2016年7月のお薦め舞台7本+αをご紹介します。
まぐまぐ大賞2014・無料部門・エンターテイメント・ジャンルで4位入賞したメルマガです♪
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 141 2016.07.01 2,344部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎東京の梅雨は寒い…!私、まだ衣替えができておりません…(汗)。
7/10(日)は参議院選挙です。投票に行きましょう!
舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!
◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め7本+α】
◎No.1→カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』
07/15-18東京芸術劇場シアターイースト
≪愛知、福島、広島、宮崎、東京、石川≫
http://www.onoderan.jp/website/
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→Ex Machina『887(ロベール・ルパージュ一人芝居)』
06/23-26東京芸術劇場プレイハウス
メルマガ号外:https://shinobutakano.com/2016/06/25/2279/
※7月2日~3日に新潟公演あり!
◆3【もうすぐ夏休み! 大人も子供も楽しめる舞台】
◎“子供だまし”ではない本物を見つけてください♪
◆4【おすすめ前売り情報 Kawai Project『まちがいの喜劇』】
◎河合祥一郎さんが再びシェイクスピア戯曲を翻訳・演出!
http://www.kawaiproject.com/#!vol2/s4lgb
◆5【ナショナル・シアター・ライヴに夢中! 新&再上映など】
◎完成度の高い海外の舞台を映画館で! 神戸でも上映あり♪
◆6【編集後記】
◎参議院議員選挙2016の投票日は7月10日(日)です。
◎「CoRich舞台芸術まつり!2016春」グランプリ発表!
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◆1 【今月のお薦め7本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
※高額のお薦め公演が7本と少なく、3000円台の公演を多めにしました。
★1.こまつ座『紙屋町さくらホテル』
07/05-24紀伊國屋サザンシアター
☆出演:七瀬なつみ、高橋和也、相島一之、石橋徹郎、伊勢佳世、
松岡依都美、松角洋平、神崎亜子、立川三貴
脚本:井上ひさし 演出:鵜山仁
一般7,000円 夜チケット6,500円 学生4,000円
http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#225
『紙屋町さくらホテル』は新国立劇場のこけら落とし公演のために
井上ひさしさんが書き下ろされた1997年初演の戯曲です。同劇場で
2001年に再演され、こまつ座でも上演されてきました。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2001/0405013440.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0430210500.html
今回はキャストを刷新。主演は七瀬なつみさんです。
先日イキウメを退団したばかりの伊勢佳世さんは、メルマガ号外↓を
https://shinobutakano.com/2015/10/05/427/
発行した『マンザナ、わが町』に続きこまつ座に出演。
文学座『信じる機械』↓での演技が特に印象に残っている
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0625215415.html
松岡依都美さんも個人的に好きな女優さん。映画でもご活躍中です。
2.Bunkamuraシアターコクーン・オンレパートリー2016
『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』
07/07-31 Bunkamuraシアターコクーン
☆出演:阿部サダヲ、岡田将生、皆川猿時、池津祥子、宍戸美和公、
村杉蝉之介、顔田顔彦、近藤公園、平岩紙、岩井秀人、阿部翔平、
井上尚、伊藤ヨタロウ、松尾スズキ、吹越満、寺島しのぶ、他
邦楽演奏:綾音 ヴァイオリン:磯部舞子 キーボード:門司肇
脚本・演出:松尾スズキ 音楽:伊藤ヨタロウ
S席・10,500円 A席・8,000円 コクーンシート・5,000円
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_gogoboys.html
松尾スズキさんの新作舞台。出演者は大人計画の方々など豪華。
吹越満さん、岩井秀人さんの出演が特に気になってます♪
3.パルコ・プロデュース
『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
07/07-31 PARCO劇場
≪東京、宮城、広島、福岡、新潟、大阪≫
☆出演:志田未来、鈴木杏、田畑智子、斉藤由貴
脚本:蓬莱竜太 演出:栗山民也
7,800円 プレビュー公演:7,000円 U-25チケット:4,000円
http://www.parco-play.com/web/play/hahawaku/
蓬莱竜太さんの新作を栗山民也さんが演出。蓬莱&栗山タッグ作で
女優ばかりといえば岸田國士賞受賞作『まほろば』↓(2009年初演)も。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0407231520.html
三人姉妹が突然亡くなった母(斉藤由貴)の遺骨を持って旅に出る
お話だそうです。華も、太い芯もある、個性的な女優4人の競演に期待。
蓬莱&栗山タッグ作は『木の上の軍隊』↓も11月に東京で
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0405231241.html
再演されますね。新キャストに↓松下洸平さん。
http://natalie.mu/stage/news/183823
4.パルコ・プロデュース『BENT ベント』
07/09-24世田谷パブリックシアター
≪東京、宮城、京都、広島、福岡、大阪≫
☆出演:佐々木蔵之介、北村有起哉、新納慎也、中島歩、小柳友、
石井英明、三輪学、駒井健介、藤木孝
脚本:マーティン・シャーマン 翻訳:徐賀世子 演出:森新太郎
8,800円 U-25チケット:5,000円(観劇時25歳以下対象)
車椅子スペース:指定席料金より10%割引
http://www.parco-play.com/web/play/bent2016/
『BENT』はナチス政権下のドイツが舞台の、ゲイの若者たちのドラマ。
素晴らしい戯曲で、私にとっては2003年のTPT版↓が基準です。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/0106212542.html
佐々木蔵之介さんと北村有起哉さんの共演も楽しみですが、
森新太郎さんが『BENT』をどう演出するのかにも、大いに興味あり。
5.世田谷パブリックシアター『レディエント・バーミン Radiant Vermin』
07/12-31シアタートラム
≪東京、兵庫≫
☆出演:高橋一生、吉高由里子、キムラ緑子
脚本:フィリップ・リドリー 翻訳:小宮山智津子 演出:白井晃
一般 7,000円 高校生以下 3,500円U24 3,500円
劇場会員、区民割引などあり
