パルコ・プロデュース『アンチゴーヌ』01/09-27新国立劇場小劇場THE PIT

 フランスの劇作家ジャン・アヌイによる1944年の戯曲を栗山民也さんが演出されます。岩切正一郎さんによる新訳です。今月のメルマガでお薦めNo.1としてご紹介していました。初日は約2時間10分、休憩なし。

 舞台が、近い!めちゃ贅沢!! 開演したら1階席には座れません。遅刻厳禁ですよ~。東京公演の後、長野、京都、愛知、福岡公演あり!

 パンフレット(1500円)には栗山さんの長文の寄稿があります。観る前に読んでおくと、このお芝居の観方のヒントになると思います。立ち止まって振り返るために、本棚に大切にしまっておきたい一冊です。稽古場写真もグっときます。

to R mansion『The Wonderful Parade』01/13-15シアタートラム

 to R mansion(トゥー・アール・マンション)の第5回世田谷区芸術アワード“飛翔”舞台芸術部門受賞作品『The Wonderful Parade』を拝見。上演時間は約1時間10分。

 楽しかった♪小さなお子様もOK!暗闇を使ったイリュージョン、パントマイム、マジック、影絵など盛りだくさんのパフォーマンス。こまばアゴラ劇場より広いシアタートラムで、大がかりな装置もあって、天井の高さも活きていた気がします。

 劇中で大活躍の指輪が物販で売ってますよ~!たしか400円。
 日曜日の夜は残席あり。整理番号順、自由席。お気軽にどうぞ~!

青年団リンク ホエイ『郷愁の丘ロマントピア』01/11-21こまばアゴラ劇場

 山田百次さんが作・演出・出演し、河村竜也さんが出演・プロデュースする青年団リンク ホエイの新作は、『珈琲法要』『麦とクシャミ』に続く北海道三部作の第三部。約1時間40分。

 戦後から現在の夕張を庶民の視点で綴ります。いずれ近いうちに私に訪れるであろう未来が描かれていました。
 日本の炭鉱を描いたお芝居といえば、九州を舞台にした鄭義信さん作・演出の『パーマ屋スミレ』があります。今作で夕張の炭鉱のことも知れて、疑似体験できて、良かったです。山田さんの前説でも勧められますが、開演前にパンフレットを見ておくといいと思います。

 『珈琲法要』は1/27(土) ~2/1(木)に札幌公演↓あり。

Bunkamura『プルートゥ(再演)』01/06-28 Bunkamuraシアターコクーン

 今月のメルマガでご紹介した公演です。原作未読で初演も観ておらず、前情報もほとんど頭に入れずに拝見しました。上演時間は約3時間、途中休憩15分を含む。面白かった~~~!!昨日の情報ですが大阪公演はまだ残席あるようです!ライブで体験してくださいませー!