2019年6月からハラスメントに関連するツイートを転載してきました(⇒1、2、3)。3も容量を超えたため、4を作成しました。
↓こちら、明日3/25までです。⇒意識調査の入力フォーム
CINRA. netが紹介してくださりました。
記事の通り、配給事業・劇場運営を行う会社の雇用者を対象とした意識調査も実施中です。【3/25まで】できるだけ多くの方のご意見をお聞かせいただきたいため、拡散のご協力をお願いいたします。
https://t.co/SUXk631aVY @CINRANETより
— UPLINK Workers' Voices Against Harassment (@UWVAH) March 16, 2021
【このページの内容の箇条書き】
・差別発言をしたらクビ、は近年のハリウッドでは常識
・差別発言でミュージカルの主役を降ろされたSeyi Omoobaの訴えが棄却
・「映画秘宝」前編集長・岩田和明による悪質なDM送付事件について
・「中立」や「客観」って、マジョリティの立場に立つこと
・韓国の戯曲『加害者探求—付録:謝罪文作成ガイド』
・呉座勇一氏が北村紗衣氏に謝罪
・呉座勇一氏は大河ドラマの時代考証を降板/国際日本文化研究センターが声明
・石川康晴氏は今も石川文化振興財団の理事長
・ブレヒトは愛人等が執筆した文章を自分のものとして発表していた
・平成美術展にカオスラの映像
・性暴力被害で係争中の社会福祉法人 県立施設の指定管理者に再指定
・「ハラスメントは差別の一形態」/差別は、する側が悪い
・報ステのCMが「悪質」な理由
・呉座勇一氏が北村紗衣氏に謝罪(2)2021/04/02加筆
↓2021/02/17加筆
「不適切発言をしたらクビ」が常識の、昨今のハリウッド事情
──差別発言をしたらクビ、は近年のハリウッドでは常識https://t.co/2bkxBggvWx#ジーナカラーノ #マンダロリアン #不適切発言 #差別 #ハリウッド— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) February 17, 2021
↓2021/02/19加筆
レスターのCurve Theatreによるミュージカル「カラー・パープル」(2019年)で主役のセリーを演じるはずだったSeyi Omoobaが、同性愛に関する自身の見解が批判を呼び、役を下ろされた後に同劇場と当時のエージェントを訴えていた裁判で、訴えが棄却されたと。(続く)https://t.co/KYEfHI7SYM
— katsuki (@katsuki_london) February 17, 2021
セリーは同性の女性に恋愛感情を抱くように描かれることもある(または陪審員いわく「レズビアンの関係が少なくとも一つの解釈となっている」)役柄だが、Omoobaは2014年にフェイスブックに「生まれつきのゲイがいるとは信じないし、同性愛が正しいとも信じない。(続く)
— katsuki (@katsuki_london) February 17, 2021
この地の法が合法にしているからといって、正しいというわけではない」と投稿していた。その投稿が2019年に周知されてSNSで反発が巻き起こり、同劇場とOmoobaの間で話し合いが行われたが、Omoobaが自身の見解を変えなかったために役を外された。(続く)
— katsuki (@katsuki_london) February 17, 2021
キリスト教徒であるOmoobaは(宗教的信念に対する)差別、契約不履行、ハラスメントで同劇場と当時のエージェントを訴えたが、いずれも棄却された。
— katsuki (@katsuki_london) February 17, 2021
↓2020/02/27加筆
「映画秘宝」前編集長・岩田和明による悪質なDM送付事件について pic.twitter.com/hde1zFvqCw
— ギンティ小林 (@gintykobayashi) February 26, 2021
↓wakako mithuhashiさんのツイートは連投です。
映画秘宝の編集部(全員フリーランス)が連名で出した声明で実状を知り、くらっくらしてる。編集部員を騙す岩田氏、田野辺氏、最悪すぎる。声明で被害者の方に謝罪しているのと、被害者への不当な発言しないよう呼びかけてるのよい。
「映画秘宝」前編集長・岩田和明による悪質なDM送付事件について pic.twitter.com/HRUMq3nsZb
— 手を洗うwakako mithuhashi,social distancing☂🎗😷🏠🙌 (@waka__chang) February 26, 2021
↓「映画秘宝」前編集長からDMを受け取った被害者のツイート連投です(2021年1月29日~)。
