【記録】悲劇喜劇2014年4月号「私の二〇一四年、これからのこと」タニノクロウ(劇作・演出・庭劇団ペニノ主宰)

 悲劇喜劇2014年4月号のタニノクロウさんの寄稿に、大きな衝撃を受けました。タニノさんにとって作品を作るとはどういうことなのかを、簡潔に書きあらわしてくださっています。そのことをずっと書き留めておきたいと思っていたのですが、今になりました。

悲劇喜劇 2014年 04月号 [雑誌]
早川書房 (2014-03-07)

 私は、毎月メルマガを発行していることもあり、自分がどんな作品を観たいのかを、その時ごとに考えてきました。今は(たぶん昔から)、演劇とは人間と人間の出会いであると思っています。タニノさんのこの文章を読んで、自分はこれでいいのだと納得できました。

 また、「自慰行為」という言葉について、私はその意味をよく考られていなかったことがわかりました。「(あんなにつまらない芝居は)作る側のオナニーだ」とか、よく悪口として使われますよね(なぜオナニーが悪いことだ印象づけられてきたのかも、疑問に思うところですが)。それは、自慰行為についてわかっていない、軽率な言葉であるとわかりました。

 以下、ごく一部を引用いたします。できれば全文をお読みになることをお勧めします。