2016年9月のお薦め舞台8本+αをご紹介します。
まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 143 2016.09.01 2,359部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎家庭の事情で8月中旬は観劇ができず…。人生、いろいろですね。
9月は“芸術の秋”の始まりらしく、観たい演劇がたくさん!!
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!
◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め8本+α】
◎No.1→文学座9月アトリエの会『弁明』
09/07-21文学座アトリエ
http://www.bungakuza.com/benmei/
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→葛河思潮社『浮標(ぶい)』
08/04-07 KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ
https://shinobutakano.com/2016/08/05/2678/
※9/2-4に東京公演あり!
◆3【ナショナル・シアター・ライヴに夢中! 新・再上映】
◎完成度の高い海外の舞台を映画館で!
◆4【編集後記】
◎Kawai Project『まちがいの喜劇』09/07-11あうるすぽっと
9/8(木)14時の回のポスト・パフォーマンス・トークに出ます。
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◆1 【今月のお薦め8本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
※高額お薦め公演が多かったので、4000円台、3000円台以下の欄を作り、
各8本ずつご紹介することにしました。賢く買いましょう!(笑)
0.葛河思潮社『浮標(ぶい)』
09/02-04世田谷パブリックシアター
≪神奈川、愛知、兵庫、三重、福岡、佐賀、東京≫
☆出演:田中哲司 原田夏希 佐藤直子 谷田歩 木下あかり 池谷のぶえ
山崎薫(崎は立つ埼) 柳下大 長塚圭史 中別府葵 菅原永二 深貝大輔
脚本:三好十郎 演出:長塚圭史
1階・2階席:6,500円 3階席:4,000円
U-25:4,000円 高校生以下:2,000円
http://www.kuzukawa-shichosha.jp/bui/
長塚圭史さん出演、演出の三好十郎作『浮標』の3演目です。
先月の神奈川公演を観てメルマガ号外↓を発行しました!
https://shinobutakano.com/2016/08/05/2678/
※東京公演で大千秋楽を迎えます。8月号↓に続き特別に掲載。
https://shinobutakano.com/2016/08/01/2624/
1.CATプロデュース『クレシダ』
09/04-25シアタートラム
≪東京、茨城、大阪≫
☆出演:平幹二朗、浅利陽介、碓井将大、藤木修、橋本淳、
花王おさむ、高橋洋(高ははしご高)
脚本:ニコラス・ライト 翻訳:芦沢みどり 演出:森新太郎
7,800円 ※未就学児入場不可
http://www.cressida-stage.com/
1600年代の英国グローブ座でシェイクスピア作『トロイラスとクレシダ』を
上演しようとしている俳優たちのお話。出演者は男性ばかりです。
英国の劇作家ニコラス・ライトさんの戯曲↓は2003年に拝見していました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/1010164850.html
劇団昴の女優が「腰をぐっと抱いて進む方向へと強引にさらっていく」↓と
https://shinobutakano.com/2016/07/24/2559/
と評する森新太郎さんの演出。平幹二朗さんはじめベテランと若手の
男優のことも力強く導いたのかしら。高橋洋さんのブログ↓
http://blog.livedoor.jp/yotakahashi31/archives/47529235.html
2.森崎事務所M&Oplaysプロデュース『家族の基礎~大道寺家の人々~』
09/06-28 Bunkamuraシアターコクーン
≪東京、愛知、大阪、静岡≫
☆出演:松重豊、鈴木京香、夏帆、林遣都、堀井新太、黒川芽以、
山本圭祐、坪倉由幸、眞島秀和、六角精児、長田奈麻、児玉貴志、
粕谷吉洋、水間ロン、山口航太、近藤フク
脚本・演出:倉持裕
S席 9,500円 A席 7,500円 コクーンシート 5,000円
U-25チケット 4,500円(25歳以下対象)※未就学児童の入場不可
http://mo-plays.com/kazokunokiso/
倉持裕さんの新作は自前の劇場で家族劇団を運営するお金持ち一家の
お話。込み入った人間関係と一筋縄ではいかない物語を楽しめそう。
ミーハーですが、映画でよく拝見している林遣都さんを見たいです~。
3.地人会新社『テレーズとローラン』
09/09-19東京芸術劇場 シアターウエスト
☆出演:木場勝己、奥村佳恵、浜田学、銀粉蝶
原作:エミール・ゾラ作『テレーズ・ラカン』
脚本・演出:谷賢一
一般6,500円 25歳以下3,000円
http://www.chijinkaishinsya.com/newproduction.html#theresenew
谷賢一さんがエミール・ゾラの小説『テレーズ・ラカン』をもとに
新作戯曲を書き下ろし、演出されます。木場勝己さんと組むのは
『最後の精神分析-フロイトvsルイス-』↓以来でしょうか。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1006232754.html
濃い4人芝居に大いに期待。奥村佳恵さんのツイート↓
https://twitter.com/kae_okumura/status/770226715494801408
4.パソナグループ『DISGRACED(ディスグレイスト・恥辱)』
09/10-25世田谷パブリックシアター
≪東京、愛知、兵庫≫
☆出演:小日向文世、秋山菜津子、安田顕、小島聖、平埜生成
脚本:アヤド・アフタル 翻訳:小田島恒志・小田島則子
