2015年11月のお薦め舞台13本＋αをご紹介します。
まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪
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※今月は容量オーバーのため、2通に分けて配信しました（1、2）。
以下では2つを合体させています。
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 133-1, 2 2015.11.01 2,263部 発行
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今、面白い演劇はコレ！ 年２００本観劇人のお薦め舞台♪
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◎秋の芸術シーズン最盛期！気になる舞台が多すぎて、もう、
載せるかどうか迷うのは止めて、全部載せました！
お好みに合いそうなものを探してみて下さーい♪
…と調子に乗ったら、まぐまぐで1回に送れる分量を超過して
しまいました…2回に分けてお送りします（汗）。ごめんなさい！
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください！
◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
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○○ 今回のもくじ
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◆１【今月のお薦め13本＋α】
◎No.1→日韓共同製作『颱風奇譚(たいふうきたん)』
フェスティバル/トーキョー15
≪韓国・南山、韓国・安山、東京、埼玉≫
11/26-29東京芸術劇場シアターイースト
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/typhoon/
◆２【先月のベスト３】
◎No.1→こまつ座『マンザナ、わが町』
10/03-25紀伊國屋ホール
https://shinobutakano.com/2015/10/05/427/
◆３【フェスティバル/トーキョー15（F/T15）」＆海外招聘作品】
◎池袋エリアを中心に先鋭舞台が集結！海外から目玉作品も！
http://festival-tokyo.jp/
◆４【ナショナル・シアター・ライヴに夢中！ 再上映＆その他】
◎重厚かつ洗練、完成度の高い海外の舞台を映画館で！
◆５【編集後記】
◎2通に分けたのは本メルマガ史上初です…。
◆６【このメルマガについての注意事項（毎月ほぼ同じ内容です）】
◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪
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◆１ 【今月のお薦め13本＋α】
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▽★印がいちおし公演です（３本）。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容：主催／企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
※お薦め公演が多かったので、10本から13本に増やしました。
減らすために悩むより、増やして紹介する方に逃げました！
※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
０．ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』
11/05-08神奈川芸術劇場・大スタジオ
≪滋賀、京都、愛知、東京、大阪、高知、広島、福岡、神奈川≫
☆出演：石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹
永野宗典 西村直子 本多力 岡嶋秀昭 吉川莉早 中西ちさと 川岡大次郎
脚本・演出：上田誠
前売4,500円／当日5,000円(全席指定・未就学児入場不可)
学生シート（前売のみ）3,500円
http://www.europe-kikaku.com/projects/e34/
上田誠さんが作・演出される、京都拠点の人気劇団ヨーロッパ企画の
新作ツアー。毎年、東京に来てくれて嬉しいです。昨年レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0904205624.html
親しみやすい笑い満載でありながら、実は痛烈な社会風刺も含んでいたり。
今回の題材は文房具。友達、恋人、家族を誘って横浜にGO！私の感想↓
https://twitter.com/shinorev/status/647399046345191424
※全国ツアーで首都圏に戻ってきたので、9月号↓に続き特別に掲載。
https://shinobutakano.com/2015/09/01/191/
１．文学座『くにこ』
11/01-03新国立劇場小劇場
≪全国ツアー中≫
☆出演：角野卓造、関輝雄、亀田佳明、塩田朋子、山本郁子、栗田桃子、
太田志津香、鬼藤典子、増岡裕子
脚本：中島淳彦 演出：鵜山仁
一般5,400円 ※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
http://www.bungakuza.com/kuniko14 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66425
演劇鑑賞会ツアーが3年も続いている、文学座の人気作の東京凱旋公演。
向田邦子さんの青春時代をモチーフにした中島淳彦さんの戯曲です。
残念ながら私は未見ですが、中島さんが2006年に初めて文学座に
書き下ろされた『ゆれる車の音』↓は拝見。主演の角野卓造さんが
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0915154343.html
朝日舞台芸術賞・秋元松代賞を受賞されました。『くにこ』初演では
栗田桃子さんが紀伊國屋演劇賞・個人賞を受賞されています。
２．Bunkamura『青い瞳』
11/01-26 Bunkamuraシアターコクーン
シアターコクーン・オンレパートリー2015
☆出演：中村獅童、上田竜也、前田敦子、竪山隼太、金井勇太、瑛蓮、
田代絵麻、藤木修、篠原悠伸、藤原季節、木原勝利、
エミ・エレオノーラ、岩松了、勝村政信、伊藤蘭
作・演出：岩松了
S席10,000円 A席8,000円 コクーンシート5,000円
※未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/15_aoihitomi.html
中村獅童さん主演の岩松了さん作・演出作品といえば『羊の兵隊』↓が
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0712135505.html
もの凄く面白かったんです！（ある意味、難解な作品でしたが）
今回はある戦争の終結後を描く内容。すごく楽しみ！
３．文学座『再びこの地を踏まず 異説・野口英世物語』
11/06-15紀伊國屋サザンシアター
≪岐阜、兵庫、新潟≫
☆出演：今井朋彦、瀬戸口郁、若松泰弘、鈴木弘秋、佐川和正、西岡野人、
後田真欧、富沢亜古、藤崎あかね、松岡依都美、永川友里、千田美智子
脚本：マキノノゾミ 演出：西川信廣
一般￥6,000 一般夜割￥4,000(11/6,9) 夫婦割￥10,000