http://setagaya-pt.jp/performances/20160712radiant.html
白井晃さんがフィリップ・リドリー戯曲を演出されるのは6回目。
私は過去5作のうち3作を拝見しています。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1010143856.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/1014181341.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2002/0608231330.html
昨年、高評価を得た『マーキュリー・ファー』↓に続き高橋一生さんが
https://setagaya-pt.jp/theater_info/2015/02/mercury_fur.html
出演。吉高由里子さんは2回目の舞台出演なんですね。個人的には
映像でも大活躍のキムラ緑子さんの小劇場出演が嬉しいです。
6.劇団俳優座『狙撃兵~デッド・メタファー~』
07/23-08/07劇団俳優座5F稽古場
☆出演:神山寛、片山万由美、河内浩、清水直子、野上綾花、仙名翔一
作:ジョージ・F・ウォーカー 訳:吉原豊司 演出:眞鍋卓嗣
一般5,400円 学生3,780円
http://goo.gl/GExNFW
本邦初演のカナダ戯曲を眞鍋卓嗣さんが演出。翻訳の吉原豊司さん曰く
G・F・ウォーカーさんは「カナダ演劇界の井上ひさし」(チラシより)!
眞鍋さんの演出作は今年に入って3本(劇団俳優座↓『城塞』、
https://shinobutakano.com/2016/01/07/1023/
オペラシアターこんにゃく座『オペラ クラブマクベス』、
劇団俳優座↓『先生のオリザニン』
https://shinobutakano.com/2016/06/01/2025/ )を拝見してまして、
どれも演出が真っ直ぐで丁寧なのが、私はとても好きです。
カナダ戯曲は面白い作品が多く、小空間で観られるのも嬉しい。
「彩流社・ほんのヒトコト 本を出すことの喜び」↓(吉原豊司)
http://goo.gl/HL1P7V
★7.キューブ『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』
07/24-08/21本多劇場
≪東京、福岡、大阪、新潟≫
☆出演:古田新太、成海璃子、賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、
八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇
脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
7,400円 学生割引券:3,800円
http://cubeinc.co.jp/stage/info/kera-furuta16.html
『犯さん哉』『奥様お尻をどうぞ』に続きKERAさんと古田新太さんが
タッグを組むナンセンス・コメディーのシリーズ最新作。
KERAさんのツイート↓によると、
https://twitter.com/kerasand/status/741482598954766336
https://twitter.com/kerasand/status/747036064112533505
「シリーズ3作中、最も不謹慎と言われる舞台になりそう」
「学力低めの小学2年生が考えるような世界を、50過ぎを中心とした
初老たちが具現化する。なかなか無いすごい舞台だ」とのこと♪
2011年の『奥様~』↓は東日本大震災が起きたばかりの日本を
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/kera-furuta11.html
爆笑コメディーで風刺した“問題作”で、私は大好き↓でした。
https://twitter.com/shinorev/status/106894345843638272
DVD↓を買って友人にプレゼントしたほど。笑いに救われました。
http://goo.gl/TZTZPa
★★★──────────────────────────────
前売3000円台の気になる作品を9本ご紹介します。
──────────────────────────────★★★
《1》劇団 贅沢貧乏 家プロジェクト アパート編 その2『みやけのFUSUMA』
07/02-24江東区北砂のアパート
☆出演:影山徹、西山真来、大竹このみ
脚本・演出:山田由梨
一般3500円 学生3000円 高校生以下2000円
http://zeitakubinbou.com/news_miyakenofusuma/
劇作家、演出家、俳優の山田由梨さんが主宰される劇団の新作。
昨年は一軒家でのお芝居↓を拝見しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0707221903.html
今はアパートの一室で創作・発表されています。先月の感想↓
https://twitter.com/shinorev/status/735335357240184836
「家プロジェクト アパート編・プロジェクト内容」↓
http://zeitakubinbou.com/uchiproject_apartment_project/
今月はオーディションで選ばれた俳優も含めた3人芝居。
山田さん↓によると「得体が知れない」作品になっているそうです。
https://twitter.com/YYUUUUYYam/status/747455079771344896
《2》新国立劇場演劇『月・こうこう, 風・そうそう』
07/13-31新国立劇場小劇場
☆出演:和音美桜、山崎一、花王おさむ、松金よね子、橋本淳、
今國雅彦、稲葉俊一、後藤雄太、草なぎ智文(なぎは弓へんに前と刀)、
竹下景子、瑳川哲朗
脚本:別役実 演出:宮田慶子
A席:5,400円 B席:3,240円 Z席(当日券):1,620円
http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150109_006145.html
別役実さんの新作が新国立劇場に初登場。演出は宮田慶子さんです。
モチーフは「かぐや姫伝説」。記号が入った題名が意味深ですね。
※無料のリーディング公演あり
マンスリー・プロジェクト・7月リーディング公演『門』
24日(日)17:00/25日(月)19:00
https://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/
申し込み受付中:https://goo.gl/7bjQjd
《3》On7(オンナナ)『ま○この話~あるいはヴァギナ・モノローグス~』
07/14-18 KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ
☆出演:小暮智美 尾身美詞 安藤瞳 渋谷はるか 吉田久美 保亜美 宮山知衣
作:イヴ・エンスラー 翻訳・演出:谷賢一
一般 前売:3800円 当日:4300円
大学生・専門学生以下:3000円(要学生証提示)
プレビュー公演 前売・当日共:2800円
http://onnana.com/arc_3.php
女性器について女性が語る米国戯曲を、谷賢一さんが翻訳・演出。
On7(オンナナ)は新劇の劇団所属の女優ばかりの7人ユニットで、
劇作家、演出家を招いて精力的なプロデュース公演を行っています。
今公演も本番前のワーク・イン・プログレスが充実しており、
上演だけに収まらない、公演のプロデュース力の高さを感じました。
※ただいまクラウドファンディングを実施中。著作権料高いですね…。
「強烈に可笑しく切ない!“女性器”を巡る衝撃のモノローグ劇!
