【メルマガ 2016年12月のお薦め舞台】

2014年度の4位入賞!
2014年度の4位入賞!

 2016年12月のお薦め舞台8本+αをご紹介します。
 まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 146    2016.12.01  2,368部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎「まぐまぐ大賞2016」↓の投票は12/6(火)18:00まで!
   http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/form.html
  よかったらご投票をお願いします!とっても励みになります♪
  URL↓を開き、右上の「推薦する」ボタンをクリック。1分かかりません!
   http://www.mag2.com/m/0000134861.html
  2014年は無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞↓でした♪
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!

 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
   http://www.facebook.com/shinobureview
   よかったら「いいね!」をクリックしてくださいね♪


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め8本+α】
   
   ◎No.1→tgSTAN(ベルギー)『パブリック・エネミイ 人民の敵』
       12/06-07シアタートラム
       https://setagaya-pt.jp/performances/201612ibsen.html

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→SPAC静岡県舞台芸術センター『高き彼物』
       11/02-19静岡芸術劇場(一般公演:11/03-19)
       ≪静岡2か所≫
       https://shinobutakano.com/2016/11/06/3594/

 ◆3【「国際演劇祭 イプセンの現在」で上質の先鋭舞台を満喫!】

   ◎tgSTANは必見!『人民の敵』『ヘッダ・ガブラー』を見比べましょう!

 ◆4【おすすめ前売り情報 2017年版・ミュージカル『手紙』】

   ◎今年1月初演の日本製オリジナル・ミュージカルが早くも再演!

 ◆5【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveとBTLive~】

   ◎次々に再上映されるので公式facebook、公式twitterは要チェック♪

 ◆6【編集後記】

   ◎いつもより多めにご紹介しており、実質は「お薦め14本+α」です。

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 ◆1 【今月のお薦め8本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
 ▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
 ※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
 ※4,000円台のお薦め公演が多かったので、プラスしてご紹介しています。
  実質は「お薦め14本+α」となりました。

 ◎11月末に開幕したばかりの公演は、メルマガ前月号↓でチェック推奨♪
  https://shinobutakano.com/2016/11/01/3539/

1.月影番外地『どどめ雪』
  12/03-12ザ・スズナリ
  ☆出演:高田聖子 峯村リエ 内田慈 藤田記子 田村健太郎 利重剛
   脚本:福原充則 演出:木野花
   前売・当日共:5,500円
    http://tsukikagebangaichi.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
   高田聖子さんが主宰・出演される月影番外地の新作。2014年に続いて
   福原充則さん作、木野花さん演出ですね。私は2012年公演↓を
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0806225111.html
   拝見し、とても面白かったです。平日は残席あるよう。記事↓
    http://entre-news.jp/2016/11/34349.html
    http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201609260004&afid=520

2.東宝/シーエイティープロデュース
  『ナイスガイinニューヨーク ~COME BLOW YOUR HORN~』
  12/07-27シアタークリエ
  ≪大阪、東京≫
  ☆出演:井上芳雄 間宮祥太朗 吉岡里帆 愛原実花 石野真子 高橋克実
   原作:ニール・サイモン「カム・ブロー・ユア・ホーン」
   上演台本・演出:福田雄一
   11,500円
    http://www.tohostage.com/niceguy/
   井上芳雄さんが福田雄一さん台本・演出のコメディーに主演。前売り完売。
   テレビ番組にもよく出演されていて、どんどん人気上昇中のよう。
   記事:http://natalie.mu/stage/news/210913

3.ネルケプランニング/キューブ『舞台「パタリロ!」』
  12/08-25紀伊國屋ホール
  ☆出演:加藤諒、佐奈宏紀、細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生、
    佐藤銀平、吉川純広、三上陽永、柴一平(Wキャスト)、
    香取直登(Wキャスト)、青木玄徳
   原作:「パタリロ!」(魔夜峰央) 脚本:池田鉄洋 演出:小林顕作
   前売・当日共:7,800円
    http://www.nelke.co.jp/stage/patalliro/
   漫画「パタリロ!」はアニメもオンタイムで見た世代で、大好きなんです。
   2.5次元ミュージカル系の舞台とはほぼ無縁の私ですが、気になります。

★4.シーエイティプロデュース『テイク・ミー・アウト Take me out』
  12/09-21 DDD AOYAMA CROSS THEATER
  ≪東京、兵庫≫
  ☆出演:良知真次 栗原類 多和田秀弥 味方良介 小柳心 渋谷謙人
    Spi 章平 吉田健悟 竪山隼太 田中茂弘
   作:リチャード・グリーンバーグ
   翻訳:小川絵梨子 演出:藤田俊太郎
   指定席 8,800円 ベンチシート 8,800円 ※未就学児入場不可
    http://www.takemeout-stage.com/
   2003年度トニー賞作品賞、助演男優賞を受賞した米国戯曲の日本初演。
   プロ野球チームのロッカールームを舞台にした男芝居なんですね。
   小川絵梨子さんの翻訳を藤田俊太郎さんが演出されるのに期待。
   小川さん演出『HISTORY BOYS』↓の出演者が3人出ています♪
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0829234401.html
   さいたまネクストシアターの竪山隼太さんにも個人的には注目。
   ※12/01-4に稽古場公開↓あり(チケット発売中ですが残席ないかも)
    http://www.takemeout-stage.com/topics.html

5.Bunkamura『シブヤから遠く離れて』
12/09-25 Bunkamuraシアターコクーン
  ☆出演:村上虹郎、小泉今日子、鈴木勝大、南乃彩希、駒木根隆介、
    小林竜樹、高橋映美子、たかお鷹、岩松了、豊原功補、橋本じゅん
   脚本・演出:岩松了
   S席¥10,000 A席¥8,000 コクーンシート¥5,000
    http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_shibuya/
   『シブヤから~』は岩松了さんが2004年に書き下ろし、蜷川幸雄さんが
   演出された戯曲。今回は岩松さんご自身が初演出されます。
   初演から約12年経ちましたが、小泉今日子さんが引き続き主演!
   初演で二宮和也さんが演じられた役は、村上虹郎さんに。
   私はたしかチケットが取れなくて初演は見逃した記憶が…。