演出:栗山民也
S席:8,800円 A席:7,800円
http://www.disgraced-stage.com/
2013年ピュリッツァー賞受賞、2015年トニー賞ノミネート戯曲を
栗山民也さんが演出。舞台はニューヨーク。さまざまな人種の弁護士、
芸術家らが登場し、差別が絡むお話のよう。豪華キャストですね。
『オーファンズ』↓での好演が印象に残る平埜生成さんは
https://shinobutakano.com/2016/02/12/1282/
来年3月のこまつ座『私はだれでしょう』(栗山民也演出)にも出演。
5.日本テレビ『スペクタクル時代劇「真田十勇士」(再演)』
09/11-10/03新国立劇場 中劇場
≪東京、神奈川、兵庫≫
☆出演:中村勘九郎、加藤和樹、篠田麻里子、高橋光臣、村井良大、
駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、
石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、他
脚本:マキノノゾミ 演出:堤幸彦
S席:12,500円 A席:9,000円
http://sanadajuyushi.jp/
中村勘九郎さん主演の時代劇。脚本はマキノノゾミさん。
演出は映画版(9/22公開)↓の監督もされている堤幸彦さん。
http://sanada10braves.jp/
再演なのでさまざまにグレードアップしているのではないかと。
映画と舞台を両方楽しめるのもいいですね。
6.CATプロデュース『幽霊』
09/29-10/10紀伊國屋ホール
≪東京、兵庫≫
☆出演:朝海ひかる、安西慎太郎、吉原光夫、横田美紀、小山力也
脚本:ヘンリック・イプセン 演出:鵜山仁
7,800円 ※未就学児入場不可
http://goo.gl/aDlUk9
ノルウェーの劇作家イプセンの1881年発表戯曲を鵜山仁さんが演出。
『ペール・ギュント』『人形の家』『民衆の敵』『野鴨』…など、
イプセン作品は今もよく上演があり、『幽霊』も残酷で面白いです。
森新太郎さん演出版↓も主演は元宝塚歌劇団の安蘭けいさんでしたね。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0320222851.html
7.花組芝居『桐一葉(きりひとは) 全七段通し上演』
09/30-10/10あうるすぽっと
☆出演:加納幸和、原川浩明、山下禎啓、桂憲一、八代進一、大井靖彦、
北沢洋、横道毅、秋葉陽司、松原綾央、磯村智彦、小林大介、
美斉津恵友、谷山知宏、丸川敬之、二瓶拓也、押田健史
原作:坪内逍遥 脚本・演出:加納幸和
一般5,800円 U-25割引2,500円
※当日券は400円増し ※劇団会員割引などあり
http://hanagumi.ne.jp/reki/57/arasuji.html
明治時代に発表された坪内逍遥作の歌舞伎演目を、加納幸和さんが
演出。脚本も手掛け、出演もされます。
下記記事によると、全七段通し上演は約50年振りとのこと。
「花組芝居が坪内逍遥「桐一葉」を“ネオかぶき”に、全7段通し上演」↓
http://natalie.mu/stage/news/196898
8.東京芸術劇場・RooTS Vol.04『あの大鴉、さえも』
09/30-10/20東京芸術劇場シアターイースト
≪東京、茨城、三重、愛知、大阪≫
☆出演:小林聡美、片桐はいり、藤田桃子
脚本:竹内銃一郎、上演台本:ノゾエ征爾 演出:小野寺修二
一般前売 6,000円 一般当日 6,500円
高校生割引 1,000円 25歳以下 3,000円 65歳以上 5,500円
※未就学児はご入場いただけません。
※障害をお持ちの方:割引料金あり
https://www.geigeki.jp/performance/theater123/
小野寺修二さんが竹内銃一郎さんの岸田國士戯曲賞受賞作を演出。
1980年の戯曲で、目に見えない大きなガラスを運ぶ話なのですが、
一度読んだだけでは私には意味がわからず…。実は
マルセル・デュシャンの作品↓に関連した題名なんですね。
http://goo.gl/f72Ylg
チャーミングな女性3人による、おとぼけ込みで批評性豊かな
“フィジカルシアター”で、アングラ演劇を新しく体験したい。
★★★──────────────────────────────
前売4000円台の気になる作品を8本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
《1》グループる・ばる『八百屋のお告げ』(再々演)
09/01-05東京芸術劇場 シアターウエスト
≪東京公演後、演劇鑑賞会ツアーあり≫
☆出演:松金よね子、岡本麗、田岡美也子、大谷亮介、酒向芳、本間剛
脚本:鈴木聡 演出:木野花
前売 4,500円 当日 4,700円 25歳以下 3,000円
http://lebal.jp/stage/231609/
松金よね子さん、岡本麗さん、田岡美也子さんの女優3人ユニットの
再々演。昨年の『蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~』では
メルマガ号外↓を発行しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0613105749.html
『八百屋のお告げ』は2006年初演↓を拝見。とても幸せになれました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1118114015.html
2012年再演(CoRich舞台芸術!の感想↓)も鈴木裕美さんの演出でした。
http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=33660
今回は木野花さんの演出で、キャストも変わり、ほぼ新作ですね。
《2》ウォーキング・スタッフ プロデュース『三億円事件』
09/03-11シアター711
☆出演:有福正志、中西良太、福本伸一、岩本淳、佐久間哲、八代進一、
伊達暁、比留間由哲
脚本:野木萌葱 演出:和田憲明
前売・当日共 4000円
学生割引 2500円(中高生・大学生のみ対象)
http://j-stage-i.jp/performance_plan.html#JS2016028
パラドックス定数の野木萌葱さんの戯曲を和田憲明さんが演出。