女優7人・On7が横浜KAATにて7月上演!!」↓
https://motion-gallery.net/projects/on7onnana
★《4》カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』
07/15-18東京芸術劇場シアターイースト
≪愛知、福島、広島、宮崎、東京、石川≫
☆出演:斉藤悠、崎山莉奈、王下貴司、大庭裕介、藤田桃子、小野寺修二
演出:小野寺修二
<全席自由> 一般前売:3,500円 当日:4,000円 早割:3,000円
高校生:1,000円 中学生以下:無料(3歳以上)
※芸劇dance提携公演セット券(枚数限定、3公演共通、全席自由)
一般前売 3500円×3公演のところ3枚で9,000円(1,500円お得)
http://www.geigeki.jp/performance/theater126/
●お薦めコメント●
小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラは、パントマイム、
ダンス、演劇を融合し、身体性を活かした舞台作品を創作されています。
『ロミオとジュリエット』は2012年に↓東京現代美術館で拝見し、
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0511135508.html
先日、静岡で野外の大道芸バージョン↓を拝見しました。
https://shinobutakano.com/2016/05/22/1932/
今公演は日本各地の劇場や小・中学校公演などを経て、東京に上陸。
公式facebookページ↓でツアーの様子がよくわかります。
https://www.facebook.com/derashinera/
「観客参加型」を謳い、「舞台と客席の境界線を取り払う試みを
いくつも盛り込んでいます」↓とのこと。
https://www.facebook.com/derashinera/posts/790024071131685
観客を含む舞台の外側を常に意識した、開かれた演技で、
感情表現も繊細で豊か。動きも緻密でかっこいい!
「神は細部に宿る」と言えるほどの細かさと、状況に応じていつでも
変化する柔軟さが両立しています。上演時間は短いですが、
内容は原作に忠実。『ロミジュリ』初体験の方にもオススメ!
カンパニーデラシネラは4月に上演された『椿姫』で
CoRich舞台芸術まつり!2016春」グランプリ↓を受賞しました!
http://stage.corich.jp/festival2016/grand_prix.php#b
小野寺さんが受賞時の思い↓を言葉にしてくださっています。
https://www.facebook.com/derashinera/posts/798911983576227
《5》ミナモザ『彼らの敵』
07/21-24神奈川芸術劇場・大スタジオ
≪兵庫、神奈川≫
☆出演:西尾友樹、大原研二、浅倉洋介、山森大輔、菊池佳南、中田顕史郎
脚本・演出:瀬戸山美咲
一般:3,500円 学生:2,000円 高校生以下:1,000円
http://www.kaat.jp/d/kt
『彼らの敵』は2013年・岸田國士戯曲賞ノミネート戯曲で、2015年の
読売演劇大賞・優秀作品賞受賞作です。記事↓
http://natalie.mu/stage/news/187644 過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0802235947.html
ある日本人写真家の実話(1991年の事件)を瀬戸山美咲さんが舞台化。
オリジナルのキャストによる再々演をお見逃しなく。
《6》風琴工房『insider -hedge2-』
07/21-31下北沢ハーフムーンホール
☆出演:佐藤誓、井上裕朗、根津茂尚、板垣雄亮、杉木隆幸、佐野功、
藤尾姦太郎、小平伸一郎、照井健仁
脚本・演出:詩森ろば
前売3800円 当日4000円 学生当日2000円 障害2000円
平日はじめて割3800円(一日3組限定)
http://windyharp.org/insider ↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=74158
詩森ろばさんが作・演出される風琴工房の新作は、金融業界を舞台に
スーツ姿の男たちが闘う『hedge』↓(2013年)の続編。会議室の
http://windyharp.org/hedge/
静かな会話劇に収まることなく、経済、金融についてわかりやすく、
面白く教えてくれる娯楽作でした。続編ですが前作を知らなくてもOK。
前回出演者のfacebook↓に舞台写真の一部が。凝ったセットでした♪
https://goo.gl/4QtrR3
《7》劇団昴ザ・サード・ステージ『THE GREEKS グリークス』
07/22-08/07 Pit昴(サイスタジオ大山第1)
☆出演:劇団昴劇団員36名
脚本:エウリピデス、ホメロス、他
作:ジョン・バートン 訳:吉田美枝 演出:上村聡史
(全席自由席)一般=3,500円
U24(24歳以下の方)=3,000円
通し=9,500円(同日観劇限定、2~3部の座席優先キープ得点付き)
http://www.theatercompany-subaru.com/public.html#a7
↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=74360
『THE GREEKS』は10本のギリシャ悲劇をひとつの物語へと再構成した
3部構成の戯曲で、合計上演時間は9~10時間になる大作です。
2000年の蜷川幸雄演出版↓が大いに話題になりました。
http://www.theaterguide.co.jp/Watchfor/2000/0529.html
劇団昴の今公演は、演出に上村聡史さんを迎えて挑みます。
