【オーディション】細亜の骨×亜戯亜(台湾)×小野寺修二(カンパニーデラシネラ)「日台コラボレーション創作ワークショップ参加者募集(30歳までの男性)」12/22-25実施※07/20〆切(郵送のみ)

 2017年より亜細亜の骨と亜戯亜(台湾)が提供してきた、日本と台湾のアーティストのコラボレーションの場に、カンパニーデラシネラの小野寺修二さんが登場。「演劇でアジアを繋ぐ」企画の一環として初めて東京で開催される、日台コラボレーション創作ワークショップのオーディションが開催されます。詳細は公式サイトでご確認ください。

 台湾のオーディションの応募者総数は120名。その中から選ばれた5名の台湾のパフォーマーと、崎山莉奈さん(カンパニーデラシネラ)の参加が決定しているそうです。

●日台プロジェクト「演劇でアジアを繋ぐ2018」ワークショップ参加者募集
 ワークショップ日程:2018年12月22日(水)~25日(火) 都内スタジオ
 会場:都内スタジオ
 参加費:無料
 最終日にショーイングを行う予定あり

・オーディション
 応募条件:
  小野寺修二演出作品をこれまでに観たことがある方(映像不可)
  30歳までの男性
 〆切:7月20日(金)消印有効、持参不可。
 二次選考:8月22日(水)@都内スタジオ
 実費:1,000円

 ※このエントリーに続きはありません。

新国立劇場演劇『消えていくなら朝』07/12-29新国立劇場小劇場THE PIT

 蓬莱竜太さんの新作を宮田慶子さんが演出されます。8年間つとめてこられた新国立劇場演劇部門・芸術監督としての、宮田さんの最後の仕事になるんですね。

 なんと、蓬莱さんの私戯曲です。事実と虚構の線引きがどこなのかは知り得ませんが、かなり赤裸々にご家族を描いていらっしゃることは伝わってきました。序盤からドキドキして、とてもスリリングな観劇体験になりました!

 パンフレット(800円)で蓬莱さんは「(ご自分にとって)『消えていくなら朝』以前、以降、というぐらいエアーポケットのような位置にある作品」とおっしゃっています。上演時間は約1時間55分。

 本日、マンスリープロジェクトがあります。

 ●マンスリープロジェクト(入場無料。要申し込み)https://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/
 トークセッション 「蓬莱竜太の劇世界」
 日時:7月16日(月・祝)17:00 会場:小劇場
 出演:蓬莱竜太
 聞き手:徳永京子(演劇ジャーナリスト)

ホリプロ『アンナ・クリスティ』07/13-29よみうり大手町ホール

 栗山民也さん演出による米国劇作家ユージン・オニールの戯曲の上演は、新国立劇場の『夜への長い旅路』『喪服の似合うエレクトラ』『氷屋来たる』に続いて4作目だそうです。

 『アンナ・クリスティ』はオニールの初期作品で、1921年のピューリッツァー賞受賞作です。いや~さすがの面白さで、後半は目が離せなかったです。初日の上演時間は約2時間40分(途中休憩20分を含む)。

 1930年にグレタ・ガルボが主演した米国映画↓があるんですね。

アンナ・クリスティ《IVC BEST SELECTION》 [DVD]
IVC,Ltd.(VC)(D) (2012-03-23)
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地平線『タイピスト』07/12-16大山サブテレニアン

 稽古場レポートを書かせていただいた公演に伺いました。上演時間は約1時間35分。

 深刻にしようと思えばいくらでも深刻に作れる、出演者2人だけのほぼ密室の会話劇を、コミカルに、明るく、躍動的に組み立てた演出が素晴らしいと思いました。

 初日の俳優は少々硬い目でしたが、意図がはっきりとした感情豊かな演技で、セリフの一つひとつを的確に粒立たせ、戯曲に描かれた人間の愚かさ、愛らしさを届けてくれたと思います。

 ↓出演者2人だけでなく、トークに登壇したスタッフの4人全員が新国立劇場演劇研修所の修了生です。

【ワークショップ】鍬田かおる「2018年夏クラス:①エクササイズ②ラバン入門③シーンクラス」08/03-12開講※開講日前日〆切(③シーンクラスのみ数日前〆切)

 俳優指導者の鍬田かおるさんのワークショップ情報です(⇒前回の紹介文)。8月は初心者参加可能の「①エクササイズ」「②ラバン入門(ルドルフ・ラバンのエフォート入門)」と経験者向けの「③シーンクラス」が開講されます。10名程度の少人数クラスです。

 鍬田さんは先日まで、オーストラリアのメルボルンで研修をされていました。「世界中飛び回って勉強、研鑽に(笑)余念がない」という言葉に嘘はありません。

■鍬田かおるワークショップ「2018年夏クラス」
日程:2018年8月3日(金)~12日(日)に3クラス開講
会場:スタジオ アルバ(文京区関口1-37-5)
定員:10名前後の少人数クラス

参加費:
①エクササイズ:15000円(計3日分)
②ラバン入門:15000円(計3日分)
③シーンクラス:39800円(計6日分)
※③は経験者のみ申し込み可能
※開始日2日前までは万が一の場合のキャンセル可能。次回クラスへの振替もOK。

タイムテーブル:
8月03日(金)③シーンクラス:10:00~17:30、 ①エクササイズ:18:30~21:00
8月04日(土)③シーンクラス:10:00~17:30、 ①エクササイズ:18:30~21:00
8月05日(日)③シーンクラス:10:00~17:30、 ①エクササイズ:18:30~21:00
8月10日(金)②ラバン入門:10:00~12:30、 ③シーンクラス:13:30~21:00
8月11日(土)②ラバン入門:10:00~12:30、 ③シーンクラス:13:30~21:00
8月12日(日)②ラバン入門:10:00~12:30、 ③シーンクラス:13:30~21:00

〆切:開講日の前日まで。満員になり次第〆切、その後はキャンセル待ち。
(シーンクラスはテキストの準備があるため数日前に〆切)

 先日、継続参加している方々の非公開ワークショップを拝見し、俳優が挑戦するワークとコミュニケーションの質の高さに唸りました。やはり「継続は力なり」です。鍬田さんは厳しいですが、ホンモノです。相性もありますので、①か②、もしくは①と②の両方から入門してみてください。

 前回のラバン入門参加者のご感想はこちらです。
 東京都(女性20代):あれから舞台稽古の合間を見て、稽古場の隅で練習しています。家だとなかなかスペースがなくて練習が難しいですね…自分の動きのくせが、演技のくせにつながっているという事実、やればやるほど実感としてわかってきました。
 東京都(男性30代):以前よりも、稽古で演出家に言われることへの捉え方が変わり、俳優たちがどういうエフォートを使っているのかを見るようになりました。

 ↓「8月の各種クラス、個人レッスンでお待ちしています」とのこと。

 毎月ツイッターで推薦している鍬田さんのブログ「Kaoruの演劇スタジオ」は、いつもどおり切れ味抜群です(⇒「数字にしてみませんか?-気分と実際」)。俳優だけでなく、演出家、スタッフ等の演劇人、そして私のような一般観客にもお勧めです。とにかく背筋が伸びます…。

 以下、主催者からいただいた情報です。