オパンポン創造社『さようなら』04/19-22花まる学習会王子小劇場

 野村有志さんが作・演出・出演されるオパンポン創造社の公演『さようなら』を拝見しました。12年前に書かれた戯曲だそうです。上演時間は約1時間20分。

 「CoRich舞台芸術まつり!2018春」の審査員として拝見しました(⇒99本中の10本に選出 ⇒応募内容)。※レビューはCoRich舞台芸術!にも書きます。

CHAiroiPLIN+三鷹市芸術文化センターpresents『踊る小説4「ERROR」』04/21-30三鷹市芸術文化センター星のホール

 スズキ拓朗さん率いるCHAiroiPLIN(チャイロイプリン)が太宰治の小説「人間失格」と「失敗園」を舞台化。上演時間は約1時間40分。

 CHAiroiPLINが三鷹市芸術文化センター星のホールで新作を上演するのは、2015年11月の『踊る戯曲3「三文オペラ」』以来です。今回も視覚化のアイデアや演劇的見立て、身体表現とダジャレ、そして尖がった批評性とエンターティナー精神に感服しました。オリジナル楽曲と歌、ダンスで綴るオリジナルの太宰ワールドは、コミカルで牧歌的でありながら、淫靡で狂騒的な空気もあって濃密!素晴らしかった~♪

 原作は青空文庫で読めます(⇒「人間失格」⇒「失敗園」)。

劇団 短距離男道ミサイル『母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ(再演)』04/19-22北千住BUoY

 「CoRich舞台芸術まつり!2017春」でグランプリを獲得した劇団 短距離男道ミサイル『母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ』が、こりっち(株)から100万円の支援を受けて再演されます。副題は「~祝「CoRich舞台芸術まつり!2017春」グランプリ獲得☆汗と涙と感謝の東京公演♨ (首都高怖いゼ・・・)いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」です。

 ⇒ 特別インタビューページ ⇒執筆報告
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 ⇒ 審査員クチコミ評

 再演で濃度も精度もアップ!劇団員自虐ネタと太宰治「人間失格」のコンボに吹き出し笑いの連続。劇場設備の借景もGOOD!「人間失格」に忠実で、劇団員の半生もさらけだす娯楽作です。嘘をつけない肉体と生々しい虚構をご堪能ください♪ 4/22(日)までです。お見逃しなく!初日の上演時間は約1時間30分でした。

 ただいま「CoRich舞台芸術まつり!2018春」が開催中で、最終審査対象の10団体のうち、2団体の会場が北千住BUoYでした。私が北千住BUoYに伺うのはこれで3度目。3度とも全く違う空間になっていました。北千住BUoYをご存じの方が今回の公演をご覧になったら、「え?(敢えて)そこ(だけ)使う?!」と思われるのではないでしょうか(笑)。借景もイケてるので、ぜひチェックしてください!

 「都外割」利用者が思いのほか多く、チケット収入が想定より少なくなるとのこと。物販で公演記念てぬぐい(800円)を購入しました。

 以下は初日前後の情報のまとめと、会場の写真です。

Q『地底妖精(再演)』04/20-23早稲田小劇場どらま館

 市原佐都子さんが現代美術家の高田冬彦さんと創作したお芝居の再演です。私は初見。「CoRich舞台芸術まつり!2018春」応募作品です。⇒応募内容

 永山由里恵さんのほぼ一人芝居で、すごく刺激的で面白かったです~♪ 上演時間は1時間50分というアナウンスだったのですが、約1時間40分でした。

 初演の劇評↓

文学座4月アトリエの会『最後の炎』04/14-28文学座アトリエ

 生田みゆきさんがドイツの女性劇作家デーア・ローアーさんの2008年ミュールハイム戯曲賞受賞作を演出されます。翻訳は新野守広さんです。上演時間はカーテンコール込みで約2時間10分。

 『最後の炎』は2009年にリーディング上演で初めて拝見し、2011年に戯曲を読みました(⇒戯曲概要)。初めて本格上演を拝見し、やはり素晴らしい戯曲だと思いました。設定も展開も刺激的で面白いし、言葉も鮮烈です。残酷で冷徹な視点があるからこそ、愚かな人間の本質を暴きつつ、不可思議でつかみどころがない人間の豊かさ、愛らしさも浮かび上がらせられるのだと思います。