『三億円事件』は2002年初演で私は2008年↓に拝見。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1001012542.html
お話の面白さは折り紙付きです。あとは俳優さんの頑張りに期待。
★《3》Kawai Project『まちがいの喜劇』
09/07-11あうるすぽっと
2016/2017 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ
☆出演:岩崎加根子、原康義、小田豊、高橋洋介(高ははしご高)、
多田慶子、梶原航、寺内淳志、チョウヨンホ、島本和人、沖田愛、
野口俊丞、辻村優子、クリスタル真希、押田栞、田部圭祐、
峰崎亮介、青井そめ、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者)
脚本:シェイクスピア 翻訳・演出:河合祥一郎
<前売>一般:4000円、U25:2000円
<当日>一般:4500円、U25:2500円
豊島区民割引:3500円
http://www.kawaiproject.com/#!vol2/s4lgb
河合祥一郎さんが翻訳・演出するシェイクスピア喜劇上演の第2弾。
先月のメルマガ↓で「お薦め前売り情報」に掲載した公演です。
https://shinobutakano.com/2016/07/01/2328/
第1弾は2014年の私選・小劇場作品ベスト3↓にランクイン。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1226230858.html
新国立劇場演劇研修所の修了生が10人も出演されています。
修了生の活躍状況↓をまとめました。写真だけでもご笑覧ください♪
https://shinobutakano.com/2016/08/27/2889/
公式ツイッター↓も戯曲同様、楽しげにふざけていてイイ感じです。
https://twitter.com/KawaiProject
ご縁があり、9月8日(木)14時開演の回の終演後のトークに登壇します。
告知記事↓に作品の見どころを書きましたので、よかったらご一読を。
https://shinobutakano.com/2016/08/15/2835/
私の登壇は平日昼間の回です。ぜひお越し頂きたいです!
★《4》文学座9月アトリエの会『弁明』
09/07-21文学座アトリエ
☆出演:山本道子、栗田桃子、松岡依都美、小林勝也、佐川和正、
亀田佳明 ※坂口芳貞が体調不良のため降板。代役は小林勝也。
作:アレクシ・ケイ・キャンベル 訳:広田敦郎 演出:上村聡史
一般(前売)4,300円 一般(当日)4,600円
ユースチケット(25歳以下/前売・当日共に)2,500円
当日券は開演3時間前より当日券専用電話(03-3353-3566)で先着販売。
http://www.bungakuza.com/benmei/
●お薦めコメント●
A.K.キャンベル戯曲を上村聡史さんが演出。2014年の『信じる機械』↓が
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0625215415.html
すごく面白くて、演技も演出も素晴らしかったんです。上村さんは同作で
千田是也賞を受賞。松岡依都美さん、亀田佳明さんが『弁明』にも
出演されるのが嬉しいです。キャンベル戯曲といえば、小川絵梨子さんが
演出された『プライド』↓も良かったんですよね。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0429164046.html
映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』↓もキャンベルさんの脚本でした。
http://golden.gaga.ne.jp/
前売り完売の回が続出しています。残席状況(8/30)↓
http://ameblo.jp/bungakuza-benmei/entry-12195202893.html
《5》公益社団法人日本劇団協議会『アヒルと鴨のコインロッカー』
09/14-19ザ・ポケット
日本演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演〈演出家部門〉
☆出演:多田直人、清水由紀、細貝圭、山田ジェームス武、実川貴美子、
馬渕史香、渡邊りょう、免出知之、土井玲奈、首藤健祐
原作:伊坂幸太郎 脚本・演出:ほさかよう
一般4,000円、小中高生シート2,000円
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2016/2016_06.html
ほさかようさんが、映画化もされた伊坂幸太郎さんの小説を舞台化。
映画『アヒルと鴨のコインロッカー』↓は面白いし、好きだった
http://eiga.com/movie/1960/
ので、どのように小劇場で立体化されるのか興味あり。
「舞台芸術分野の優れた新進演劇人で発表の機会に恵まれない者に、
発表の機会を提供することにより、新進芸術家の育成を図る事業」
とのことですが、その育成対象者がほさかさんとは…。
新人でもないし、引く手あまたのご活躍中だと思います。
演劇集団キャラメルボックスの多田直人さんが主演で、
200席未満の小劇場で一般4,000円。お得なのではないかしら。
《6》Studio Life『BLOOD RELATIONS ~血のつながり~』
09/15-10/02新宿シアターモリエール
THE OTHER LIFE Vol.9
☆出演:青木隆敏、松本慎也、久保優二、大村浩司、楢原秀佳、
緒方和也、奥田努、山本芳樹、曽世海司、石飛幸治、藤原啓児、倉本徹
※【Fate】【Doom】のダブルキャスト
脚本:シャロン・ポーロック 翻訳:吉原豊司 演出:倉田淳
前売・当日とも 一般¥5,800 学生¥3,000
ヨンキューナイト 一般¥4,900
[9/20(火)、23(金)、27(火)、29(木)各19時の回]
http://www.studio-life.com/stage/blood-relations2016/
男優集団スタジオライフがカナダ戯曲をダブルキャストで上演。
