【提案/ハラスメント10】人種差別、マイノリティー差別の事例/謝罪の例など(1)

 【ハラスメント】カテゴリーの10番目です(⇒前回の投稿)。
 人種差別、マイノリティー差別等に関連するツイートをまとめています。「謝罪」のお手本も転載します。私自身のための備忘録です。

■差別や人権の問題を「個人の心の持ち方」に負わせすぎなのかもしれない。
「マジョリティの特権を可視化する」イベントレポート
話者:上智大学外国語学部 出口真紀子教授

・そもそもマジョリティ性を持った側が、自分の特権に自覚的になってはじめて対話が成立する。変わらなくてはならないのは、マジョリティ性を持った側。

・社会的な抑圧を防いでいない以上、どれだけ消極的でも差別に加担している。その意味では「受け身な差別主義者」と言える。

・「人の役に立ちたい」「困っている人を救いたい」という善意や共感だけで人に寄り添うのは危険であり、適切な知識が本来必要。

 主なニュースの見出しを箇条書きにして、その下にツイートを転載します。閲覧注意です。

・尾瀬ガイド協会「差別的投稿の経緯・問題点・今後の方針」
・戦争を知らない世代に戦争責任はないが、繰り返さない責任はある
・あんな氏「「差別」 「ヘイト」 「マイノリティ」ってなんだ?」
・メンタリストDaiGo氏が自身のYoutubeチャンネルで差別発言
・人種差別主義者には厳格な態度を

■斉藤里恵都議が質問文をパソコンに入れ、文字を読み上げる発声ソフトを活用

■池内さおり氏(日本共産党)のジェンダーパンフレット

■徳間書店が大坂なおみ選手に対する差別的な投稿を行った編集者との契約を解除
⇒株式会社徳間書店「重要なお知らせ 『&GP』業務委託編集者のSNSの発言につきまして」
https://www.tokuma.jp/news/n42454.html
「いかなる場合においても人権侵害はあってはならないことです」

■望月優大「その言葉への違和感 「謝らない謝罪」が日本で蔓延している」

■コロコロコミックの謝罪文

■尾瀬ガイド協会「差別的投稿の経緯・問題点・今後の方針」
・公式Twitterアカウントが複数の差別的な投稿を行い、対応も不適切であったと認め、詳しく分析し、処分も行った上で謝罪。

■涙を流すだけでなく、行動を/戦争を知らない世代に戦争責任はないが、繰り返さない責任はある

■アメリカは「大谷翔平選手への差別的発言でモリス氏に無期限出演停止処分」

■「古橋に人種差別チャント ライバルチームのファン、無期限入場禁止に」
 スコティッシュ・プレミアシップのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)は23日、ライバルのセルティック(Celtic)に所属する古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)に対して人種差別的なチャントを歌っている様子がSNS上で確認されたファン数人に対し、「無期限のスタジアム入場禁止」処分を科すと発表

■白央篤司さん「パワハラやセクハラは一発アウトな重いことです」

■あんな氏「「差別」 「ヘイト」 「マイノリティ」ってなんだ?」
https://note.com/annaphd9pj/n/nfce7177fc930

①マイノリティは数の問題ではなく社会構造の問題。
②少数だからといって、なんでもかんでも「マイノリティ」になるわけではない。
③差別とは、マイノリティに対して不利益を生じさせる異なる扱い。
④差別と偏見は違う。同じ発言でも、マジョリティになされたらそれは「差別」ではなく「偏見」になる。
⑤「ヘイト」とはマイノリティに対する差別感情。憎悪一般を指すわけではない。
⑥逆差別(日本における日本人差別、男性差別など)はその定義上存在しえない。

■メンタリストDaiGo氏が自身のYoutubeチャンネルで差別発言
 https://createlife.tokyo/daigo-fire/
 https://www.daily.co.jp/gossip/2021/08/13/0014589265.shtml

■藤崎剛人「DaiGo炎上問題、「問題提起」だろうと「個人の感想」だろうと許されない意見はある
・差別思想・優生思想は「ひとつの意見」としても尊重されない

■抱樸(奥田知志)「DaiGo氏の差別発言に関する見解と経緯、そして対応について」
 学びとは、「自分を一旦切開して自分の闇を見つめ」て、「自分のしてしまったこと、あり方を一旦否定することから始まる」。「一旦ひとりになり」「傷つけた人々の痛みを全身で感じて」みることであるというご見識に共感します(高野しのぶ)。

■「メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」

■映画「否定と肯定」が8月26日(木) 23:59までGYAOで無料配信中。途中CMが何度も入ります。

橘玲「否定に肯定を対置してはならない」「原題の“Denial(否定)”にどういうわけか「肯定」を加えている」

■人種差別主義者には厳格な態度を

■ドキュメンタリー映像作品「『ホームレス』と出会う子どもたち」(30分)無料公開
「ホームレス問題の授業づくり全国ネット(HCネット)」(北村年子代表)が2009年に制作した学校の授業用DVD教材

⇒(2)に続く。

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