6.演劇集団キャラメルボックス『ゴールデンスランバー』
  12/10-25サンシャイン劇場
  ≪兵庫、東京≫
  ☆出演:畑中智行、渡邊安理、坂口理恵、岡田達也、菅野良一、三浦剛、
    左東広之、阿部丈二、小多田直樹、森めぐみ、大滝真実、近藤利紘、
    石森美咲、山崎彬、一色洋平
   原作:伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」 脚本・演出:成井豊
   S席:7,000円 A席:5,500円 小中高生シート:1,000円
   ユースチケット(24歳以下):4,000円 OVER60割引:4,000円
    http://www.caramelbox.com/stage/goldenslumber2016/
   キャラメルボックスは小説、映画をよく舞台化されています。
   『ゴールデンスランバー』は伊坂幸太郎さんの小説。
   私は映画↓で拝見して面白かったんです。
    http://eiga.com/movie/54556/review/
   一色洋平さんがオーディション↓で、ある重要な役をゲット。
    https://shinobutakano.com/2016/08/16/2856/
   一色さんに元気をもらいたい人は、動画↓をどうぞ(笑)♪
    https://twitter.com/yohei_isshiki/status/803583636263997442

7.M&Oplays・直人と倉持の会 Vol.2『磁場 Magnetic Field』
  12/11-25本多劇場
  ≪東京、大阪、島根、愛知、神奈川≫
  ☆出演:竹中直人、渡部豪太、大空祐飛、長谷川朝晴、黒田大輔、
    玉置孝匡、菅原永二、田口トモロヲ
   脚本・演出:倉持裕
   前売り・当日共¥6,500 U-25チケット ¥4,500
   ※未就学児童の入場不可
    http://mo-plays.com/jiba/
   竹中直人さんが出演し、倉持裕さんが作・演出される企画の第2弾。
   豪華キャスト。第1弾は2013年に拝見↓しました。ここ数年、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1226225737.html
   倉持さんの舞台を観られてないんですよね…(しょぼん)。
   第1弾は装置と物語がトリッキーで良かったです。

8.遊機械オフィス『移動レストラン「ア・ラ・カルト」
  美味しいものは心を動かすところにある』
  12/16-26東京芸術劇場シアターイースト
  ≪東京、大阪、神奈川≫
  ☆出演:高泉淳子、山本光洋、釆澤靖起
   日替わりゲスト(50音順)=池田鉄洋、近藤良平、春風亭昇太、
    三谷幸喜、山田晃士、ROLLY
   脚本:高泉淳子 演出:吉澤耕一 音楽監督:中西俊博
   一般7,500円 *U25=5,000円/高校生割引=1,000円
    http://alacarte2016.com/
   架空のレストランを舞台にした、生演奏ありの短編芝居オムニバス。
   青山円形劇場での恒例企画↓が、今も会場を変え継続されています。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/1209003150.html
   日替わりゲストが豪華なので、よくチェックしてご予約くださいね♪

 ▲△▲────────────────────────────── 
  前売4000円台のお薦め作品を6本ご紹介します。
 ──────────────────────────────▼▽▼

〈1〉劇団民藝『SOETSU―韓くにの白き太陽―』
  12/03-18三越劇場
  ≪東京の後、演劇鑑賞会ツアー≫
  ☆出演:篠田三郎、中地美佐子、齊藤尊史、竹内照夫、塩田泰久、
    石巻美香、天津民生、神敏将、本廣真吾、日色ともゑ、森田咲子、
    長木彩、岩谷優志、高橋征郎、山梨光國、山梨光國、吉田正朗、
    平野尚、船坂博子、神保有輝美
   脚本:長田育恵(てがみ座) 演出:丹野郁弓
   一般=6,500円 学生割引=4,000円
   夜チケット=4,500円(3日・7日・15日)
    http://www.gekidanmingei.co.jp/performance/2016soetsu/
   長田育恵さんが劇団民藝に美学者・柳宗悦の物語を書き下ろされました。
   日本統治下の朝鮮が舞台の小劇場演劇だと、私は
   青年団の『ソウル市民』シリーズ↓、風琴工房『国語の時間』↓、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1120213803.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0222233730.html
   東京デスロック&第12言語演劇スタジオ『カルメギ』↓などを拝見。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1116210546.html
   毎度、心をかき乱され、熟考させられます。老若男女の俳優が揃う
   歴史ある劇団の公演では、何を届けてくれるかしら。
   

〈2〉空想組曲vol.13『変則短篇集・組曲「遭遇」』
  ☆12/07-14サンモールスタジオ
   出演:小西成弥、久保貫太郎、鍛治本大樹、岡田あがさ、小野川晶、
    家納ジュンコ、中田顕史郎
   日替わりゲスト:山口大地(7日/8日)、山田ジェームス武(9日)、
   川田希・結城洋平(10日マチネ・ソワレ)、三上俊(11日マチネ・ソワレ)、
   和田琢磨(12日)、宮下雄也(13日マチネ・ソワレ)、武藤晃子(14日)
   脚本・演出:ほさかよう
   前売り¥4,200(全席自由席・整理番号付)
   学生¥2,500(枚数限定) 当日¥4,700
    http://k-kumikyoku.com/information.html
   ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=77577
   2.5次元ミュージカル系でもご活躍中のほさかようさんが作・演出
   される、空想組曲の新作。残念ながらここ数年、ほさかさんの作品を
   観られていないのですが、『組曲「〇〇」』シリーズは好評で、
   以前に拝見して↓面白かったんです。小劇場公演なのもいいですね。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0704143513.html

