかしくなりますよ」デビュー映画で浴びた相米監督の洗礼」https://t.co/FcilzjoFgG
36年前のエピソード。パワハラです。
今はNETFLIXのリスペクト・トレーニングを受講する映画撮影現場もあるそうです。https://t.co/SvT47e6hmu— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 5, 2021
■草笛光子氏「日本も役者のユニオンをつくるべきです」
草笛光子さん(俳優)「日本には役者を守るところがないでしょう。所謂事務所だけで。日本も役者のユニオンをつくるべきです。じゃないと、良い役者が出てきません。外国の役者さん、みんな堂々と発言してるじゃない。『あたしは何党』ってね。日本も伸び伸びと大きく育ててほしいですね」 https://t.co/yXYn8GRjZs
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) October 31, 2021
■相馬千秋氏「「パブリックな場や関係性において不機嫌/非協力的でいられるオヤジ特権」は死滅するはず」
まあそのうち、「パブリックな場や関係性において不機嫌/非協力的でいられるオヤジ特権」ってなくなると思いますよ。
身内も仕事相手も、誰も相手にしなければいいだけ。
過渡期を生きる我々は今は辛いけど、いずれそういうオヤジ特権は死滅するはずなので、譲歩せずに頑張ろう! https://t.co/a9flDqt2cz— 相馬千秋 (@somachiaki) September 2, 2021
もはやミーティングはオンラインで事足りる時代。
為政者や年長者が威張るための空間演出や時間配分が無効化して、本質的な対話が身体的な虚勢なしに成立するのは◎。
長年、年長者の非合理的・非生産的なミーティングに同席させられてきた身としてはほっとする反面、何が失われたかも検証したい。— 相馬千秋 (@somachiaki) September 9, 2021
■馬奈木厳太郎弁護士が劇団でハラスメント講習
10月26日、#福島 地裁から #燐光群 の #稽古場 へ向かい、#ハラスメント 講習の講師を務めさせていただきました。
ハラスメントは1対1の関係の問題と思っている方もいらっしゃいますが、#座組 という環境の問題でもあります。https://t.co/D9vxljMHlU— 馬奈木厳太郎(Izutaro MANAGI) (@IzutaroManagi) October 27, 2021
燐光群のように歴史も影響力もある #劇団 がハラスメント講習を始めたことは、とても意義のあることだと個人的には考えます。他にも広がればと思います。
また、もし自分のところでもという方がいらっしゃいましたら、劇団の大小は関係ないので、ぜひご連絡ください。ご相談させていただきたいです。— 馬奈木厳太郎(Izutaro MANAGI) (@IzutaroManagi) October 27, 2021
■馬奈木厳太郎弁護士「来月もまた数件のハラスメント講習があります。僕は現場の人たちと関わり、現場で続けることが自分の役割だと思っています。それで業界が変わっていければいいんじゃないかな」
アップリンクで元従業員らがパワハラを告発した事件で代理人をつとめた馬奈木厳太郎弁護士。いま、映画や演劇などの業界からハラスメントをなくすための活動をおこなっています。https://t.co/WtRYdFNkJ8
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) November 13, 2021
今日はハラスメントに詳しい馬奈木弁護士さんによる「リスペクト講習」がありました。演劇という特殊な業界ではハラスメントに麻痺しがちですが、多くの学びと指針を得たと思います。有意義な時間でした。とはいえ実践の為の体制作りが課題としてあります。
風通しは大事。(制作部)— serialnumber (@serialnumber601) September 24, 2021
■アーティストも生活者であり社会的・政治的発言の権利を持つ/生活とは社会・政治と地続き
「「アーティストはアートだけやっていればいい」という発想は「(彼ら)も生活者であり社会的・政治的発言の権利を持つ」点のみならず「アート(音楽)とは生活から生まれるもの」「生活とは社会・政治と地続きであるもの」という根本的なことを置き去りにしてしまっている。 」https://t.co/IJLkttYsur
— Miho Morioka 森岡実穂 (@MoriokaM) August 16, 2021
■演劇の稽古場で「(演出家から)スリッパを投げつけられるなど怒鳴られながらの指導」
加賀まりこ「浅利さんが殺したようなものよ!」影万里江さんの葬儀で見せた勇姿 : https://t.co/8bp8zfKTyN #週刊女性PRIME #女優 #冨士眞奈美
— 週刊女性PRIME (@shujoprime) November 11, 2021
劇団内にすでに若い恋人がいて、スリッパを投げつけられ、怒鳴られるような指導だったって文章に唖然とする。当時は当たり前だったのかもしれないけど、絶対に変えていきたい。
創作の現場に「権力者」はいらない。
んで「権力者」にしてもいけない。
おかしなことにはNOを叩きつける強さが欲しい。 https://t.co/OUuc3Ny945— 菊池夏野 (@kikunatsuno) November 11, 2021
⇒(2)に続く
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