映画秘宝公式からのDMを晒した者です。事の発端となった私のツイートを公開しておきます
1枚目画像の黒い部分には女性ライターさんの氏名が入っています
Podcastで聞いたラジオへの「私が勘違いして勝手にガッカリしている」ことと、出演者(とムック本の)ジェンダーバランスなどについて批判しています pic.twitter.com/cSBaWVskZs— 🍙 (@TDIyNT0BAID9mI9) January 28, 2021
↓2020/03/05加筆
「実は「中立」や「客観」って、マジョリティの立場に立つことなんですよ。それは強者の眼差しなんです。DVの問題だったら、男性の視点に重なってしまう。だから私は「客観的」という言葉をほとんど使わないようにしています。」 https://t.co/wlSvfOOi0H
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) March 3, 2021
DV被害者を責めるようなありえない記事を出した後にこのように専門家から学ぶ機会を設けて変わろうとしている。「炎上して終わり」ではなく、このような流れが増えたら、と思う。そして専門家としてわかりやすくレクチャーされている信田さん素敵だな。私もそういう役割を担えるようになりたい。
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) March 3, 2021
タイムラインで「みんなこうやってわかりやすく説明すれば良いのに」ってかなり無理なコメント見たけれど、役割の問題だから。当事者として怒る人も必要だし、専門家あるいは教育者として説明する人も必要である。当事者にわかりやすく説明せよってのはやめてほしい。
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) March 3, 2021
記事の内容について。「客観的に」とか「ファクトとして」とかよく言いがちだけど、完全に強者だから言えること。私もジェンダーギャップについて男性に伝えたときに「客観的に考えて男女差はあるものだから」とか「ファクトとしてどのくらいの女性がそう思ってるの?」とかまじ傷ついたわ
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) March 3, 2021
本当に知りたいなら書籍を読んでほしいし、専門家に聞いてほしい。当事者に説明をさせることがいかに酷かを知ってほしい。例の小木さんも本当に知りたいなら説明をしてくれる専門家に対価を払って聞いたらよかったのにと思う。
— 野口晃菜 Akina Noguchi (@akinaln) March 3, 2021
↓2020/03/21加筆
ミソジニー大将が、疲れていたストレスが溜まっていたって懺悔するのよくあるパターンで。疲れたりストレス溜まるのはお気の毒なのですが、なんで女性にぶつけるのかは大変に問題で。世に疲れてる人やストレス溜まってる人が増えて、その鬱憤の捌け口が女性にくる案件も増えていてムカつきます。
— 長田杏奈 (@osadanna) March 21, 2021
芸術界のハラスメントを題材とした韓国の戯曲『加害者探求—付録:謝罪文作成ガイド』を観て、セクハラする人と擁護したり見過ごす人の振る舞いや発言、それを取り巻く構図って、国境を超えて相似形なんだなと思い知り
公式サイト:https://t.co/YVXkOhgAdv
作家インタビュー:https://t.co/zwYcn0lLKz— 長田杏奈 (@osadanna) March 21, 2021
謝罪のはずなのに加害者が被害者になっていき、加害者は不器用だけど本当はいいやつで、才能も功績もある。確かに悪い、悪いんだけどそうならざるを得ない不運な環境や要因があり、惜しい人材。そして被害者にはまあ落ち度もね……。
みたいな🌚
— 長田杏奈 (@osadanna) March 21, 2021
でも普段ハラスメントやミソジニーの構造や具体例をいろいろ見て、キレっ早い私も、よく知ってる人や応援していた人が加害側として追及されていたら、つい庇いたくなってしまうだろうから、本当に他山の石🪨
— 長田杏奈 (@osadanna) March 21, 2021
個人と個人のことでも、たくさんの人が同じダメージを見知っていたり渦中にいるから、連帯しようとするし一緒に怒るんです。
— 長田杏奈 (@osadanna) March 21, 2021
『加害者探求-付録:謝罪文作成ガイド』の上演部分とアフタートーク、こんな動画にまとめていただいてました!(知らなかった!)