〈3〉文学座『かどで/舵』
  12/07-21文学座アトリエ
  ☆出演:関輝雄、大滝寛、田中明生、沢田冬樹、西岡野人、山森大輔、
    内藤裕志、相川春樹、宮澤和之、齊藤一輝、山本郁子、名越志保、
    鈴木亜希子、福田絵里、大野香織
   脚本:久保田万太郎 演出:坂口芳貞(かどで)、五戸真理枝(舵)
   一般前売:4,300円 一般当日:4,600円
   ユースチケット(25歳以下):2,500円
   当日券は開演の3時間前より専用ダイヤルにて受付。
   ⇒文学座当日券専用ダイヤル 03-3353-3566
    http://www.bungakuza.com/kadodekaji/index.html
   創立80周年の文学座が久保田万太郎戯曲を2本上演。昭和初期の
   “現代劇”を今、上演することで、所作や言葉遣い、史実だけでなく、
   精神も引き継いでいくことになるのでは。演劇にはそういう力が
   あると思います。『かどで』は観たことがありまして、とても面白いです。
   12/15(木) と12/20(火)にシンポジウムあり。どちらも17:00より。

〈4〉東京芸術劇場『ロミオとジュリエット』
  12/10-21東京芸術劇場 プレイハウス
  ☆出演:青柳いづみ、あゆ子、石川路子、内堀律子、花衣、川崎ゆり子、
    菊池明明、小泉まき、後藤愛佳、西原ひよ、寺田みなみ、
    豊田エリー、中神円、中村夏子、中村未来、丹羽咲絵、吉田聡子、
    石井亮介、尾野島慎太朗、中島広隆、波佐谷聡、船津健太、山本達久
   脚本:W・シェイクスピア 翻訳:松岡和子 上演台本・演出:藤田貴大
   S席:5,500円 A席:4,500円 65歳以上(S席):5,000円
   25歳以下(A席):3,500円 高校生割引:1,000円
    http://www.geigeki.jp/performance/theater134/
   マームとジプシーの藤田貴大さんが初めてシェイクスピア戯曲を演出。
   ロミオ役は青柳いづみさん。女優が男性役を演じることが多いようです。
   戯曲の構成も大胆に変更するよう。『小指の思い出』↓のように
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1006214103.html
   プレイハウスを大空間と感じさせない世界観と密度を期待。
   記事:http://www.cinra.net/interview/201611-romeoandjuliet
   『ロミオとジュリケット』はBTLive↓で予習可能!(12/2-8上映)
    http://www.btlive.jp/romeoandjuliet

〈5〉KAAT神奈川芸術劇場『ルーツ』
  12/17-26神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ☆出演:石田圭祐、猪股俊明、内田淳子、金子岳憲、北川麗、洪雄大
    中山求一郎、成田亜佑美、南波圭、新名基浩、能島瑞穂、長谷川洋子、
    日高啓介(高ははしご高)、山崎皓司、銀粉蝶
   脚本:松井周(サンプル) 演出:杉原邦生(KUNIO)
   <整理番号付自由席>
   前売 一般4,000円 当日4,500円
   U24(24歳以下) 2,000円  高校生以下 1,000円
    http://www.kaat.jp/d/roots
   松井周さんの新作戯曲を杉原邦生さんが演出される、驚きのタッグ!
   公立劇場が発信する「過疎の集落における希望と絶望の物語」です。
   出演は石田圭祐さん、銀粉蝶さんらベテラン俳優と、主に小劇場で
   活躍する俳優の混成。オーディション↓も行われました。
    https://shinobutakano.com/2016/06/24/2240/

〈6〉柿喰う客『虚仮威』
  12/28-01/09本多劇場
  ≪三重、宮城、東京、大阪≫
  ☆出演:七味まゆ味 玉置玲央 深谷由梨香 永島敬三 大村わたる 葉丸あすか
    牧田哲也 加藤ひろたか 原田理央 田中穂先 長尾友里花 福井夏
   脚本・演出:中屋敷法仁
   極楽席:6,800円(最前列保証、いろんな特典付き)
   一般4,800円 学生2,800円 高校生以下1,800円
   なかよし一般3,800円 なかよし学生2,000円 なかよし高校生1,500円
   ※なかよし割は、同一券種同一日時で3人以上での購入に限る。
   ※未就学児童入場不可
    http://kaki-kuu-kyaku.com/news22.html
   2016年1月に新メンバーが加入↓してから初めて、劇団員13人全員が揃う、
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2016/01/12.php
   柿喰う客の新作本公演。作、演出の中屋敷法仁さんは外部公演でも
   大いにご活躍中。看板俳優の玉置玲央さんはテレビ出演も増えましたね。
   上演時間は100分を予定とのこと。前回公演のレビュー↓
    https://shinobutakano.com/2016/06/13/2139/

 ★★★────────────────────────────── 
  前売3000円台の気になる作品を6本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

《1》城山羊の会『自己紹介読本』
  12/01-11小劇場B1
  ☆出演:初音映莉子、浅井浩介、岡部たかし、富田真喜、岩本えり、
    松澤匠、岩谷健司
   脚本・演出:山内ケンジ
   <全席自由>前売¥3,500 当日¥4,000
   12/1-4=早期観劇割引 ¥3,000(完売)※12/8(木)15:00追加公演あり。
    http://shiroyaginokai.com/
   CMディレクター、映画監督としてもご活躍中の山内ケンジさんの新作。
   山内さんは岸田國士戯曲賞受賞作家でもあり、受賞作『トロワグロ』は
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1202232055.html
   「At the terrace テラスにて」↓という題名でご自身が映画化。
    http://attheterrace.com/ ※来年2月からレイトショーあり!
   舞台版の出演者がそのまま全員出演されている嬉しい映画です。
   12/5(月)16:00/19:00に『自己紹介読本』上演中の劇場で特別上映会あり!
   舞台挨拶あり。1ドリンク+オリジナルステッカー付き。↓
    https://twitter.com/At_the_terrace/status/803774689864663040
   記事:http://natalie.mu/stage/news/209228