美術の乗峯雅寛さんは昨年の『悲しみを聴く石』↓で読売演劇大賞の
https://shinobutakano.com/2015/12/12/863/
最優秀スタッフ賞を受賞。上村演出との相性は抜群のはずです♪
1日で第1部から第3部まで一挙に観られる日に完売も出ています。
《8》あうるすぽっと『オムツ党走る!』
りっかりっか*フェスタ2016 in 東京
07/23-24あうるすぽっと
≪沖縄、東京≫
☆出演:田岡美也子、田仲洋子、新城カメー、当銘由亮、泉(泉&やよい)、
やよい(泉&やよい)、ベンビー、マルチーズロック
脚本:伊波雅子 演出:鄭義信
<全席指定> 一般:3,500円 学生:2,500円
高校生以下:1,000円 豊島区民割引:3,000円
障害者割引:2,500円[ご本人様と介助者1名まで]
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
http://www.owlspot.jp/performance/160723.html
鄭義信さんが2014年に沖縄で発表した、「老い」がテーマの舞台。
劇場ホワイエで、沖縄マルシェも開催されるそうです。
《9》J-Theater〈日本人作家シリーズ〉「三好十郎+宮沢賢治(2本立て)
『噛みついた娘』」07/25-27小劇場 楽園
☆出演:伊藤弘子、イワヲ、平野直美、佐野陽一、石橋和也、辻京太、
日和佐美香、斉藤まりえ、クリスタル真希、扇田森也、田嶋真弓、
薄平広樹、スー・アサミ、山本政保
作:三好十郎 演出:小林七緒
前売3000円、当日3200円、学生2500円 宮沢賢治版とのセット5000円
http://j-theater.jugem.jp/?eid=15
三好十郎戯曲『噛みついた娘』と宮沢賢治作品集の2本立て公演。
『噛みついた娘』は年始の新国立劇場演劇研修所の修了公演↓が
https://shinobutakano.com/2016/01/10/1047/
記憶に新しいです。今公演には新国立劇場演劇研修所の修了生が
6人出演。演出の小林七緒さんは同研修所で指導もされています。
テレビドラマ「家政婦は見た!」の昭和初期版とも言える内容で、
上演時間はおそらく短め。ギュっと凝縮された社会派喜劇です。
☆☆☆──────────────────────────────
前売2000円台以下の気になる作品を2本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
[1]新国立劇場マンスリー・プロジェクト・7月リーディング公演『門』
07/24-25新国立劇場小劇場
[24(日)17:00/25(月)19:00 2ステージのみ]
☆出演:山崎一、増子倭文江、瑳川哲朗
作:別役実 演出:宮田慶子
https://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/
無料・要予約。予約:https://goo.gl/guBezz
高額公演の覧でもご紹介した、新国立劇場の毎月1回の無料企画です。
本番上演中の舞台でのリーディングは贅沢ですよ♪
[2]ドイツ文化センター『リーディング公演「ロッコ・ダーソー」』
07/30-31ドイツ文化会館ホール
[7/30、31両日とも16:00開演、2ステージのみ]
☆出演:木内みどり 古館寛治(館は違う字) 安藤玉恵 原サチコ
作:ルネ・ポレシュ 翻訳・朗読演出:原サチコ
一般1500円 学生1000円(当日券:各500円増し)
https://goo.gl/0STsbL 木内みどりさんのツイート↓
https://twitter.com/kiuchi_midori/status/737827105971392512
ドイツの公立劇場の所属俳優の原サチコさんが、ドイツ戯曲を翻訳、
演出、出演されるリーディング公演です。出演者が豪華!
ルネ・ポレシュさんの舞台は…強烈です。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0721114557.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0411103700.html
F/T11の作品↓は台風で公演中止になり、残念ながら私は拝見できず。
http://www.festival-tokyo.jp/13/program/11/CinecittaAperta/
≪ダンス≫
○Noism『劇的舞踊vol.3「ラ・バヤデール-幻の国」』
07/01-03神奈川芸術劇場・ホール
≪新潟、神奈川、兵庫、愛知、静岡、鳥取≫
☆出演:Noism1、Noism2、奥野晃士、貴島豪、たきいみき
脚本:平田オリザ 演出:金森穣 振付:Noism1
5500円
http://labayadere.noism.jp
Noismは日本で唯一の公立劇場に付属するコンテンポラリー・ダンス・
カンパニーです。『ラ・バヤデール』↓はバレエの古典演目で、
http://www.worldfolksong.com/ballet/la_baya.htm
今回は平田オリザさんが脚本を手掛けた新作になっています。
SPAC・静岡県舞台芸術センターの俳優が3名出演。演劇的要素の強い
作品になっているとか。金森穣さんは演劇の演出もしたいと思って
いらっしゃるそうで、個人的にかなり興味が湧きました。
「日本が滅びても残る芸術を作りたい」平田オリザ×金森穣対談↓
http://www.cinra.net/interview/201606-noism
○NPO法人らふと『No end in sight』
07/08-10 RAFT
☆出演:KENTARO!! 黒田育世
かえるP(7/8のみ)、黒田杏菜(7/9のみ)、高橋萌登(7/10のみ)
予約:2,800円/当日:3,000円
プログラムディレクター:KENTARO!!
