新国立劇場演劇研修所(⇒公式facebookページ、⇒公式ツイッター)の12期生修了公演『るつぼ』の稽古場に伺いました。12期生の現場に伺うのは『朗読劇「少年口伝隊一九四五」』、『トミイのスカートからミシンがとびだした話』以来、3度目です。
『るつぼ』は米国劇作家アーサー・ミラーの代表作の1つで、1953年ニューヨーク初演のトニー賞受賞戯曲。演出は同研修所長の宮田慶子さんです(過去の稽古場レポート⇒1、2)。宮田さんは2009年の同研修所3期生試演会と、2012年の新国立劇場演劇部門の本公演でも『るつぼ』を演出されています。
●新国立劇場演劇研修所12期生修了公演『るつぼ』⇒公式サイト
02/08-13新国立劇場小劇場 THE PIT
作:アーサー・ミラー 翻訳:水谷八也 演出:宮田慶子
A席3240円 B席2700円 Z席(当日券)1,620円 学生券1000円(予約なくても1000円)。
※2/9(土)14時、2/10(日)14時は前売り完売。当日券あり。
※上演時間は3時間20分(1幕95分・休憩15分・2幕90分)。
流れや結末を知っていてもハラハラドキドキさせられる、さすがの名作です。若者らしい弱さと焦燥感、躍動する身体が鮮烈で、同じ構造の演出でも全く違うお芝居になっていました。特にラストシーンの印象の変わり具合ときたら!俳優が違うとこんなに変わるのかと、改めて驚かされました。