《2》彩の国さいたま芸術劇場『1万人のゴールド・シアター2016
  金色交響曲~わたしのゆめ、きみのゆめ~』
  based on Romeo and Juliet
  『ロミオとジュリエット』(W.シェイクスピア作 松岡和子訳)より
  12/07さいたまスーパーアリーナ
  ☆出演=60歳以上の一般公募による出演者/こまどり姉妹/木場勝己/
    原康義/妹尾正文/岡田正/清家栄一/新川將人/堀文明/
    さいたまゴールド・シアター/さいたまネクスト・シアター/ほか
   企画・原案:蜷川幸雄 脚本・演出=ノゾエ征爾
   一般 前売 3,300円/当日 3,500円 当日券は、現金精算のみ
   ※高校生以下(3歳以上) 、劇場メンバーズ料金あり
    http://saf.or.jp/10000/
   『ロミオとジュリエット』をもとにした「大群集劇」に、なんと
   60~90代の高齢者、約1600人が出演!蜷川幸雄さんの遺志を継ぎ、
   作・演出を手掛けるのはノゾエ征爾さんです。2012年の公演↓で
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0221230721.html
   強烈な印象を残した、こまどり姉妹が出演!あの舞台は悲劇喜劇の
   「わたしの蜷川幸雄作品ベスト3」↓私選ベスト3の1つです。
    https://shinobutakano.com/2016/08/13/2804/
   『ロミオとジュリエット』はBTLive↓で予習できます!(12/2-8上映)
    http://www.btlive.jp/romeoandjuliet

《3》ハイバイ『ワレワレのモロモロ 東京編』
  12/10-23アトリエヘリコプター
  ☆出演:荒川良々 池田亮 岩井秀人 上田遥 川面千晶 永井若葉
    長友郁真 平原テツ 師岡広明
   構成・演出:岩井秀人
   前半割:前売・当日共3,300円
   一般:前売・当日共 3,800円 学生:前売・当日共2,800円
    http://hi-bye.net/plays/warewarenomoromoro
   岩井秀人さんが作・演出・出演される劇団ハイバイの新作。今回は俳優が
   自身の経験を自ら脚本化して演じ、それを岩井さんが構成するとのこと。
   ももいろクローバーZ主演の映画「幕が上がる」↓でも、女子高生たちが
    http://www.makuga-agaru.jp/
   自分の経験を演劇にする場面がありました。まさにアレです!記事↓
    https://goo.gl/eVkwQV
   ※前売り券は完売。当日券販売は当日券受付電話からのみ。

《4》地点『かもめ/桜の園』
  12/13-24吉祥寺シアター
  ☆出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平
   脚本:アントン・チェーホフ 演出:三浦基
   <整理番号付自由席>
   一般:前売3500円 当日4000円 学生:前売3000円 当日3500円
   2演目セット券:一般6000円 学生5000円 *前売のみ
   4演目セット券:11000円 劇場会員価格などあり。
    http://chiten.org/next/archives/44
   京都の劇団地点のレパートリーが一挙に2作品観られます。
   地点のチェーホフ・シリーズの東京公演は8年振り。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1022180822.html

《5》風琴工房『4センチメートル』
  12/21-29ザ・スズナリ
  ☆出演:杉木隆幸、酒巻誉洋、佐野功、根津茂尚、三原一太、寺井義貴、
    岩原正典、李千鶴、小玉久仁子、田中千佳子、ししどともこ
   脚本・演出:詩森ろば
   前売3800円 当日4000円 障碍2000円 学生当2000円
   平日はじめて割り3800円
    http://windyharp.org/yon/
   こりっち↓でカンタン予約!12/5までチケプレ実施中!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=78855
   詩森ろばさんが作・演出される風琴工房の新作は音楽劇で、
   車椅子を載せる車(普通車両)についての、実話を基にしたお話。
   科学技術、経済、アイスホッケー等が題材の娯楽作や、死刑や
   公害等の社会問題を扱う会話劇、戦争を描く歴史劇など、公演ごとに
   テーマは多彩ですが、お馴染みの俳優が出演し、品質は安定。
   お薦めしたい「下北沢の小劇場演劇」です。今年の詩森作品のレビュー↓
    https://shinobutakano.com/2016/09/20/3220/

《6》渡辺源四郎商店『コーラないんですけど』
  12/30-01/02こまばアゴラ劇場
  ≪青森、東京≫
  ☆出演:三上晴佳、工藤良平、音喜多咲子、宮越昭司(声の出演)、
    野倉匡泰、北魚昭次郎、畑澤聖悟、佐藤宏之
   日替特別出演:畑澤聖悟(12/30) 土田峰人(12/31)、
    志賀廣太郎(1/1)、各務立基(1/2)
   脚本・演出:工藤千夏
   予約:一般 3000円 学生 2000円
   当日:一般 3500円 学生 2300円
   高校生以下:無料(11/30までに要オンライン予約)
    http://www.nabegen.com/cola/index.html
   毎年ゴールデンウィークと冬あたりに東京公演を行ってくださる、
   青森拠点の渡辺源四郎商店による年末年始公演。
   今回は工藤千夏さんが作・演出される新作です。チラシによれば
   「息子を戦場に送りたくない母親」のお話とか。私的には必見。
   女学生の視点で戦争を描いた工藤さんの戯曲『真夜中の太陽』↓は
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0804140856.html
   傑作で、劇団民藝によって全国各地でも上演されました。