ク・ジャヘさんのこの戯曲、すごく面白いし上演の自由度が高い(上演人数等の指定がない形式で書かれている)ので、色んな演出家&俳優で上演されて欲しいな。 https://t.co/CDqvL6HvSX— 西尾佳織 Kaori Nishio (@nishiokawari) March 24, 2021
■呉座勇一氏が北村紗衣氏に謝罪
まとめを更新しました。北村氏への攻撃ツイートをいいね・RTしていた件について、呉座氏が反省の弁を述べたようなので、「面従腹背の謝罪ツイート」というタイトルは変更しました。「呉座勇一先生、北村紗衣先生への長きにわたる陰口が続々発掘され、謝罪」 https://t.co/CT1Zh35puj
— 本能の共犯者 (@cogito_erogetum) March 20, 2021
呉座勇一、さえぼう先生のみならずフェミニズム・フェミニスト全体を白饅頭と一緒に嘲笑ってたのか…… pic.twitter.com/rk4gOcBTz3
— ケース (@kidAmous) March 20, 2021
掘り起こされたら想像以上に酷かった。まわりの人たちも酷い。
呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集 – Togetter https://t.co/jQKGlWP2YN
— 菊竹 (@kick_tune) March 21, 2021
呉座勇一氏の件って、鍵アカで悪口書いておいて、それが本人に伝わったら狼狽するってのが、限りなく格好悪かったんだけど、悪口の対象は別にsaebou氏に限らなかったのか。ミソジニーは大きな原因ではあるけど、根本的な問題は鍵アカなら何書いてもいいと思っていた思考かhttps://t.co/KhkSUsFTRs
— 加野瀬未友 (@kanose) March 21, 2021
呉座勇一(敬称略)が北村紗衣さえぼう先生を誹謗中傷してた件で、呉座の相互フォロワーであることを名乗り出て「鍵垢での謝罪文の拡散」に協力されてた学者先生がぞろぞろとお出ましになったけど、あんたら揃いも揃ってあのサイテーな言動をずーっと見逃してたのかよ!と心底失望した……
— ゆういち (@Mayashinja) March 20, 2021
ハラスメントは、加害者が被害者にきちんと謝罪をするべきだと思います。男性加害者が自分の仲間たちに頭を下げて、それを見た仲間たちが「許してやろうぜ!」みたいな態度になるのも、被害者を不寛容と責め立てるのも一種のセカンドハラスメントではないでしょうか。
— Atsuko TAMADA (@atsukotamada) March 20, 2021
ハラスメントの問題は、加害者だけでなくその周りにenabler、つまりそのような行為を黙認したり、頼まれてもないのに加害者のカバーにまわったりして、助長する人たちの存在も問題です。enablerは自分が問題の一部である自覚がないことが多い。
— yuki (@yk264) March 20, 2021
加害者に近しい人が、見ないふりをしたり、目に見えてるのにそんなに悪質じゃないと否認したり、加害者が自らの行動の帰結で痛い目みないように守ったりということが、ホモソーシャルの輪を作ってる。
— yuki (@yk264) March 20, 2021
ハラスメントが発覚したときに、次々と「私は加害者の友だちです」と表明する人が現れることが、大学でのハラスメントの対応の難しさをよく示していると思う。友だちであることは事実だろうし、加害者へのサポートは必要であると私も思うが、そのことを公言する必要はあるのか?
— Orika Komatsubara (@renrakufontda) March 20, 2021
そのうえ、加害者は謝罪文のなかでも友だちへの謝意を述べている。有名な研究者であれば、その友だちも有名であることはよくあるし、Twitterであればフォロワー数も多いだろう。こうした影響力が強いと思われる「友だち」が加害者に多いことが可視化される。特に研究者同士であれば影響は大きい。
— Orika Komatsubara (@renrakufontda) March 20, 2021
私自身は、加害者の友だちであることをやめる必要もないし、サポートすることは大事だと思うが、わざわざそれを可視化することが、どういう効果を持つのか、そのことに配慮がないように見えるのが気になる。(さすがに意図的に影響力を行使しようとしているとは思いたくないが)
— Orika Komatsubara (@renrakufontda) March 20, 2021
私も含めて、この件は自分の置かれた立場に重ねて考えている人が多いと思う。私の場合、より弱い院生などが、同じシチュエーションに置かれた時、被害が告発した時に、「加害者の友だち」が現れて仲裁しようとしてくることを、今回の件で目にしたことを、重く受け止めている。
— Orika Komatsubara (@renrakufontda) March 20, 2021
ハラスメントそのものは、女性研究者を抑圧し、発言する力をそいで排除しようとする、という典型的な行為だったと捉えている。個人の謝罪の有無の問題ではなく、公的な場で起きた権力濫用の問題として、なんらかの機関で、今回の件の解明と再発防止の策がとられることを望む。
— Orika Komatsubara (@renrakufontda) March 20, 2021
しかも呉座さんのかつてのお仲間やその同類が呉座さんの謝罪後もさえぼうさんに対して揶揄や誹謗中傷、酷い場合では完全な名誉毀損となるデマを垂れ流し続けている状況なのだから「オープンな議論」がまともに成立する状況ではないことは明白ですし。中田さんの主張はぜーんぜん"フェア”ではない。 https://t.co/TeOIRsZWOF
— 董卓(不燃ごみ) (@inumash) March 22, 2021
■呉座勇一氏は大河ドラマの時代考証を降板/国際日本文化研究センターが声明
「鎌倉殿の13人」の時代考証を依頼していた歴史学者の呉座勇一氏より、自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、降板したいとの申し出がありました。番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました。
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) March 23, 2021
【お知らせ】国際日本文化研究センター教員の不適切発言について
詳細はこちら:https://t.co/2vuPXrdxPA— 国際日本文化研究センター(日文研) (@NICHIBUNKENkoho) March 24, 2021
■セクハラやわいせつ行為で告発された石川康晴氏は今も石川文化振興財団の理事長
石川文化振興財団がクレジットされている展示を見た。引き裂かれるような思いがする。展示は面白く、尊敬するアーティストなどが関わっている。でも、アート界と関係者はこのままでいいの?