http://raftweb.info/noend.html
KENTARO!!さんと黒田育世さんがそれぞれに新作短編を上演。
前売り完売。
○NPO法人バレエノア『紙ひこうき(kamihikouki)<短編改訂版>』
07/26-27あうるすぽっと
☆出演:片山夏波、浅見愛咲子、五十嵐千紘、女屋理音、杉萌梨、
宇佐美葵、川村一花、清水千鶴、森下華乃
振付:ファビアン・プリオビル
全席自由 一般:3000円 学生:2700円
当日:一般・学生とも3500円 豊島区民割引:2700円
http://tnballetnoah.wix.com/noah
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団出身のF・プリオヴィルさんが、
日本人の若いバレエダンサーと創作し、高く評価された作品が再び。
以下は、2009年の再演時の記事です。
「バレエノアが「紙ひこうき」を6/29に高崎で公演」
http://107.teacup.com/midoribs/bbs/729
「Les Avions De Papier「紙ひこうき」は凄い!」
http://blogs.yahoo.co.jp/studio1984jp/27795466.html
「[DANCE]バレエノアによる話題作『紙ひこうき』高崎公演」
http://d.hatena.ne.jp/dance300/20090630/p1
≪首都圏以外≫
○「ふじのくに野外芸術フェスタ2016 in 三島」は、
静岡県三島市で開催される野外演劇のフェスティバル。
http://spac.or.jp/yagaifesta2016.html
スペインの路上演劇、体験型演劇と、SPACの公演があります。
SPACの力、偉大ですね!宣伝動画↓ 詳細は公式サイトでご確認を。
https://www.youtube.com/watch?v=ZnqyD3UpNYk
・カムチャッカ・カンパニー(スペイン)
『三島の異邦人』
07/09、18三島駅 南口駅前広場付近
http://spac.or.jp/kamchatka_2016.html
・カムチャッカ・カンパニー(スペイン)
『ライフ・アット・中央幼稚園 ~ふしぎなじかんのながれるところ~』
07/10、15、16、17三島市役所中央町別館1階 正面玄関
http://spac.or.jp/habitaculum_2016.html
・SPAC・静岡県舞台芸術センター
『古事記エピソード1 ヤマタノヲロチ!』
07/16-18楽寿園 駅前口広場
http://spac.or.jp/kojiki_2016.html
○木ノ下歌舞伎『勧進帳』
07/14-16まつもと市民芸術館 小ホール
≪長野、愛知・豊橋、京都、福岡・北九州≫ ※東京公演はありません!
☆出演:リー5世 坂口涼太郎 高山のえみ 岡野康弘 亀島一徳
重岡漠 大柿友哉
演出・美術:杉原邦生 監修・補綴:木ノ下裕一
<全席自由> 一般3,500円 U-252,000円 ※未就学児入場不可
http://kinoshita-kabuki.org/kanjincho
『義経千本桜』↓ツアーが好評だった木ノ下歌舞伎が、長野、愛知、
http://kinoshita-kabuki.org/senbonzakura
福岡で『勧進帳』の再演ツアーを敢行。今作の演出は杉原邦生さん。
歌舞伎を現代劇として舞台化する粋な趣向、完成度が魅力です。
『勧進帳』に登場する義経らの衣装は現代服で、舞台は“道路”。
「木ノ下歌舞伎「勧進帳」長野で再演、
忠義と反忠義の境を行き来する者たち」↓
http://natalie.mu/stage/news/190306
≪ご参考≫
「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
https://shinobutakano.com/2016/06/30/2325/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆2 【先月のベスト3】
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1.Ex Machina『887(ロベール・ルパージュ一人芝居)』
06/23-26東京芸術劇場プレイハウス
≪東京、新潟≫
☆メルマガ号外を発行しました!長文レビューも書いてます。
https://shinobutakano.com/2016/06/25/2279/
7月2日~3日に新潟公演があります。是非どうぞ!
2.木ノ下歌舞伎『義経千本桜-渡海屋・大物浦-』
06/02-12東京芸術劇場 シアターイースト
≪愛知・名古屋、東京、愛知・豊川≫
☆「渡海屋・大物浦」に至る前の源平合戦の解説がたまんなく楽しい!
POPSや映画音楽が流れジュークボックス・ミュージカル的な印象も。
生も死も勝手にレッテルを貼られ、意味づけされてしまう。
観客の私も、ミラーボールと動く照明の海に飛び込んで、
綺麗と汚いのあわいを味わえた。
https://twitter.com/shinorev/status/738396990648651777
3.新国立劇場演劇『あわれ彼女は娼婦』
06/08-26新国立劇場・中劇場
☆劇場に入るなり既に示されてる血塗られた惨劇。面白かった!