 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売2000円台&以下の気になる作品を3本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

★[1]劇団青年座『砂漠のクリスマス』
  12/16-24青年座劇場
  ☆出演:長克巳、増子倭文江、安藤瞳、久留飛雄己、山本与志恵
   脚本:ジョン・ロビン・ベイツ 翻訳:高橋知伽江 演出:須藤黄英
   一般=4,200円 オープニング割引(16日のみ)=2,800円
   ※U-25割引(25歳以下)=3,000円
   ※SCPセット=16,000円(同一日5枚のチケット+プレゼント)
    http://seinenza.com/performance/public/224.html
   こりっち↓でチケプレ実施中!(12/8まで)
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=78548
   2012年のトニー賞で5部門にノミネートされた米国戯曲の本邦初演。
   舞台は2004年、カリフォルニア州にある大豪邸。家族のタブーを
   描く衝撃作のようです。↓翻訳の高橋知伽江さんのコメント。
    https://goo.gl/Hx6fr0 (←ちょっぴりネタバレあり) 
   記事:http://natalie.mu/stage/news/209089
   来年7月に熊林弘高さんの演出でも上演予定↓です。ぜひ見比べたい!
    http://www.umegei.com/schedule/602/

[2]フラテルナル・コンパニア『ドン・ジョヴァンニ~甦った石の招客~』
  12/13イタリア文化会館アニェッリホール
  ☆出演:フラテルナル・コンパニア(イタリア)
   演奏:ウンベルト・カヴァッリ
   無料(要予約)
    http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid400.html
   イタリア人によるコメディア・デラルテの舞台が観られます。
   私は知識がないのですが(すみません)、無料なので。

[3]公益社団法人国際演劇協会日本センター
 『紛争地域から生まれた演劇シリーズ8』
  12/14-18東京芸術劇場アトリエウエスト
  〔1〕12/14-17『白いウサギ、赤いウサギ』(イラン)
  ☆出演:12/14:堀源起 12/15:占部房子 
    12/16:高田恵篤(高ははしご高) 12/17:美加理
   作:ナシーム・スレイマンプール 翻訳:關智子
   「俳優は観客の前で初めて台本を開いて朗読する」と指定された戯曲。
   なかなかの豪華キャストだと思います。瀬戸山美咲さんのコメント↓
    https://twitter.com/minamoza/status/798962699799445504
   俳優さんは勇気が要りますね。見比べると凄そうだな~(笑)。
  〔2〕12/17-18『ジハード』(ベルギー)
  ☆出演:日下部そう、盛隆二、本折最強さとし、中田顕史郎
   作:イスマエル・サイディ 翻訳:田ノ口誠悟 演出:瀬戸山美咲
   各回1,500円 (ITI会員は1,000円、高校生は500円)
    http://iti-japan.or.jp こりっち↓でカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=78911
   リーディング公演の後にトークあり。
   演出の瀬戸山美咲さんがベルギー旅行記を公開↓されています。
    https://goo.gl/jKo8Zn https://goo.gl/1BaANz
   『紛争地域から生まれた演劇シリーズ』は昨年↓初めて拝見しました。
    https://shinobutakano.com/2015/12/18/1155/
   「ただの朗読」ではない、濃厚な観劇ができると思います。

≪オペラ、ミュージカル≫

 〇東京文化会館開館55周年・日本ベルギー友好150周年記念
  オペラ『眠れる美女~House of the Sleeping Beauties~』
  12/10-11東京文化会館・大ホール
  ☆出演:オマール・エイブライム、カトリン・バルツ、長塚京三、
    原田美枝子、伊藤郁女、原千裕、林よう子、吉村恵、塩崎めぐみ
   原作:「眠れる美女」川端康成(1961) 作曲:クリス・デフォート
   演出:ギー・カシアス 振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
   英語上演、日本語字幕付き、日本語台詞。
   13,000円 A:10,000円 B:8,000円 C:5,000円 D:3,000円
    http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_161210_11.html
   日本の小説(川端康成作)がベルギーで現代オペラに(2009年初演)。
   長塚京三さん、原田美枝子さん、ダンサーの伊藤郁女さんらが参加し、
   日本初演を迎えます。振付がシェルカウイさんですね。伊藤さんの
   インタビュー↓が面白かったです(取材・文:石井達朗)。
    http://www.t-bunka.jp/hsb/interview3.html

 〇ホリプロ『ミュージカル「わたしは真悟」(プレビュー公演)』
  12/02-03神奈川芸術劇場・ホール
  ≪神奈川、東京、静岡、富山、京都≫
  ☆出演:高畑充希、門脇麦、小関裕太、大原櫻子、成河、田鍋謙一郎、
    奥村佳恵、斉藤悠、宮菜穂子、水野栄治、江戸川萬時、清家悠圭、
    加賀谷一肇、碓井菜央、工藤広夢、引間文佳、鈴木竜
   原作:楳図かずお『わたしは真悟』(小学館刊)
   脚本:谷賢一 作曲:トクマルシューゴ、阿部海太郎 
   演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ 演出協力:白井晃
   S席¥9,500 A席¥6,500 B席¥5,000 U24(24歳以下)¥4,750
   高校生以下 ¥1,000 シルバー(満65歳以下)¥9,000
   ※パっと見た感じですが、神奈川プレビュー公演は前売り完売。
   ※1月に東京公演あり。チケットはS席10,800円、学生限定4,500円のみ。
    http://watashingo.com/
   楳図かずおさんの漫画がミュージカルに!これも2.5次元枠でしょうか。
   脚本は谷賢一さん。フィリップ・ドゥクフレさんの振付・演出が楽しみ。
   高畑充希さんと門脇麦さんが主演で、成河さんがロボット役!
   奥村佳恵さん、斉藤悠さん、宮菜穂子さん、江戸川萬時さんも好き。