石川康晴氏はセクハラやわいせつ行為で告発された後も財団の理事長だ。https://t.co/IBxCAbm576— Natsuko Fukushima (@fukushima_n) March 20, 2021
他業界の若い女性の被害だからスルー? 彼女たちの声を無視したまま、アート界が無反省に力ある業界人の経済力や影響力にあやかり続けるなら、社会だ、宇宙だ、多様性だ、イマジネーションの力だなどと主張しても内輪のお楽しみとしか見られない。それはアートへの信頼を毀損しているのではないか。
— Natsuko Fukushima (@fukushima_n) March 20, 2021
石川氏のセクハラ報道後、氏や財団について検証や調査をし、立場を表明したアート関係の組織はありますか?
美術界への影響が大きいだけに、即時的な反応が難しいのは当然だと思う。見えない所で真摯に考え行動している方もいるはず。でも業界としては風化を望んでいるのでは?という疑いが拭えない。— Natsuko Fukushima (@fukushima_n) March 20, 2021
■ブレヒトは愛人等が執筆した文章を自分のものとして発表していた
ブレヒトは愛人とかまわりの女性に文章を執筆させては、彼女たちを一切クレジットに加えずに黙殺したことで有名ですが。そういうマッチョな搾取感が、最近えらい鼻についてきてブレヒトを読めなくなってきている。困ったもんだ。
— Kyoko Iwaki 岩城京子 (@KIIWAKII) March 20, 2021
詳しくはこちらの本を参考ください。ブレヒトの専門家では私はないのでー。https://t.co/PKKZ4Sa22N
— Kyoko Iwaki 岩城京子 (@KIIWAKII) March 20, 2021
■平成美術展にカオスラの映像
私は自分が黒瀬およびカオスラから受けた一連の問題に対しては発端から現在に至るまで悲しさと失望だけがありますが、加害側3名の関係者に対するあまりの不誠実な事後対応のあり方には聞き及んでいる限りでも怒りを覚えます
— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 27, 2021
梅ラボさんは非常に難しい立場でありながら、一連の問題について元役員として責任意識をもち、少なくとも私に対しては十分すぎるほどに真摯な対応をしてくれています
私は最初から彼を盲信的に肯定していたのではなく、問題以降に生じた疑念や不信を一つ一つ取り除き、丁寧に信頼を構築してきました— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 27, 2021
とはいえ、一連の問題にかかる被害は多方面に及んでおり、被った損失の種類やレベルも、また相手方から誠実な対応がなされたかどうかも、それぞれの立場によって異なるでしょう
私はそれら他者の痛みを想像することはできても知ることはできません— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 27, 2021
私は関係者に対しては、自分の甘さ・思慮の浅さによってトラブルを起こし、多大な迷惑をかけた原因側の人間であると自認し、申し訳なく思っています
自分の取るべき責任のあり方として現在行なっている情報公開は、知識の共有だけでなく、非のない関係者の名誉回復をしたいという思いもあります— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 27, 2021
問題以降、多くの美術関係者から「(人格的にどうであれ)彼の仕事には価値があった」という擁護を表明されてきた
しかし、その意義ある仕事は運営やスタッフなど「裏方」の少なからぬ貢献によって成り立っている ゲンロンの貢献とは規模が違うものの、私も彼らのもとで多くの仕事をこなしてきました https://t.co/Gy5VNG4bmZ— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 28, 2021
そうした「裏方」に対する敬意を欠きながらも、キュレーターやアーティストなど表立った役割である立場の者のみが功績を得られるという搾取の構造に、私は二度と身を置きたくありません
異なる役割の人間に対する軽視の問題は私が美術に携わってきたこの8年間の中で、常に感じ続けてきました— ayanoanzai (@ayanoanzai) February 28, 2021
この問題については今後も随時記します。とにかく、平成美術展で、会場の最後の最後で、カオスラの映像が、なんの注釈もなく流されているのには愕然としました。先日まで騙されていた自分への戒めをこめて記しますが、カオスラのような不誠実な集団に頼っている美術界は大変不健康だと思います。
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) February 28, 2021
