新国立劇場演劇部門のシリーズ「かさなる視点―日本戯曲の力―」の第1弾『白蟻の巣』(演出:谷賢一)に続く第2弾は、安部公房作『城塞』(演出:上村聡史)です。上演時間は約2時間25分(休憩15分を含む。1幕55分・休憩15分・2幕75分)。第3弾は5月の『マリアの首』(演出:小川絵梨子)です。
いや~…すごく刺激的でした。昨年、俳優座の『城塞』(演出:眞鍋卓嗣)を観たので比較する楽しみもありました。全然違う!!
終演後のシアタートークで司会の中井美穂さんがおっしゃっていた通り、「禁治産者(きんちさんしゃ)」の意味は事前に知っておいた方がいいと思います。
*禁治産者:自分の財産を管理することや処分することを禁じられている人のこと。現在の成年被後見人。
シアタートークのメモがレビュー下方にあります。よかったらお読みください。
安部公房×上村聡史「城塞」、山西惇「怖いくらい今の日本に通じる」 https://t.co/4RRgbkvIsF pic.twitter.com/EUuzxxldQR
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2017年4月15日