≪ご参考≫

 「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
  https://shinobutakano.com/2016/11/30/3781/

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.SPAC静岡県舞台芸術センター『高き彼物』
  11/02-19静岡芸術劇場(一般公演:11/03-19)
  ≪静岡2か所≫
  ☆俳優の古舘寛治さんがマキノノゾミさんの傑作戯曲をSPACで演出。
   NTLiveのようなセリフ劇を作る日本人演出家といえば小川絵梨子さん
   と思ってきたけれど、古舘寛治さんもそのお1人かもしれない!と歓喜。
   お2人ともNYで俳優訓練経験あり。早めの再演、東京公演を待ってます!
    https://shinobutakano.com/2016/11/06/3594/

2.世田谷パブリックシアター+KERA・MAP『キネマと恋人』※上演中!
  11/15-12/04シアタートラム
  ≪東京、大阪、長野、愛知≫
  ☆映画「カイロの紫のバラ」を題材にしたKERAさんの新作。
   映画、舞台、音楽など、人が生み出す芸術への愛情が溢れ出すよう!
   複数の出演者がインフルエンザを発症したため5ステージが中止に。
   11/28から上演は再開しています。良かった!!
    https://shinobutakano.com/2016/11/22/3721/
    
3.こまつ座『木の上の軍隊(再演)』
  11/10-27紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
  ☆稽古場レポート↓を書かせていただいた公演です。
    https://shinobutakano.com/2016/10/31/3496/
   約3年振りの再演ですが、今の日本と沖縄そのものです。
    https://shinobutakano.com/2016/11/15/3661/
   琉球朝日放送の「ニュースQプラス」の動画と記事↓はこちら。
    http://www.qab.co.jp/news/2016112485509.html
   沖縄での公演、実現して欲しいですね。

  その他は、世田谷パブリックシアター『遠野物語』、
  劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』、てがみ座『燦々~さんさん~』、
  阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』、
  新国立劇場演劇研修所10期生試演会『ロミオとジュリエット』
  フェスティバル/トーキョー「アジアシリーズvol.3マレーシア特集 公演編」
   インスタントカフェ・シアターカンパニー『NADIRAH』、
  KYOTO/EXPERIMENT・篠田千明『ZOO』、
  KYOTO/EXPERIMENT・シャンカル・ヴェンカテーシュワラン/
   シアター ルーツ&ウィングス『水の駅』、
  フェスティバル/トーキョー・マレビトの会『福島を上演する』、
  パルコ・プロデュース『星回帰線』、
  ディレクターグ42『岡田利規短編小説選「女優の魂」「続・女優の魂」』、
  新国立劇場演劇『ヘンリー四世』第一部&第二部(★上演中!)、
  ブラナー・シアター・ライブ「冬物語」等、順不同。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archives.mag2.com/0000134861/
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2016年11月(観劇数19作品)は残念ながら発行せず。

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 ◆3 【「国際演劇祭 イプセンの現在」で上質の先鋭舞台を満喫!】
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 ◎2010年から3年ごとに行われている国際演劇祭が11月より開幕。
  “イプセンの現在”をテーマに都内の3劇場で計6作品を観られます。
  11月に2公演が終了。12月に上演される4作品を再度ご紹介します。

 ・第3回東京ミドルシアター・フェスティバル
  「国際演劇祭 イプセンの現在」
   http://www.nato.jp/topics.html#topi_2
  ※12月9日にシンポジウムあり。

  [チケット]
   日本:前売4500円 当日5500円 学生前売3000円 
   海外:前売5000円 当日6000円 学生前売3000円 
   4演目セット券:11000円 ※劇場により割引などあり。
   予約⇒特定非営利活動法人 舞台21 TEL・FAX:03-5450-5563

 《3》Visjoner Teater(ノルウェー)『Hedda Gabler(ヘッダ・ガブラー)』
  11/30-12/01シアターX
  アイデア、パフォーマンスコンセプト:ユーニ・ダール
  演出:ユーニ・ダール、トニエ・ゴツカルクセン、俳優たち
   http://www.theaterx.jp/16/161130-161201t.php
  ノルウェー王国大使館のツイート↓に写真あり
   https://twitter.com/NorwayinJapan/status/800885604565262336
  約1時間35分予定。池田有希子さんのツイート↓
   https://twitter.com/iYukiko/status/800901273889320961

 《4》雷ストレンジャーズ(日本)『フォルケフィエンデー人民の敵ー』
  12/03-04シアターX(カイ)
  翻訳:毛利三彌 上演台本・演出:小山ゆうな
   http://kamist.main.jp/?p=207 初演レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0724235851.html
  初演は丁寧で説得力のあるドラマでした。再演なのでお薦め。
  約1時間50分予定。※プレイガイドでは前売り完売。劇団↓から予約可能。
   http://kamist.main.jp/?page_id=34

★《5》tgSTAN(ベルギー)『パブリック・エネミイ 人民の敵』
  12/06-07シアタートラム
  演出・出演:俳優たち
   https://setagaya-pt.jp/performances/201612ibsen.html
  オランダ語上演・日本語字幕付き。約1時間40分予定。

 ●お薦めコメント●

  tgSTAN(ティージー・スタン)は俳優で構成されたカンパニーです。
  ヨーロッパのフェスティバルによく招聘されているようですね。
  2013年の初来日公演『Nora(人形の家)』(動画↓)が凄ったんです!
   https://www.youtube.com/watch?v=9r420KNXGgo レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1127220054.html

  美術、衣装、演出は現代的で洗練。俳優は演技もダンスも巧みで、
  観客に対して大らかに開かれた姿勢でありながら、会話劇は緻密。
  人間関係をアクロバティックな身体表現のみで示す技にも感服しました。
  俳優や、俳優を目指す方にもお薦めしたいです。残席あり!