ユースチケット(25歳以下) ￥3,800 中・高校生￥2,500
※未就学児の入場はご遠慮ください。
http://www.bungakuza.com/noguchi/index.html
日本の偉人として必ず学校で習う、野口英世の後半生を描く、
マキノノゾミさんの新作。演出は西川信廣さん。
マキノ＆西川のコンビの人気作『殿様と私』のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1108001812.html
４．パルコ・プロデュース『オレアナ』
11/06-29パルコ劇場
≪東京、愛知、福岡、広島、大阪≫
☆出演：田中哲司 志田未来
作：デイヴィッド・マメット 翻訳：小田島恒志 演出：栗山民也
7,800円 プレビュー公演＝7,000円
U-25チケット＝4,000円（観劇時25歳以下対象）
http://www.parco-play.com/web/program/oleanna/
米国劇作家D・マメットさんの1992年初演の衝撃作を栗山民也さんが演出。
田中哲司さんが大学教師、志田未来さんが女子学生を演じる二人芝居
です。志田さんは初舞台なんですね。マメット戯曲のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1108115037.html
翻訳の小田島恒志さんが動画↓で戯曲の魅力を伝えて下さってます。
https://www.youtube.com/watch?v=dSd_Bp_PWaE
５．世田谷パブリックシアター『現代能楽集8 道玄坂綺譚
三島由紀夫作 近代能楽集「卒塔婆小町」「熊野（ゆや）」より』
11/08-21世田谷パブリックシアター
☆出演：平岡祐太 倉科カナ 眞島秀和 水田航生 根岸拓哉 富山えり子
粕谷吉洋 神農直隆 藤尾勘太郎 奥田達士 長江英和 一路真輝
作・演出：マキノノゾミ 企画・監修：野村萬斎
一般 S席7,000円（1階席・2階席）／A席5,000円（3階席）
高校生以下 S席3,500円／A席2,500円
U24 S席3,500円／A席2,500円
劇場会員、区民割引などあり。
http://setagaya-pt.jp/performances/20151108-2058-4-2.html
三島由紀夫作『近代能楽集』には「邯鄲」「綾の鼓」「卒塔婆小町」
「葵上」「班女」「道成寺」「熊野」「弱法師」の8編が収録されています。
その中の「卒塔婆小町」と「熊野（ゆや）」を題材に、現代の物語として
お芝居にする企画の第8弾。作・演出はマキノノゾミさんです。
『近代能楽集』は人気があり、私もさまざまな形式の作品を観てますが
「熊野」だけはなぜか未見。2作をひとつの作品に構成し直すそうです。
６．Studio Life『PHANTOM THE UNTOLD STORY Part1、Part2交互上演』
11/11-12/07シアターサンモール
スタジオライフ30周年記念公演第4弾
☆出演：笠原浩夫 山本芳樹 松本慎也 関戸博一 曽世海司 久保優二 他
Part1はA（Auber）チームとG（Gluck）チームのダブルキャスト。
Part2はH（Halevy）チームとS（Scribe）チームのダブルキャスト。
原作：スーザン・ケイ「PHANTOM」 脚本・演出：倉田淳
美術・映像：マット・キンリー 照明：ニック・シモンズ
一般：Ａ席6,000円 Ｂ席5,800円 Ｃ席5,600円
学生：3,000円（前売（当日精算）・当日共）
※未就学児童の入場はご遠慮下さい。
http://www.studio-life.com/stage/phantom2015/
『PHANTOM～』はミュージカル「オペラ座の怪人」のファントムの
半生を描くサイド・ストーリー。英国女性作家の人気長編小説↓です。
http://www1.odn.ne.jp/~ccj12880/tamgon1.html
Part1とPart2を一挙に交互上演するのは今回が初めて。
英国人スタッフによる美術・映像・照明で立ち上る空間が美しいです。
写真レポート↓Part1 来日スタッフ・インタビュー
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0613164415.html
写真記事↓Part2 製作発表
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0919174448.html
スタジオ・ライフは男優集団で、女性役も男性が演じるのが特徴です。
劇団員募集・ワークショップオーディション情報↓
https://shinobutakano.com/2015/10/25/591/
７．東京グローブ座『MORSE-モールス-』
11/13-12/06東京グローブ座
≪東京、大阪≫
☆出演：小瀧望、水上京香、久松信美、横山一敏、奥田圭悟、塩顕治、
富岡晃一郎、高橋由美子、田中健
原作：ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 脚本：ジャック・ソーン
上演台本：瀬戸山美咲 演出：深作健太
S席：8800円 A席：7800円 B席：5800円
http://www.morse-stage.jp/
ジャニーズ事務所所属のアイドル、小瀧望さん主演の舞台です。
『MORSE-モールス-』の原作は2004年にスウェーデンで発表されました。
連続猟奇殺人事件が題材のホラー小説で、社会問題も描かれる話題作。
2008年に映画化され、「ぼくのエリ 200歳の少女」という邦題で日本公開。
2010年にはハリウッドで「モールス」という題名で映画化されています。
今回上演されるのは2013年に英国で初演された舞台版。差し迫った
社会問題をお芝居にしてきた瀬戸山美咲さんが上演台本を手掛けます。
ジャニーズWEST小瀧望 初の単独主演「舞台『MORSE』製作発表」↓
http://enterstage.jp/news/2015/09/003511.html
８．劇団青年座『からゆきさん』
11/14-23紀伊國屋ホール
☆出演：平尾仁 加門良 矢崎文也 青木鉄仁 石母田史朗 綱島郷太郎
山崎秀樹（崎は立つ崎） 嶋田翔平 和田裕太 小磯聡一朗 中野亮輔
津田真澄 渕野陽子 椿真由美 松熊つる松 森脇由紀 遠藤好
安藤瞳 勝島乙江 田上唯 坂寄奈津伎 古澤華
脚本：宮本研 演出：伊藤大
一般5500円 学生3500円
特定日割引（11/14（土）18:30＆11/17（火）18:30）4500円
http://seinenza.com/performance/public/219.html
11/9までCoRich舞台芸術！で↓チケットプレゼント実施中！
http://tinyurl.com/pb37bwg
『美しきものの伝説』『ブルーストッキングの女たち』等で有名な
近代日本の劇作家、宮本研↓が青年座に書き下ろした1977年初演戯曲。
http://blog.seinenza.com/archives/1926313.html
1991年以来、今回で3度目の再演になる財産演目です。
“からゆきさん”を描いたお芝居といえば『マニラ瑞穂記』↓もそう。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0409162931.html
宮本研戯曲は劇団東演で『明治の柩』↓（演出：黒岩亮）も上演されます。
http://www.t-toen.com/play/146.htm （11/27-12/04紀伊國屋ホール）
文学座2015年6月公演『明治の柩』の感想ツイートなど↓
https://twitter.com/shinorev/status/608993904466104320
https://twitter.com/shinorev/status/609200869947518976
