彩の国さいたま芸術劇場/ホリプロ『尺には尺を』05/25-06/11彩の国さいたま芸術劇場大ホール

尺には尺を
尺には尺を

 蜷川幸雄さんがシェイクスピア戯曲を演出される彩の国シェイクスピア・シリーズ第32弾。5月12日に蜷川さんは亡くなりましたが(⇒【ご報告】)、蜷川作品としてちゃんと幕が開き、上演されていることに感動しました。全37作品上演に向けてシリーズは続くそうです。どなたが演出されるのかも含め、楽しみですね。

 沙翁劇の中でも『尺には尺を』は問題劇と分類されるもので、私は2005年に拝見していました。今作も、とても、面白かったです。問題劇、いいなー!

 ⇒CoRich舞台芸術!『尺には尺を

 ↑ ×愛あふる ○愛あふれる 失礼いたしました。

以下はほぼ記録のみ。

the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』01/07-10シアター風姿花伝

背信 | ブルールーム
背信 | ブルールーム

 「the PLAY/GROUND」は俳優の井上裕朗さんが“管理人”をつとめる俳優のグループです。2015年からストレート・プレイのワークショップを継続開催し、とうとう発表公演を開催。井上さんと薛珠麗さんが共同で翻訳・演出・翻訳協力をされています。

 私は1/7(木)の15:30「ブルールーム」ver.Bと19:00「背信」を拝見。

 装置も生演奏もある本格的な公演になっていましたが、素舞台のワークショップ発表会にしても良かったんじゃないかなと思いました。両方ともがとてもいい戯曲なのもあって、俳優の力量の差が目立つんですよね。今後も活動を継続されるようなので「俳優が守られている、俳優のための場」に期待します。

 ⇒CoRich舞台芸術!『背信 | ブルールーム
 続きは記録のみ。

カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット 静岡限定版』05/04-05静岡市役所・御幸通り側玄関前ステージ

 「ふじのくに野外芸術フェスタ2016」の「ストレンジシード」で小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラの『ロミオとジュリエット 静岡限定版』を拝見。公式レポートによると、私が観た5/4と同様、5/5も強風だったんですね(笑)。上演時間は約40分。

 ⇒【記録】「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」と「ふじのくに野外芸術フェスタ2016」

あんまりにもかっこいいから舞台写真を無断転載。撮影:山口真由子
あんまりにもかっこいいから舞台写真を無断転載。撮影:山口真由子

【記録】「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」と「ふじのくに野外芸術フェスタ2016」

 ゴールデンウィークは例年通りの静岡行脚でございました。「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」の招聘演目すべてと、同時開催されていた「ふじのくに野外芸術フェスタ2016」でSPAC新作『イナバとナバホの白兎』と野外大道芸のフェスティバル「ストレンジシード」の数作を拝見。幸せだった…♪

 ⇒【写真レポート】SPAC「宮城聰による舞台芸術の日仏交流に関する講演会」03/22日仏会館
 ⇒【写真レポート】SPAC「「ふじのくに⇔せかい演劇祭2016」ラインナップ発表会」03/22日仏会館

舞台芸術公園BOXシアター前
舞台芸術公園BOXシアター前

 観た作品を記録しておきます。短編も合わせて合計14作品でしょうか。

ミクニヤナイハラプロジェクト『東京ノート』03/24-28吉祥寺シアター

東京ノート
東京ノート

 ミクニヤナイハラプロジェクトは劇作家、演出家、振付家、ダンサーの矢内原美邦さんが主宰する演劇ユニットです。矢内原さんは『前向き!タイモン』で岸田國士戯曲賞を受賞されており、Nibrollという集団にも所属されています。

 「CoRich舞台芸術まつり!2016春」の審査員として拝見しました(⇒109本中の10本に選出 ⇒応募内容)。※レビューはCoRich舞台芸術!に書きます。下記にも転載しました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『東京ノート
 ⇒togetter「吉祥寺シアター10周年記念公演 2016 ミクニヤナイハラ『東京ノート 』

前向き!タイモン
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