【ワークショップ】ゴーチ・ブラザーズ「山中結莉ワークショップ(プロの俳優向け・4日間集中)」09/06-09川崎市内某スタジオ※8/24〆切(メールのみ)

山中結莉さん
山中結莉さん

 ゴーチ・ブラザーズがロンドン在住の俳優指導者の山中結莉(やまなか・ゆうり)さんによる、プロの俳優向けの4日間集中ワークショップを実施します。2014年2015年に開催され、3度目となる今回はマスターコースになります。内容については、よかったら過去のレポートをお読みください(レポート⇒)。

 結莉さんは人気俳優ベネディクト・カンバーバッチさんを輩出した英国のLAMDA、そしてEast 15 Acting Schoolの講師で、演出も手掛けられています(⇒公式ブログ 写真⇒『リチャード三世』『真夏の夜の夢』、2作の創作過程)。日本の新国立劇場演劇研修所では「身体と演技」を担当されていた時期があり、今秋は同研修所でシーンスタディの授業を受け持つそうです。今年9月から10月までの結莉さんの活動はfacebookのイベントページで公開されています。

●ゴーチ・ブラザーズスタジオ
 山中結莉ワークショップVOL.3
 マスタークラス『役になるために』<内なる声 VOICE>を解き放つ—身体と表現
 日程:9月6日(火)~9月9日(金)
 会場:川崎市内某スタジオ
 募集人数:16名(応募者多数の場合は書類選考あり)
 参加費:36,000円(4日間通し)
 募集締切: 8月24日(水)必着 ※メールのみ

 以下、主催者から頂戴した情報を転載します。

■ゴーチ・ブラザーズスタジオ
山中結莉ワークショップVOL.3
マスタークラス『役になるために』<内なる声 VOICE>を解き放つ—身体と表現

 ロンドン在住の俳優指導者・山中結莉さんを講師に招き、今年もプロの俳優のための4日間集中ワークショップを開催いたします。
 英国最古のドラマスクールLAMDA、またEast 15 Acting Schoolの講師であり、日本では新国立劇場演劇研修所で「身体と演技」を担当、今秋はアーサー・ミラー「るつぼ」のシーンスタディーを行う山中結莉さんのもと、俳優が俳優として身体、そして自分自身を見つめなおし、大切な道具を見つける濃密な4日間。どうぞ奮ってご参加ください。

<日程> 9月6日(火)~9月9日(金)
6日(火) 11:00~19:00
7日(水) 11:00~19:00
8日(木) 11:00~19:00
9日(金) 10:00~19:00
※上記は休憩時間を含みます。
※原則として4日間を通してのご参加をお願いします。また見学のご希望は承りかねます。

<会場>
川崎市内某スタジオ

<募集要項>
対象:プロの俳優として5年以上活動している方
(おおよその活動歴年数をお教えください)
募集人数:16名(応募者多数の場合は書類選考を行います。ご了承ください。)
参加費:36,000円(4日間通し)
募集締切: 8月24日(水)必着

<申込方法>
タイトルを『山中結莉ワークショップ参加希望』とし、E-MAIL にてお申込みください。
お名前( フリガナ)、ご所属、ご連絡先を明記の上、
①プロフィール( 顔写真付き・A4 サイズ)、
②「このワークショップに何を期待するか」 の短い文章を添付して、
【studio(アットマーク)gorch-brothers.jp】までお送りください。

※書類確認後、受講確認・詳細のご案内の返送もって、申込完了とさせていただきます。 
※応募書類は返却致しかねますので予めご了承ください。
※受講料については、申込確定後にご案内致します弊社指定の口座へのお振込をお願いいたします。

<お問い合わせ>
(有)ゴーチ・ブラザーズ 
【担当】時田曜子/山田紗綾
【住所】東京都世田谷区中町5-10-27 
【TEL】03-6809-7125(平日 10 時~18 時)
【FAX】03-6809-8994 
【E-MAIL】studio(アットマーク)gorch-brothers.jp

<講師プロフィール>
 山中結莉(ゆうり) You-Ri Yamanaka (俳優、声優、演技/演劇教師、ムーブメント・ディレクター)
 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校演劇学部演出コースにて修士号を取得後、ロンドンにある英国最古の演劇学校LAMDA (London Academy of Music and Dramatic Art) を卒業。
 20年以上に渡り、英国・ヨーロッパ・日本で俳優、声優、演技/演劇教師、ムーブメント・ディレクターとして活動。LAMDAでムーブメントのクラスを教え、今春にはEast 15 Acting School のWorld Performance Courseでシェークスピアを演出する。日本では新国立劇場演劇研修所で「身体と演技」の講師を担当し、今秋はアーサー・ミラー「るつぼ」のシーンスタディーを行う。近年は社会で抑圧されている人々に向けたワークショップ、東北での被災者向けワークショップや、仮設住宅に住む子ども向けのワークショップ、上智大学外国語学部での講習など、幅広い活動を展開している。ロンドン在住。
公式サイト:http://www.you-ri.com/
*LAMDAは近年ではベネディクト・カンバーバッチを輩出したことなどで有名。

■マスタークラス『役になるために』
< 内なる声 VOICE > を解き放つ — 身体と表現

 今回のマスタークラス・ワークショップは特に「役になるため」の手法等に主眼を置き、身体、声、想像力、戯曲分析力を使ったエクササイズをたくさん行います。

 俳優の仕事は、役の人生を己の全身全霊を使って、舞台の上、カメラの前で生きることだと思います。自分とは違う人生を送っている人間を、いかに真実に演じるか、それが演技の目指すところです。
 では、どうしたら「真実」に演じることが出来るのでしょうか。
 人は五感、また第六感も使って外からの刺激を受け取ります。そして常に心と身体の中で「何か」が起きています。その「何か」は、感情、感覚、または言葉にはなりにくいものです。そしてそれらを外に出して表現するのは、言葉であることもあれば、身体の動き、表情、ニュアンスのときもあります。
 この「中で起きていること」と「具体的に外に出して表現すること」が真実に、シンプルに繋がったときに、人の心を打つ「真実」の演技が出来るのではないでしょうか。
 このワークショップでは「心・身体・声」がシンプルに真実に繋がることを目指して、様々な角度からエクササイズを行います。具体時な役作り、役に近づいていく方法も紹介します。またその過程で、日常 (社会生活)と非日常 (ワークショップ、稽古、公演) をしっかりと分けて、俳優として、人として、己を自立させながら仕事を続けていくためのポイントなども指導します。
 参加者には、1分から2分ほどのモノローグと、5分以内のダイアローグのシーンを持ってきていただき、最終日にはこのダイアローグを発表するシーンスタディも行います。(台詞を覚える必要は全くありません。逆に、覚えないでください。今までに演じたことのない、演じてみたい役を探してみてください。また、ダイアローグは、ワークショップが始まってからペアを組みますので、ご自分が探したものではなく、相手役の選んだシーンになることもあります。) モノローグはエクササイズで使うのみで、発表はしません。
 ご興味のある方は、ぜひ一緒に < 内なる声 VOICE > を解き放つ探求をしましょう。

<Gorch Brothers Studio>
ゴーチ・ブラザーズでは、舞台芸術における国内外の才能同士が 出会う<場>を創出し、そこから未来への新しい<関係>が生まれることを目指し様々な企画をしていきます。

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