『ピローマン』『ロンサム・ウエスト』に続いて、マーティン・マクドナー戯曲を小川絵梨子さんが翻訳・演出。来年3月に『イニシュマン島のビリー』が森新太郎さんの演出で上演されます。
『ステージぴあ』11+12月号に小川さんと出演者である成河さんのインタビューあり。
CATプロデュース「スポケーンの左手」約95分。確かにコメディだけど私は最後、超泣いてしまった。これってテロの話だよな、と。小さな命を奪うことと、奪われた人の人生と。悲しくて、やり切れなくて、いたたまれない。でもささやかな希望も示して。戯曲の真髄をしかと見せてくれたんだと思う。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 11月 25
「スポケーンの左手」続き。蒼井優、岡本健一、成河、中嶋しゅうという豪華キャストだけど「スター扱い」なんて全くない、さすがの小川絵梨子演出。ありがたい。美術(松岡泉)は具象と抽象の大胆なバランスが面白い。観客を驚かす手法は娯楽性が高く、かつ上品。対面客席の最前列端で鑑賞。完。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 11月 25
※レビューは2017年4月20日に公開しました。