着々と破滅に向かう様をドキドキしながら追うことができた。
舞台上のマリンバの生演奏のおかげで俯瞰する視点を確保できる。
喜劇と悲劇の切れ目が鮮やか。美術、照明、人物の配置で
人間社会を暴露。超明快&痛快でニヤリと笑えるほど。
スタッフワークだけでもS席8640円の価値はあると思った。
https://twitter.com/shinorev/status/740751631793324035
https://twitter.com/shinorev/status/740751951554445312
その他はiaku『エダニク』、シス・カンパニー『コペンハーゲン』、
文学座『何か いけないことを しましたでしょうか?と、いう
私たちのハナシ。』、オフィス・コットーネ『埒もなく汚れなく』、
柿喰う客『露出狂』、文学座有志スペイン戯曲研究会『燃ゆる暗闇にて』、
海城高校『ジュリアス・シーザー』、ラッパ屋『筋書ナシ子』、
中野成樹+フランケンズ『えんげきは今日もドラマをライブする Bプロ』、
to R mansion『The Wonderful Parade』、新国立劇場演劇研修所
10期生有志企画『東京裁判』、□字ック『荒川、神キラーチューン』、
青年団『ニッポン・サポート・センター』等、順不同。
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
http://archives.mag2.com/0000134861/
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2016年6月(観劇数20作品)は『887(ロベール・ルパージュ一人芝居)』
で発行!⇒ https://shinobutakano.com/2016/06/25/2279/
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◆3 【もうすぐ夏休み! 大人も子供も楽しめる舞台】
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◎夏休みに向けて、子供向けの舞台が多数上演されます。
舞台の時間に浸り、出演者と直接的に出会うことが、私の人生に
大きな影響を与えてきました。そのおかげで私の中の
「人間が好きだ」という気持ちはブレないのだなと思います。
幼児も観られる舞台は、大人も同伴することがほとんど。
海外の作品は子供だけでなく大人も楽しめる上質の舞台が多いです。
“子供だまし”ではない本物を見つけてください♪
※年齢制限などの詳細は公式サイトでご確認ください。
○座・高円寺「世界をみよう!」
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1518
杉並区の劇場、座・高円寺の「世界をみよう!」は、
年齢や国籍を問わずに楽しめる国内外の小さな舞台作品を
あつめたフェスティバルで、今年が8年目。上演時間が短いのも◎!
・カンパニー・ノン・ノヴァ(フランス)『牧神の午後 version1』
7/9(土)~11(月)阿波おどりホール
・座・高円寺&国立台湾戯曲学院(日本&台湾)『お月さまのキッス』
7/9(土)・10(日)座・高円寺1
・ディ・ルー・ヘスト(デンマーク)『はじまりのはじまり』
7/15(金)~18(月・祝)座・高円寺1
・シルク・イナシュヴェ(フランス)『ピスト&ラブ』
7/16(土)~18(月・祝)座・高円寺1
上記4作品のチケット代は共通です。
<全席自由> 大人(18歳以上)2,500円 子ども(小学生以上)1,500円
未就学児500円 「世界をみよう!」パスポート9,000円
○華のん企画『子供のためのシェイクスピア「オセロー」』
07/14-19あうるすぽっと
≪東京、大阪、静岡、三重、滋賀≫
☆出演:伊沢磨紀、山口雅義、戸谷昌弘、若松力、河内大和、加藤記生、
大井川皐月、山崎清介
作:シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 脚本・演出:山崎清介
一般 5,000円 高校生以下 2,000円
学生 4,200円 シニア 4,200円 豊島区民割引 4,500円
http://kodomo-othello.jimdo.com/ ↓こりっちでカンタン予約!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=73337
シェイクスピア人形と黒マントの俳優たちが登場します。
山崎清介さんが脚本・演出を手掛ける毎年恒例のツアーです♪
○KAAT神奈川芸術劇場KAAT・キッズ・プログラム2016
『わかったさんの クッキー おいしいおかしいおしばい』
07/16-21神奈川芸術劇場・中スタジオ
≪横浜、那覇、小田原、鎌倉、佐世保、久留米、北九州、熊本、
大津、名古屋、豊橋、金沢、山口≫
☆出演:椎橋綾那、古屋隆太、山崎ルキノ、笠木泉、佐々木幸子
脚本・演出:岡田利規
<全席自由> おとな:3,000円
こども(4歳以上~高校生):1,000円
おやこ(おとな1枚+こども1枚):3,500円
※おやこチケット:おとな1人&こども1人。親族に限らず。
http://www.kaat.jp/d/wakatta2016
チェルフィッチュの岡田利規さんによる初めての子供向け演劇。
初演が好評で全国13劇場のツアーへ。公立劇場の力を感じます!
