世田谷パブリックシアター・地域の物語ワークショップ2018「『生と性をめぐるささやかな冒険』発表会」03/18シアタートラム

 世田谷パブリックシアターが20年に渡り実施している市民参加ワークショップ「地域の物語」。『生と性をめぐるささやかな冒険』は2016年、2017年から引き継がれたテーマで、今回が3年目です。私は昨年拝見しました。上演時間は約1時間40分。11時開演の回は終演後に観客への質問タイムあり。

 私はこれで「地域の物語」を計3回観たと思いますが、毎度衝撃を受け、感動します。発表会の日程が公開されたらスケジュール帳に書き込み必須!

 国会での虚偽答弁、公文書改ざんが次々と明るみに出るという、この上なく恥ずかしいことが起こっていますので(涙)、本当のことを語り、それを共有することがいかに大切か、その偉大な力を再び思い知った心持ちです。

Bellrings Seminarhouse『三月の5日間』03/15-24ベルリンセミナーハウス

 山縣太一さんが演出される岡田利規作『三月の5日間』を拝見。アウトレイジ版、リリックリエーションなどとも呼ばれています。上演時間は約1時間30分、途中休憩10分を含む。

 会場は民家とのことでしたが、想像していたよりもずっと劇場らしい空間でした。最前列桟敷席で腰は少々つらかったですが、至近距離で堪能できて、とても楽しかったです。小劇場演劇の愉楽ですね。

劇団 短距離男道ミサイル『走れタカシ~僕が福島まで走った理由(わけ)~』03/09、11「劇」小劇場

 劇団 短距離男道ミサイルの澤野正樹さんが、日本演出者協会「若手演出家コンクール2017」最終審査会に出場されました。全国から89名の応募があり、15名にしぼられた後、本選(最終審査会)に参加したのは4名(笠浦静花、神谷尚吾、澤野正樹、松森モヘー)。賞金は50万円。観客賞あり。

 上演されたのは昨年、東北六県+九州二都市ツアーを行った『走れタカシ~僕が福島まで走った理由(わけ)~』。私は仙台公演に続き、2度目になります。東日本大震災からちょうど7年目の3/11、14時開演ということで、劇中に黙祷の時間ももうけられたスペシャル・バージョンでした。

 「CoRich舞台芸術まつり!2017春」グランプリに続いて、日本演出者協会「若手演出家コンクール2017」でも最優秀賞、観客賞に輝きました!おめでとうございます!!

 ※コンクールでの上演内容は動画で全編公開されています。

hataBow企画『人形の家』03/07-11中野あくとれ

 保可南さんと熊坂理恵子さんが出演されているので観に行きました。お二人とも新国立劇場演劇研修所の修了生で、保さんは2期生、熊坂さんは3期生です。同じ事務所なんですね。
 ⇒【つぶやき】新国立劇場演劇研修所・修了生の活躍状況(2016年8月)