今回は弁論準備ということもあり社会見学としてついて行った
弁論準備内容は原則として非公開だけど、私とnoteから反論書面が提出されてます 引用に続くツイートから各訴訟書面に目を通してもらえると、立証責任のある原告(カオスラ)側の主張・反論がきわめて不十分であると理解してもらえるはず https://t.co/jCdlKjgtll— ayanoanzai (@ayanoanzai) March 19, 2021
〈準備書面1|カオスラ〉において被告である私の名前が間違ってたり、話が全然噛み合ってなかったり、今回の反論作成は不毛すぎて憂鬱だった
— ayanoanzai (@ayanoanzai) March 19, 2021
■性暴力被害で係争中の社会福祉法人 県立施設の指定管理者に再指定
3月13日に京都新聞からの続報が出ています。
グローは、前理事長から性暴力やセクハラを繰り返し受けたとする元職員と係争中だが、公に事実関係の説明がないまま再び運営を任されることになった。
◆性暴力被害で係争中の社会福祉法人 県立施設の指定管理者に再指定https://t.co/s9VmXo2qYD
— 愛成会とグローの性暴力とパワハラ被害者を支える会 #ただふつうに働きたかった (@info_fnht) March 15, 2021
■「ハラスメントは差別の一形態」/差別は、する側が悪い
↓コロナ禍で劇場に行けなくて、本に助けられてる。「ハラスメントは差別の一形態」と知り(https://t.co/kTtxfjw8r1)、ハラスメントの本、差別の本とたどって、今は吉見義明著「従軍慰安婦」を読んでる。しかし積読が増えすぎだ…(汗)。
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) March 21, 2021
差別される側に、差別される理由が1億あったとしても、差別する側が悪い。
— Angama (@Angama_Market) March 20, 2021
■報ステのCMが「悪質」な理由。「ジェンダー平等を掲げるのは時代遅れ」と描き、批判が集まっている
記事より「現状ある差別の解消に取り組む人を『笑う』のは、差別の上塗りです」これを報道機関がやっていいわけないのです。 https://t.co/zpy06DJf5U
— Miho Morioka 森岡実穂 (@MoriokaM) March 24, 2021
問題のCM、わずか数十秒の間に教材にできそうなぐらいジェンダー差別への認識の低さがあれこれ露わになってる。作り手がその程度の認識なのか、視聴者はその程度のものと見くびってのことなのか(どちらにせよ問題)。もし自信をもって作ったのであれば引き下げずに堂々と説明をすればよいと思う。
— 深田晃司 (@fukada80) March 24, 2021
それにしても俳優は最前線の兵士のようなもので何かあれば最初に銃弾を浴び傷つく事になる。こういったときディレクターやスタッフの名前が一切出ず俳優だけ悪目立ちするのが本当につらい。勿論本来は俳優も主体的に仕事を選択すべきではあるけど残念ながら日本の環境では誰もがそこまで自立できない。
— 深田晃司 (@fukada80) March 24, 2021
報ステCM取り下げ ジェンダー平等「揶揄」批判相次ぐ:朝日新聞デジタル https://t.co/wT0Ct8iu4z
そう。あれは「揶揄」です。ジェンダー平等はもう実現しているのに、という未来を描いているのはなく。
「何それ、時代遅れって感じ」という語りは、「何それ、古くさい」と流行遅れを笑うのと同じ。— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
「ジェンダー平等」という政治的な課題に向けてまじめに取り組む姿勢を、「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかって今、スローガン的にかかげている」と、冷ややかに見る視線です。政治になんてかかわってないで、お肌を磨けばよいのにね、と。
— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
「いい化粧水買っちゃった! 消費税は高くなったけど、いまのうちにお肌に手をかけていれば、裏切らないじゃんと思って」という15秒のCMは、「自助」の勧めですよね。社会がどうなろうと、自助で生き残ってみせる、と。「まず自助」と言い続ける菅首相と同じ姿勢。
— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
報ステのCMの女性の語り口は、「逃げ恥」最終話で土屋百合と向かい合う"ポジティブモンスター”五十嵐安奈を連想させます。
「50にもなって、若い男に色目をつかうなんて、虚しくなりませんか?」
「アンチエイジングにお金を出す女はいるけど、老いを進んで買う女はいない」
と若さを誇示する五十嵐。— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
