青年団リンク ホエイ『郷愁の丘ロマントピア』01/11-21こまばアゴラ劇場

 山田百次さんが作・演出・出演し、河村竜也さんが出演・プロデュースする青年団リンク ホエイの新作は、『珈琲法要』『麦とクシャミ』に続く北海道三部作の第三部。約1時間40分。

 戦後から現在の夕張を庶民の視点で綴ります。いずれ近いうちに私に訪れるであろう未来が描かれていました。
 日本の炭鉱を描いたお芝居といえば、九州を舞台にした鄭義信さん作・演出の『パーマ屋スミレ』があります。今作で夕張の炭鉱のことも知れて、疑似体験できて、良かったです。山田さんの前説でも勧められますが、開演前にパンフレットを見ておくといいと思います。

 『珈琲法要』は1/27(土) ~2/1(木)に札幌公演↓あり。

【オーディション】新国立劇場「2019年4月公演『かもめ』出演者募集(全役オーディション)」02/05-03/18実施※02/02(金)18時〆切(郵送またはメール)

 新国立劇場演劇部門の芸術監督に小川絵梨子さんが就任し(⇒芸術参与就任時のニュース)、本日、2018/2019シーズン・ラインアップ説明会が開催されました。

 小川さんが翻訳、鈴木裕美さんが演出する2019年4月公演『かもめ』の“フルオーディション”を発表! なんと10人の役柄すべてが、オーディションで選抜されます。これは同劇場で初めてのことです。

 鈴木さんによると「有名無名はもちろん問いません」「年齢もあまり気にしていただかなくて構いません」とのこと。詳細は公式サイトでご確認ください。応募する役ごとに1枚ずつ応募用紙が必要です。
 
●新国立劇場『かもめ
作:アントン・チェーホフ 英語台本:トム・ストッパード
翻訳:小川絵梨子 演出:鈴木裕美
稽古日程 : 2019年2月下旬 稽古開始予定  於 : 新国立劇場内 リハーサル室
公演日程 : 2019年4月11日(木)前後 初日予定/29日(月・祝) 千穐楽予定
会場 : 新国立劇場 小劇場

【募集する役柄】
アルカージナ (女優) 43歳
トレープレフ (アルカージナの息子) 25歳
トリゴーリン (有名作家) 40にはまだ間がある
ニーナ 18、9歳
マーシャ (屋敷の管理人シャムラーエフの娘) 22歳
ドールン (医師) 55歳
ソーリン (アルカージナの兄) 60歳
シャムラーエフ (屋敷の管理人) おそらく50歳くらい
ポリーナ (シャムラーエフの妻) おそらく40代中盤
メドヴェジェンコ (教師) おそらく30歳くらい

・オーディション
応募期間: 
 2018年1月12日(金)~2月2日(金) ※郵送/メールいずれの場合も当日18:00までに必着
開催期間  
 2018年2月5日(月)~3月18日(日)
書類選考 : 2月5日(月) ~
一次選考 : 2月12日(月) ~ 2月25日(日) 
二次選考 : 2月27日(火) ~ 3月4日(日)
三次選考 : 3月6日(火) ~ 3月18日(日)

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【レポート】公益社団法人国際演劇協会日本センター「高校生・学生のための劇評をめぐる3つのプログラム・トークイベント『劇評と演劇ジャーナリズム』」01/08東京芸術劇場ギャラリー2

 公益社団法人国際演劇協会日本センターが企画・制作し、東京芸術劇場が主催する「高校生・学生のための劇評をめぐる3つのプログラム」の、「『リチャード三世』劇評ワークショップ」、「『One Green Bottle』観劇カフェ」に続く第3弾として、トークイベント「劇評と演劇ジャーナリズム」が開催されました。

 ゲストは日本経済新聞記者で文化ジャーナリストの内田洋一さん。毎年、圧巻の演劇回顧を執筆されています。関係者も合わせて約50名は集まる盛況でした。

2018-01-08 13.55.38

【お知らせ】パルテノン多摩「徳永京子の現代演劇講座(全3回)」1/20(土)15時の回に登壇します

 パルテノン多摩で「徳永京子の現代演劇講座」が開講します。私は計3回のうち、1/20(土)15時からの回に登壇させていただきます。テーマは「観たい演劇、どう選べばいいですか?」です。詳細は公式サイトでご確認ください。

●公益財団法人多摩市文化振興財団「徳永京子の現代演劇講座(全3回)
 講師:徳永京子(演劇ジャーナリスト)
【第1回】 1/13(土)宮沢章夫(劇作家・演出家)
【第2回】 1/20(土)高野しのぶ(現代演劇ウォッチャー/しのぶの演劇レビュー主宰)
【第3回】 1/27(土)松岡和子(翻訳家・演劇評論家)
 時間:15時~17時 
 場所:パルテノン多摩 4階 学習室
 参加費用:各回1,200円(3回通しは3,000円) ※当日精算(3回通しは初回に精算)
 定員:各回30名(申込み先着順) ※空席があれば当日受付あり。
 ※ 1/13(土)はキャンセル待ちになっています。

 演劇ジャーナリストの徳永さんとはシアターガイド2006年3月号の座談会で初めてお会いし、これまでに(おそらく)2度、壇上でご一緒させていただいたと記憶しています。2人だけで人前でお話をするのは初めてです!どうぞいらしてくださいませ♪ 

 以下、公式サイトより情報を貼り付けます。

Bunkamura『プルートゥ(再演)』01/06-28 Bunkamuraシアターコクーン

 今月のメルマガでご紹介した公演です。原作未読で初演も観ておらず、前情報もほとんど頭に入れずに拝見しました。上演時間は約3時間、途中休憩15分を含む。面白かった~~~!!昨日の情報ですが大阪公演はまだ残席あるようです!ライブで体験してくださいませー!