『血のつながり』↓はハイリンドで上演された時に拝見しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0116191542.html
斬殺事件(実話)を基にした、濃厚な愛憎劇です。スタジオライフの
カナダ戯曲上演といえばなんといっても『LILIES』↓。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1202233858.html
同カナダ戯曲『孤児のミューズたち』↓もとても面白かったです。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0803141100.html
★《7》ヨーロッパ企画『来てけつかるべき新世界』
09/16-25本多劇場
10/27-30 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
≪滋賀、京都、東京、広島、福岡、大阪、愛知・四日市、高知、
神奈川、愛知・名古屋≫
☆出演:石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、
永野宗典、西村直子、本多力、金丸慎太郎、藤谷理子、福田転球
脚本・演出:上田誠 音楽:キセル
前売4,500円 当日5,000円
学生シート(前売のみ)3,000円(入場時要学生証提示)
http://www.europe-kikaku.com/projects/e35/
上田誠さんが作・演出される、京都拠点の人気劇団ヨーロッパ企画の
新作ツアー。東京、神奈川公演も定着。昨年の感想↓
https://twitter.com/shinorev/status/647399046345191424
親しみやすい笑い満載でありながら、実は痛烈な社会風刺も含んでいます。
毎回、前回公演のDVDを買うのが私の恒例行事。ヨーロッパ企画大好き!
今回の題材は大阪の未来? 友達、恋人、家族を誘って観て下さい!
《8》名取事務所『象』
09/28-10/02小劇場B1
別役実海外交流シリーズ
☆出演:新井純、吉野悠我、内田龍磨、山口眞司、森尾舞、松本光史、
森源次郎、馬場大史、杉林健生
脚本:別役実 演出:眞鍋卓嗣(俳優座)
前売¥4,000 当日¥4,500 シニア3,000 学生¥2,000
http://www.nato.jp/prof/prof_2016_zou.html
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=35012&
眞鍋卓嗣さんが別役実作『象』を演出されます。
昨年の別役作品『壊れた風景』↓の演出がとても丁寧で面白かったんです。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0802234024.html
新井純さん、森尾舞さんも前回に続いての出演で、座組みも良さそう。
『象』といえば新国立劇場で深津篤史演出版↓が2度上演されました。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000633_play.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0310233510.html
眞鍋さんがどういう視座から、何に焦点を当てるのか、楽しみです。
☆☆☆──────────────────────────────
前売3000円台以下の気になる作品を8本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
[1]座・高円寺・劇場へいこう!2016『ピノッキオ』
09/03-21座・高円寺1
※一般公演:9/3(土)、9/11(日)、9/14(水)、9/17(土)、9/18(日)
☆出演:高田恵篤(高ははしご高)、KONTA、辻田暁、森ようこ、
高橋優太、田中真之、黒須育海
原作:カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」
脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ(Teresa Ludovico)
台本監修:佐藤信 翻訳・通訳:石川若枝
<全席自由> 大人(18歳以上)3,000円/
ユース(16歳以上)2,000円/「なみちけ」使用可。
中学生以下は無料・要予約
※星めぐりセット券(『ピノッキオ』と『ふたごの星』のセット)
大人4,000円/ユース3,000円
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1540
傑作舞台『旅とあいつとお姫さま』↓の長年に渡る上演が終了し、
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1001174052.html
テレーサ・ルドヴィコさんの新作が再び、座・高円寺に登場!
『旅とあいつと~』の出演者も続投ですね。すごく楽しみです。
一般向けの公演日は少ないので要チェック!
[2]KAAT神奈川芸術劇場『マハゴニー市の興亡』
09/06-22神奈川芸術劇場・ホール
☆出演:山本耕史、マルシア、中尾ミエ、上條恒彦、古谷一行、細見大輔、
櫻井章喜、辰巳智秋、Ruu、明樂哲典、伊勢大貴、加藤義宗、
岸田研二、木村雅彦、今野晶乃、SALLY、鈴木崇乃、遠山悠介、
長友郁真、NAMImonroe、橋本由希子、早瀬マミ、村田慶介、薬丸翔、
山崎将平(崎は立つ崎)、吉田哲也、立崇なおと
脚本:ベルトルト・ブレヒト 翻訳:酒寄進一
演出・上演台本・訳詞:白井晃
作曲:クルト・ヴァイル 音楽監督:スガダイロー
S席8500円 A席7500円 B席5000円 3階席2000円
マハゴニー市民席(舞台上特設客席・自由席/入場整理番号付)5000円
U24(24歳以下):4,250円 高校生以下:1,000円
シルバー:8,000円
※プレビュー公演:一般5,000円
マハゴニー市民席(舞台上特設客席・自由席/入場整理番号付)3000円
http://www.mahagonny.jp/
KAAT神奈川芸術劇場・芸術監督の白井晃さんによる新作です。
ブレヒト&ヴァイル(『三文オペラ』のペア)の音楽劇に山本耕史さんが
主演されます。1933年にナチスが上演を禁止した演目なんですね。
プレビュー公演や舞台上特設客席、3階席などのチケットが低価格!
