演劇ジャーナリストの徳永京子さんが責任者をつとめるProduce lab 89(プロデュースラボ・ハチジュウキュウ)。10年前に亡くなった作家の倉橋由美子さんの作品を朗読する『夜の入り口』は、2012年から始まって今回が第4シーズン。私は第1シーズン「大人のための残酷物語」を1度拝見しています。今回取り上げる小説は「ポポイ」でした。
producelab89 『夜の入り口』第4シーズン─倉橋由美子「ポポイ」。19才の美少年の首と、その世話をする婚約済み女性のエロティックで残酷な大人のSFドラマ。4人の朗読で75分。いつも通りお話も面白いけど、鈴木光介さんの作曲、生演奏がとても良かった!明日も満席で当日券なし。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 11月 12
⇒CoRich舞台芸術!『夜の入り口「ポポイ」』
レビューは記録のみ
≪作品紹介≫ 公式サイトより
これまで、さまざまなリーディングで倉橋由美子の世界を
形にしてきた『夜の入り口』。
第4弾となる今回は、もともとラジオドラマのために
書かれたという中編『ポポイ』を選びました。
名家の子女でありながら、
常識の枠に囚われない感性と行動力を持つ女子大生・舞が、
医療機関の研究者である婚約者・佐伯さんから頼まれて、
割腹自殺をした美しい青年テロリストの
“生きる首”の世話をして暮らす日々──。
およそ突拍子もない設定が、簡潔でイメージ豊かな筆致によって、
この世界のどこか美しいところに実在する物語へと
変わっていく倉橋の魔法が、
4人の俳優とひとりのミュージシャンによって甦ります。
豪華な出演者に注目していただくと共に、
知的なユーモアとエロスに加え、若さと退廃が
交互に寄せては返す「ポポイ」の世界を、どうぞご堪能ください。
≪ここまで≫
第4シーズン 倉橋由美子「ポポイ」
出演:粟根まこと(劇団☆新感線) 佐藤真弓(猫のホテル) 須賀貴匡 村岡希美(ナイロン100℃)
演奏:鈴木光介(時々自動)
スペシャルトークイベント
12日(木) 20時30分~ 古屋美登里 (翻訳家) × 豊崎由美 (書評家、フリーライター)
13日(金) 20時30分~ 古屋美登里 (翻訳家) × 大本眞基子 (声優)
料金:2,500円(全席自由)+ドリンク代
http://producelab89.com/2015/10/759
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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