谷賢一さんが作・演出(出演も)される劇団DULL-COLORED POP(ダル・カラード・ポップ)の新作のプレビュー(チケット代が2500円!)初日を拝見。今回で活動休止されるとのこと。完売の回もありますが、まだ前売り予約できる回もあります。あまりに早くチケットが売れて、本チラシを作る必要がなかったそうです。
DULL-COLORED POP「演劇」プレビュー初日。開演前に谷賢一さんより蜷川幸雄さんご逝去の話があり、黙祷の時間が持たれました。お芝居は約1時間55分。意表をつく「ありきたり」の裏を読もうと頭ギュルギュル。終盤は濃密な(ネタバレで書けない)になって面白かった♪チケット安い。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年5月12日
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⇒産経新聞【谷賢一の演劇地獄道(1)】「生徒指導室で出会った奇跡」
5/15(日)、5/22(日)、5/29(日)には『名作短編集』を上演(前売り完売)。演目は飲尿ミュージカル『エリクシールの味わい』(⇒過去レビュー)と『全肯定少女ゆめあ』(⇒過去レビュー)です。帝国劇場に出演してるミュージカル俳優の出演に、本当に驚きました。
以下、ほぼ記録のみ。
ここからネタバレします(2016/06/07加筆)。
ダルカラ「演劇」は、車椅子の少女に恋する男子小学生のアングラ色炸裂妄想と、教師たちと保護者らの法廷劇風バトルが、異なる時空の出来事だったと終盤で明かされる(車椅子少女はいじめを苦に自殺未遂した少女とは別人物)。2つのエピソードが並列から直列になり、空間が歪む感覚が楽しかった。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年6月6日
≪東京、新潟≫
【出演】谷賢一、松野(ジャージ教師):東谷英人、八奈見(被害者少女の父):大原研二、ぼくのおじいちゃんと校長:塚越健一、ぼくのお母さんと本多(被害者少女の担任):堀奈津美、ぼく(小学生):百花亜希、ぼくのお父さんと柏倉(教師・頭のキレる調整役):井上裕朗、鈴木(ぼくの同級生):小角まや、日高(加害者児童の父・本多にセクハラする):渡邊りょう、公園にいるおじさん(浮浪者)と古川(心理アドバイザー的な先生):中田顕史郎
※右のきんたま:渡邊りょう、左のきんたま:大原研二
日替わりゲストは「あの子」役。被害者少女役や『全肯定少女ゆめあ』のゆめあ役と重なる。
5/12(木)~16(月)出演:堀川炎
5/18(水)~20(金)出演:川村紗也
5/21(土)~25(水)出演:井上みなみ
5/26(木)~29(日)出演:石森美咲
※上記4名の客演は劇団員の中村梨那さんが体調不良で降板したため。
『名作短編集』出演:原田優一、永楠あゆ美、川村紗也、一色洋平
脚本・演出:谷賢一 舞台監督:竹井祐樹(STAGE DOCTOR) 照明:松本大介 照明操作:朝日一真 音響協力:千葉恵太 大道具:テルミック 稽古場助手:外桂士朗 片岡はるな 市川彩 いろいろ協力:猫の手(ダルカラ応援組織) 助成:セゾン文化財団
全席自由 一般 3,500円 当日 4,000円
学生 2,500円 当日 3,000円 高校生以下 1,000円
プレビュー[5/12(木)・13(金)] 2,500円
※プレビュー公演はアンケート必須記入。ネット上で公開の可能性あり。
http://www.dcpop.org/stage/next.html
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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