公立劇場が門戸を広げてくれています。早目に安く観ちゃいましょう!
「「マハゴニー市の興亡」稽古風景の動画が到着、酒を片手に歌う山本耕史」↓
http://natalie.mu/stage/news/200014
[3]タカハ劇団『嘘より、甘い』
09/07-11小劇場B1
☆出演:斉藤とも子 青野竜平 小日向雪 夏目慎也 眼鏡太郎
高野ゆらこ 辻修 結城洋平 早咲心結 佐藤誓
作:演出 高羽彩
前売り・当日:4,000円 早割:3800円 学割:3500円
http://www.takaha-gekidan.net/
高羽彩さんが作・演出されるソロユニットの第12回公演。
出演者オーディションが開催されていました(告知エントリー↓)。
https://shinobutakano.com/2016/04/11/1505/
橋本淳さんが出演された短編2人芝居↓が面白かったんですよね。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0912232906.html
高羽さんはアニメの脚本などを手掛ける作家でもあります。
[4]箱庭円舞曲『あなただけ元気』
09/08-15ザ・スズナリ
☆出演:辻沢綾香、白勢未生、牛水里美、岡田一博、林和義、森啓一朗、
亀岡孝洋、鈴木ハルニ、海老根理、武川優子、久留飛雅己、小林健一
脚本・演出:古川貴義
前売り3800円 当日4300円
前半割引 前売り3200円/当日3700円
http://hakoniwa-e.com/23th/
4月から新劇団員が所属して再出発した、古川貴義さんが作・演出される
劇団の新作。ある企業を舞台にした“苦み走った悲喜劇”とのこと。
プロデュース形式を経て再び劇団化した集団の新しい表情を見てみたい。
[5]流山児★事務所『OKINAWA1972』
09/15-10/02 Space早稲田
☆出演:伊藤弘子 栗原茂 甲津拓平 荒木理恵 五島三四郎 佐原由美
新納敏正 村松恭子 眞藤ヒロシ 杉木隆幸 酒巻誉洋 東谷英人
芦塚諒洋 江口翔平 岡野優介 佐々木恭平 流山児祥
作・演出:詩森ろば(風琴工房)
全席自由・入場整理番号つき 一般:3,500円
前半平日割引:3,200円(15、16、20、21、23日の回のみ)
U25・学生割引:2,500円 高校生以下:1,000円
http://music.geocities.jp/ryuzanji3/r-oki.html
風琴工房の詩森ろばさんが、流山児★事務所に新作を書き下ろし、演出。
稽古場取材のお話を頂いたのですが叶わず、脚本を拝読しました。
日本への復帰を控える1970年代の沖縄が舞台で、登場するのは現地の
ヤクザ、そして当時の首相と学者など。血気盛んな荒くれ者が
熱くぶつかり合うお芝居は、同劇団にぴったり!
そして沖縄の基地、将来の軍備を巡る米国と日本との“密約”が
会話劇で描かれます。なぜ、今、沖縄の民意を無視して米軍の
ヘリパッド建設が進められているのか。なぜ、辺野古の基地移設で
日本政府と沖縄県が訴訟をしているのか。歴史を知る機会でもあります。
「反対派と警察、やまない攻防 沖縄・高江ヘリパッド移設」↓
http://www.asahi.com/articles/ASJ8Y5PX1J8YTIPE01J.html
「やんばる東村 高江の現状」↓
http://takae.ti-da.net/
[6]ツチプロ『青』
09/21-10/02 OFF OFFシアター
☆出演:今泉舞、勝島乙江、木村圭吾、近内拓也、酒井和哉、土屋士、
永澤洋、別所晋、三嶋義信、渡辺樹里
脚本:夏井孝裕(reset-N) 演出:千葉哲也
指定席(9月21日~9月23日) 前売 3,500円・当日 4,000円
指定席(9月24日~10月2日) 前売 4,000円・当日 4,500円
U-25 桟敷自由席(全日程):2,800円
http://tsuchipro.com/s/
2010年初演の夏井孝裕さんの戯曲↓を千葉哲也さんが演出されます。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0213234408.html
出演者オーディションが開催されていました(告知エントリー↓)。
https://shinobutakano.com/2016/05/14/1799/
夏井さんの硬質かつ過激なドラマは千葉さんの演出と相性が良さそう。
[7]地平線『贖い(あがない)』
09/22-25アトリエ春風舎
☆出演:高橋美帆、坂川慶成
脚本:ジョアンナ・マレー=スミス 演出:野坂弘
一般3500円(当日3800円) 学生2000円(当日2300円)
高校生以下1000円(当日1300円)
平日昼割(23日(金)昼公演)3000円
団体割引:3人でご予約の方は3人で9000円
http://goo.gl/YZkvdg
オーストラリアの男女二人芝居の上演です。出演、演出ともに
新国立劇場演劇研修所の修了生。先述のまとめ↓をどうぞ。
https://shinobutakano.com/2016/08/27/2889/
演出の野坂弘さんは同研修所を修了後、新国立劇場演劇公演や
カンパニーデラシネラのダンス公演等への出演が続き、特に今年6月の
『あわれ彼女は娼婦』↓のバーゲット役で注目を集めました。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/special/16whore.html
公式facebookページで「なぜ、今、演出をするのか?」という連載を
されていて、私はとても共感しています。Vol.4までのリンク↓
http://goo.gl/19yRFD http://goo.gl/BlsmkI
http://goo.gl/Kf2qKk http://goo.gl/MQzcSz