https://twitter.com/sunnysky2010/status/612165733468901376
★９．CATプロデュース『スポケーンの左手』
11/14-29シアタートラム
☆出演：蒼井優 岡本健一 成河 中嶋しゅう
作：マーティン・マクドナー
翻訳・演出：小川絵梨子
一般7,800円 劇場会員、区民割引などあり。※未就学児入場不可
http://setagaya-pt.jp/performances/20150728-3426.html
http://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2015/sponkane/
マーティン・マクドナー戯曲を小川絵梨子さんが翻訳・演出。
加えて紅一点の蒼井優さん他、4人のキャストの顔ぶれだけでも、
必見でしょう！小川演出『ピローマン』のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0321162151.html
『ロンサム・ウエスト』↓も演出されました。
http://www.siscompany.com/west/gai.htm
小川さんに関する最近のワークショップのレポート↓
https://shinobutakano.com/2015/09/03/201/
マクドナー戯曲は『イニシュマン島のビリー』が来年3月に上演されます。
http://www.cinra.net/news/20151028-inishman
10．ブス会*『お母さんが一緒』
11/19-30ザ・スズナリ
☆出演：内田慈、岩本えり、望月綾乃、加藤貴宏
脚本・演出：ペヤンヌマキ
ブスシート（入場整理番号付自由・1,2列目限定） 前売4200円 当日4500円
一般シート（指定） 前売4200円 当日4500円
※10歳未満の方の入場はご遠慮ください。
http://busukai.com/
AV監督でもある女性劇作家・演出家のペヤンヌマキさんの新作です。
前回↓はAV撮影現場が舞台の赤裸々な会話劇でした。
http://www.geigeki.jp/performance/theater082/
無論大人向け！子供は観ちゃだめ！（10歳未満入場不可）
内田慈さんら美しくて達者な舞台女優さんがキャスティングされています。
身も蓋もない現実を容赦なく、しかしコミカルに描き出してくれます。
11．天王洲 銀河劇場『死刑執行中脱獄進行中』
11/20-29天王洲 銀河劇場
≪東京、仙台、広島、札幌、富山、大阪≫
☆出演：森山未來、初音映莉子、いいむろなおき、江戸川萬時、大宮大奨、
笹本龍史、宮河愛一郎、森川弘和
演奏：蔡忠浩、吉田省念、田中佑司
原作：荒木飛呂彦／短編集「死刑執行中脱獄進行中」（集英社）
構成・演出・振付：長谷川寧（冨士山アネット）
共同振付：森山未來
S席 8,800円 A席 5,000円
http://ssds-st.com/
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な荒木飛呂彦さんの漫画を舞台化。
主演・共同振付は森山未來さんです。構成・演出・振付を手掛ける
長谷川寧さんは小劇場出身。ダンサー、パントマイマー、俳優らが
キャスティングされており、一体どう立体化されるのか。
個人的には森川弘和さんの出演が嬉しい。
12．シベリア少女鉄道『Are you ready? Yes, I am.』
11/26-12/06駅前劇場
☆出演：川田智美 小関えりか 加藤雅人 浅見紘至 濱野ゆき子 吉田友則 他
脚本・演出：土屋亮一
4000円 ※未就学児入場不可
http://www.siberia.jp/nextstage.html
シベリア少女鉄道はテレビドラマの脚本などでもご活躍中の
土屋亮一さんが作・演出される劇団です。
仕掛け満載でばかばかしさ炸裂の娯楽演劇を見せてくれます。
前回の『ほのぼの村のなかよしマーチ』を久しぶりに拝見し、
期待どおり楽しませていただきました。百聞は一見に如かず。
とうとう全席指定4000円になりましたね。2011年公演のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0109112131.html
13．SIS Company『才原警部の終わらない明日』
11/30-12/28世田谷パブリックシアター
≪東京、大阪≫
☆出演：堤真一、小池栄子、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、
池谷のぶえ、志賀廣太郎
作・演出：福田雄一
S席（１Ｆ）￥9000 Ａ席（２Ｆ）￥8000 Ｂ席（３Ｆ）￥6000
http://www.siscompany.com/saibara/
福田雄一さんが作・演出されるコメディー。豪華キャストですね。
個人的には小池栄子さん、勝地涼さんをとても観たいです。
★★★──────────────────────────────
前売３０００円台の気になる作品を４本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
《１》green flowers『紙ノ旗』
11/04-08シアター711
☆出演：伊東彩、歌川貴賀志、岡本瑞恵、吉舎聖史、佐々木敏、
さとうゆい、高井康行、鍋嶋大輔、廣田行生、深見由真、山崎健二
脚本・演出：内藤裕子
日時指定・自由席 未就学児童入場不可
前売3500円 当日3800円 学割2000円（要予約、学生証提示）
Re割2500円（本公演2回目以降 要予約、半券提示）
http://g-flowers.com/
『初萩ノ花』で読売演劇大賞優秀作品賞を受賞し、鶴屋南北戯曲賞に
http://www.en21.co.jp/joryugekisaku.html#joryugekisaku-1
ノミネートされた内藤裕子さんの新作。舞台は地方議会です。
内藤さんの作品は演出作↓だけ拝見したことがあります。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0505170824.html
朝日新聞「議員の育休は…地方議会で論争 「時代錯誤」を創作劇に」
http://digital.asahi.com/articles/ASHBP5165HBPUTIL01B.html?rm=494
《２》箱庭円舞曲『もっと美人だった』
11/04-09ザ・スズナリ
旗揚げ十五周年記念公演
☆出演：ザンヨウコ、和知龍範、牛水里美、うじすけ、辻沢綾香、白勢未生、
岡田一博、山崎カズユキ、安藤理樹、川口雅子、笠原千尋
脚本・演出：古川貴義
前売3,800円 当日4,300円
前半割引[11/4(水)19:30、11/5(木)14:00]前売￥3300 当日￥3800
・旗揚げ十五周年特別ステージ
11/6(金)15:00『もっと男前だった』(主演：古川貴義)
前売：￥2200（自由席）
http://www.hakoniwa-e.com/22th/ ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=67683
古川貴義さんが作・演出されるユニット箱庭円舞曲の新作です。
古川さんは戯曲提供や翻訳・演出など、外部でもご活躍されています。
2014年の稽古場レポート↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0508221854.html
劇団青年座の来年1月公演↓にも書き下ろしをされます。
http://seinenza.com/performance/public/220.html
《３》新国立劇場演劇『桜の園』
11/11-29新国立劇場小劇場
☆出演：田中裕子、柄本佑、木村了、宮本裕子、平岩紙、吉村直、石田圭祐、
