【提案/ハラスメント16】表現の現場調査団「表現の現場ジェンダーバランス調査中間報告会」/クラウドファンディング実施中

 【ハラスメント】カテゴリーの16番目です(⇒前回の投稿)。
 2021年3月24日に表現の現場調査団による「表現の現場ハラスメント白書2021」が公開されました(関連投稿⇒12)。同調査団は12月9日に「表現の現場ジェンダーバランス調査中間報告会」を行い、今後の調査とリーフレット作成のためのクラウドファンディングを実施中です。活動継続に感謝しています。

【提案/ハラスメント15】ハラスメント(=人権侵害)関連の法律、制度、対応策など

 【ハラスメント】カテゴリーの15番目です(⇒前回の投稿)。2021年夏ごろから集めてきた、ハラスメント(=人権侵害)への対応策などを転載します。

 国際労働機関(ILO)の「暴力およびハラスメント撤廃条約」が2021年6月25日に発効しましたが、日本政府は批准に消極的とのこと(2019年6月に採択、経団連は棄権)。ILOのガイ・ライダー事務局長は「批准国が増え、『ハラスメントは人権侵害』という認識が広がることが望ましい」と発言しています。

■カール・ポパー「寛容のパラドックス」「不寛容に不寛容であるということが必要」

 以下に主な事例の見出しを箇条書きで並べて、その下に関連ツイートを転載します。

・中小企業も2022年4月からパワハラ防止措置が義務化
・厚生労働省「ハラスメント対策の導入マニュアル(第4版)」
・東京都発行「使用者のための労働法」 
・文化庁が、フリーランスとの適切な契約書締結を公演主催者などに求めるガイドラインを年度内策定
・森崎めぐみ氏/労働者を保護する労災保険の「特別加入」に「芸能関係作業従事者」が加わった
・マイクロアグレッション/無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)
・ハラスメントなど危険な現場を目撃した際の行動指針は4つのD
・DV加害夫の告白/DV加害者プログラム
・寝屋川市「いじめゼロ」新アプローチに大注目
・体罰・暴言の教諭、懲戒免職に
・「ストップいじめ!ナビ」
・ハラスメント禁止条約発効も、日本は批准への動き鈍く…経済界への配慮か/「ハラスメントは人権侵害」と認識を
・麻生太郎議員の暴言を「麻生節」などと言って看過してはいけない
・自衛隊をチェックする第三者的組織(軍事オンブズマン)がない
・書籍「スポーツの世界から暴力をなくす30の方法」

【提案/ハラスメント14】ハラスメント講習やリスペクト・トレーニングなど(2)

 【ハラスメント】カテゴリーの14番目で、「ハラスメント講習やリスペクト・トレーニングなど」の続きです(⇒前回の投稿)。

■荻野達也氏「2021年に発行された最も注目すべき演劇専門書『ケイティ・ミッチェルの演出術 舞台俳優と仕事するための14段階式クラフト』」

 私もこの本は演劇関係者の必読書だと思います。

 kindle版も出ました。

【提案/ハラスメント13】ハラスメント講習やリスペクト・トレーニングなど(1)

 【ハラスメント】カテゴリーの13番目です(⇒前回の投稿)。
 2021年6月から秋にかけて開催された「東京芸術祭ファーム」では、参加者向けに「ガイドライン」が提示されました。「差別やハラスメントの禁止」を謳うもので、一般に公開されています。A4用紙で3ページという短くて簡潔なものですので、これを土台にして各公演の「ガイドライン」を作るのも良いのではないかと思います。

■対談:未来の舞台芸術を育てるために(2021.09.15)
多田淳之介(東京芸術祭ファーム ディレクター)
長島 確(同共同ディレクター)
https://tokyo-festival.jp/2021/openfarm_1

■東京芸術祭ファーム2021 Young Farmers Forum 最終レポート(2021年11月)
 五島真澄氏「プログラム参加者全員の「共通認識」として、これ(ガイドラインとコミュニケーションデザイン)を冒頭で時間をとりシェアするのは画期的

【提案/ハラスメント12】表現の現場でのハラスメント事例など

 【ハラスメント】カテゴリーの12番目です(⇒前回の投稿)。
 2021年9月ごろから集めてきた、ハラスメントの事例などを転載します。

■暴力は、振るった側と振るわれた側だけでなく、その場に居合わせた人も当事者