その五十嵐に対して、土屋は
「私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたのように感じている女性が、この国にたくさんいるってこと」「自分に呪いをかけないで」と語った。2016年にドラマが乗り越えて見せたものを、2021年に報道番組のCMがよみがえらせようとする。
どんな悪夢ですか、と。— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
「逃げ恥」第9話では、土屋百合が勤務する化粧品会社が「自由に生きる。美しくなる」というブランドイメージを崩す「めざせモテ肌」というコピーを掲げ、土屋が抗議して撤回させる場面がある。
その後で男性の幹部らは内輪でこう語る。
「未だに独身なのがわかる気がします」
「だから必死なんだよ」— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
あのCMに抗議する人に向けられる嘲笑的な視点。そこまで「逃げ恥」は織り込み済みだった。
そうやって一つ一つ、一人一人の生身の人間が切り開いてきた先に現在はあり、未来はある。— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
そして一つ一つ、積み上げられていくのではなく、こうやって崩されもする。それでもまた積み上げていくしかない。
— 上西充子 (@mu0283) March 24, 2021
報ステのCM、治部れんげさん @rengejibu は3つの問題点を指摘します
✅ジェンダー平等が達成されているという間違った認識
✅差別解消に取り組む人を「笑う」のは、差別の上塗り
✅女性を起用し、「若い世代は『差別なんてない』と言ってます」という構図にしているのは悪質https://t.co/7ynKSzMnid— 湊彬子 Akiko Minato/ハフポスト (@minato_a1) March 24, 2021
報道ステーションをめぐる近年の動きについては、こちらの記事にまとめています✍️
>「10年以上尽くしたのに、まるで使い捨て」 テレビ朝日『報ステ』社外スタッフとの契約終了に、抗議の集会https://t.co/V2N954TaQy
— 湊彬子 Akiko Minato/ハフポスト (@minato_a1) March 24, 2021
「報ステ」でハラスメント事案が起きた際に書いた記事です。
ジェンダーに対する報道局の意識について、内部の声、私自身が体験してきたことからまとめています。
>「報ステ」でハラスメント事案。元テレビ朝日報道局員の私が伝えたいことhttps://t.co/yMk1FOnrGv
— 湊彬子 Akiko Minato/ハフポスト (@minato_a1) March 24, 2021
■呉座勇一氏が北村紗衣氏に謝罪(2)
アカハラや二次加害などについてきちんと一度どこかで話さなければと思い、文春のインタビューに応えました。若手や女性の研究者に参考になればと思って話しましたが、あんまり役に立たないかも… / “「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北…” https://t.co/UGr2k7gMTi
— saebou (@Cristoforou) April 1, 2021
https://t.co/a2VSsfDOha これの続きです。二次加害について話しています。 / “自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン” https://t.co/geJizYB3Wc
— saebou (@Cristoforou) April 1, 2021
歴史学者の呉座勇一氏がツイッターで女性研究者に対して中傷する内容の投稿を繰り返しおこなっていたことを受けて、日本歴史学協会は「歴史研究者による深刻なハラスメント行為を憂慮し、再発防止に向けて取り組む」との声明を発表しました。https://t.co/I4C9BqPwVJ
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) April 2, 2021
「一般に、ハラスメントは、性別、社会的身分、人種、民族、国籍、信条、年齢、職業、学歴・職歴、身体的特徴など個人の人格にかかわる言動によって、あるいは力関係や優越的地位を利用して個人に不利益・不快感を与え、その尊厳を損なうすべての行為を指します」https://t.co/J2yJvQNJAA ふむふむ。
— 高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) (@shinorev) April 2, 2021
⇒続き
~・~・~・~・~・~・~・~
★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
便利な無料メルマガ↓も発行しております♪