大谷亮介、金内喜久夫、奥村佳恵、山崎薫（崎は立つ崎）、
木場允視、景山仁美、永澤洋、田代隆秀
脚本：アントン・チェーホフ 演出：鵜山仁
A席：6,480円 B席：3,240円 Z席（当日券）：1,620円
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150109_006139.html
チェーホフの傑作を鵜山仁さんが演出。田中裕子さんのラネーフスカヤ役を
見られると思うだけでも胸アツです。舞台俳優の顔ぶれが豪華。
★《４》渡辺源四郎商店『クリスマス解放戦線』
11/21-23こまばアゴラ劇場
≪青森、東京≫
☆出演：工藤由佳子 三上晴佳 工藤良平 音喜多咲子 佐藤宏之 夏井澪菜
我満望美 末安寛子 畑澤聖悟 松尾健司
脚本・演出：畑澤聖悟、工藤千夏
一般予約：3,000円 一般当日：3,500円
学生予約：2,000円 学生当日：2,300円
高校生以下予約：無料（11/10までに要オンライン予約）
※事前予約のない場合は、高校生以下料金500円となります。
http://nabegen.com/XK/index.html ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68736
畑澤聖悟さんが率いる青森を拠点とする劇団の新作公演です。
畑澤さんが2002年に書かれたラジオドラマ用の脚本で、題材は
「2050年のクリスマス」。工藤千夏さんとの共同脚本・演出ですね。
韓国上演もあった『さらば！原子力ロボむつ～愛・戦士編～』や
『翔べ！原子力ロボむつ』、『エレクトリックおばあちゃん』など
現代の社会問題を庶民の視点から見つめ、SF仕立てで届けてくれる
娯楽作は毎度、鉄板の面白さ。地域の劇団がその個性を生かした
完成度の高いお芝居を見せてくれます。東京公演があることに感謝。
☆☆☆──────────────────────────────
前売２０００円台以下の気になる作品を４本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
[１] 青年団『平田オリザ・演劇展vol.5』
11/05-18こまばアゴラ劇場
≪兵庫、香川、愛媛、東京≫
☆脚本・演出：平田オリザ
『この生は受け入れがたし』
出演：山内健司 川隅奈保子 佐藤誠 森内美由紀 緑川史絵
『走りながら眠れ』
出演：能島瑞穂 古屋隆太
『忠臣蔵・武士編』
出演：島田曜蔵 大塚洋 大竹直 山本雅幸 佐藤誠 海津忠 前原瑞樹
『忠臣蔵・ＯＬ編』
出演：申瑞季 鈴木智香子 髙橋智子 立蔵葉子 長野海 村田牧子 森内美由紀
『ヤルタ会談』
出演：松田弘子 島田曜蔵 緑川史絵
[前売・予約・当日共]全席自由・整理番号付き、未就学児入場不可。
『この生は受け入れがたし』…2,500円
『走りながら眠れ』…2,500円
『忠臣蔵・OL編』…2,500円
『忠臣蔵・武士編』…2,500円
『ヤルタ会談』…1,000円
http://www.seinendan.org/play/2015/03/4470
平田オリザさんの短編を一挙に上演する企画の第5弾。
個人的には長年に渡り上演されている『ヤルタ会談』がお薦めです。
[２]Produce lab 89『夜の入り口「ポポイ」』
11/12-13音楽実験室 新世界
第4シーズン 倉橋由美子「ポポイ」
☆出演：粟根まこと 佐藤真弓 須賀貴匡
演奏：鈴木光介（時々自動）
2,500円（全席自由）＋ドリンク代
※スペシャルトークイベント：どの回でも予約があれば無料で参加可
12日(木)20：30 古屋美登里 (翻訳家)×豊崎由美 (書評家、フリーライター)
13日(金)20：30 古屋美登里 (翻訳家)×大本眞基子 (声優)
http://producelab89.com/2015/10/759
演劇ジャーナリストの徳永京子さん↓が責任者をつとめる企画の新作。
https://twitter.com/k_tokunaga
六本木と西麻布の間にあるライブハウスでの大人の朗読会です。
劇団☆新感線の粟根まことさん、ナイロン100℃の村岡希美さんら、
豪華キャストでチケットの売れ行きも良い↓ようです。
https://twitter.com/producelab89/status/659954969638862848
[３]キャンディ＆キャンディ『てんぷらCATS!』
～お転婆だけど気にしない。～
11/14-15急な坂スタジオ
☆出演：キャンディ＆キャンディ（白神ももこ＋中林舞）
演出・構成：野上絹代（快快）
脚本：田上豊（田上パル）
作曲：糸井幸之介（FUKAIPRODUCE羽衣）
振付：岩渕貞太
衣装：藤谷香子（快快）、臼井梨恵（モモンガ・コンプレックス）
モノマネ指導：武谷公雄
前売＝2,500円 当日＝3,000円（各回5名のみ当日電話にて受付）
《公開創作》※詳細は公式サイト等でご確認ください。
11月1日[日] 14:00-17:00｜脚本＝田上豊
11月9日[月] 18:00-21:00｜音楽＝糸井幸之介
11月10日 [火] 18:00-21:00｜振付＝岩渕貞太
11月11日[水] 時間未定｜衣装＝藤谷香子＋臼井梨恵
公開創作（定員あり要予約）各回＝500円
http://candymmsy.wix.com/candy#!schedule/crer
ダンサー、振付家、演出家の白神ももこさんと、ダンサー、振付家、
女優の中林舞さんが新ユニットを結成し、ミュージカルを上演する試み。
スタッフに小劇場で大活躍されている方々が揃っています。
[４]TERATOTERA祭り2015 -Sprout-・贅沢貧乏『みんなよるがこわい』
11/21-23三鷹北口共同ビル
11月21日（土）、22日（日）、23日（月・祝）
各日17:00／19:30／22:00
☆出演：青山祥子、大竹このみ、田島ゆみか、山田由梨
脚本・演出：山田由梨
入場料 ：2000円
http://teratotera.jp/event/matsuri2015/popup/performance.html
贅沢貧乏は山田由梨さんが作、演出、デザイン、出演などを総合的に
担当するユニット。今年春の一軒家でのお芝居↓が面白かったです。
https://twitter.com/shinorev/status/596312824567050240
三鷹駅周辺地域の大規模展覧会↓の中の、演劇企画なんですね。
http://teratotera.jp/event/matsuri2015/
サイト・スペシフィックな作品を楽しませてくれそう。
≪ミュージカル、オペラ≫
○AAT神奈川芸術劇場『ミュージカル「HEADS UP !」』
11/13-23KAAT神奈川芸術劇場・ホール
≪神奈川、兵庫、北海道、沖縄≫
☆出演：哀川翔 相葉裕樹 青木さやか 入野自由 今拓哉 上原理生
陰山泰 芋洗坂係長 岡田誠 川本昭彦 井上珠美 新良エツ子 MINAMI
青柳塁斗 遠藤瑠美子 香月彩里 嶌村緒里江 谷美子 福永吉洋
渡部又吁 大空祐飛 中川晃教
脚本：倉持裕 原案・作詞・演出：ラサール石井
Ｓ席10,000円 Ａ席8,500円 Ｂ席6,000円 C席4,000円
U24チケット5,000円（24歳以下対象）
高校生以下割引1,000円（高校生以下対象）
シルバー割引9,500円（満65歳以上対象）
※未就学のお子様のご入場はお断りしております。
http://www.m-headsup.com
舞台裏で働くスタッフ（裏方）さんたちを描く新作ミュージカル！
しかも主役が「舞台監督」！それだけで超観たい！！
原案・作詞・演出がラサール石井さん、脚本が倉持裕さんなので
徹頭徹尾、楽しませてくれるんじゃないかと。
○日生劇場・NISSAY OPERA 2015『ドン・ジョヴァンニ』
11/14-15日生劇場
11月14日(土)14：00／11月15日(日)14：00
☆出演：日本人オペラ歌手、他
