ハイバイ『夫婦』01/24-02/04東京芸術劇場シアターイースト

夫婦
夫婦

 岩井秀人さんが作・演出・出演される劇団ハイバイの新作です。今月のメルマガでご紹介していました。上演時間は約1時間55分(休憩なし)。前売りは完売。当日券は開演の40分前から販売開始。2月に北九州公演あり。

 岩井さんは代表作『』などで、ご自身の人生を演劇にしてこられました。今回の題材はなんと、一昨年に亡くなったばかりの実のお父様のこと。岩井さんの連載コラムに書かれている通り、今回も観た後に自分の家族について話したくなる作品でした。

 ⇒ローチケHMV「【インタビュー】ハイバイ「夫婦」岩井秀人
 ⇒FILT「人生を切り売りして、人生を変える僕」(岩井秀人)
 ⇒週刊文春「大嫌いだった父を亡くして 岩井秀人 (劇作家)
 ⇒CoRich舞台芸術!『夫婦

SPAC『黒蜥蜴』01/16-02/07静岡芸術劇場

 大切に発せられるセリフを味わうごとに「三島由紀夫戯曲、めちゃカッコえー!」と脳内でのけ反る。演出で批評したりせず、ロマンティックで耽美な世界をストレートに立体化。主役のたきいみきさん超美しい!女盗賊の人生そのものが宝石なのだと思えた。上演時間は約2時間55分、休憩15分込み。

 ※レビューは2017/12/28に公開。

【2015年しのぶの観劇ベストテン】

2015年の総決算
2015年の総決算

 2015年のしのぶの観劇ベストテンを発表します。ベストテンは「CoRich舞台芸術アワード!2015」にも投票ました。⇒結果
 日本劇団協議会の会報紙「join」の「私が選ぶベストワン2015」、シアターアーツ「2015年年間回顧」、悲劇喜劇「2015年演劇界の収穫」にも参加予定です。
 ご参考:fringe watch「全国紙2015年演劇回顧記事URL

 毎年「10本なんて少なすぎて選べない」と悩んできましたが、今回はメルマガ号外も含めて、5本しか選べなかったですね…。記憶に留めておきたい公演を5本選んで、計10本としました。
 ※2015年の観劇本数は215本(内、ダブルキャストで両公演観たのが1公演)。

悲劇喜劇 2016年 03 月号
悲劇喜劇 2016年 03 月号

posted with amazlet at 16.04.11
早川書房 (2016-02-05)

【写真レポート】舞台芸術制作者オープンネットワーク[ON-PAM]第3回テーマ委員会「制作者とアーティスト、その関係性の未来」10/02芸能花伝舎A1(A棟1F)

 2015年10月2日、東京の芸能花伝舎にて、舞台芸術制作者オープンネットワーク[ON-PAM](オンパム)の第3回目のテーマ委員会「制作者とアーティスト、その関係性の未来」が開催されました。

 レポート執筆を担当しましたので、ON-PAMの公式記録より下記に冒頭と所感のみ転載します。あまりに赤裸々な内容です。「コレ一般公開していいの!?」とビビるほどでございます…質、量ともに読みごたえあり!

20151002_onpam1

≪ON-PAMテーマ委員会≫
 年間テーマ:「あたらしい制作者」像を考える
 第三回:制作者とアーティスト、その関係性の未来

【トーク・セッション登壇者】
 加藤弓奈(急な坂スタジオ ディレクター)
 中村茜(precog代表取締役)
 細川展裕(株式会社ヴィレッヂ会長)
 宮永琢生(ままごとプロデューサー)
 司会:伊藤達哉(ゴーチ・ブラザーズ代表取締役)

 ※「荻野達也による演劇制作のスクラップブック fring watch」でこのレポートの紹介があり、執筆者として私の名前とブログを記載してくださいました。

  [ON-PAM]の過去レポート⇒

※ON-PAMに入会したい方はこちらから→入会申し込み:http://www.onpam.net/membership.html
・入会の際は、規約(http://www.onpam.net/download/rules.pdf)を必ずお読みください。
・入会には、会員種別に応じてそれぞれ入会金、会費が必要となります。詳細は、入会申し込みのページでご確認下さい。
 ON-PAM WEBサイト http://www.onpam.net/
 ON-PAMアクテビティWEBサイト http://act.onpam.net/

【お知らせ】四国学院大学SARP『ROMEO&JULIET』(演出:多田淳之介)のチラシにレビューが掲載されました

ROMEO&JULIET
ROMEO&JULIET

 四国学院大学ノトススタジオで上演されるSARP『ROMEO&JULIET』(演出:多田淳之介)のチラシに、私の2008年のレビュー(抜粋)が掲載されました。
 
 『ROMEO&JULIET』は多田さんが韓国で、韓国の俳優と初めて作った舞台で、2009年には来日公演も果たしました。ひたすら踊り、走り、死に、また生まれる、ロミオとジュリエットたち。疾走する四国の現役大学生の姿に、今と昔が重ね合わさるのではないかしら…!

 ※多田さんが“高松市アートディレクター”に就任された香川県高松市では、市民向けワークショップと創作過程を一般公開するイベントがあります。

●四国学院大学 アーティスト・イン・レジデンス・プログラム 
「SARPvol.10『ROMEO&JULIET』」
 日程:2016/1/31(日)~2/5(金)
 会場:四国学院大学ノトススタジオ
 作:シェイクスピア 演出:多田淳之介
 ⇒CoRich舞台芸術!「SARPvol.10『ROMEO&JULIET』

チラシ裏面
チラシ裏面