日: 2018年8月25日

　宮田慶子さんは今年8月末で新国立劇場演劇芸術監督の任期を終えられます。宮田さんが同芸術監督就任以来、毎月欠かさず開催してこられた「マンスリー・プロジェクト」の最終回は、この企画自体を振り返る内容でした。

　貴重な講演、贅沢なリーディング公演、刺激的な対談が、無料で披露されてきました。楽しみながら学んで、新国立劇場を身近に感じ、「ここは私の劇場だ」という意識を持つこともできました。演劇を愛する観客が集まる場として、広く開いてきてくださって、本当にありがとうございました。最終回までで、のべ2万人が来場したそうです！　

【マンスリー・プロジェクト】
８月のマンスリー・プロジェクトは、いよいよ最終回！！
「マンスリー・プロジェクト８年間の足跡」を開催いたします。

本日よりお申込み受付を開始いたしました。
沢山のお申込み、お待ちしております！

★お申込み・詳細はこちらから⇩★https://t.co/5uXjjvyFUk

— 新国立劇場＜演劇＞ (@nntt_engeki) 2018年5月24日

新国立劇場 マンスリープロジェクト 最終回 "8年間の足跡" 地下リハーサル室に182人集結👯‍♀️👯‍♀️

全96回で参加者は2万人超とのこと。自分が行ってもない「あの時」の話が面白かったし、それもこれも出たかったー！

終わって出口で見送る宮田慶子さん👏 8年間本当にありがとうございましたっ pic.twitter.com/n9fvpRbPUv

— Theatre at Dawn (@theatre_at_dawn) 2018年8月25日

新国立劇場マンスリー・プロジェクト〈8年間の足跡〉
宮田芸術監督、企画委員の方々、お疲れ様でした👏
記念すべき第1回はコチラ
↓　↓　↓https://t.co/eI2nnDJ0sk

— さ、クライマックス (@aoi_sa9ra) 2018年8月25日

　以下、私が参加した「マンスリー・プロジェクト」の記録（一部、抜けあり）です。時をさかのぼる順番で、リンクなどを羅列しています。

　5月に新国立劇場『ヘンリー五世』にまつわるシンポジウムを開催された、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の一般向け演劇ワークショップの発表会を見学させていただきました（告知エントリー⇒１、２）。

　「声に出してシェイクスピアvol.3」ということで、『マクベス』『ヘンリー五世』に続き3度目となる今回の題材は『ヴェニスの商人』。毎度、募集開始初日に定員（30名）に達する人気企画だそうです。

　僭越ながら、これまでの3回の発表をご覧になっている翻訳家の小田島創志さんと、最後に講評をさせていただきました。創志さんは今回の戯曲の翻訳者である小田島雄志さんのお孫さんです。

ヴェニスの商人 (白水Uブックス (14))

posted with amazlet at 18.08.24

ウィリアム・シェイクスピア
白水社
売り上げランキング: 250,638

Amazon.co.jpで詳細を見る