作曲：モーツァルト 演出：菅尾友 指揮：広上淳一
美術：杉山至 ドラマトゥルク：長島確
S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円 学生席（28歳以下）3,000円
http://www.nissaytheatre.or.jp/nissay_opera/program/program2015/
ヨーロッパでもご活躍中の菅尾友さん演出のオペラです。
私は今年5月の二期会『ジューリオ・チェーザレ』↓も拝見しました。
http://www.nikikai.net/lineup/caesar2015/index.html
2012年の『フィガロの結婚』↓はあまりに素晴らしくて、
http://tinyurl.com/o5lhuuf
舞台写真：http://tinyurl.com/lznd2cl
カーテンコールでは肩が痛くなるほど拍手をし続けました。
ドラマトゥルクの長島確さんの記事↓（朝日新聞2015年4月23日）。
http://tinyurl.com/lucmmob
≪ご参考≫
「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
https://shinobutakano.com/2015/10/31/610/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆２ 【先月のベスト３】
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１．こまつ座『マンザナ、わが町』
10/03-25紀伊國屋ホール
☆終戦間際の米国カリフォルニア州、日系人強制収容所が舞台。
歌って踊る娯楽作で、暗さも常に同居させた上質の歴史劇。
俳優の力を見せつけられました。メルマガ号外↓を発行！
https://shinobutakano.com/2015/10/05/427/
２．松竹・スーパー歌舞伎II『ワンピース』 ※東京公演は11/25まで！
10/07-11/25新橋演舞場
≪東京、大阪、福岡≫
☆世界的人気漫画が市川猿之助さん主演・演出で新作歌舞伎に。
空と海、舞台と客席の境界を取っ払い、人種、性別を超えて
融合するアナログ空間の至福。世界に向けたメッセージとして
受け取りました。脚本・演出の横内健介さん、ありがとうございます！
https://shinobutakano.com/2015/10/14/529/
※脚本・演出の方のお名前の漢字を間違えました。正しくは「横内謙介さん」です。
お詫びして訂正します（2015/11/01加筆）。
３．PLAY『choices』
10/11サラヴァ東京
☆新国立劇場演劇研修所修了生3人による1時間のストレート・プレイ。
高校時代の仲良し3人組が大人になって上京。それぞれにシビアな
問題を抱えた私生活を送るうちに再会し、真っ向から衝突する。
俳優がある程度の設定を決めてから即興で脚本を組み立てるという
創作方法で、まさかここまで面白いお芝居を見せてくれるとは！
人間、そして命の尊さを知っている大人の戯曲でした。
その場で生きて交流する演技も良かった。
http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20151011.php
【先月のベスト３の訂正とお詫び（2015/11/02加筆）】
ベスト３に下記公演が入ります。9月に稽古場取材をして
10/4に拝見したのですが、9月の公演だと勘違いしてました…。
・俳優座劇場プロデュース『月の獣』10/04-13俳優座劇場
その他はアル☆カンパニー『父よ！（再演）』、
エイチ・アンド・ビースタッフ『マクベス』、
テアトル・ド・アナール『従軍中のウィトゲンシュタインが（略）』、
劇団昴『谷間の女たち』、ラドゥ・スタンカ劇場『オイディプス』
新国立劇場演劇研修所8期生試演会1『血の婚礼』、
てがみ座『地を渡る舟（再演）』、FUKAIPRODUCE羽衣『橙色の中古車』、
新国立劇場演劇『ミュージカル「パッション」』、
世田谷パブリックシアター『針とアヘン』等（順不同）。
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中！
http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2015年10月（観劇数31作品）は残念ながら発行しませんでした。
※高校演劇地区大会の作品も含みますので本数は多くなりました。
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◆３ 【「フェスティバル/トーキョー15（F/T15）」＆海外招聘作品】
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◎今年で8度目を迎えた「フェスティバル/トーキョー15」、
通称F/T15（エフティー・ジュウゴ）↓が10月31日（土）より開幕！
http://festival-tokyo.jp/
公式ツイッター：http://twitter.com/festivaltokyo
facebookページ：https://www.facebook.com/FestivalTokyo/
12月6日（日）まで、池袋エリアを中心に先鋭舞台芸術作品が集まります。
本日11月1日(日) 13～18時も池袋西口公園でお祭り↓やってますヨ♪
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/festival-fukushima/
昨日、チラリと寄ったら↓大友良英さんが演奏中でした！
https://twitter.com/shinorev/status/660400111067881472
記者会見＆トークイベントの写真レポート↓を執筆しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0810141403.html
参加アーティストの発言を大量掲載。どうぞ参考になさってください！
F/T15以外で海外からやってくる有名作品も含めて、
11月に観られるオススメ作品をご紹介します（一部初日順）。
【 日本で製作された話題作の再演 】
○『真夏の夜の夢』
10/31-03にしすがも創造舎
☆脚本：Ｗ・シェイクスピア小田島雄志訳『夏の夜の夢』より
潤色：野田秀樹 演出：宮城聰
一般 自由席（整理番号つき）4,000円（当日+500円）
ペア（1枚あたり）3,600円 学生2,600円 高校生以下1,000円
上演言語：日本語（英語字幕あり）
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/spac/
先月のメルマガ↓のお薦めベスト３としてご紹介していました。
https://shinobutakano.com/2015/10/01/413/
前売り完売。当日券が若干枚数出るとのこと。↓舞台写真
https://twitter.com/_SPAC_/status/657159690598526976
○『ブルーシート』
11/14-15、12/04-06豊島区 旧第十中学校 グラウンド
☆作・演出：飴屋法水
一般 自由席（整理番号つき）3,500円（当日+500円）
一般 立見席（整理番号つき）2,500円（当日+500円）
学生 自由席（整理番号つき）2,500円
学生 立見席（整理番号つき）2,000円
高校生1,000円
※雨天決行・荒天中止
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/blue-sheet/
『ブルーシート』は飴屋法水さんの岸田國士戯曲賞受賞作です。
授賞式↓の会場で上演されたバージョンが、
