【提案/ハラスメント50】ジャニーズ事務所が「故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応」を公開【映画界のmetoo運動(14)】

 【ハラスメント】カテゴリーの50番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 映画業界の性暴力報道に関する情報の14個目(⇒12345678910111213)で、ジャニー喜多川氏に関するまとめの続きです(⇒前回)。

 ジャニーズ事務所が「故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応」を公開しました。経営者が公式に謝罪をしたことは非常に喜ばしいです。相談希望者のための外部窓口を今月中に設置するとのこと。引き続き注視していきます。

 公式見解の発表を予告していたせいか報道も大量です。文春オンラインは、今回の謝罪に「ジャニー氏の性加害が“事務所ぐるみ”であったこと」への言及がないと指摘していました。他には「取締役会も開かれないほどの異常な経営」、「裁判の詳細は調べればわかることであり、裁判後も事態を取締役として放置し続けた責任は非常に重い」など。

【ワークショップ】西村壮悟「スコット・ウィリアムズ特別ワークショップ2023(対面開催)」①07/02-07/06、②07/08-07/10、③07/11、④07/12実施※〆切なし(先着順、メールのみ)

 西村壮悟さんが英国からスコット・ウィリアムズさんを招聘し、対面のワークショップを実施します。過去に2度、オンラインのワークショップがありました(⇒12)。俳優指導者養成ゼミ(オンライン)でも2度、特別講師として招かれていました(⇒2021年2022年)。
 4つのクラスのうち③Teaching Impulse(講師養成クラス)は俳優指導者だけでなく演出家も参加可能です。詳細は公式サイトでご確認ください。ハラスメント防止対策、相談窓口あり。

【ワークショップ&レクチャー】東京芸術劇場「ドイツ/移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー」06/14-06/21実施※ワークショップ〆切は5/25(木)17:00、レクチャーは先着順(専用フォームあり)

 ドイツの演出家ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス氏と、ケルン市立劇場のドラマトゥルクであるスタヴルーラ・パナヨターキ氏を招いた、ドキュメンタリー演劇ワークショップ(対面)とレクチャー(Zoom)の情報です。詳細は公式サイトでご確認ください。
 ※言語:ドイツ語(日本語通訳付き)
 ※ハラスメント対策等については主催者にお問い合わせください。

 ドキュメンタリー演劇をどのように創作するのか、その手法をワークショップで体験しながら学ぶとのこと。カーリス氏は2023年1月に、ウクライナ難民の俳優と創作をした『EXIL』をケルン市立劇場で上演しています。

【稽古場情報】水天宮ピット「小スタジオ1、2、3『2023年10月~2024年3月使用期間分』の選考申込受付中」※05/31〆切(郵送または持参)

水天宮ピット
水天宮ピット

 東京芸術劇場が運営する稽古場「水天宮ピット」が小スタジオ1・2・3について(⇒フロアアガイド)、2023年下半期の選考申込を受け付けています(⇒前回の告知)。
 ※大・中スタジオも申込受付中ですが、使用対象期間は異なります。

 以下は水天宮ピットのメールマガジンからの情報です。
 ⇒2010年・無料使用感想レポート(PDF)
 ⇒料金体系

★2023年11~12月に工事予定だった大スタジオに空きがあるそうです。
各スタジオの空き日 URL:
https://akibi.geigeki.jp/suitengu/

【提案/ハラスメント49】劇作家女子会。 が「持続可能な演劇のための憲章」を公開【演劇界のmetoo運動(15)】

 【ハラスメント】カテゴリーの49番目です(⇒前回の投稿)。2022年末のまとめ投稿の下の方に、【ハラスメント】投稿の過去リンクを羅列してあります。

 【演劇界のmetoo運動】(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)の15番目です。

 劇作家女子会。 が2023年3月1日に「持続可能な演劇のための憲章」を公開しました。拙サイトへの情報掲載は約2ヶ月遅れです。すみません。公式のツイートへの引用ツイートから賛同者のコメント等が読めます。

 ⇒共同通信の記事「ジェンダーの透視図 (4) 演劇 尊重し合える関係築きたい 安心で平等な創作現場を」(2023年5月2日)