詩森ろばさんが水戸芸術館ACM劇場に新作を提供し、演出されるので観に行きました。初・茨城観劇!
上演時間は約2時間10分、休憩なし。9/23(日)マチネ終演後にはミニコンサートと“社長”ご本人を迎えたトークあり。
ひたちなか海浜鉄道なう。#海辺の鉄道の話 pic.twitter.com/iAQVe0O4lG
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) 2018年9月23日
水戸芸術館ACM劇場「海辺の鉄道の話」。廃線の危機に瀕した短い鉄道を支える人々の約10年。チラシと合致した内容で、公立劇場の使命を果たそうとする現場の気概を感じるご当地演劇。作・演出の詩森ろばさんは東日本大震災と原発事故にも触れる。湊線に乗ってから観て良かった!https://t.co/Wat0KhGC6x
— 高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) September 24, 2018
※レビューはほぼ記録のみです。
≪あらすじ≫ 公式サイトより
ひたちなか市内を走る全長14.3キロのちいさな鉄道。
「ひたちなか海浜鉄道湊線」。
この鉄道は、10年前、廃線の危機に瀕し、
沿線住民からの熱い後押しを受けて第三セクターとして再出発しました。
けれど、それからの10年もけして順風満帆とは言えませんでした。
資金難、震災…
「もうダメだ!」と誰もが思った危機を、
働くひとたちや沿線のひとたち、2匹の駅猫「おさむ」と「ミニさむ」、
みんなで力を合わせて乗り越えてきました。
私たちのすぐ近くで、
これまでにどんなことがあり、これからどんなことが起きようとしているのでしょうか。
『海辺の鉄道の話』は、
生まれ変わろうとしている鉄道と、その鉄道とともに生きる人々の物語です。
国営ひたち海浜公園のコキアが色づく頃、水戸芸術館でお会いしましょう。
≪ここまで≫
お芝居の舞台になった鉄道に乗るには、水戸の隣の勝田まで行って、改札は出ずとなりのホームの端っこに湊線の改札があります。終点阿字ヶ浦まで行って折り返してくるシンプルプラン、那珂湊で降りてレンタサイクルで回るプランなど。お楽しみください!! https://t.co/wI0vN2kVgq
— 詩森ろば (@shimorix) 2018年9月22日
水戸芸術館『海辺の鉄道の話』①詩森ろば作・演出を目当てで観に行ったら(24日)、地域住民積極参加による第三セクター鉄道の10年間を描いた、予想以上の地元愛横溢演劇だった。公共劇場が地元をテーマにした作品を制作したり、市民参加を募ることは多いとはいえ、
— 伊達なつめ (@NatsumeDate) 2018年9月28日
②ドキュメンタリーの名手・詩森によるご当地もの書き下ろし&演出に、杉山至の指導の下で市民による手作り創作が取り入れられた美術。なんとも素晴らしく贅沢なクリエイティブ・スタッフによる地域演劇の誕生に、感服しきり。公演パンフに今井浩一さんが書いていたように、
— 伊達なつめ (@NatsumeDate) 2018年9月28日
③東日本大震災以来、地域の文化・伝統継承のアーカイブ機能として「演劇」が有効活用されるようになったのを目の当たりにした感。震災後、被災地では民俗芸能が熱望され「現代劇なんか全然お呼びじゃない」と東北の演劇関係者が嘆くのを聞いたことがあったけど、状況は好転してるということだろうか。
— 伊達なつめ (@NatsumeDate) 2018年9月28日
こんな嬉しい記事を書いていただきました。https://t.co/HO7qYNIVJS
もうなんだかやみくもにがんばりたい。— 詩森ろば (@shimorix) October 5, 2018
ここからネタバレします。
↓このトークは残念ながら、なかった方が良かったと思うほど内容がひどかったです。登壇者を女性アナウンサーと社長だけにすれば、まだましだったのでは。
ひたちなか海浜鉄道開業10周年記念「海辺の鉄道の話」アフタートーク、最後までご覧下さった皆様有難うございました!??
湊線の皆様とは2011年のDVDイベント以来のお付き合いですが、普段は見せることのない裏側やご苦労を知ることができ、涙なしには見られませんでした…大好きな湊線を愛情たっぷりに pic.twitter.com/ZVgX3Oj35P— 久野知美(アナウンサー/女子鉄) (@tomomi_kuno) September 23, 2018
未来サポートプロジェクトvol.13
出演:春海四方、杉木隆幸、酒巻誉洋、佐野功、田島亮、高畑こと美、八幡みゆき、白井風菜、椎名一浩、橋本昭博、篠原立、杉山文乃、塩谷亮、大内真智、小林祐介
[出演者の変更]松村武(まつむら・たけし) → 春海四方(はるみ・しほう)
作・演出:詩森ろば(風琴工房 改め serial number[シリアルナンバー])
美術:杉山至
照明:榊美香(有限会社アイズ)
音響:青木タクヘイ(STAGE OFFICE)
演出助手:内河啓介
舞台監督:小林清孝
舞台監督助手:佐藤真由美
タイトルデザイン:小佐原孝幸
宣伝イラスト:スソアキコ(プロフィール )
写真提供:ひたちなか海浜鉄道、おらが湊鐵道応援団
WEBデザイン:株式会社ストロボライツ
プロデューサー:本間康太郎(水戸芸術館)
制作:有賀美幸
企画制作:水戸芸術館ACM劇場(芸術監督:井上桂)
企画協力:ひたちなか海浜鉄道、おらが湊鐵道応援団
【発売日】2018/06/09
(全席指定・税込)
S席4,500円/A席 4,000円/A席学生 2,000円(大学生以下対象、当日要学生証)
※未就学児はご入場いただけません。
※車イスでご来場の場合は、ご予約時にお知らせください。
※開場は開演の30分前です。
※開演時間を過ぎてのご案内は、指定の座席にご案内できない場合がございます。
http://310acm3710railstory.com/
http://www.arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=801
https://stage.corich.jp/stage/94596
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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