自己紹介どおり「笑っちゃうくらい愚直に」演劇を創作されてる様子。
マレー=スミス戯曲は2004年に拝見↓してまして、『贖い』も拝読。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0523194324.html
現代のセレブと言っていい男女の緻密な会話から、深刻な社会問題や
変容する心の奥底が浮かび上がります。大人が没頭できる深みがあります。
「ジョアンナ・マレー=スミス珠玉の会話劇『贖い』が稀少な日本上演」↓
http://entre-news.jp/2016/08/31571.html
[8]アマヤドリ『月の剥がれる』(再演)
09/23-10/03吉祥寺シアター
☆出演:笠井里美、渡邉圭介、小角まや、榊菜津美、糸山和則、
沼田星麻、宮崎雄真、中野智恵梨、石本政晶、石井葉月、石井双葉、
一川幸恵、倉田大輔、谷畑聡、西川康太郎、細谷貴宏、秋本雄基、
遠藤杜洋、西村蒼、木村聡太、ザンヨウコ、田中美甫、毛利悟巳、
飯野愛希子、大塚由祈子、池田優香、鳴海由莉、他
脚本・演出:広田淳一
【一般】前売り3800円/当日4000円
【学生】前売り2500円/当日2800円
【高校生以下】前売り1000 円/当日1300 円
【前半割引】 前売り3300円/当日3500円
【平日昼間割引】前売り3300円/当日3500円
《各種フリーパス 前売/当日 一律》
【フリーパス】6500円
【学生フリーパス 】4000円
【プレミアムフリーパス】10000円(スペシャル特典付き)など
http://amayadori.co.jp/archives/8106
↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=76260
広田淳一さんが作・演出される劇団アマヤドリの再演です。
初演は「CoRich舞台芸術まつり!2013春」最終選考作品でした。
審査員の採点・クチコミ評と、観客の感想↓
http://stage.corich.jp/festival2013/grand_prix01.php
http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=41917
初演時の出演者もいて、手練れの客演も迎えており、
きっと数段レベルアップした再演を見せてくれると思います。
≪ダンス≫
○ホリプロ『マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」』
09/14-25東急シアターオーブ
☆演出・振付:マシュー・ボーン
ビューティーシート 14,000円 S席 12,800円
A席 9,800円 B席 5,500円
※ビューティーシートは1階1~4列目センターブロック。
※未就学児童入場不可
http://mbsb.jp/
マシュー・ボーン作品の来日公演です。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/0623232954.html
きっとうっとりさせてくれる! 映画上演↓も始まってますね。
http://matthewbournecinema.com/
○KAAT神奈川芸術劇場『塩田千春展×ダンス・音楽 -4プログラムー』
09/23-10/09神奈川芸術劇場・中スタジオ
塩田千春展「鍵のかかった部屋」関連 ダンス・音楽プログラム
《日時指定・全席自由》前売3,500円/当日4,000円
・酒井幸菜『I’m here, still or yet.』
09/23-25(各日19:30開演)
・平原慎太郎『のぞき/know the key』
09/30-10/0(2各日19:30開演)
http://www.kaat.jp/d/shiota_dm
現代美術家の塩田千春さんの展示空間で、ダンサーが踊る企画。
塩田さんの作品が見られるだけでもありがたいです。
・第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館 帰国記念展
塩田千春展「鍵のかかった部屋」
09/14-10/10神奈川芸術劇場・中スタジオ
一般900円 学生・65歳以上500円 高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
※10名以上の団体は100円引き
http://www.kaat.jp/d/shiota_kagi
≪首都圏以外≫
○SPAC『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』
09/09-12平城宮跡(東区朝堂院)
東アジア文化都市2016奈良市 舞台芸術部門
☆出演:阿部一徳、赤松直美、石井萠水、大内米治、大高浩一、
片岡佐知子、加藤幸夫、貴島豪、黒須芯、榊原有美、桜内結う、
佐藤ゆず、関根淳子、大道無門優也、舘野百代、寺内亜矢子、
仲村悠希、本多麻紀、牧山祐大、美加理、三島景太、森山冬子、
山本実幸、横山央、吉見亮
演出:宮城聰 台本:久保田梓美 音楽:棚川寛子 空間構成:木津潤平
(全席自由) 一般 5,500円、25歳以下 3,000円
※SPAC・維新派セット券あり。
維新派『アマハラ』↓10/14-24平城宮跡(東区朝堂院)
http://culturecity-nara.com/event_info/ishinha/
上演時間:約110分 雨天決行
http://culturecity-nara.com/event_info/spac/
http://spac.or.jp/mahabharata_nara_2016.html
2014年のフランス・アヴィニョン演劇祭で絶賛された静岡のSPACによる
祝祭音楽劇が、関西で初上演されます。しかも会場は奈良の平城宮跡!