○「りっかりっか*フェスタ2016 in 東京」
http://2016.nuchigusui-fest.com/
沖縄発祥の、乳児から楽しめる舞台芸術のフェスティバル。
東京開催のものをご紹介します。作品によっては多地域ツアーあり。
・ゼテティクテアトル(ベルギー) 『おこりんぼ』
07/22-24豊島区民センター 総合展示場
http://riccariccafesta-tokyo.tumblr.com/program1
・ダリア・アチン・テランダー(セルビア/スウェーデン)
『黄色いクツ下の夢』
07/22-24豊島区民センター 総合展示場
http://riccariccafesta-tokyo.tumblr.com/program2
・エル・パティオ・テアトロ(スペイン)『ア・マノ』
07/22-24豊島区民センター 総合展示場
http://riccariccafesta-tokyo.tumblr.com/program3
・カール・ステッツ(フランス)『Cuerdo -クエルド-』
07/30-31あうるすぽっと
http://www.owlspot.jp/performance/160730.html
上記4作品のチケット代は共通です。
おとな1,800円 こども500円 学生割引1,000円
障害者割引1,000円 ※ご本人様と介助者1名まで
2公演セット券:『おこりんぼ』『黄色いクツ下の夢』『ア・マノ』
『Cuerdo -クエルド-』から2作品を選び日時指定のうえ同時に購入。
おとな3,200円 こども(中学生以下)800円
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◆4 【おすすめ前売り情報 Kawai Project『まちがいの喜劇』】
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◎河合祥一郎さん(東京大学教授、翻訳家、劇作家)が、
自主企画公演で、再びシェイクスピア戯曲を翻訳・演出されます。
○Kawai Project『まちがいの喜劇』
09/07-11あうるすぽっと
☆出演:高橋洋介(高:はしご高) 原康義 小田豊 岩崎加根子
多田慶子 島本和人 梶原航 寺内淳志 沖田愛 チョウヨンホ
野口俊丞 辻村優子 クリスタル真希 押田栞 田部圭祐 峰崎亮介
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者:中山真一
翻訳・演出:河合祥一郎
http://www.kawaiproject.com/#!vol2/s4lgb
2014年の『から騒ぎ』↓は客席が四方を囲むロビー状の空間で上演。
http://www.kawaiproject.com/#!vol1/dccwr
照明や音響の助けを借りず、俳優の演技のみで、海外古典戯曲を
ゲラゲラ笑える喜劇に。観客に心を開いた演技の賜物だったと思います。
何の障害もなく沙翁劇を味わえて、私は夢が叶ったような気持ちに。
勝手ながら同年の小劇場作品ベスト3↓に選ばせていただきました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1226230858.html
ご覧になった方(片山幹生さん)の詳しいご感想↓
http://otium.hateblo.jp/entry/2014/04/29/000000_1
主演の高橋洋介さん↓は米国の俳優学校卒で、緻密な演技が魅力。
http://goo.gl/QvDkBi
『から騒ぎ』では恋に落ちた貴族の見事なバカっぷりに、客席が
大いに湧きました。ベテランの岩崎加根子さんの出演も嬉しいです。
前作同様、新国立劇場演劇研修所の修了生が多数出演されています。
今回は16人中10人!河合さんは同研修所で授業をされているので、
修了生のことはよくご存じなのでしょう。
こちら↓で河合さんの『夏の夜の夢』の朗読が聴けます。
「芝居こそ真実…「どん底」でシェークスピア(1)」↓
http://goo.gl/WBU2gj
「戯曲はまるで楽譜のようだ」とおっしゃる河合さんの演出で、
シェイクスピア作品と新しく出会い直すことができそうです♪
≪チケット情報≫
一般発売開始:2016年7月6日(水)10:00~
<前売>一般:4000円、U25:2000円
<当日>一般:4500円、U25:2500円
プレイガイド等は公式サイトでご確認ください。
http://www.kawaiproject.com/#!vol2/s4lgb
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◆5 【ナショナル・シアター・ライヴに夢中! 新&再上映など】
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◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ(日本では2014年~)。
http://www.ntlive.jp/ 海外ドラマNAVIの記事↓
http://dramanavi.net/column/2015/07/nlt.php
2016年版、後半の公開日程↓が公表されました!
https://www.facebook.com/ntlivejp/posts/1733154513596249
洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた至高の演技に悶絶!
ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください!
公式サイト↓でプログラム購入可能です。
http://www.ntlprogram.com/
○新上映・2016年の第5弾『人と超人』
07/01-06 TOHOシネマズ 日本橋ほか
上映時間:約3時間50分
出演:レイフ・ファインズ インディラ・バルマ コーリイ・ジョンソン
作:ジョージ・バーナード・ショー 演出:サイモン・ゴドウィン
http://www.ntlive.jp/man_plus_superman.html
海外版予告編:https://goo.gl/j41yhM
舞台写真と解説:https://goo.gl/KwXUhy https://goo.gl/Yq3Krm
https://twitter.com/ntlivejapan/status/748327547583111168
ありがたいことに次々と再上映が決まり、追いかけるのが大変(笑)。
公式facebook、公式twitterでこまめにご確認を。
https://www.facebook.com/ntlivejp/
https://twitter.com/ntlivejapan
○Bunkamuraル・シネマ
http://krs.bz/bunkamura/c?c=27625&m=110327907&v=03c7bed1
『コリオレイナス』
期間:6/25(土)~7/1(金)18:40 (21:50終映)
感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0425232440.html
『ハムレット』(ベネディクト・カンバーバッチ主演)
期間:7/2(土)~7/8(金)14:40
感想:https://shinobutakano.com/2015/12/04/813/
『オセロ』
期間:7/2(土)~7/8(金)18:40 (22:15終映)
感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1212234602.html
○吉祥寺オデヲン
http://cinemaodeon.jp/showing/index.html
http://cinemaodeon.jp/soon/index.html
『フランケンシュタイン』(ベネディクト・カンバーバッチ博士役)
期間:7/1(金)~7/7(木)19:10
感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html
○シネ・リーブル池袋
http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/comingsoon
『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
期間:6/25(土)~7/1(金)
感想:https://shinobutakano.com/2016/02/19/1983/
『橋からの眺め』
期間:7/16(土)~7/22(金)
感想:https://shinobutakano.com/2016/04/10/2317/
○神戸朝日ホール
http://enterstage.jp/news/2016/05/004865.html
『夏の夜の夢』(NTLiveではありません)
期間:7月3日(日)10:00(終映12:30)
感想:https://shinobutakano.com/2015/12/04/823/
『ハムレット』(ベネディクト・カンバーバッチ主演)
期間:7月3日(日)13:30(終映17:00)
感想:https://shinobutakano.com/2015/12/04/813/
○塚口サンサン劇場(兵庫)
『夏の夜の夢』(NTLiveではありません)
期間:7月9日
感想:https://shinobutakano.com/2015/12/04/823/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆6 【編集後記】
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◎参議院議員選挙2016の投票日は7月10日(日)です。候補者一覧↓
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2016/koho/
「実は意外とカンタン!投票のやり方」↓今日、手ぶらでもOK!