  他の作品の映像↓もぜひご覧ください。
   https://www.youtube.com/watch?v=0762UDo1_k8 (2003年)
   https://www.youtube.com/watch?v=Vv6aukvSzg4 (2005年)
   https://www.youtube.com/watch?v=UVJSJAMgd_w (2011年)
   https://www.youtube.com/watch?v=865f6lU3UWQ (2015年『桜の園』)

  トーマス・オスターマイヤー演出『人民の敵』では、終盤が観客参加型
  になっていました。下記動画↓の1分40秒あたりからです。
   https://www.youtube.com/watch?v=zFVb45AvMps
  雷ストレンジャーズ版とtgSTAN版で『人民の敵』を見比べるのも一興!

 《6》クルージュ・ナポカ マジャール劇場(ルーマニア)『ヘッダ・ガブラー』
  12/10-11シアタートラム
  演出:アンドレイ・シェルバン
   https://setagaya-pt.jp/performances/201612ibsen.html
  ハンガリー語上演・日本語字幕付き。約2時間40分予定(休憩あり)。

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 ◆4 【おすすめ前売り情報 2017年版・ミュージカル『手紙』】
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 ◎今年1月に初演された日本製オリジナル・ミュージカルが早くも再演!
  初演DVDの予約はこちら⇒ http://no-4.biz/tegami/

 ○2017年版・ミュージカル『手紙』
  ≪東京、兵庫≫
  01/20-02/05新国立劇場小劇場
  02/11-12新神戸オリエンタル劇場
  ☆出演:柳下大(Wキャスト) 太田基裕(Wキャスト) 吉原光夫
    藤田玲 加藤良輔 川口竜也 染谷洸太 GOH IRIS WATANABE
    五十嵐可絵 和田清香 小此木まり 山本紗也加
   原作:東野圭吾「手紙」(文春文庫刊)
   脚本・作詞:高橋知伽江 作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子
   演出:藤田俊太郎
    http://no-4.biz/tegami2/
    https://twitter.com/tegami2017

  2006年に映画化↓された東野圭吾さんの人気小説がミュージカルに。
   http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E6%89%8B%E7%B4%99/325646/
  舞台と物語がとても身近に感じられる演出(藤田俊太郎)で、
  終盤は涙が止まらず。メルマガ号外↓を発行しました(ネタバレ注意)。
   https://shinobutakano.com/2016/01/26/1203/

  深沢桂子さんがこの作品の作曲で、読売演劇大賞2016年上半期の
  スタッフ賞ベスト5↓に選ばれています。
   https://info.yomiuri.co.jp/news/1814.html
  初演時のスタッフ・インタビュー↓
   http://www.confetti-web.com/sp/feature/article.php?aid=71

  再演は主演の弟役がWキャストになり、演出も新しくなるようです。
  演出の藤田俊太郎さんと主演(Wキャスト)の柳下大さんのインタビュー↓
   http://www.confetti-web.com/sp/feature/article.php?aid=228

  メルマガ号外を発行した作品の再演です。自信を持ってお薦めします。
  お友達、家族、恋人を誘ってどうぞ劇場へ。男性にもお薦めですよ!

  ≪チケット情報≫

  一般発売開始:2017年11月25日~ ※発売中です!

  全席指定 東京:9,800 円 兵庫:9,000 円
  ※未就学児はご入場いただけません。

  プレイガイド等は公式サイトでご確認ください。
   http://no-4.biz/tegami2/

  ≪お問い合わせ≫
   サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

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 ◆5 【英国演劇の映画館上映情報~NTLiveとBTLive~】
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 ◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
  映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
   http://www.ntlive.jp/

  洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた至高の演技に悶絶!
  ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください!
  公式サイト↓でプログラム購入可能です。
   http://www.ntlprogram.com/
 
  ありがたいことに次々と再上映が決まり、追いかけるのが大変(笑)。
  公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
   https://www.facebook.com/ntlivejp/
   https://twitter.com/ntlivejapan

 ○『戦火の馬』
  11/25(金)~12/01(木)18:50~吉祥寺オデヲン
  上映時間:約2時間45分
   http://www.ntlive.jp/warhorse.html
  スピルバーグ監督が映画化もした人気作。東京来日公演も面白かったです。

 ○『フランケンシュタイン』2バージョン 同日一挙上映
  12/25(日)神戸朝日ホール
   http://www.ntlive.jp/frankenstein.html
   http://top.tsite.jp/news/stage/o/31647514/
  11時00分「フランケンシュタイン」ベネディクト怪物版
  14時30分「フランケンシュタイン」ベネディクト博士版
  各作品 一般3,000円 学生2500円
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html

 ◎俳優、演出家、映画監督のケネス・ブラナーさんが率いるカンパニーの
  舞台も、日本の映画館で見られるようになりました♪

 ・ブラナー・シアター・ライブ(BTLive):http://www.btlive.jp/
  公式ツイッター:https://twitter.com/japan_bt
  各作品 一般=¥3,000、学生=¥2,500

 ○BTLive第一弾『冬物語』 
  11/26-12/02中央映画劇場(盛岡)
  上映時間:約3時間4分
   http://www.btlive.jp/winterstale
   感想:https://shinobutakano.com/2016/11/08/3777/

 ○BTLive第二弾『ロミオとジュリエット』
  12/02-08吉祥寺オデオン
  出演:リリー・ジェームズ、リチャード・マッデン、他
  作:W・シェイクスピア 演出:ケネス・ブラナー
  上映時間:約3時間5分
   http://www.btlive.jp/romeoandjuliet
  ブラナーさんが監督したディズニー映画実写版「シンデレラ」↓で
   http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html
  シンデレラと王子を演じていた俳優が再び共演とのこと。

