作家の山本周五郎さんの小説「青べか物語」(昭和36年)を戌井昭人(いぬい・あきと)さんが脚色し、所奏(ところ・かなで)さんが演出する、文学座アトリエ公演の新作です。上演時間は約1時間50分。
戌井さんは何度も芥川龍之介賞の候補になっています。
2013年に『すっぽん心中』で第40回川端康成文学賞受賞。
2016年に『のろい男 俳優・亀岡拓次』で第38回野間文芸新人賞受賞。
映画「俳優・亀岡拓次」↓は以外な展開で面白かったです。
俳優 亀岡拓次 DVD(通常版)
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私にとってはパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」の人というイメージだったのですが、文学座代表だった戌井市郎さんのお孫さんで、もともと文学座研究生でもあったんですね。
色んな才能を輩出し、80周年を迎えた文学座ならではの企画だと思います。歴史ある文学座アトリエで今も実験が続けられていることにも感謝が尽きません。