Kawai Project『お気に召すまま』09/06-09シアタートラム、09/13-17彩の国さいたま芸術劇場・小ホール

 シェイクスピア研究者の河合祥一郎さんが、ご自身の新訳や新作を演出されるKawai Projectの第5弾は、上演頻度が高いシェイクスピアの恋愛喜劇『お気に召すまま』(過去レビュー⇒)。上演時間は約2時間45分(途中休憩15分を含む)。

 河合さんの精力的な活動はいつも超人的だと思います(過去レビュー⇒)。上演に合わせて戯曲本も出版されており、なんと『お気に召すまま』だけでなく新橋演舞場で上演中の『オセロー』も!

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 シェイクスピア作品の演出としては全体的にオーソドックスなもので、個人的には新解釈がツボ。戯曲本に解説がありますので、観劇と合わせてどうぞ。ロビーで販売されています。東京公演は開幕前に完売、さいたま公演(09/13-17)は残席あり。

【オーディション】新国立劇場「2020年4月公演 『反応工程』(作:宮本研、演出:千葉哲也)出演者募集(全役オーディション)」10/31-12/16実施※10/05〆切(郵送のみ)

 2019年4月公演『かもめ』に続く、新国立劇場演劇部門のフルキャストオーディション企画第2弾です(⇒第1弾)。演目は『反応工程』(作:宮本研、演出:千葉哲也)。2020年4月公演となります。詳細は公式サイトでご確認ください。 経験不問、書類選考ありです。

 『反応工程』は数年前に拝読し、とても面白い戯曲だと思っていました。今年8月に文化座が東京芸術劇場シアターウエストで再演したばかりですね(演劇鑑賞会ツアーもあったのかも)。2016年には文化座と俳優座がほぼ同時期に上演していました(⇒CoRich舞台芸術!の検索結果)。

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 演出の千葉哲也さんのコメントより、以下、抜粋掲載します。

「『反応工程』は、台本上は高校生や中学生も出てきますが、現代に当てはめると出演者の年齢は
20~35歳くらいの男性 7名(田宮/矢部/林/影山/木戸/太宰/憲兵の7役)
45~60歳くらいの男性 5名(清原/柳川/牟田/荒尾/猿渡の5役)
20~30歳くらいの女性 2名(正枝/節子の2役)
と考えています。」

応募期間:2018年9月10日(月)~10月5日(金) ※郵送受付のみ、10月5日必着。
応募方法:所定用紙を公式サイトからダウンロードして郵送。返信用封筒を同封のこと。

選考方法と日程:
・書類選考(選考結果は郵送にて10/24までに発送)
・一次選考 [実技審査(グループオーディション)]10/31-11/11
・二次選考 [実技審査(グループオーディション)]11/20-28
・三次選考 [実技審査(ワークショップ・オーディション)]12/07-16
会場:全日程、新国立劇場内リハーサル室

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