「悲劇喜劇」で蜷川幸雄さんの特集が組まれています(⇒関連記録)。
誠に僭越ながら、「わたしの蜷川幸雄作品ベスト3」に参加させていただきました。順位をつけられなかったので順不同で3作品を選びました。劇評家や研究者、演劇ジャーナリスト、ライター、編集者、劇場職員の方々のベスト3を見ていると、蜷川さんのお仕事の幅広さに改めて驚かされます。
ベスト3参加者は60人ほどですが、その前後に寄稿が多数掲載されています。七字英輔さんによると「(蜷川さんの)ちょうど半世紀にわたる演出家人生において、舞台作品は180作を超える」とのこと。戯曲を提供したアーティスト(岩松了さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん)の談話などもあります。また、特集ではなく連載ですが、演劇時評(杉山弘さんと徳永京子さんの対談形式・最終回)も非常に読みごたえがありました。どうぞお買い求めください。
【あさって6日(土)発売】「悲劇喜劇」2016年9月号の特集は「追悼・蜷川幸雄」。掲載戯曲は『ビニールの城』(唐十郎)と『遊侠 沓掛時次郎』(北村想)です。 https://t.co/A8TkaIVNTu pic.twitter.com/9OcbTKsQWd
— 早川書房 (@Hayakawashobo) 2016年8月4日
明日発売の「悲劇喜劇」蜷川さんの追悼特集の執筆陣がすごい。トム・ストッパードにカズオ・イシグロ、安藤忠雄、横尾忠則などなど……。個人的には三田和代さんの言葉が特に読みたい。 https://t.co/hYAlDyF05b
— 徳永京子 (@k_tokunaga) 2016年8月5日
月刊シアターガイドでも2016年8月号、9月号の2号連続で「ありがとう、蜷川幸雄さん。」の前編・後編を巻末特集しています。
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