ヴィレッヂ『クヒオ大佐の妻』05/19-06/11東京芸術劇場シアターウエスト

 映画監督の吉田大八さんが『ぬるい毒』に続いて、お芝居を演出されます。今回はオリジナル戯曲ですね。吉田監督の映画『クヒオ大佐』のスピンオフになるのでしょうか。上演時間は約1時間45分休憩なし。

 映画↓はラストの予想外の演出が良かったです。

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 宮沢りえさんが300席弱の小劇場に出演されるのは『THE BEE』以来かしら? 個人的にはハイバイの岩井秀人さん、川面千晶さんの出演も嬉しいです。

 とても面白く拝見しましたが、たぶん、私は意味を受け取れていません…。作品の意図が知りたくて公演パンフレット(1500円)を購入。載ってるかどうかわかりませんが(笑)。

 ↓宮沢りえさん主演。とても面白いです。

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 ↓喜安浩平さんとの共同脚本。これも面白いです。

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 ↓本谷有希子さんのお芝居の映画化。これも見ました。

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【一般向けワークショップ】山中結莉「「伝わる」ために~「演劇のチカラ」一般向けワークショップ」06/10-11(1泊2日)実施※〆切なし

 プロの俳優指導者である山中結莉(やまなか・ゆうり)さんによる、1泊2日の一般向けワークショップが開催されます。「自然と宇宙とつながって」エクササイズ等を行い、心身ともにスッキリして、柔らかになれそう。

 ⇒詳細は公式facebookイベントページでご確認ください。

●山中結莉「「伝わる」ために~「演劇のチカラ」一般向けワークショップ」
 日程:6月10日(土)~11日(日)の1泊2日 ※夜は地元の農家民泊
 費用:1万8500円~2万円ほど(交通費は含みません)
 会場:里山デザインファクトリー(千葉県南房総・東京駅から特急電車で2時間ほど)
 資格:18歳以上ならどなたでも

●おおまかなスケジュール
 土曜日:午後から夕方までワークショップ、夕食と「語ろう会」の後、就寝
 日曜日:朝から昼までワークショップ、昼食の後、解散
 ※会場への行き方、帰り方などの詳細はお申込み後にお知らせします。

 私、結莉さんの一般向けワークショップに参加したことがありまして、その時に「自然の中でやりたいね~」って話が出てたんです。ようやく実現したようですね。こっぱずかしい私の体験レポートより、以下をご紹介(笑)!

・「ごく普通の人間の創造性ってすごい!」と思いました
・演劇の手法を用いたコミュニケーションのワークショップは本当に有効
・他者を尊重する気持ちと、自分自身を認める意識も生まれます

 結莉さんはご自身が俳優でもあり、新国立劇場演劇研修所でも講師をされている俳優指導のプロです(⇒プロ向けワークショップのレポート)。「スピリチュアルな何か」ではないので(笑)、どうぞご安心を。

 自分を知ることができて、他者を「なんて素敵なんだ!」と思えるワークショップです。夜は男女別室で雑魚寝するそうです。今、ここでしか体験できない、そして忘れられない2日間になると思います♪

 以下、公式facebookイベントページより詳細を転載します。

【求人情報】NODA・MAP「劇作家・演出家・役者、「野田秀樹」の創作を世界中に届けるサポートを、バックオフィスから」6月中の入社可・7月以降も歓迎 ※〆切不明

 NODA・MAPの求人情報です。詳細は「エン転職」でご確認ください。
 「最短で6月中の入社が可能。7月以降の入社を希望される方も歓迎します」とのことです。

 しばらく掲載します。このエントリーにつづきはありません。

KAAT神奈川芸術劇場『春のめざめ』05/05-23神奈川芸術劇場・大スタジオ

 ドイツの劇作家ヴェデキント作、1891年初演の『春のめざめ』をKAAT芸術監督の白井晃さんが演出されます。上演時間は約2時間10分、休憩なし。東京公演は追加公演も一瞬で完売してました。

 私はとっても好きな戯曲で、2012年にSPACで拝見。ブロードウェイ・ミュージカル版(2006年)が劇団四季でも上演されていました(関連リンク⇒)。2015年には、耳の不自由な俳優が多数出演するバージョンが話題になりました。

 性に目覚める思春期の少年少女とその親たちの残酷な物語で、発表当時は上演禁止の処分を受けていたそうです。↓劇場ロビーで購入しました。
 

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文学座5月アトリエの会『青べか物語』05/12-26文学座アトリエ

 作家の山本周五郎さんの小説「青べか物語」(昭和36年)を戌井昭人(いぬい・あきと)さんが脚色し、所奏(ところ・かなで)さんが演出する、文学座アトリエ公演の新作です。上演時間は約1時間50分。 

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 戌井さんは何度も芥川龍之介賞の候補になっています。
 2013年に『すっぽん心中』で第40回川端康成文学賞受賞。
 2016年に『のろい男 俳優・亀岡拓次』で第38回野間文芸新人賞受賞。
 映画「俳優・亀岡拓次」↓は以外な展開で面白かったです。
 

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 私にとってはパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」の人というイメージだったのですが、文学座代表だった戌井市郎さんのお孫さんで、もともと文学座研究生でもあったんですね。
 色んな才能を輩出し、80周年を迎えた文学座ならではの企画だと思います。歴史ある文学座アトリエで今も実験が続けられていることにも感謝が尽きません。