中スタジオで開催中の「塩田千春展「鍵のかかった部屋」」初日も目当てに、9/14ソワレを拝見。これからご覧になる方はホールと中スタジオを是非ともハシゴしてください!
KAAT「マハゴニー市の興亡」①白井晃演出のホール公演3度目もまた劇場入るなり驚いた。広大な斜め!「三文オペラ」大好きだから音楽(スガダイロー)楽しい♪崩した「乙女の祈り」とか。生演奏贅沢。娼婦ダンサーズ超カッコいい(Ruu振付)! pic.twitter.com/qTKOlpOnwg
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月14日
KAAT「マハゴニー市の興亡」②ブレヒトの異化効果を重視してか演技も歌も過剰な盛り上がりを敢えて避けてたのかな。個人的には物足りなかった。いつもながら文学座の櫻井章喜さんが素晴らしい。塩田千春展「 #鍵のかかった部屋 」とのハシゴを超絶お薦め!これが白井芸術監督のKAATなのね!
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月14日
KAAT神奈川芸術劇場ホールでの白井晃演出作品を観るのは4度目でした。失礼しました。「Lost Memory Theatre」「ペール・ギュント」「夢の劇 -ドリーム・プレイ-」「マハゴニー市の興亡」 https://t.co/GuHHuOXAWV
— 高野しのぶ (@shinorev) 2016年9月14日
⇒CoRich舞台芸術!『マハゴニー市の興亡』
≪あらすじ≫ 公式サイトより
荒野の真ん中で1台のトラックが故障して動かなくなった。中には売春斡旋と詐欺の容疑で指名手配中の逃亡犯、ベグビック(中尾ミエ)、ファッティ(古谷一行)、モーゼ(上條恒彦)が乗っていた。3人はトラックがもうこれ以上動かないと分かると、この地に「マハゴニー」という楽園の街を作り、やって来る男たちから金を巻き上げようと考えた。 アラスカで樵(きこり)をしていたジム(山本耕史)、ジャック、ビル、ジョーの4人の男たちは、貯めたお金を持ってマハゴニーへ行こうと旅支度をする。この先に待っている酒や女やギャンブルといった、素晴らしい世界を思い浮かべながら。4人の樵たちがマハゴニーの港に着くと、ベグビックが売春婦のジェニー(マルシア)と6人の女たちを連れてやって来た。べグビックは早速娘たちを売り込むが、しかし結局はジムがその売春婦ジェニーを買った。そして男たちはべグビックたちに連れられマハゴニーの街へ向かう・・・。
≪ここまで≫
KAAT神奈川芸術劇場で松井周さんと『ルーツ』の台本打ち合わせをして、その後、ホールで『マハゴニー市の興亡』を観て来たのでした。こういう贅沢な空間の使い方をしてみたい!と思っていたことを実現していて、ここは白井さんが芸術監督の劇場なんだなー、って改めて思って、なんかアガった。
— 杉原邦生 Kunio Sugihara (@kuniooooooooo) 2016年9月9日
「マハゴニー市の興亡」稽古風景の動画が到着、酒を片手に歌う山本耕史 https://t.co/wSzMDRT5Za pic.twitter.com/FunHubsVzs
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2016年8月30日
「マハゴニー市の興亡」9月22日まで、白井晃が観客に「私から指令がいくかも」 https://t.co/ZQwxoacgjJ pic.twitter.com/hI0CP6GiTG
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2016年9月9日
【先週のニュースランキング】2位
山本耕史らが欲望と快楽に溺れる『マハゴニー市の興亡』開幕!現代に蘇った問題作、ゲネプロ&会見レポート | エンタステージ#山本耕史 #マルシア #中尾ミエ #上條恒彦 #古谷一行 #白井晃https://t.co/Df4MiCSUzL— エンタステージ (@enterstage_jp) 2016年9月14日
ここからネタバレします。
天井から降りてくる照明(看板)が多かったんですが、私は傘を被ったタイプのランプが降りてくるのがとても好きです。昔、世田谷パブリックシアターで上演された白井演出『ルル』で感動したんですよね。
出演者の舞台での居方(いかた)、観客との関係性(の選択)がよくわかりませんでした。異化効果は「盛り上げ過ぎないこと」じゃないと思うんですけどね…。いつでも軽やかに冷や水を浴びせてくれれば、観客は一緒に熱くなっていてもすぐに冷められると思います。この作品に限らず、私はブレヒト劇を心底面白がって観られた経験が少ないかもしれません。
出演:山本耕史 マルシア 中尾ミエ 上條恒彦 古谷一行 細見大輔 櫻井章喜 辰巳智秋 Ruu 明樂哲典 伊勢大貴 加藤義宗 岸田研二 木村雅彦 今野晶乃 SALLY 鈴木崇乃 遠山悠介 長友郁真 NAMImonroe 橋本由希子 早瀬マミ 村田慶介 薬丸翔 山﨑将平 吉田哲也 立崇なおと
ミュージシャン:
竹内直(サックス・バスクラ)
ギデオン・ジュークス(チューバ)
石川広行(トランペット)
石若駿(ドラムス)
スガダイロー(ピアノ)
作:ベルトルト・ブレヒト
作曲:クルト・ヴァイル
翻訳:酒寄進一
演出・上演台本・訳詞:白井晃
音楽監督/ピアノ:スガダイロー
振付:Ruu
舞台美術:二村周作
照明:齋藤茂男
音響:井上正弘
衣裳:伊藤佐智子
ヘアメイク:稲垣亮弐
アクション:渥美博
映像:栗山聡之
演出助手:西祐子
歌唱指導:満田恵子
稽古ピアノ・訳詞協力:下村朋加
舞台監督:山口英峰
プロダクション・マネージャー:安田武司
技術監督:堀内真人
宣伝:ディップス・プラネット
プロデューサー:伊藤文一
制作銃括:崎山敦彦
法務アドバイザー:福井健策
宣伝美術:加藤秀幸(グラインドハウス)
宣伝写真:伊藤大介 (SIGNO)
宣伝スタイリング:伊藤佐智子
宣伝ヘアメイク:稲垣亮弐
主催:KAAT神奈川芸術劇場
チケット(税込・マハゴニー市民席以外は全席指定)
▼本公演
S席8,500円
A席7,500円
B席5,000円
3階席2,000円
マハゴニー市民席(舞台上特設客席・自由席/入場整理番号付)5,000円
▼U24(24歳以下):4,250円
高校生以下:1,000円
シルバー:8,000円
▼プレビュー公演
一般5,000円
マハゴニー市民席(舞台上特設客席・自由席/入場整理番号付)3,000円
http://www.mahagonny.jp/
http://www.kaat.jp/d/mahagonny
※クレジットはわかる範囲で載せています(順不同)。間違っている可能性があります。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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