http://togetter.com/li/655202
YouTube「第58回岸田國士戯曲賞授賞式（２）」↓で見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=tDHnw8DTSn8
51分20秒ごろから1時間34分ごろまで。衝撃映像と言っていいのでは。
白水社という出版社の寛容さ（ユルさ？）、包容力にも感動します。
【 日本を含む国際共同製作の新作 】
○『God Bless Baseball』
11/19-29あうるすぽっと
☆作・演出：岡田利規（チェルフィッチュ） 翻訳：イ・ホンイ
一般4,500円（当日+500円） ペア（1枚あたり）4,050円
学生3,000円 高校生1,000円
上演言語：日本語・韓国語・英語（日本語、韓国語、英語字幕あり）
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/god-bless-baseball/
岡田利規さんの新作です。出演者の捩子ぴじんさんによると、
韓国公演では「吉本新喜劇みたいにウケていた」そうです！
（ON-PAMのシンポジウム[http://act.onpam.net/?p=1426]で拝聴。）
※記念イベント↓「岡田利規×高橋源一郎「ぼくたちの野球論」」
http://peatix.com/event/125250/view
11/7 (土)18:00 自由席1,500円
★○『颱風奇譚(たいふうきたん)』
11/26-29東京芸術劇場シアターイースト（東京・池袋）
12/04-06キラリ☆ふじみマルチホール（埼玉・富士見市）
≪韓国・南山、韓国・安山、東京、埼玉≫
☆原作：Ｗ・シェイクスピア『テンペスト』
脚本：ソン・ギウン 演出：多田淳之介
自由席（整理番号つき） 一般4,000円（当日+500円）
ペア（1枚あたり）3,600円 学生2,600円 高校生以下1,000円
※上演言語：日本語・韓国語（日本語字幕のみあり）
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/typhoon/
http://www.kirari-fujimi.com/program/view/458
※埼玉の公立劇場キラリ☆ふじみで作家、演出家が登壇するイベントあり。
『颱風奇譚ができるまで』12/1（火）19：00～21：30
http://www.kirari-fujimi.com/join/view/127
●お薦めポイント●
2013年の韓国・東亜演劇賞受賞作『カルメギ』↓の名コンビによる新作。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1230175423.html
東亜演劇賞とは日本の読売演劇大賞にあたる権威ある賞で、
なんと作品賞、演出賞、視聴覚デザイン賞の三冠を受賞。
『颱風奇譚』は沙翁作『テンペスト』の背景を1920年代に置き換え、
韓国と日本の現在を照射するお芝居になると思われます。
多田さんのツイート↓によると「テーマは支配/被支配」。
https://twitter.com/GKTJ/status/625951447696322560
稽古は全て韓国で行われ、現在、韓国の南山アートセンターで上演中。
稽古場レポート（日本語訳）↓
http://www.kirari-fujimi.com/view/343
公演宣伝ビジュアル↓
https://twitter.com/nsartscenter/status/649859626767269888
韓国の観客の感想（？）↓にカーテンコールの舞台写真あり
http://blog.naver.com/ham1887/220523178795
【 海外で創作された作品の日本初演 】
○パリ市立劇場『犀』
11/21-23彩の国さいたま芸術劇場大ホール
☆出演：パリ市立劇場カンパニー
脚本：ウジェーヌ・イヨネスコ 演出：エマニュエル・ドゥマルシー＝モタ
前売一般 S席：6000円 A席：4000円
当日一般 S席：6500円 A席：4500円
U-25前売 S席：4000円 A席：2000円
U-25当日 S席：4500円 A席：2500円
劇場会員割引などあり。※フランス語上演／日本語字幕付
http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/3024
2004年パリ初演、2006年再演、2011年から世界ツアー中の作品が日本へ。
宣伝動画↓あり。演出はシャープで現代的。躍動感が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=SmF0IMgl46A
イヨネスコ作『犀』（1959年初演）は一度拝見↓したことがあります。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0524231721.html
1930年代のファシズムの台頭がモチーフになった不条理劇なんですね。
これは…今の日本に重なるのかも。ぜひ観ておきたいです。
「不条理演劇の傑作イヨネスコの『犀』が極上のエンタテインメントに！」↓
http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51974270.html」
※アンスティチュ・フランセ東京で対談あり↓
「ル・ラボ vol.8：エマニュエル・ドゥマルシー＝モタ×宮城聰」
会場：アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/le-labo-vol-8/
11月19日（木）19時～21時 一般500円、学生・会員無料。同時通訳付。
（開演１時間前よりチケットおよび整理券を配布）
○『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)』
11/21-23東京芸術劇場 プレイハウス
☆作・演出・美術・衣裳・出演：アンジェリカ・リデル
一般5,500円（当日+500円） ペア（1枚あたり）4,950円
学生3,000円 高校生以下1,000円
※上演言語：スペイン語（日本語・英語字幕あり）
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/wendys-syndrome/
2013年のウィーン芸術週間のオープニング作品。テーマは
「青春の喪失」「見捨てられたことの恐怖」「母親に対する憎悪」。
題材は「ピーターパン」「ノルウェーのウトヤ島で起きた銃乱射事件」。
スペイン生まれの女性芸術家アンジェリカ・リデルさんの
過激で美しい（そしてきっと恐ろしい）世界に覚悟して伺う予定！
○パルコ・プロデュース『Battlefield 「マハーバーラタ」より』
11/25-29新国立劇場中劇場
☆脚本：ピーター・ブルック、ジャン＝クロード・カリエール、
マリー＝エレーヌ・エティエンヌ
演出：ピーター・ブルック、マリー＝エレーヌ・エティエンヌ
7000円 U-25チケット＝3,500円
http://www.parco-play.com/web/play/battlefield/
巨匠ピーター・ブルックの新作が来日。昨年は映画↓が話題になりました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1009110852.html
1985年に上演した9時間におよぶ『マハーバーラタ』を1時間20分に凝縮。
パリ初日をご覧になった女優の中谷美紀さんの日記↓（2015/09/18）
http://www.mikinakatani.com/diary/
【 韓国からやってくる体験型作品 】
○『Being Faust – Enter Mephisto』
11/19-22東京芸術劇場シアターイースト