観たい、観た過ぎる…!! アヴィニョン・石切場公演のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0817221720.html
芸術総監督の宮城聰さんがアヴィニョン公演を語った会のレポート↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0820231329.html
≪ご参考≫
「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
https://shinobutakano.com/2016/08/31/2984/
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◆2 【先月のベスト3】
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1.葛河思潮社『浮標(ぶい)』再々演 ★9/2~4に東京公演あり!
08/04-07 KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ
≪神奈川、愛知(豊橋)、兵庫、三重、福岡(北九州)、佐賀、東京≫
☆2011年、2012年、2016年の3度の上演全てでメルマガ号外↓を発行!
https://shinobutakano.com/2016/08/05/2678/
生きるということを全方位から描く傑作です。
万葉人が生きた1300年前、戯曲が書かれた75年前、そして現在と、
時空を超えるアトラクション! 9/2~4に東京公演↓あり。
https://setagaya-pt.jp/performances/20160902bui.html
2.風姿花伝プロデュース『いま、ここにある武器』
08/13-28シアター風姿花伝
☆稽古場レポートを↓書かせていただいた公演です。
https://shinobutakano.com/2016/08/09/2695/
クールな白い空間での、逃げ場なしの俳優バトル。
国、企業、個人、軍事ビジネス…。誰もが巻き込まれているのに、
見ないふりをしていることを、緻密かつ生き生きとした会話劇で
炙り出します。スタッフワークも極上。主催者、出演者でもある
那須佐代子さんはシアター風姿花伝の支配人です。新聞記事↓
「シアター風姿花伝支配人・那須佐代子「面白かった」の言葉が絶対」
http://mainichi.jp/articles/20160810/dde/012/200/009000c
「ストーリー性を重視した、シンプルな演劇で頑張っている若手に
使ってもらいたい」と那須さん。あそこに行けば、大人が本気で
楽しめる演劇が見られる…そう噂される劇場になりますように!
3.青森中央高校『アメイジング・グレイス』
07/27国立劇場・大劇場
☆昨年の高校演劇全国大会で優秀賞を受賞した作品です。
渡辺源四郎商店の畑澤聖悟さんが顧問、そして劇作を担当。
おとぎ話「桃太郎」の鬼ヶ島を舞台に、鬼と人間の交流を描きます。
装置や音響などを一切使わない、ごくシンプルなお芝居で、
差別、格差、戦争、難民、そして沖縄の基地や
安保法制(集団的自衛権の行使容認)など、喫緊の時事問題が
鮮やかに照らし出されました。元気いっぱいで、堂々と喜怒哀楽を
伝えようとする演技にも感動します。畑澤さんは劇作家、演出家でも
ありますが、教育者なのだと強く感じます。尊敬しています。
https://shinobutakano.com/2016/08/27/2960/
その他はなし。観劇数が少なかったので控えます。
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
http://archives.mag2.com/0000134861/
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2016年8月(観劇数9作品)は葛河思潮社『浮標』で発行!
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◆3 【ナショナル・シアター・ライヴに夢中! 新・再上映】
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◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
http://www.ntlive.jp/ 海外ドラマNAVIの記事↓
http://dramanavi.net/column/2015/07/nlt.php
2016年版、後半の公開日程↓
https://www.facebook.com/ntlivejp/posts/1733154513596249
洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた至高の演技に悶絶!
ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください!
公式サイト↓でプログラム購入可能です。
http://www.ntlprogram.com/
○新上映『ハード・プロブレム』
09/30-10/05 TOHOシネマズ 日本橋ほか
上映時間:約1時間54分
主演:オリヴィア・ヴァイナール
作:トム・ストッパード 演出:ニコラス・ハイトナー
舞台デザイン:ボブ・クロウリー
http://www.ntlive.jp/hardproblem.html
英国公式サイト:http://goo.gl/g0bHj2
劇作家のトム・ストッパードさんの舞台といえば『アルカディア』↓、
http://www.siscompany.com/arcadia/
『コースト・オブ・ユートピア』↓が有名ですね。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0918002101.html
ニコラス・ハイトナーさんはロリー・キニア主演『ハムレット』↓、
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1004011114.html
『オセロ』↓を演出された方。主演のオリヴィア・ヴァイナールさんは
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1212234602.html
『オセロ』のデズデモーナ役、『リア王』↓のコーディリア役でした。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0928111535.html
ボブ・クロウリーさんは『スカイライト』↓の美術を担当。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0704112727.html
ありがたいことに次々と再上映が決まり、追いかけるのが大変(笑)。
公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
https://www.facebook.com/ntlivejp/
https://twitter.com/ntlivejapan
○Bunkamuraル・シネマ
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/16_frankenstein2.html
『フランケンシュタイン』(ベネディクト・カンバーバッチ as 博士役)
期間:8/27(土)~9/2(金)19:00~
感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html
☆ケネス・ブラナー・シアター・カンパニーによる舞台の上映も決定!