 ○BTLive第三弾『エンターテイナー』 ※日程変更されました
  12/9-12/15 TOHOシネマズ、吉祥寺オデヲン
  出演:ケネス・ブラナー、ガウン・グレインジャー、フィル・ダンスター
  作:ジョン・オズボーン 演出:ロブ・アシュフォード
  上映時間:約2時間36分
   http://www.btlive.jp/entertainer

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 ◆6 【編集後記】
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 ◎今月はいつもより多くご紹介しました。東京は面白いお芝居が多い!
  お財布と相談しながら、年末に実り多い観劇生活ができますように♪
  私はイプセン祭、BTLive、取材、レポート、仕事で精いっぱいかも…。

 ◎観客投票イベント「CoRich舞台芸術アワード!2016」が今年も開催!
   http://stage.corich.jp/
  開設から10年を迎え、とうとう大規模リニューアル↓も発表されました!
   https://www.facebook.com/stage.corich/posts/549612271904228
  もしCoRich舞台芸術!がなければ、今の精度でこのメルマガを発行する
  ことはできません。いつ、どこで、何が上演されているかを検索できる
  サイトが存続できるように、全国規模の上演記録がネット上に保存され、
  無料で閲覧できるように、積極的にご活用いただきたいです!

 ◎選考委員を務めました、第3回高校生劇評グランプリの講評が
  公開↓されました。グランプリ、優秀賞を受賞した劇評も読めます。
   https://www.hs-theatrereview-gp.jp/result03/index.html
  授賞式も後日行われます。昨年の記録↓に扇田昭彦さんのお写真(涙)。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0427152958.html

 ◎日本劇作家協会と日本演出者協会の年末イベントは登壇者が豪華!

 ・日本劇作家協会「リーディングフェスタ2016 戯曲に乾杯!」
  12/10-11座・高円寺2 ↓こりっちでカンタン予約!
   http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=78806

 ・日本演出者協会「演出者の集い2016&大忘年会」
  12/21座・高円寺2
   http://www.jda.jp/camp.html

 ◎日本唯一の国立俳優養成所である新国立劇場演劇研修所が、
  来年4月入所の13期生を募集します。対象は18歳以上、30歳以下の男女。

 ・新国立劇場演劇研修所「13期生(平成29年度入所)募集」
  ※願書受付期間:12/05-20(郵送のみ)
   https://shinobutakano.com/2016/10/25/3426/

 ・新国立劇場演劇研修所「研修所説明会」
  12/03芸能花伝舎内・新国立劇場演劇研修所
  ★本日★12/01〆切(メール、FAX)
   https://shinobutakano.com/2016/11/01/3560/

 ◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)

  【NHK BSプレミアム】12/5(月)午前0時00分~3時55分[12/4(日)深夜]
   東京芸術劇場『あの大鴉、さえも』
    出演:小林聡美、片桐はいり、藤田桃子
    作:竹内銃一郎上演台本:ノゾエ征爾 演出:小野寺修二
     http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2016-12-04/10/2789/2646170/
   こまつ座『イーハトーボの劇列車』(再放送)
    出演:井上芳雄、辻萬長 ほか
    作:井上ひさし 演出:鵜山仁

  【衛星劇場】12/11(日)16:15~&12/23(金)7:30~
   花組芝居『全七段通し上演「桐一葉」』
    出演:加納幸和 原川浩明 山下禎啓 桂憲一 八代進一 ほか
    原作:坪内逍遥 脚本・演出:加納幸和
     http://www.eigeki.com/series?action=index&id=10884&category_id=7
    ※「劇場への扉」はアンコール上映なども充実。
     http://www.eigeki.com/special/theater

  【日本映画専門チャンネル】「追悼 演出家 蜷川幸雄」
   http://www.nihon-eiga.com/osusume/ninagawa/
   1980年代の蜷川幸雄演出・平幹二朗主演3作品の連続放送です。

  ・12月18日(日)23:30「蜷川がNINAGAWAになったとき(第一夜)」
  ・12月18日(日)23:40『王女メディア』(1984年5月上演)

  ・12月19日(月)23:30「蜷川がNINAGAWAになったとき(第二夜)」
  ・12月19日(月)23:40『NINAGAWAマクベス』(1985年3月上演)

  ・12月20日(火)23:30「蜷川がNINAGAWAになったとき(第三夜)」
  ・12月20日(火)23:40 『近松心中物語~それは恋~』(1981年11月上演)

  【WOWOW】12/24(土)よる8:00~
   Bunkamura『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』
    出演:阿部サダヲ 岡田将生 寺島しのぶ ほか
    作・演出 松尾スズキ
     http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/109300/index.php

  【WOWOW】12/30(金)よる11:00~
   劇団☆新感線 ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ』 
    出演:古田新太 水野美紀 坂井真紀 橋本じゅん 山本亨 梶原善 他
    作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
     https://goo.gl/F8qiGd
    ※2017年3月から『髑髏城の七人』連続上演が始まります。
     http://natalie.mu/stage/news/201044

 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2016年12月分は下記の5作品を拝見します(順不同)。
  ・「クリーピー 偽りの隣人」
    http://creepy.asmik-ace.co.jp/
  ・「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」
    http://www.shinchan-movie.com/
  ・「サンマとカタール 女川つながる人々」
    http://onagawamovie.com/
  ・「海よりもまだ深く」
    http://gaga.ne.jp/umiyorimo/
  ・「二重生活」
    http://nijuuseikatsu.jp/

 ◎今月は文字数が多すぎまして(汗)、毎月掲載部分を削除しました。
  ご覧になりたい方はこちら:https://shinobutakano.com/2016/11/01/3539/

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