豊岡演劇祭2020のフリンジ(自主参加)・プログラムである和田華子さんのLGBTQ勉強会に参加しました。※この記録は2021/03/20に公開しました。
和田華子「俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会」https://t.co/6nVwlCiT0v
謙虚に語りかける和田さんの優しさを浴びる約3時間半、休憩2回含む。新しい知識を貪欲に獲得し、今、自分が社会を変える!…そんなポジティブな気持ちになれる講義。人間を苦しめるなら戸籍など不要と思った。— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 18, 2020
和田さんが「3~5年後にはこんな勉強会をしなくていいようになって欲しい」とおっしゃり、自分が呑気だったことに気づきました。「いつか変わるといいね」ではなく、「今、私が変わり、私が周囲を変えていく」という決意が必要なのだと思います。当事者任せにしてきたことも反省しました。
↑紹介された生理用品のCM。素晴らしいのでご覧ください。
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【追加開催決定!】
『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』オンライン版
当初の枠が満席に近くなったので、急遽追加開催することになりました!会場:zoomオンライン開催
日程:9月15日(火)18:00
[所要時間:3時間30分(途中2回休憩)]
料金:1,000円https://t.co/RAcgIjJ1KM— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 3, 2020
豊岡演劇祭フリンジでのオンライン版『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』は既に満席ですが、お声がけ頂ければ個人開催・劇団や座組、仲間内の会などいつでも出向きますので、お気軽にDM下さい。
オンラインでもオフラインでも大丈夫です。 https://t.co/6gsIixcTFN— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 16, 2020
身に沁みて有意義だと3時間ってこんなにも短いのかと驚いた😭当事者の立場から聞いていても、どのトークテーマにも配慮が行き届いていて、着地点が優しく建設的で「具体的にどうしたらいいのか」が考え抜かれていた…『正しい知識は寛容よりも優しい』、本当に参加してよかったです…全員聴いて⚡😭⚡ https://t.co/MJacn6LklF
— にゃほい🌈 (@nyahoimaru) September 15, 2020
■参考文献
OK~!
【勉強会の参考文献】
はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで (スッキリわかる)/石田仁
https://t.co/Appc4nstOH
入門書としてはこの本が最適だと思います。
基礎的な知識を知りたい方は、とりあえずこれ一冊読んどけば◎◎ https://t.co/9nw6B8C71i— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
【参考文献】
『LGBTとハラスメント』/神谷悠一・松岡宗詞 (集英社新書)
https://t.co/z4XljaSvET
当事者ではなく、非当事者に読んで知欲しい系。
作品の中だけでなく、当然当事者は現場にもいるので、お互いにとって心地よい創作現場を築くために、知っておいて欲しい事が具体的に書かれています。 https://t.co/chLZ3rU6k3— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
『LGBTを読みとく クィア・スタディーズ入門 』(ちくま新書)
森山 至貴
https://t.co/FMIxVkCuVo第一章「良心ではなく知識が必要な理由」は私の自身目から鱗の言葉が多く、勉強会の一番の基盤にさせて頂きました。
— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
『先生と親のための LGBTガイド: もしあなたがカミングアウトされたなら』遠藤まめた
https://t.co/KFcq4YWbaI
特に演劇人で中学や高校にWSしに行く機会が増えた、演劇を通じて子供と接する機会が増えた方にとってもおすすめします。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
『職場のLGBT読本:「ありのままの自分」で働ける環境を目指して』
(著)柳沢正和, 村木真紀,後藤純一https://t.co/sjDqlHiVBE
職場環境、LGBTの人たちと共に働いていくための啓蒙的かつ具体的なアドバイスも盛り込んだ本。
今の社会の流れ、企業の対策がどこまで進んでいるのか知るのに最適です。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
アウト ・ジャパンさん@out_japan_
のホームページhttps://t.co/fUHvZLUvtu
LGBT関連の様々なサービスを行っています。
LGBT関連ニュースのページでは、日本もしくは海外のLGBT関連ニュースが随時掲載されています。
今今のLGBTQ関連のニュースが知りたい方は、是非こちらをチェック!— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
一度世に出してしまった作品の再演や、表現する際に当事者の方に「失礼にあたってしまう恐れ」についての質問を受けたので、その時に引用した「はいからさんが通る」のあとがきを載せておきます。
演劇でも、再演の時にこういう文章を載せる習慣があったら良いなと思います。 pic.twitter.com/7ALBNvkj0X— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
■「はいからさんが通る」読者の皆様へ
不快な思い、傷ついた方へのお詫びより、こういうのが広まれば良いのになと思います。
「はいからさんが通る」読者の皆様へ
という文章です。 pic.twitter.com/XuYZjBLeA0— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
不快な思い、傷ついた方がいたらお詫びします。
という謝罪は、
不快に感じたり、傷ついた方の【感じ方】の問題という風に矮小化されてしまうと思います。毎度。
自分にはその意図がなかったけど、嫌な気持ちがしたならごめんね。
は、実は全然「起きた事」について謝ってないよなあと思います。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
あと、この文章は謝罪文として出されたものではなく
『はいからさんが通る』の新装版が出版されるにあたり、巻末に載った文章です。
作品の舞台となった時代の人権意識
連載されていた当時の人感意識
どちらにも目を向け、真摯に言葉を紡いでいるすごい文章です。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
舞台の再演の時などにも、こういう文章が当日パンフレットに記載される事があっても良いと思うし
不快な思い、傷ついた方がいたらお詫びします。
という分を見るにつけ、どの該当箇所が、どういう形で不味かったのかなど、ちゃんと言葉にしたら良いのにと思います。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
何でこんなこといちいち書かなきゃいけないの?そんなこと普通大人はわかるでしょ?
