名取事務所『象』①(別役実作、眞鍋卓嗣演出)約2時間20分、休10分込。原爆で出来た背中のケロイドが自慢の男が、病院から再び街に出ようとする。眞鍋演出でいつも感じるのは柔らかさと優しさ。ケロイド男の願いが純で行動と一致してたから、それを信じて物語を追えた。森尾舞さん存在感大きい。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月28日
名取事務所『象』②目から流れる涙が天に向かい、自分は涙にぶら下がる魚のよう。逆さになって、水中から月を見上げて空に浮き上がろうにも、自分から深く被った黒い雨傘が邪魔して顔さえ出せない。浮かぶことは死でもある。このヒバクシャの立場を初めて咀嚼できた気がする。チラシのイラストですね。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月28日
名取事務所『象』③気になったのは病人が少々元気過ぎるところかな(笑)。別役さんが20代中盤の頃の作品…物凄い。『象』は新国立劇場でも深津篤史演出で2度上演。日本の現代演劇史を学ぶなら絶対に欠かせない戯曲。未見の方はこの機会にどうぞ。若い方も挑戦してみて下さい。完。
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月28日
名取事務所プロデュース、別役実作『象』本日初日!19時から下北沢B1でお待ちしております。今からゲネプロです。https://t.co/rAqtDAUz40
— 眞鍋卓嗣 (@MNBCK) 2016年9月28日
⇒CoRich舞台芸術!『象』
[エンタメ] 上演:別役実の「象」を俳優座の眞鍋演出 https://t.co/31wuWwr5yq
— 毎日新聞bot [test] (@MainichiShimbun) 2016年9月26日
昨日、別役実さんが『象』を観に来て下さり、(ここでは詳しく書けませんが)大変なお褒めの言葉をくださった。震えた。本当に嬉しかった。
2016年9月30日は忘れられない日になりました。— 眞鍋卓嗣 (@MNBCK) 2016年10月1日
【海外公演】ホームページに掲載されてます!「象」ロシア公演(ボリショイドラマ劇場)6/2.3 2018 https://t.co/ZL4MR7Akuz
— 眞鍋卓嗣 (@MNBCK) 2018年5月25日
別役実 海外交流シリーズ第7作目
[出演]病人の妻:新井純 男(病人の甥?):吉野悠我 病人(ケロイドのある男):内田龍磨 医師:山口眞司 看護婦:森尾舞 通行人1(鉛入りの杖を持つ貧しい紳士):松本光史 通行人2(軽い杖を持つ紳士):森源次郎 白衣の男1:馬場太史 白衣の男2:杉林健生 リヤカーの男:小島とら
作: 別役実 演出: 眞鍋卓嗣 美術:石井みつる 照明:桜井真澄 音響:井出比呂之 衣裳:樋口藍 特殊メイク監修:江口悦子 舞台監督:小島とら 演出助手:山本しのみ 制作:栗原暢隆 プロデューサー:名取敏行 製作:名取事務所
前売:4,000円
当日:4,500円
その他:シニア(70歳以上)3,000円 学生2,000円 (名取事務所のみ取り扱い)(税込)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=35012&
http://www.nato.jp/prof/prof_2016_zou.html
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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