FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介さんがシェイクスピアの喜劇『恋の骨折り損』の音楽・演出を担当されるので観に行きました。上演時間は約2時間弱。
パンフレットの糸井さんのインタビューで、松岡和子さんの訳だけを使って歌を作っている(加筆していない)、とありました。そういう印象は受けなかったので意外でしたね。シェイクスピアでも羽衣っぽい無邪気なおとぎ話のような空気にできるんだな~。
いつも感じていたことですが、やっぱり糸井さんの楽曲は、歌の上手い人にもっと歌っていただきたいと思いました。今回はナヴァール国王役の内藤大希さんがミュージカル俳優ということで、安心して聴けました。
超ハッピーかつド直球の恋愛コメディーなので、俳優はもっと観客とコミュニケーションをとっていいのではないかなと思いました。
ここからネタバレします。
男性がロシア人の仮装をして、女性が仮面をかぶって戯れる場面は、グルーヴ感が持続して良かったです。
出演:石川由依(Wキャスト)※私が観た回の王女役、國立幸(Wキャスト)、内藤大希(ナヴァール国王役)、鐘ヶ江洸、土屋神葉(ビローン役:一番饒舌)、吉田翔吾、鈴木陽丈(文学座)、田上真里奈(ロザライン役:青色ワンピース)、和久井優、藤田峻平、吉田愛、澤田慎司(FUKAIPRODUCE羽衣)、新部聖子(FUKAIPRODUCE羽衣)、谷山知宏(花組芝居)
脚本:ウィリアム・シェイクスピア 演出・音楽:糸井幸之介 翻訳:松岡和子(ちくま文庫)
振付:木皮成 舞台美術:秋山光洋 照明:松本大介 音響・編曲:佐藤こうじ(Sugar Sound) 衣装プラン:小松陽佳留 演出助手:坂田厚子 舞台監督:大山慎一(プレイヴステップ)
宣伝美術:茂泉信一郎 河村圭佑(threelight) 票券:東京音協 制作:宮本茶々 エグゼクティブプロデューサー:砂岡不二夫 企画製作:砂岡事務所 劇団ひまわり
【発売日】2018/10/27
<全席指定>7,000円
http://sunaoka.com/stage/LLL/
https://stage.corich.jp/stage/95687
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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