【ワークショップ】Age Global Networks「前田司郎・俳優ワークショップ2017」06/06-11実施※5/26〆切(メールのみ)

 劇作家、演出家、映画監督の前田司郎さん(五反田団)が講師をつとめる俳優向けワークショップが開催されます。詳細は以下のツイッターの画像でご確認ください。⇒前回の紹介記事

 期間:2017年6月6日~11日(6日間)
 参加費:32000円(税込)
 対象:前田司郎のワークショップを受けたことのない方。年齢、経験不問。
 〆切:5/26(メールのみ)

新ロイヤル大衆舎『王将』04/27-05/14小劇場 楽園

 福田転球、大堀こういち、長塚圭史、山内圭哉さんが立ち上げた新団体「新ロイヤル大衆舎」の旗揚げ公演は、北條秀司作『王将』の三部作一挙上演です。長塚圭史さんが構成台本と演出を手掛けられました。

 上演時間は第一部105分、第二部105分、第三部130分。私は第三部のみ拝見しました。80席というとても小さな劇場でこの顔ぶれ。早めに行きましたが当日券もなかったです。レビューは記録程度です。

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【ご報告】第61回岸田國士戯曲賞授賞式に出席いたしました(受賞作:上田誠作『来てけつかるべき新世界』)04/17日本出版クラブ会館・鳳凰の間

 岸田國士戯曲賞授賞式に出席させていただきました(⇒昨年)。受賞作はヨーロッパ企画『来てけつかるべき新世界』(作:上田誠)です。

CATプロデュース『Defiled -ディファイルド-』04/05-05/07 DDD AOYAMA CROSS THEATER

 『Defiled -ディファイルド-』は2000年米国初演の男性二人芝居です。日本では2001年、2004年に上演され、私は2001年初演版(出演:長塚京三、大沢たかお)を観ています。演出は今回も鈴木勝秀さん。

 主催者であるシーエイティプロデュースは、約200席のDDD青山クロスシアターで今年4月から200日間、演劇とミュージカルのロングラン上演をするそうです。『Defiled』はその第一弾で、第二弾は5月公演『ミュージカル I LOVE A PIANO』、第三弾は8月公演『Glorious!』です。4/2に終演した『スーツの男たち』も80席弱の小劇場での上演でした。

劇団青年座『わが兄の弟‐贋作アントン・チェーホフ傳』04/07-16紀伊國屋ホール

 マキノノゾミさんの新作を宮田慶子さんが演出する劇団青年座の公演は、『MOTHER』『フユヒコ』『赤シャツ』『横濱短篇ホテル』に続いて5作目。私は『MOTHER』(青年座ではない)と『赤シャツ』を拝見したことがあります。上演時間は約2時間30分(休憩15分を含む)。

 若き日のチェーホフの評伝劇ということで、四大戯曲『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』や、短編集などから引用されていることがわかります。「若い頃のチェーホフの実体験が、あの名作を生み出したのだろうな~」と想像させる、愛情のこもったフィクションでした。題名の『わが兄の弟』はチェーホフのペンネームのひとつとのこと。