【映画】松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」11/08新宿ピカデリー

 「新宿ピカデリー映画祭 ライブ音響上映」で上映された松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」を拝見しました。上演時間は約2時間2分、休憩なし。ロンドンで上演された舞台の映像版です。

 あまりの素晴らしさに、全編ほぼ涙が流れっぱなし。どっぷりと没入できたのは、もしかしたら音響のおかげかもしれませんね。私が今までに鑑賞したミュージカルのなかで一番好きです。映画も見よ~っと♪

■松竹チャンネル/SHOCHIKUch「キンキーブーツ」

以下は記録のみ。

【観劇】新国立劇場演劇『レオポルトシュタット』10/14-10/31新国立劇場・中劇場

 感染者数が減少傾向になり、劇場に足を運べています(感染者数どうか増えないで!)。『ガラスの動物園』に続き、新国立劇場中劇場の公演でヒット連発。嬉しいです♪

 トム・ストッパードさんの自伝的要素も含まれた戯曲『レオポルトシュタット(Leopoldstadt)』の評判はSNSで目にしていました(今はアメリカで上演中のよう)。小川絵梨子さんの演出なので期待していたところ、期待以上の体験をさせてもらえました。

 大人の出演者21人中、12人オーディションで選出されています。

 悲劇喜劇2022年11月号はストッパード特集で、戯曲も掲載されています。中劇場の売店ではなく、新国立劇場の正面入口のシアターショップで販売されていた模様。終演後に列ができていました。

 パンフレットが分厚い!内容も超充実しています。用語集が役立つので、早めに劇場に着いて購入されることをお勧めします。劇中のセリフに出てくる知らない単語が、人名なのか建物なのかお菓子なのか…ざっくり知っておけて助かりました。休憩時間がないので開演前がチャンス!

パンフレットと悲劇喜劇


【観劇】トランスレーション・マターズ『月は夜をゆく子のために』10/08-10/19すみだパークシアター倉

 木内宏昌さん翻訳・演出のストレート・プレイをベニサン・ピットの客席が並ぶプロセニアムの空間で拝見。一瞬ですが、TPTの公演を観に来たような感覚になりました。上演時間は約2時間40分(途中15分の休憩を含む)。

 私はトランスレーション・マターズの支援会員です。上質の翻訳劇が観たいという私の願いは、トランスレーション・マターズが叶えてくれると期待しています。

 エントランスまでのウッドデッキと階段、隣りのカフェなど、訪れたことが嬉しくなる劇場です。開放的で快適でした。70代の母が「換気ができているからか、劇場内の空気もきれいでとても気持ちよかった」と言っていました。途中休憩で外に出られるのもありがたいです。

すみだパークシアター倉(そう)にて

【映画】ナショナル・シアター・ライヴ2022「ロミオとジュリエット」09/30-10/06シネ・リーブル池袋

 「ヘンリー五世」に続き、NTlive「ロミオとジュリエット」を再びシネ・リーブル池袋で見てきました。この作品は舞台の記録映像ではなく映画です。コロナ禍の劇場で40日間の稽古後、17日間で撮影したとのこと(パンフより)。サイモン・ゴドウィンさん(「人と超人」「アントニーとクレオパトラ」)はやっぱり凄いわ~…「十二夜」を見逃したのが悔やまれます(涙)!

 以下は記録のみ。

【観劇】パルコ・プロデュース『凍える FROZEN』10/02-10/24 PARCO劇場

 英国の女性劇作家であるブライオニー・レイヴァリーさんの三人芝居を栗山民也さんが演出されます。翻訳は平川大作さん。上演時間は約2時間25分(途中休憩20分を含む)。
 レイヴァリーさんが脚本を担当したNTliveの「宝島」と「ブック・オブ・ダスト」がすごく面白かったんです。NTliveの2本は原作がありましたが、『凍える FROZEN』はご自身のオリジナル戯曲ですね。全く印象が違いました。