木ノ下裕一さんが監修・補綴・主宰される木ノ下歌舞伎の新作です。今回の演出はFUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介さん。CoRich舞台芸術まつり!グランプリ受賞者同士で、昨年インタビュー↓をさせていただきました。
⇒FUKAIPRODUCE羽衣『耳のトンネル』スケールアップ再演記念・特別インタビュー
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」約2時間弱。糸井幸之介さんの楽曲に一曲目からホロリ。心中ものは得意じゃないけど最後ボロ泣き。歌舞伎と現代劇の交ぜ具合が愉快で、実は原作にかなり忠実とのこと。庶民的な身近さこそ感動の要因と思うが、さらなる洗練が欲しい気も。平均台が折り重なる美術が刺激的。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 9月 24
木ノ下歌舞伎「心中天の網島」について、戯曲(近松版と糸井版)全部掲載の冊子が後日刊行予定。なんと5楽曲全て収録のCDも付いて2,000円台を予定。絶対買うっ!そうだ、ロビーで予約販売してました。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2015, 9月 24
⇒CoRich舞台芸術!『心中天の網島』
レビューは記録のみ。
【心中天の網島】昨日、全ステージ終了いたしました!たくさんのご来場、誠にありがとうございました。関係者各位にも心から御礼申し上げます。
またこのメンバーで皆様とお会いできますように。今後ともよろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/1JSdWQZyss
— 木ノ下歌舞伎 (@KINOSHITAkabuki) 2015, 10月 8
≪あらすじ≫ 公式サイトより
大坂天満の紙屋主人・治兵衛は、妻子ある身ながら、遊女・小春と深く馴染み、ひそかに心中の約束をしていた。
しかしある日、治兵衛は、小春が「死にたくない」と告白するのを耳にする。治兵衛は激怒して小春に別れを言い渡すが、実は小春は、治兵衛の女房・おさんに頼まれてわざと愛想づかしをしていたのだった。
その事実を知った治兵衛は、小春がひとり死ぬつもりであることを悟る。
治兵衛とおさんは小春を殺すまいとするが、おさんの実父・五左衛門が現れ、おさんは実家へ連れ戻されてしまった。
その夜、治兵衛は小春を連れ出し、死への道行を歩みはじめる……。
≪ここまで≫
≪京都、東京≫
【出演】
紙屋治兵衛 … 日髙啓介
紀の国屋小春 … 島田桃子
おさん … 伊東沙保
粉屋孫右衛門 … 武谷公雄
太兵衛 … 小林タクシー
治兵衛叔母(おさん母) … 西田夏奈子
丁稚三五郎・太兵衛相棒 … 若松朋茂
作|近松門左衛門
監修・補綴|木ノ下裕一
演出・作詞・音楽|糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
音楽監修|manzo 舞台監督|大鹿展明 美術|島次郎 照明|中山奈美 音響|小早川保隆×齋藤学 衣裳|大野知英 所作指導|宗山史 文芸|関亜弓 補綴助手|稲垣貴俊 演出助手|中村未希 演出部|岩澤哲野 宣伝美術|外山央 宣伝写真|東直子 特設Webサイト|加藤和也(FAIFAI) 制作|本郷麻衣 制作補|堀朝美 三栖千陽 制作協力|坂田厚子 企画・製作・主催|木ノ下歌舞伎 共催|アトリエ劇研[京都公演] 提携|(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場[東京公演] 助成|芸術文化振興基金 公益財団法人セゾン文化財団
【発売日】2015/08/01
料金[日時指定・入場整理番号付き自由席]一般¥3,300 U-25¥2,500 高校生以下¥1,000(予約のみ)
http://kinoshita-kabuki.org/amishima/
http://www.komaba-agora.com/play/1677
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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