http://www.btlive.jp/
11月、12月も、ますます映画館に通ってしまう…!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆4 【編集後記】
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◎母が強烈なぎっくり腰になり、家から離れられない状態が続きました。
8月は観劇数が半減以下に。介護の現実ですね…。
(おかげ様で母は快復してきております)
9月は1週間ほどカナダのバンクーバーに行ってきます。遅めの夏休み♪
仕事もたて込んでまして、観劇本数は8月同様に激減予定…(涙)。
◎Kawai Project『まちがいの喜劇』のポスト・パフォーマンス・トークに
登壇します。9月8日(木)14時開演の回です。告知エントリー↓
https://shinobutakano.com/2016/08/15/2835/
翻訳・演出の河合祥一郎さんは「歴史に残る上演にする」と宣言!
一緒に目撃・体験しましょ~♪ 公演詳細↓
http://www.kawaiproject.com/#!vol2/s4lgb
◎ご報告しておきたい「しのぶの演劇レビュー」内記事
・【つぶやき】新国立劇場演劇研修所・修了生の活躍状況(2016年8月)
https://shinobutakano.com/2016/08/27/2889/
・【つぶやき】ピアニストがルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンに
ついて語る動画より
https://shinobutakano.com/2016/08/22/2880/
・【書籍】「悲劇喜劇」2016年9月号の特集「追悼 蜷川幸雄」
「わたしの蜷川幸雄作品ベスト3」に参加させていただきました
https://shinobutakano.com/2016/08/13/2804/
◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)
【NHK BSプレミアム】9/5(月)午前0時00分~4時11分[9/4(日)深夜]
劇団東京乾電池『ただの自転車屋』
出演:柄本明、ベンガル、綾田俊樹、山地健仁 ほか
作:北村想 演出:柄本明
ナイロン100℃『パン屋文六の思案 続・岸田國士一幕劇コレクション』
出演:みのすけ、松永玲子、村岡希美、萩原聖人、緒川たまき、ほか
作:岸田國士 潤色・構成・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2016-09-04/10/8940/2646154/
【衛星劇場】9/11(日)16:15~&9/30(金)7:00~
こまつ座『戯作者銘々伝』
出演:北村有起哉 新妻聖子 玉置玲央 相島一之 阿南健治
山路和弘 西岡德馬
原作:井上ひさし 作・演出:東憲司
http://www.eigeki.com/series?action=index&id=9963&category_id=7
※「劇場への扉」はアンコール上映なども充実。
http://www.eigeki.com/special/theater
【NHK Eテレ】9月17日(土) 15:00~17:00
「青春舞台2016」
https://www.facebook.com/events/1045028178912490/
高校演劇優秀校の東京公演が放送されます。
【WOWOW】9/22(木・祝)よる6:00~
パルコ・プロデュース『メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~』
出演:中井貴一 勝村政信 音尾琢真 YOU 阿南健治 他
原作:立川志の輔 脚本・演出:G2
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/109140/index.php
【WOWOW】9/22(木・祝)よる8:30~
NODA・MAP『逆鱗』
出演:松たか子 瑛太 井上真央 阿部サダヲ 野田秀樹
脚本・演出:野田秀樹
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/108372/index.php
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2016年8月分は下記の5作品を拝見します(順不同)。
・「マンガ肉と僕 Kyoto Elegy」
http://manganikutoboku.com/
・「リップヴァンウィンクルの花嫁」←長さを感じない。Cocco最高。
http://rvw-bride.com/ ←音が鳴ります
・「独裁者、古賀」←被害者も加害者も表裏一体…をもっと濃く。
http://eiga.com/movie/81870/
・「俳優 亀岡拓次」←映画や舞台と現実が地続きになるのが可愛い。
http://kametaku.com/
・「僕だけがいない街」←タイムスリップするサスペンス。面白かった。
http://wwws.warnerbros.co.jp/bokumachi/
◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
1時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪
※音源がなくなっているようです。復活できたらまたご報告します。
◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました(2015年2月)。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html
◎当メルマガがまぐまぐ大賞2014・無料部門の
エンターテイメント・ジャンルで4位に入賞↓しました!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html
まぐまぐ↓「【演劇好き必読】珠玉の演劇上演情報を無料で手に入れる!」
http://www.mag2.com/p/news/3886
◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
https://shinobutakano.com/contact/
※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。
◎ツイッターやってます!フォロワー約7200人に感謝♪
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震災・原発事故、選挙関連のリツイートも多いです。
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◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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