http://sealdspost.com/archives/3223
与党が2/3以上になるとブラック企業が合法化↓されるかも(涙)。
http://ishtarist.blogspot.jp/2016/06/blog-post.html
私はツイッター↓で嫌というほど情報発信しています…。
https://twitter.com/shinorev
2013年にもご紹介しました、自民党の憲法改正草案についての
漫画をぜひご一読ください。
・豊橋いのちと未来を守る会「ちゃんと知らなきゃ大変だっ!!」
http://nabecomic.com/inomira/have_to_know.html
同草案では国民の義務が激増。「婚姻維持義務」↓まであります。
https://twitter.com/shinorev/status/747678968778743808
◎「CoRich舞台芸術まつり!2016春」グランプリ発表!
http://stage.corich.jp/festival2016/grand_prix.php
グランプリのカンパニーデラシネラには100万円が支援され、
受賞作『椿姫』は2年以内に再演されます!まとめ↓
https://shinobutakano.com/2016/06/23/2230/
◎ON-PAMが主催する「APPキャンプ2016」が日本で開催中です。
6月27日(月)~7月2日(土)@東京、静岡
5/27の企画委員会のレポート↓を書きました。
https://shinobutakano.com/2016/06/26/2289/
7月1日(金)14時~19時に「グループワーク発表」あり。
http://onpam.net/?p=2036
◎長塚圭史さんが作・演出・出演される葛河思潮社が第5回公演として
三好十郎・作『浮標(ぶい)』を8~9月に再々演します。
http://www.kuzukawa-shichosha.jp/bui/
プロデューサーの伊藤達哉さんが登壇されるイベントがあります。
・葛河思潮社第五回公演『浮標(ぶい)』上演記念
本屋B&B「水谷八也×葛河思潮社
「死と向き合い、生の実感を取り戻すための演劇ビフォー・トーク」」
07/04本屋B&B(下北沢)
出演:水谷八也(早稲田大学文化構想学部教授)
伊藤達哉(演劇プロデューサー)
司会:清田隆之
前売/席確保(1500+500yen 1drink)
http://bookandbeer.com/event/20160704_bt/
◎ENBUゼミナール「初心者向け俳優ワークショップ(講師:辻村優子)」
7月13日(水)19時~22時(ENBUゼミナール)に、参加します。
前回のレポート:https://shinobutakano.com/2016/06/19/2203/
◎ご報告しておきたい「しのぶの演劇レビュー」内記事
・【意見】東京・神奈川・埼玉で上演される演劇の数は膨大
(最低でも年間3000本はあるのでは)
https://shinobutakano.com/2016/06/12/2132/
・【つぶやき】新国立劇場演劇部門の次期芸術監督予定者に小川絵梨子
https://shinobutakano.com/2016/06/21/2216/
◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)
【NHK BSプレミアム】7/4(月)0時30分~ 4時35分[7/3(土)深夜]
イキウメ『太陽』
作・演出:前川知大
こまつ座『木の上の軍隊』(アンコール放送)
原案:井上ひさし 作:蓬莱竜太 演出:栗山民也
http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2016-07-03/10/5288/2646143/
【WOWOW】特集:演劇三昧!ステージって面白い(全14作品)
http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/011265.php
【衛星劇場】「劇場への扉」はアンコール上映なども充実。
http://www.eigeki.com/special/theater#ttl6
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2016年6月分は下記の5作品を拝見します(順不同)。
・「シネマの天使」←広島の閉館する映画館が舞台。まあ泣きますよ…。
http://cinemaangel.jp/
・「海難1890」
http://www.kainan1890.jp/
・「母と暮せば」←原作はもちろん井上ひさし作『父と暮せば』
http://hahatokuraseba.jp/
・「加藤くんからのメッセージ」
http://www.yokai-kato.com/
・「私たちのハァハァ」←松居大悟さん監督作品です。
http://haa-haa.jp/
◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
1時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪
※音源がなくなっているようです。復活できたらまたご報告します。
◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました(2015年2月)。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html
◎当メルマガがまぐまぐ大賞2014・無料部門の
エンターテイメント・ジャンルで4位に入賞↓しました!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html
まぐまぐ↓「【演劇好き必読】珠玉の演劇上演情報を無料で手に入れる!」
http://www.mag2.com/p/news/3886
◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
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◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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