☆司会・進行：古屋隆太（サンプル・青年団）
構成：ピーター・リー
ドラマトゥルク：ベンヤミン・フォン・ブロムベルク
参加型2,000円（当日+500円）
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/being-faust/
なんと“参加型オンラインゲーム”とのこと！
http://www.goethe.de/ins/kr/seo/prj/fau/jaindex.htm
韓国のドイツ文化センターと、ゲーム開発者との共同製作です。
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◆４ 【ナショナル・シアター・ライヴに夢中！ 再上映＆その他】
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◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ。
http://www.ntlive.jp/
昨年から始まって、今年も素晴らしい作品を上映してくれています。
海外ドラマNAVIの記事↓
http://dramanavi.net/column/2015/07/nlt.php
2016年のラインアップ↓
https://www.facebook.com/ntlivejp/posts/1652782074966827
洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた絶品の演技は悶絶レベル！
ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください！
☆ベネディクト・カンバーバッチ主演『ハムレット』
ただいま英国で上演中の舞台を一夜に限り先行上映！（字幕なし）
https://www.tohotheater.jp/event/doripass-hamlet.html
11/06（金）20：00～23：30（予定） 3,500円
ドリパスで販売中の4会場は全て上映が成立しました。
会場：
TOHOシネマズ日本橋：https://www.dreampass.jp/e926 ※完売
TOHOシネマズ六本木ヒルズ：https://www.dreampass.jp/e927
TOHOシネマズ新宿：https://www.dreampass.jp/e928
TOHOシネマズ渋谷：https://www.dreampass.jp/e929
☆渋谷のBunkamuraル・シネマで3作品を連日夜1回ずつ上映！
http://cinefil.tokyo/_ct/16891911
・『ザ・オーディエンス』 上演時間：2時間38分
期間：11月7日(土)-13日(金) 18:50～
感想：http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0703001204.html
・『スカイライト』 上演時間：2時間42分
期間：11月27日(金)-12月4日(金) 夜上映予定 ※12/3 休映
感想：http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0704112727.html
7月と8月に1回ずつ見ました。2度見ても感動は変わらず…！
パンフレットに演出家の小川絵梨子さんのインタビューあり！
・『フランケンシュタイン』
ベネディクト博士版 2016年1月16 日(土)-22 日(金)
ベネディクト怪物版 2016年1月下旬予定
感想：http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html
☆映画監督としても有名なサム・メンデス演出『リア王』の再上映あり。
・『リア王』 上演時間：3時間37分
期間：11月13日（金）～18日（水）
会場：http://www.ntlive.jp/theater.html#theaterbox7
感想：http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0928111535.html
◎ナショナル・シアター・ライヴではないですが、2014年にアメリカで
上演された舞台の映画館上映もあります。
・ジュリー・テイモア演出『夏の夜の夢』 上映時間：2時間28分
11/13～TOHOシネマズ日本橋、大阪ステーションシティシネマ
11/20～吉祥寺オデヲン、ほか全国順次公開
http://www.culture-ville.jp/#!about3/ciuz
さまざまなメディア↓に取り上げられています。
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/08/27_03.php
http://www.fashion-press.net/news/18690
http://www.cinematoday.jp/page/N0076039
試写会＆トークセッションの記録↓
http://blog2.wowow.co.jp/event_report/2015/09/10-1.html
日本では野田秀樹作品でもお馴染みのキャサリン・ハンターさんが、
パックを演じます。私は『カフカの猿』↓がとても好きでした。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0503162658.html
演出のジュリー・テイモアさんはミュージカル『ライオンキング』でも有名。
ジャパン・ソサエティー創立１００周年記念シンポジウム
「創造の作り手、創造の届け手」↓
http://www.asahi.com/sympo/080308/taidan01.html
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◆５ 【編集後記】
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◎内容を削るために悩むのが苦しくて、「えーい、迷うぐらいなら全て
載せてしまえっ！」と書きまくったら、まぐまぐで1回に送信できる
文字数（メガバイト）を超えてしまいました…。すみません！
配信を2通に分けたのは本メルマガ史上初です…（汗）。
◎新国立演劇研修所が12期生募集（来年4月入所）の選考日程↓を発表。
https://shinobutakano.com/2015/10/24/571/
私は研修生の試演会、修了公演に加え、修了生が出演する公演も
なるべく拝見するようにしています。訓練を受けた俳優の成長が
気になるんです。数えてみたら、10月は11作品も観ていました…！
自分でユニットを立ち上げた人たちもいるので、これからも
注目していこうと思います。私も参加したワークショップのレポート↓
https://shinobutakano.com/2015/09/03/201/
◎9月、10月に東京都の高校演劇地区大会の審査員↓をさせていただきました。
https://shinobutakano.com/2015/10/13/511/
勝ち進んだ高校が出場する都大会の会場は、池袋にある東京芸術劇場の
シアターウエストとシアターイースト。日程：11/7（土）、11/8（日）
スケジュール：http://tkek.org/2015/10/18/2857
私は11/7（土）に中央地区の千早、暁星、駒込、獨協を見届ける予定。
◎東京芸術劇場で開催された「カントールと演劇の二十世紀」で
映像作品を拝見し、絵画展示も鑑賞しました。簡単な感想↓
https://shinobutakano.com/2015/10/09/456/
F/T15でも今月、ポーランド演劇についての企画が開催されます。
・タデウシュ・カントル生誕100年記念「ポーランド演劇の現在形」