というリプが増えてきたので、発端を上げときます。https://t.co/XyKC1oAvaI— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
お詫びの文章というのはこちらの事を指しています。https://t.co/LGdlGDkPEY
— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
せっかくなので宣伝。
『Disclosure トランスジェンダーとハリウッド』
トランスジェンダーの人々がこれまでメディアでどのように描かれてきたのか、映画の歴史を振り返りながら当事者のトランスの俳優たちが語るドキュメンタリー映画。
よろしければ是非是非観てください。https://t.co/1sciTBoXMC— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 17, 2020
■勉強会開催について
勉強会について。
「次の開催はいつ?」「次は参加したい」という声を沢山頂きました。
ありがとうございます。
でももし可能であれば「ここで開いてもらえる?」という形で呼んで頂けるととても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。 https://t.co/qfXjhy0lvl— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 22, 2020
本当の本当を言えば、勉強会の参加者の方にはお伝えしていますが、私はこういうお話をするプロではありません。
本当の本当はプロの方にちゃんとお金を払って依頼してきていただくのが一番ですし、そういう習慣が根付けば良いなと思います。
文化庁の補助金に計上出来るお金の使い方だと思います。👍— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 22, 2020
でもお金がないから講師が呼べない、呼ばない、の連鎖で知識が広まらないのは、嫌だなあ。
悩ましいです。— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) September 22, 2020
■その他
産む機械とか口にする世代の退場を待っていたのだけど、その下の世代でSNSも使え、日々世界の動向を見ているのに「懐かしのスカートめくり」だの「またオカマ役」だのとユーモアのつもりで言う人がどんどんいる日本ミュージカル業界の未来に絶望を感じる。
— g-ocean (@sea_gee_see) September 16, 2020
全国のLGBTやその周りの方が利用できる電話相談一覧表はこちらです。ダウンロードはこちらから→https://t.co/ebCZc7euKI
— 遠藤まめた (@mameta227) September 22, 2020
たくさんの方が耳を傾けてる気配があって、動画配信よりオンライン同席の方がやっぱり好きだなと思いました^^
自分の活動エリアだけでも、同じ知識量まで底上げしたいなと決意新たに。「アライ」もわざわざ名乗らなくても、みんながそうある社会へと。— 谷瀬未紀 (@pikaluck) September 18, 2020
記録映像とリアルタイム配信は違いますね~。その場で質問もできてレスポンスもいただけて、大勢で一緒に作っている感覚も得られました。
和田さんがなるべく早く、この勉強会を開かなくてもよくなるように、それぞれの場所で知識を共有していきたいですね。— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 19, 2020
↓2020/01/27加筆
『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』
去年秋の豊岡演劇祭での勉強会後、取材して頂きました。
勉強会で普段どういう事を話しているかとかを話しています。
もしよろしければご一読頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。 https://t.co/aCbHOYknBw— 和田華子 (@tsubaki_tsubomi) January 27, 2021
【豊岡演劇祭2020 フリンジ】
①『LGBTQ勉強会』
2020/09/12 (土)16:00 – 17:30
https://hanakowada1.peatix.com/
②『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』
2020/09/14 (月)13:00 – 16:30
https://hanakowada2.peatix.com/
③『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』オンライン版
2020/09/18 (金)18:00 – 21:30
https://hanakowada3.peatix.com/
会場:zoomにて、オンライン開催
日程:9月18日(金)18:00
[受付開始:開演の40分前 / 開場:開演の30分前]
[所要時間:3時間30分(途中2回休憩)]
料金:1,000円
New!【追加開催】
会場:zoomにて、オンライン開催
日程:9月15日(火)18:00
[受付開始:開演の40分前 / 開場:開演の30分前]
[所要時間:3時間30分(途中2回休憩)]
料金:1,000円
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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