【宣伝】雑誌「悲劇喜劇」にて河合祥一郎さんと「演劇時評」を担当させていただきます(第二回・2017年7月号・6月7日発売)

 5月号に続き、7月号でも早川書房の雑誌「悲劇喜劇」にて、東京大学大学院教授で翻訳家、演出家でもいらっしゃる河合祥一郎さんと「演劇時評」を担当させていただきました(2017年5月号、7月号、9月号の計3回を予定)。

 合評対象となる舞台を観た後すぐに、覚えていることをできるだけ多くレビューにまとめ、それをもとに合評をしています。準備が想像以上に大変で、合評直前は四苦八苦して睡眠時間も激減しますが、河合先生と双方が観た舞台について率直に話し合いをするのは、この上なく楽しく幸せな数時間になります。編集部の皆様も舞台が大好きな方々ばかりです。これは私がアヴィニョン演劇祭2014で経験した「ユートピア」なのかもしれません。
 
 「悲劇喜劇2017年7月号」は6/7発売、1,445 円(税込)です。よろしければお買い求めください。

悲劇喜劇 2017年 7 月号
悲劇喜劇 2017年 7 月号

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早川書房 (2017-06-07)

 5月号もよかったら是非!

悲劇喜劇 2017年 5 月号
悲劇喜劇 2017年 5 月号

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早川書房 (2017-04-07)

■演劇時評(2017年7月号)
河合祥一郎 (東京大学大学院教授)×高野しのぶ (現代演劇ウォッチャー・「しのぶの演劇レビュー」主宰)第二回

【合評】
令嬢ジュリー/死の舞踏』(シス・カンパニー)
ハムレット』(東京芸術劇場)
白蟻の巣』(新国立劇場)
城塞』(新国立劇場)
エレファント・ソング』(名取事務所)
炎 アンサンディ』(世田谷パブリックシアター)
私はだれでしょう』(こまつ座)
わが兄の弟──贋作アントン・チェーホフ傳──』(青年座)
フェードル』(パソナグループ)
エレクトラ』(りゅーとぴあ)
北へんろ』(俳優座)
Defiled─ディファイルド─』(シーエイティプロデュース)

【高野単独評】
『アンティゴネ ~時を超える送り火~』(SPAC)
『鰤がどーん!』(渡辺源四郎商店)
『ダマスカス While I was waiting』(SPAC)

【河合単独評】
『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』(東宝)
『紳士のための愛と殺人の手引き』(東宝/ホリプロ)
『ハートスートラ』(ミュージカル座)

 以下は記録として、公式サイトの商品詳細のテキストを貼り付けました。

【商品詳細】

悲劇喜劇二〇一七年七月号
特集=アーサー・ミラー

ニューヨークに生まれた、アメリカが誇る演劇界の巨匠 アーサー・ミラー。

『セールスマンの死』『るつぼ』『転落の後に』など、
数々の傑作を生涯にわたって世に送り続けた。
大恐慌時代に幼少期を過ごしたこと、
マリリン・モンローとの結婚など、
その波乱に満ちた生涯が密接に繋がっている。

今年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作『セールスマン』や、
近年のブロードウェイでも上演が続き
いま、再び注目を集めています。

劇作家、小説家、映画脚本家、国際ペンクラブ会長……
様々な顔を持つアーサー・ミラーを、大特集します。

●寄稿

あの世のウイリー・ローマン 谷川俊太郎 

父が信じていたこと レベッカ・ミラー

恐るべき『セールスマンの死』 長塚圭史 

見えない世界からの声
 ──アーサー・ミラーの戯曲 長田育恵
 
『みんな我が子』考
 ── 一語に集約される無数の悲劇 山田由梨 

自分を探す険しい旅
 ──アーサー・ミラー後期の作品より 黒川陽子 

小説家ミラー、円熟の極み 池上冬樹 

ミラーのNYに今テヘランはとても近い
──映画『セールスマン』を観て 青山 南

アーサー・ミラーと『荒馬と女』 渡辺祥子 

『野生馬狩り』の取材旅行
──『アーサー・ミラー自伝』より レベッカ・ミラー選 
アーサー・ミラー 倉橋 健訳

■小説
『荒馬と女』原作短篇小説
『野生馬狩り』 アーサー・ミラー 岡崎凉子訳

アーサー・ミラー年譜 編集部編 

●インタビュー
記憶に残る「タイムトラベル」への誘い
──木下順二『子午線の祀り』の新たな挑戦 野村萬斎
 
●対談
『黒蜥蜴』から挑む新派の未来
喜多村緑郎 河合雪之丞 

『他重人格 WHO AM I?』 
~異色ユニットによる、予定調和からの脱却?
福島三郎 舘 そらみ 

第四回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞
贈賞式・祝賀会レポート

●エッセイ
OFF ― OFF悲劇喜劇 中川晃教 

わたしの衣・食・遊・住 三田和代

■戯曲掲載に寄せて
今こそ、怒りをこめてふり返れ
(自由に言葉を語れるうちに)! 水谷八也
 
演劇的な驚きを力にする 前川知大 

■戯曲
『怒りをこめてふり返れ』作=ジョン・オズボーン 翻訳=水谷八也

『天の敵』 前川知大 

■演劇時評
河合祥一郎・高野しのぶ(第二回)
『令嬢ジュリー/死の舞踏』(シス・カンパニー)
『ハムレット』(東京芸術劇場)
『白蟻の巣』(新国立劇場)
『城塞』(新国立劇場)
『エレファント・ソング』(名取事務所)
『炎 アンサンディ』(世田谷パブリックシアター)
『私はだれでしょう』(こまつ座)
『わが兄の弟──贋作アントン・チェーホフ傳──』(青年座)
『フェードル』(パソナグループ)
『エレクトラ』(りゅーとぴあ)
『北へんろ』(俳優座)
『Defiled─ディファイルド─』(シーエイティプロデュース)
『アンティゴネ ~時を超える送り火~』(SPAC)
『鰤がどーん!』(渡辺源四郎商店)
『ダマスカス While I was waiting』(SPAC)
『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』(東宝)
『紳士のための愛と殺人の手引き』(東宝/ホリプロ)
『ハートスートラ』(ミュージカル座)

■時評
第二十回鶴屋南北戯曲賞、「ふじのくに⇔せかい演劇祭二〇一七」東京プレス発表会
文学座創立八十周年記念祝賀会、第六十一回岸田國士戯曲賞など演劇ニュース

表紙写真:アーサー・ミラー 一九八七年、アメリカ コネチカット州ロックスベリーにて。
Cover photo : (c) Inge Morath / Inge Morath Foundation / Magnum Photos 表紙:早川書房デザイン室
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※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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