http://www.festival-tokyo.jp/15/program/talk/
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/8848/
11/24（火）19:00トーク（1）「＜Polska New Theatre＞レポート」
11/25（水）19:00トーク（2）「ポーランドにおける演劇活動の現在」
11/26（木）19:00「アクロポリス」映像上映＋トーク
11/28（土）15:30「不屈の王子」映像上映＋トーク
11/29（日）15:30ディスカッション「ポーランド演劇の伝統と革新」
◎「アジア舞台芸術祭2015」の企画、上演が充実しています。
http://www.butai.asia/j/
・国際共同制作ワークショップ作品上演会『雨』
11/10(火)水天宮ピット 小スタジオ1・2
11/13(金) ～14(土) 東京芸術劇場シアターイースト
☆出演：オーディション合格者
演出：インドネシア、フィリピン、台湾の演出家
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=69154
・国際共同クリエーション公演『黄金のごはん食堂』
11/13-15東京芸術劇場シアターイースト
☆出演：猪俣三四郎、小山萌子、遠藤祐太朗、高田賢一、小林亜美、
林大樹、出崎洋樹
脚本・演出：ソ・ジヘ（韓国）
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68994
・APAFアートキャンプ「共同創作の意義を考える」
11月10日（火）水天宮ピット・中スタジオ2
16:30-18:00 フォーラム（講師：ジヘ、カゲ）
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=69158
11月14日（土）東京芸術劇場シンフォニースペース
13:00-15:00 ラウンドテーブル「コラボレーションの意義、その可能性」
登壇者：ショーネッド・ヒューズ 多田淳之介 チョイ・カファイ
フィリップ・ブスマン 丸岡ひろみ 宮城聰
司会：藤原ちから
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=69159
11月15日（日）東京芸術劇場シアターイースト
4:00-15:30 フォーラム（講師：ルタキオ ボーユエン イベッド 出演者）
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=69159
11月17日（火）東京芸術劇場アトリエ
18:30-21:30 最終プレゼンテーション
無料・要予約 ↓こりっちでカンタン予約！
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=69160
◎おすすめ舞台中継など on TV（おすすめがある時だけ掲載）
【NHK BSプレミアム】11月2日（月）0時00分～2時48分[11月1日（日）深夜]
世田谷パブリックシアター＋文学座＋兵庫県立芸術文化センター
『トロイラスとクレシダ』
出演：浦井健治 ソニン 岡本健一 渡辺徹 今井朋彦 吉田栄作 江守徹 他
作：シェイクスピア 演出：鵜山仁
http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2015-11-01/10/28849/2646113/
舞台写真つきレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0717163104.html
【WOWOWライブ】11/7（土）よる8:30～
ホリプロ『デスノート The Musical』
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107454/
主演：柿澤勇人×小池徹平
音楽：フランク・ワイルドホーン 演出：栗山民也
レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0408212956.html
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2015年10月は下記の5作品を拝見しました（順不同）。
・「彌勒 MIROKU」←こだわりというより自己満足じゃないかなぁ…。
http://0369.jp/
・「王妃の館」←映画でパリ観光。それで満足とする。
http://www.ouhi-movie.jp/
・「三里塚に生きる」←成田空港反対運動の当時と今。身につまされる。
http://sanrizukaniikiru.com/
・「龍三と七人の子分たち」←暴力で他人を動かす人々…ほとほと嫌気。
http://ryuzo7.jp/
・「エイプリルフールズ」←松坂桃李さんの演技がとても良かった。
http://aprilfools.jp/
◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました！
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
１時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪
◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました（2015年2月）。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html
◎当メルマガがまぐまぐ大賞2014・無料部門の
エンターテイメント・ジャンルで4位に入賞↓しました！
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html
まぐまぐ↓「【演劇好き必読】珠玉の演劇上演情報を無料で手に入れる！」
http://www.mag2.com/p/news/3886
◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい！
「受かりました！」と言われるともっと嬉しい♪
「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
http://www.shinobu-review.jp/contact/
※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。
◎ツイッターやってます！フォロワー約6300人に感謝♪
⇒ @shinorev ： http://twitter.com/shinorev
観劇感想の速報もたまにつぶやきます。
震災・原発事故、選挙関連のリツイートも多いです。
◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
http://www.shinobu-review.jp/contact/
◎「CoRich（こりっち）舞台芸術！」で
http://stage.corich.jp/
いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索！
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アプリでチラシ拡大可能！「あと○日で開幕・終幕」がわかって便利。
最新版では「観たい！」「観てきた！」コメントも表示されます。
◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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