クルージュ・ナポカ マジャール劇場「ヘッダ・ガブラー」①約2時間40分休憩15分込み。したたかに拡張、戯画化した演技が見事。ベタな米国懐メロが次々に流れ、超わかりやすい上に笑わせる。まさか赤毛のダイアナを出すとは!芸劇で観た「ルル」に似てると思ったら同じくルーマニアの作品だった。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年12月11日
クルージュ・ナポカ マジャール劇場「ヘッダ・ガブラー」②緑の壁が一部透明で、そこから女中が覗き見る。白ソファーに赤カバー、透明の柱など攻めてる美術。照明は意図が鮮明で的確。君主から奴隷に堕ちるヘッダも露骨。序盤は刺激に心踊ったが終盤は冷静に観た。私はtg STANの方が好きかも。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年12月11日
⇒CoRich舞台芸術!『ヘッダ・ガブラー』
以下、当日配布のパンフレットより。
【解説】
ルーマニアのクルージュナ・ナポカ市にてマジャール民族の芸術団体が成立したのは1792年である。マジャール劇場は1961年から現在の劇場を拠点にしており、ルーマニアにおいてハンガリー語で上演する特異な劇団である。今回が初来日。この作品は世界の演劇界を席巻した演出家アンドレイ・シェルバンが、いまだ健在であることを示す舞台であり、その視覚的な斬新さと俳優の演技力の確かさによって、正統性なる近代古典劇上演の範型を提示したい。
【出演】:
ヘッダ・ガブラー:イモラ・ケズデイ
イェルケン・テスマン:ゾルト・ボグナーン
エルヴステード夫人:アニコー・ペトホー
判事ブラック:アンドラーシュ・ハタージ
エイレルト・レェーヴボルク:エルヴィン・シューチュ
ユリアーネ・テスマン(イェルゲンの叔母):チラ・ヴェルガ
ペルテ(女中):レーカ・チュトク
作:ヘンドリック・イプセン
演出:アンドレイ・シェルバン
芸術監督:ガボル・トムパ
プログラム・ディレクター:キンガ・コヴャチュ
技術 ・舞台監督:レヴェンテ・ボルショシュ
演出助手:ダニエラ・ディマ
舞台美術・衣裳:ツルメンンツィタ・ブロイボウ
字幕:ナオミ・ヴァニャ
照明:ミハーリ・ファビーン、ロメオ・グローザ
音響:ぺーテル・ブクシヤ
舞台:ヨセフ・チュシュゼール、アッティラ・デアーク
小道具:ティボール・モルナール
衣裳:ゾルターン・ギョルフィ、リディーガー・ガボル
メイク:エルノケ・ケレケシュ
ドラマトゥルグ:エステル・ビロ一
台本翻訳:岡本佳子
ハンガリー語上演・日本語字幕付
約2時間55分(休憩あり)
(1幕:90分 休憩:15分 2幕:70分)
ロビー開場:開演の45分前
客席開場:開演の30分前
全席指定
一般 5,000円
当日 6,000円
学生 3,000円(舞台21のみ取扱)
友の会会員割引 4,500円※1
せたがやアーツカード会員割引 4,700円※2
[主催]NPO舞台21
[提携]公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター
[後援]世田谷区
https://setagaya-pt.jp/performances/201612ibsen.html
http://www.nato.jp/topics.html#topi_2
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=35502&
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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