毎月、ツイッターでブログをご紹介している、パリ在住の俳優である竹中香子さんの講演会に伺いました。
⇒日仏演劇協会の片山幹生さんによる講演内容のまとめ
ご興味を持たれた方は、このインタビュー↓もぜひ。
⇒観客発信メディア WL(ダブル)「フランスで5年間、俳優修業の日々。竹中香子インタビュー」
≪ご参考≫
フランスのパリには17の区立芸術専門学校があり、フランス全国には11の国立高等演劇学校があります。国立の3年間の課程を修了すれば大学卒業資格を得られます。いずれも学費は無料です。
以下、記録です。
"竹中香子・オン・ステージ"な超~楽しい時間。なぜ彼女は語学がおぼつかない時期からフランスで難関オーディションを突破できたのか? 今日の彼女の姿を見れば明快ではないかと。彼女は彼女自身を演出できる誰よりも優れた演出家なのだと思います。https://t.co/yULIQRJ3Wu pic.twitter.com/8RtWbAdQ97
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年8月28日
8/28「フランスで舞台に立つために必要なこと」 パリのオデオン座などの舞台にたち、プロの俳優として活躍する竹中香子氏の講演会。フランスの俳優事情に関心のある方、留学を検討中の方はぜひ!質疑応答あり。https://t.co/7VK8jcTVMY#コンセルヴァトワール #留学 pic.twitter.com/pfUaMGYYqC
— アンスティチュ・フランセ東京 (@institut_tokyo) 2017年8月24日
≪概要≫ 公式facebookイベントページより
竹中香子(女優)講演会
《フランスで舞台に立つために必要なこと─フランス語、演劇学校、プロフェッショナリズム》
竹中香子さんはフランスを拠点に活動する舞台女優です。
日本の大学卒業後フランスに渡り、日本人として初めてフランスの国立高等演劇学校の課程を修了しました。昨年からプロの俳優として本格的活動を開始し、フランス国内のツアー公演に参加し、パリのオデオン座などの舞台に出演しました。
講演会では、竹中さんのフランス語習得に関わるエピソード、フランスの演劇学校での教育内容、そして職業人としての俳優に関わる諸問題(舞台人の失業保険制度であるアンテルミタン制度についても)について話して頂きます。聴衆との質疑応答の時間もたっぷり取る予定です。(『夢と変身』舞台写真。撮影:Anne Guillaume)
≪ここまで≫
竹中香子講演会@アンスティチュ・フランセ東京、ご来場頂いた方、どうもありがとうございました。彼女の自由で開放的な話しぶり、優雅でユーモラスな動きに、竹中さんの女優としての魅力はおわかり頂けたと思います。65名のご来場があり、質疑応答も活発に行われました。
— 日仏演劇協会(公式) (@sfjtheatre) 2017年8月28日
「オーディションに受からないとき、台詞が少ないとき、オファーが来ないときの「俳優三大ネガティブ期」の心得」by 竹中香子https://t.co/LUJPHHMXKU
「Do It Yourself」です!
竹中香子講演会の報告:https://t.co/88X5OnNPec— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2017年9月15日
【観客のツイート】
竹中香子の講演会を聞きに行ってきました。素敵な2時間でした。フランスで活動している彼女。役者の在り方など話してくれた、とても共感した。彼女にも伝えたけど尊敬している。
— 大石憲 Ken Oishi (@AboutStillwater) 2017年8月28日
今夜女優竹中香子(きょうこ)さんの、「フランスで舞台に立つために必要なこと」の講演を聞いて来た。飯田橋・アンスティチュ・フランセ。ファンになってしまった。 https://t.co/O1OO8EgseW
— Y. Omata (@you_teddy) 2017年8月28日
モンペリエのENSADで演劇の勉強をした竹中香子さんのお話、面白かった。フランスの演劇教育の方法論の話と、彼女の個性と、両方。最後に「自分で決めたことは何もない」と言っていたけど、それってブルックの「秘密は何もない」みたい、つまり全部自分で決めてきたんだなって思ったよ。
— nobuko nishida (@nobobon) 2017年8月28日
あとモンペリエ3年目、11人全員で4人の演出家と4つの芝居をつくって上演するクレアシオンの最初に、校長先生が「演出家は先生じゃないから言うこと聞かなくていい。自分の考えを話せ、環境を変えろ、舞台の上で自分で変えろ」と言った話、いいなあ。学校が徹底して芸術創造の場なのね。
— nobuko nishida (@nobobon) 2017年8月28日
舞台上でいるように、優雅な動きの身振りとともに、立ち歩きながらフランスでの演劇生活を語る竹中香子さんの講演は、パフォーマンスのようでした。表情の豊かさ、声の調子、そして率直で自由な語り口、「ああ、女優というのはこういう話し方をするんだ」とあらためて竹中香子に魅了されてしまった。
— 片山 幹生 (@camin) 2017年8月28日
★公式の採録記事(2017/09/25加筆)
【レポート】竹中香子講演会@アンスティチュ・フランセ東京 2017年8月28日
フランスで舞台に立つために必要なこと: フランス語、演劇学校、そしてプロフェッショナリズム(その1:ひとり語り編)
竹中 香子 (構成:片山 幹生)https://t.co/63wDEdpkRV— 観客発信メディア WL (@theatrum_WL) 2017年9月24日
フランスでの演劇生活について、竹中香子さんが昨月、飯田橋アンスティチュ・フランセ東京で語りました。その内容の採録記事です。今週が「一人語り篇」、来週に「質疑応答篇」を掲載します。俳優やフランス留学を考えている人にとっては極めて興味深い内容になっていると思います。 https://t.co/FJIJt5rknG
— 片山 幹生 (@camin) 2017年9月24日
【入場無料・予約不要】
【日時】2017年8月28日(月)19時〜21時
【場所】アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
【主催】日仏演劇協会
【協力】アンスティチュ・フランセ東京
【問い合わせ】日仏演劇協会(片山幹生)mikiokat@gmail.com
【竹中香子さん プロフィール】
埼玉県さいたま市出身。2011年3月に桜美林大学総合文化学群演劇専修を卒業後、渡仏。同年9月にパリ15区コンセルヴァトワール(芸術専門学校)入学。2012年にはパリ地方コンセルヴァトワールに入学。2013年、日本人として初めてフランスの国立高等演劇学校の俳優セクションに合格。2016年5月末にモンペリエ国立高等演劇学校(École Nationale Supérieure d‘Art Dramatique de Montpellier)の全課程を修了。2016年10月から2017年6月までフランス国立劇場制作、ギヨーム・ヴァンサン演出『夢と変身』に出演し、フランス国内16箇所でツアーを行った。
kyoko takenaka web : https://mill-co-run.com/about/
Qの次回公演、市原佐都子作・演出の一人芝居『妖精の問題』に出演。2017年9月8日(金)~12日(火)、こまばアゴラ劇場で 全6ステージ。
https://www.facebook.com/events/1240713982721934/
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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