【講座】バグ・ミュージック株式会社「演出家 鈴木裕美の演劇のことを話す時間Vol.3「ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について(ZOOM開催)」10/02夜実施※〆切なし

 演出家の鈴木裕美さんが「演劇のことを話す時間」というシリーズを始めていらっしゃいます。第3回目のテーマは「ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について」。詳細は公式チケット販売サイトをご確認ください。

●演出家 鈴木裕美の演劇のことを話す時間Vol.3
「ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について」
・日時:10月2日(金)19:00~20:30
・参加券:1,500円 
・参加について:
 どなたでも参加可能
 「ZOOM」のオーディオ、ビデオのON・OFFは自由
 「ZOOM」入室の際は名前を表示すること

 もしかしたらこの講座の内容からははずれるかもしれませんが、ニューヨークの俳優とプロデューサーの話…と聞いて思い浮かんだことを書いておこうと思います。

 先日、俳優の和田華子さんが推薦されているNetflixオリジナル・ドキュメンタリー「DISCLOSURE トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして」を拝見しました。テレビや映画、報道などが長年にわたり偏った「トランスジェンダー像」を作り、流布してきたことを知りました。私自身もそれを盲目的に受け入れ、差別に加担してきただろうと思います。

 アメリカの映画界は、たとえばアカデミー賞・作品賞ノミネート作品に新たな条件を設けることで、構造的な差別をなくしていこうとしています。

 以下、CoRich舞台芸術!の掲示板より転載します。鈴木さんのツイートの続きもあります。

■演出家 鈴木裕美の演劇のことを話す時間 Vol.3 ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について

毎回違うテーマで鈴木裕美が「演劇のことを話す時間」第3回目です。
今回は、翻訳など準備に少々お時間をいただきたいため、隔週と申し上げていましたが1週間後の10月2日に開催します。

・今回のテーマ 
ニューヨークでの俳優とプロデューサーとの間で交わされる契約書について

今回お話しをお聞きする清野一慧さんは、実はVol.2の「俳優と演出家のコミュニケーション」にNYから参加してくださいました。その際、 参加者の皆さんとのディスカッションの中で、「 後輩の俳優などに、『あそこの演技はこうした方が良い』などと発言する俳優について、演出家はどう思うか」という話題がありました。その時、とても興味深い発言してくださったのが清野さんです。曰く、NYの俳優とプロデューサーで交わす契約書の中には、「他の俳優の演技などについて発言する場合は、 演出家の前で行うこと」という一文が入っているとのことでした。面白い!もっとお話しを聞きたいと思いました。

数は多くありませんが、私はアメリカ、イギリス、韓国、 オーストラリアの演劇人たちと話す機会を持てたことがあります。 そこで感じたのは、 俳優の感じることはどこの国も全く同じなんだな、ということでした。 稽古場で抱えてしまう問題も似通っていることがとても多い。 演技がうまくいかないという問題は、もちろん全世界共通でしょうが、それだけでなく、 演技に集中できないような周辺環境、 例えばパワハラなどの問題も根本的には似ていると思われます。
では、その問題に諸外国はどう対応しているのか、以前から強い興味がありました。今回はNYの事例を伺うことで、俳優の仕事、責任とはなんなのかを考えていきたいと思います。
私が清野さんにインタビューする形で、NYの契約書の実例を基にお話しを伺い、参加者の皆様からの質問にも答えていただくつもりです。

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